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6畳の広さはどのくらい?おしゃれで快適な生活を作るレイアウトのポイントを紹介

更新日:2021.09.27

6畳の広さはどのくらい?おしゃれで快適な生活を作るレイアウトのポイントを紹介

6畳の部屋はどのくらいの広さなのかご存じでしょうか?手狭なイメージを持たれがちですが、うまく活用すればおしゃれで快適な暮らしを実現することができるのです。6畳の間取りを最大限生かして、自分らしい生活を送りましょう。

  • 畳の大きさは地域によっても異なり、部屋の大きさによって畳を作ることもある
  • 6畳の部屋でもレイアウトを工夫するとおしゃれで開放感のある部屋に仕上がる
  • 6畳の部屋は掃除がしやすく節約ができるなど、実はメリットも多い間取り

もくじ

  1. 6畳の広さの定義

    1. 1畳の広さについて

    2. 6畳がどのくらいの広さなのか計算してみよう

  2. 地域別の畳寸法

    1. 京間(きょうま)

    2. 中京間(ちゅうきょうま)

    3. 江戸間(えどま)

    4. 団地間(だんちま)

  3. レイアウトのポイント

    1. 長方形6畳の部屋の場合

    2. 正方形6畳の部屋の場合

  4. 6畳の部屋に住むメリットとは

    1. 貯金しやすい

    2. 掃除がしやすい

    3. 必要以上に買い物をしなくなる

    4. あまり部屋の中で移動しなくてもいい

    5. 物を探しやすい

  5. 6畳の部屋でもおしゃれで快適な生活をすることができる!

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一人暮らしで6畳の間取りに暮らしている方は多いのではないでしょうか。一般的に6畳と聞くと狭く感じることが多く、レイアウトに悩んでしまうというケースもあります。

そこでこの記事では6畳の広さの定義や部屋をよりおしゃれに活用できるおすすめのレイアウトについて解説していきます。また、6畳だからこそのメリットも紹介していくので、部屋を借りるか迷っている方は参考にしてみてください。

6畳の広さの定義

6畳と言われて、なんとなくの大きさはわかっていても実際の大きさまで把握している方は少ないのではないでしょうか。それでは1畳の大きさや計算方法について解説していきます。

1畳の広さについて

1畳の広さは、「1.62㎡以上」と定義されています。これは不動産の表示に関する公正競争施行規則で決まっており「物件の内容・取引条件等にかかる表示基準」という項目で設定されています。この規則は不動産の広告表現に関して、不動産公正取引協議会という団体が設定したルールと捉えて問題ありません。

6畳がどのくらいの広さなのか計算してみよう

1畳の広さがわかったところで、6畳がどのくらいの広さになるのかを計算してみましょう。

「1畳=1.62㎡として考えて「〇畳×1.62㎡=広さ」といった式に当てはめてみると、「6畳×1.62㎡=9.72㎡」となります。つまり、6畳とは9.72㎡であることがわかります。



 

地域別の畳寸法

1畳というのは畳1枚の広さを表していますが、畳のサイズにはさまざまな種類があります。そのため、部屋の大きさが少しずつ異なってくる場合があります。代表的な畳の種類と大きさ、使われている地域について解説していきます。

京間(きょうま)

京間は、主に関西や中国、九州などの西日本のエリアで使用されており、最も大きいサイズの畳です。畳1畳のサイズは「191㎝×95.5㎝」で、「約1.82㎡」です。

桃山時代に作られたもので茶室や書院などを設計するときに用いられており、この寸法に合わせて柱を立てる方法を「畳割り」と呼びます。この京間は「関西間(かんさいま)」と呼ばれることもあり、他の畳と比べても圧倒的な大きさが特徴です。

中京間(ちゅうきょうま)

中京間は中部地方や北陸地方で使われることが多いもので、次に紹介する江戸間ができた後に誕生した畳と言われています。畳1枚のサイズは「182㎝×91㎝」で「約1.65㎡」と、最も基準に近い大きさの畳なのです。そのため、不動産広告によっては1畳を1.65㎡として計算しているケースもあります。

