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光回線(光ファイバー)対応の賃貸物件とは?部屋を選ぶときのポイントを解説

更新日:2022.11.28

光回線(光ファイバー)対応の賃貸物件とは?部屋を選ぶときのポイントを解説

自宅で快適にインターネットを利用したいと考えている人が引越し先を選ぶ場合、基準のひとつとして、部屋がインターネット対応かどうかを挙げる人は多いのではないでしょうか。物件を探すなかで、光ファイバーがよいと聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし、実際に仕組みやメリットを深く理解できている人は少数派です。そこで今回は、光ファイバー対応物件とはどういうものなのか、また光ファイバーが使えるメリットとデメリットについて紹介します。

  • 光回線(光ファイバー)対応の物件は、共用部分まで工事が済んでいる
  • 光回線完備の物件は各部屋まで工事が済んでいる
  • それぞれメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルに合わせて選択する必要がある

もくじ

  1. 光回線(光ファイバー)対応の賃貸物件とは

  2. そもそも光ファイバーって何?

  3. 光ファイバーが使える賃貸のメリット

    1. 工事を手配しなくてよい

    2. 入居後すぐにインターネットが使える可能性がある

  4. 光ファイバーが使える賃貸のデメリット

    1. 無料物件では自分でプロバイダーを選べない

    2. インターネット利用料が家賃に含まれていることがある

  5. インターネットが使える部屋を選ぶときのポイント

    1. 通信速度の速さと安定性

    2. インターネット回線の種類

  6. 賃貸では光回線とWi-Fiどちらがおすすめ?

  7. 光ファイバー対応の賃貸は契約前にしっかり確認することが大切!

光回線(光ファイバー)対応の賃貸物件とは

光回線(光ファイバー)対応の賃貸物件とは

光回線(光ファイバー)対応の賃貸物件とは、マンションやアパートの共用部分まで光回線の工事が済んでいる状態の物件を指します。そのため、部屋でインターネットを使用するためには、各自でプロバイダーと契約し、工事の手配が必要です。また、利用料は家賃と別で支払うことがほとんどです。

一方、混同しやすい言葉に「光ファイバー完備」があります。光ファイバー完備の物件とは、各部屋の工事が済んでいる状態の賃貸物件のことを言います。そのため、各自で工事の手配をする必要はありません。

さらに、光回線無料を謳っている物件では、無線LANやLANケーブルがあれば入居してからすぐにインターネットを利用できる可能性があります。この場合、利用料が家賃に含まれているため、インターネットの利用に関して追加料金はありません。ただし別途費用が発生することもあります。

また、「光ファイバー完備」といっても会社によって定義が異なるため、必ずしも即日インターネットが利用できるとは限りません。詳細は各物件によって違うので、契約時に不動産会社や物件のオーナーに確認することをおすすめします。



 

そもそも光ファイバーって何?

そもそも光ファイバーって何?

光ファイバーとは透過率の高いプラスチックやガラスでできた光を通す繊維のことを言います。インターネットを利用できる回線には光ファイバーのほか、ケーブルテレビや電話回線があります。光ファイバーは後者の2つよりも通信速度が速く、品質が高いこともあり、2020年3月末時点の契約数は3,502万件です。ケーブルテレビは658万件、電話回線は107万件なので、光ファイバーの契約数が圧倒的に多いことがわかります。

また、光ファイバーの契約数は年々増加傾向にあり、多くの人から支持を得ています。しかし、対応エリア外は利用できない点や、エリアに回線が対応しているもののマンションなどに開通していない場合は、管理会社の同意のもと工事が必要な点には注意が必要です。なお、工事が必要な場合は申し込みから開通まで1ヶ月から2ヶ月程度の時間がかかります。

出典:総務省 「電気通信サービスの提供状況・利用状況

光ファイバーが使える賃貸のメリット

光ファイバーが使える賃貸のメリット

光ファイバー対応または完備の賃貸物件の場合、前項で説明したような光ファイバーのデメリットを感じることなく、インターネットを利用できます。

工事を手配しなくてよい

光ファイバー完備の物件であれば、各部屋まで光回線が来ているので、開通工事をする必要がありません。そのため、面倒な工事の手配や管理会社との交渉もしなくて済みます。

光ファイバー対応物件の場合も、共用部分の工事が終わっているので、まったくの未対応状態よりは工事の手間が省けます。通常、契約したプロバイダーが工事の手配も行ってくれるので、手間としては工事日当日に立ち会うだけです。また光ファイバー対応物件の場合は、プロバイダーを選べるというメリットもあります。プロバイダーによって通信速度や安定性が異なるので、各社の特徴をよく比較したうえで自分好みのプロバイダーを選択できます。

入居後すぐにインターネットが使える可能性がある

光ファイバー完備・無料物件の場合は、未開通の場合よりも早くインターネットが使えるようになります。入居後、必要最低限の手続きで快適なインターネット生活を楽しめます。



 

光ファイバーが使える賃貸のデメリット

光ファイバーが使える賃貸のデメリット

光ファイバー完備の物件では、インターネット料金が家賃に含まれていることもあります。インターネットをよく利用する人にとっては、追加料金の発生なしでインターネットを利用できるため、メリットになります。一方でそれほどインターネットを使用しない人にとっては、使用する頻度に対して余分な料金を支払う可能性があります。