現代では北陸地域や沖縄の奄美半島などでも使われることがあり、さまざまな地域で使われている畳と言えるでしょう。

江戸間(えどま)

江戸間が使われているのは東日本で、北陸や北海道でも使用されています。江戸間の畳1枚のサイズは、「176㎝×88㎝」で「約1.55㎡」と基準よりも小さいサイズとなっています。

江戸間が考案されたのはその名前にもついている通り、江戸時代になります。江戸時代になって人口が増加したことで、効率よく住居を建てることを目的に作られました。江戸間は、「関東間」「田舎間」と呼ばれていますが、今では全国的に使われているタイプの畳でもあるのです。

団地間(だんちま)

団地間は全国の公営住宅やアパートで使われている畳で、日本に団地ができたのは近代であることを考えると、最も新しい規格の畳と言えるでしょう。近代になって建てられた建物に使われている畳は、この団地間のサイズであることが多いと言われています。団地間の畳1枚の大きさは「170㎝×85㎝」で「約1.45㎡」と、小さめのサイズになっています。

最も大きい京間と比較すると、約0.2㎡もの差ができてしまうため、地域によって部屋の大きさが異なるということもあります。

「1畳=1.65㎡」と考える場合も

以上のように畳の大きさには種類によって大きな差が出てきてしまうため、1畳を1.62㎡ではなく、中京間と同じサイズの1.65㎡と計算している場合もあります

また、部屋のサイズに合わせて畳を作る場合もあります。「6畳」という表記だからといって、すべての部屋が同じサイズになっているというわけではないと把握しておきましょう。

レイアウトのポイント

レイアウトのポイント

一人暮らしの間取りのなかでも、最も多いのが6畳ではないでしょうか。生活に必要な家具をすべて6畳一間に設置すると、バランスが取れなかったり圧迫感のある家になってしまったりと、なかなかうまくレイアウトができないこともあります。

そこでここからは、6畳の間取りにおすすめのレイアウトについてご紹介します。一人暮らしの間取りでもおしゃれに広々と暮らしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

長方形6畳の部屋の場合

縦長に伸びた6畳の部屋は、比較的広さを感じやすい間取りとも言われています。奥行きを感じることができるので、開放感のあるレイアウトに完成させやすいのが特徴です。それでは、長方形の部屋向けのレイアウトを紹介していきます。

ベッドを窓際に配置したレイアウト

入り口を入って一番奥の窓際にベッドを設置したレイアウトです。奥に大きなベッドを置くことで、そのほかの場所には家具を自由に配置することができ、広さを感じる空間に仕上げることができるでしょう。

部屋の中心にテーブルを置いて、対面する場所にテレビを置けば、ダイニングのような空間をつくることもできます。日差しを浴びて起床できるので、健康的な目覚めが期待できるでしょう。

家具を壁に沿って配置するレイアウト

テレビやベッドなど大きい家具を左右の壁に沿って配置するレイアウトです。部屋の中心を空けることができるので、窓まで視線を遮ることなく開放感がでます

テレビとベッドの間にローテーブルを設置すれば、食事や作業スペースを確保することができます。また、テレビを載せる台を収納ボックスで代用することで、物が多くてもスッキリした仕上がりになるでしょう。

ソファを窓際に配置するレイアウト

窓際にベッドではなくソファを配置するのもおすすめのレイアウトです。くつろぐ空間を外の景色が見える窓際に配置することで、よりリラックスできる間取りになります。また、リビングスペースが部屋の奥になるため、自分だけの空間を満喫でき、居心地のよさを感じられる効果もあります。

高さをそろえて低めのソファや棚で家具を統一することで、開放感と統一感のある部屋になるでしょう。

動線を斜めにしたレイアウト

間取りに対して平行に家具を設置するのではなく、角を使って斜めに家具を置くレイアウトです。部屋の隅にテレビを設置し、その角度に合うようにソファとテーブルを設置します。ちぐはぐな印象に仕上がる不安を感じるかもしれませんが、動きのある部屋にまとまるので、おしゃれな雰囲気を感じる部屋に仕上がるのです。

正方形6畳の部屋の場合

続いて正方形の部屋の場合のレイアウトをご紹介します。縦長の6畳よりも狭さを感じやすいですが、かわいらしくまとまった印象に仕上がりやすくなります。すっきりした印象に仕上げることを意識すると、圧迫感を与えにくいレイアウトになるでしょう。

部屋の四隅に家具を配置するレイアウト

壁沿いに家具を配置し、開放感のある部屋に仕上げるレイアウトです。存在感が出やすいベッドを低いものにすると、圧迫感を抑えた空間になります。中央に低めのテーブルを配置すると動線も確保でき、作業や食事をするのも便利です。物が多くても壁沿いに設置しているためまとまった印象に仕上がります。

家具を1ヶ所に集めたレイアウト

大きな家具であるソファとベッドを1ヶ所にまとめた配置で、使える床の面積を多く確保したレイアウトです。1ヶ所にまとめた場合、雑然とした印象になってしまうので、カラーを統一するのがおすすめです。来客の際は、ソファを真ん中に移動させるなど配置換えをしてもよいでしょう。

ベッドの隙間に収納スペースを作るレイアウト

正方形の間取りだと、ベッドサイドに隙間ができるので収納家具も置けます。デッドスペースを作らずに活用することで、他の空間を広く感じさせることにつながります。座布団や座椅子を用意してテーブルを食卓としても使えば、座る場所も確保できます。



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6畳の部屋に住むメリットとは

6畳の部屋に住むメリットとは

6畳は狭そうなイメージがあり、住みづらそうだと感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、一概に「部屋が狭いと暮らしにくい」とは言い切れません。ここからは、6畳の部屋に住むメリットについて解説していきます。

貯金しやすい

6畳の部屋は、広さのある部屋と比べると家賃が安く、金銭的な負担が少なくなります。家賃が安いということは住宅にかかるお金を節約し、貯金に回すことができます。また、部屋が狭い分光熱費が安く抑えられ、生活費を節約することができるでしょう。狭い部屋は少ないエネルギーで冷暖房を効かせることができるため、広い部屋よりも効率よく温度調整ができるのもメリットの一つです。

掃除がしやすい

広い部屋だと、スペースがある分掃除に時間がかかるというデメリットがあります。一方、6畳というコンパクトなスペースであれば掃除も短時間で済みます。

掃除が苦手な方でも「きれいな部屋で暮らしたい」という方は、6畳ほどの部屋で暮らしたほうが快適に感じる可能性は大いにあります。

必要以上に買い物をしなくなる

狭い部屋にたくさんの物を置くのは難しいです。そのため衝動的に物を買いたくなっても、置く場所がないことを考えて買わなくなるのもメリットです。自然と、本当に必要な物だけを家に置く生活になるので、無駄遣いを辞めたい方にもおすすめの間取りでしょう。

あまり部屋の中で移動しなくてもいい

広い部屋で生活していると、部屋のなかでの移動範囲も広くなります。家のなかでは極力動きたくないと考えているのであれば、狭い部屋での生活が合っているのかもしれません。大体のものは手の届く範囲にあるので、疲れているときでも快適に過ごせます。

物を探しやすい

広い部屋で暮らしていれば、多くの物を置くことができるだけでなく、いろんな場所に置くことができます。そのため探し物をするときになかなか見つからないこともあるでしょう。一方、6畳程度の狭い部屋であれば、探し物も簡単に見つかります。物をよくなくす方にぴったりの広さと言えます。

6畳の部屋でもおしゃれで快適な生活をすることができる!

6畳という広さの部屋でも、工夫次第ではおしゃれで快適な空間をつくることができます。同じ6畳の部屋でも、形が違えば適切なレイアウトも異なるので、スペースを有効活用する方法を考えてみましょう。

ただ広い部屋で暮らすことだけが、豊かな暮らしではありません。狭い部屋だからこそ実現できることや、メリットもたくさんあります。自分自身のライフスタイルを見直して、理想の暮らしが実現できる物件を探しましょう!

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