無料物件では自分でプロバイダーを選べない

メリットで「光ファイバー無料の物件は契約の手間が省ける」ことを紹介しましたが、これは裏を返せばプロバイダーを自分で選べないことを意味します。とくに高画質動画やオンラインゲームをする人のなかには、高速で高品質な光ファイバーを自身で選びたいと考える人もいるはずです。はじめから高速かつ高品質な光ファイバーが完備されていれば問題はありませんが、途中で変更したいと思っても勝手に変えることはできません。

そのため、まずは物件選びの際に、どこの光回線を引き込んでいるのかを確認することをおすすめします。また、入居後に不満が出た場合は、無線Wi-Fiを導入するのもひとつの手です。無線Wi-Fiであれば工事不要で導入できるため、光回線と別途で契約しても問題はありません。

インターネット利用料が家賃に含まれていることがある

光ファイバー完備物件の場合、物件情報にインターネット利用料無料と記載されているケースがあります。しかしこうしたケースのなかには、インターネットの利用料が家賃に含まれていることがあります。家賃に含まれている場合は、利用頻度にかかわらず料金を支払うことになるので、あまり利用しない人にとっては不利な点です。

ただし、この場合でも個人で光ファイバーを契約するより利用料が割安であることがほとんどです。そのため、大容量通信を行う人にとっては、メリットとしての側面が大きくなります。つまり、利用料が家賃に含まれていることは、利用する人によってメリットにもデメリットにもなり得るということです。

インターネットが使える部屋を選ぶときのポイント

インターネットが使える部屋を選ぶときのポイント

インターネットが使える部屋を選ぶ際のポイントは、ライフスタイルや希望によります。それぞれのポイントについて詳細を解説します。



 

通信速度の速さと安定性

動画が途切れ途切れになったり、オンラインゲームで反応が遅れたり、SNSで画像の読み込みがなかなか進まなかったりと、通信速度が遅いということは大きなストレスになります。高速通信を売りにしている光ファイバーでも、何らかの理由でこうした問題は往々にしておきます。そのため、物件探しの際に通信速度にも注目しておくのがおすすめです。

とくに注目したいのが「実測値(実際の通信速度)」の「下り速度(ダウンロードの通信速度)」です。最大通信速度は、あくまで最大値なのでいつもその速度を出せるとは限りません。そのため、実測値での比較が大切です。また、動画やSNSの画像、Webページなどを開く際にはデータのダウンロードが行われています。動画やSNSにアップロードすることが多い人は上り速度も気にする必要がありますが、閲覧が主な使い方の場合は、実測値の下り速度が重要です。

インターネット回線の種類

インターネット回線の種類は光回線(FTTH)、ケーブルテレビ(CATV)、電話回線(DSL)に大別されます。物件情報にインターネット対応・完備と記載されている場合は、どの回線が入っているのかを確認しておく必要があります。それぞれの回線が持つ特徴を見ていきましょう。

光回線(FTTH)

光回線のメリットは、高速通信が可能で安定した通信環境を整えられることです。一方でデメリットは、工事に時間がかかり、賃貸によっては管理会社などに交渉が必要となることです。また、住居がサービスの提供エリア外だとインターネットを利用できない場合もあります。

ケーブルテレビ(CATV)

ケーブルテレビ(CATV)のメリットは、住居が光回線の対応エリア外でも開通工事をすればインターネット利用ができることです。一方でデメリットは、エリアによって加入サービスが限定されること、テレビや固定電話とのセット利用が基本となっていることなどが挙げられます。

電話回線(ADSL)

電話回線(ADSL)のメリットは、すでに引かれている電話回線を利用するので光回線やケーブルテレビ回線のように開通工事がいりません。しかし、ほかの回線に比べて速度がかなり遅いこと、サービスが終了しつつあることはデメリットと考えられます。

賃貸では光回線とWi-Fiどちらがおすすめ?

賃貸では光回線とWi-Fiどちらがおすすめ?

賃貸で快適にインターネットを使う方法としては、光回線とWi-Fiがあります。大きな違いとしては、通信速度と安定性、持ち運びできるかどうかです。有線接続の光回線は、通信速度が安定しやすいため、テレワークやオンラインゲームなど通信容量の大きい利用シーンが多い人におすすめです。それに対して、無線接続のWi-Fiは持ち運びが可能なので、自宅以外でもインターネットを利用したい人におすすめできます。

光回線はケーブルを引き込む必要があるため、未対応の場合は工事をすることになります。一方、Wi-Fiは基地局から出ている電波を拾ってインターネット接続する技術です。有線接続する必要がある光回線と異なり、無線でインターネットに接続できます。そのため、Wi-Fiの場合は室内にルーターを設置するだけで工事の必要はありません。

光ファイバー対応の賃貸は契約前にしっかり確認することが大切!

光ファイバーが利用できる物件とひと言で言っても種類があり、またそれぞれにメリットとデメリットがあります。そのため、光ファイバー対応なのか光ファイバー完備なのかをはじめ、希望する光ファイバーの対応エリアなどを契約前に確認することをおすすめします。

光ファイバー対応の物件を探している方は、下記よりお気軽にご相談ください。

 

※記事内における料金や所要時間などは、あくまでも目安です。(2022年10月現在)
 



 

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