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貯金2億円で資産運用!分散投資で堅実な運用をするコツを解説

更新日:2022.03.30

貯金2億円で資産運用!分散投資で堅実な運用をするコツを解説

貯金が2億円あれば、有事の際に対応するための十分な資金があると言えますが、分散投資で堅実な資産運用を行うのがおすすめです。株式や投資信託、不動産投資などをさまざまな運用方法を組み合わせることで、リスクヘッジが可能になります。今回は、2億円の貯金を持つ方のための資産運用のコツをご紹介します。

  • 2億円あれば、ローリスク・ローリターンな堅実な投資方法でも十分利益が見込める
  • 資産運用には、アセットアロケーションを決め、ポートフォリオを組むことが大切
  • 2億円の分散投資には、ヘッジファンドや不動産投資、投資信託などを組み合わせるのがおすすめ

もくじ

  1. 堅実な資産運用が向いている理由

  2. 2億円を原資とした資産運用シミュレーション

  3. 初心者でも安心!資産の運用方法

    1. 分散投資をしてリスクを軽減させよう

    2. 資産運用をするにはまずポートフォリオを組もう

    3. 分散投資にぴったりな運用方法4つ

  4. 2億円は堅実な分散投資で上手に増やそう

貯金が2億円あれば、突然お金が必要になっても困ることはなく、老後の資金としても十分な金額と言えるでしょう。 それでも、ただお金を寝かせておくよりは、堅実な資産運用をして増やすことで、さらに安心感は増します。 今回は、2億円を原資とした資産運用シミュレーションやおすすめの分散投資方法など、2億円を堅実に増やすためのコツをご紹介します。

堅実な資産運用が向いている理由

堅実な資産運用が向いている理由

2億円という金額は、年間500万円で生活した場合、40年間はお金を稼がなくても生活できるほどの潤沢な資金です。貯金を2億円持っていれば、突然のケガや病気はもちろん、老後の生活資金としても十分と言えるでしょう。

2億円を資産運用するなら、リスクをおかしてハイリターンを狙うよりも、分散投資による堅実な資産運用をするがおすすめです。なぜなら、あえてリスクを取らなくても、原資が大きい分、ローリスク・ローリターンな運用方法で、大きな利益が見込めるからです。
2億円を運用した場合、どのように増やしていけるのかは、次で詳しくご紹介します。

2億円を原資とした資産運用シミュレーション

3億円を原資とした資産運用シミュレーション

2億円を原資として資産運用をした場合、資産はどのように推移していくのか見てみましょう。今回は、利回りが1%、3%、5%、10%の場合の推移をご紹介します。「利回り」とは、投資金額に対して得られる利益割合のことです。

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  1% 3% 5% 10%
1年後 2億200万円 2億600万円 2億1,000万円 2億2,000万円
3年後 2億606万円 2億1,855万円 2億3,153万円 2億6,620万円
5年後 2億1,020万円 2億3,186万円 2億5,526万円 3億2,210万円
10年後 2億2,092万円 2億6,878万円 3億2,578万円 5億1,875万円
20年後 2億4,404万円 3億6,122万円 5億3,066万円 13億4,550万円

現実には、毎年同じ利回りが続くということは考えにくく、また上記の数字は手数料や税金などは考慮していませんが、資産運用後の資産合計予想額と見て差し支えないでしょう。2億円の原資があれば、利回り1%でも1年間で200万円プラス、20年間では4,404万円がプラスになります。

利回り3%なら1年後には600万円増えているため、3%で運用し続けながら年間600万円以内で生活すれば、2億円は永遠に減らないという結果になります。一般的に、利回り3%以下はリスクが低く安定した運用と言われており、3%~5%は平均的なリスクの標準運用、5%~8%はリスク高めの積極的な運用という位置づけになっています。

利回り10%の場合、10年後には財産が5億1,875万円と原資の2倍以上に増えており、20年後には13億4,550万円まで大きくなることから、利子にもまた利子がつく複利の力を思い知る結果と言えるでしょう。 しかし、利回り10%を目指すには、当然リスクがつきものです。2億円という潤沢な資金がある場合、あえてハイリスクな資産運用は必要ないかもしれません。「大きなリスクは取りたくないけど、資産はしっかり増やしていきたい」という方は、利回り5%程度を目指すのがおすすめです。

利回り5%は、投資の世界において決して達成できない数字ではないため、目標利回り5%を目指して、株式や不動産投資、投資信託などを組み合わせながら資産運用を行うとよいでしょう。

初心者でも安心!資産の運用方法

初心者でも安心!資産の運用方法

最後に、初心者の方向けの資産運用の考え方や運用方法をご紹介します。

分散投資をしてリスクを軽減させよう

資産の運用方法は数多くあります。「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があるように、一つのカゴにすべての卵を入れてしまうと、何かあったときにすべて割れてしまいます。カゴを複数持つことで、一つのカゴの卵が割れてしまっても、ほかのカゴの卵は影響を受けずに済むかもしれません。

これは、資産運用でも同じことが言えます。不動産投資が順調なときもあれば、株価の値が下がり続けるときもあり、どの投資にもよいときと悪いときがあります。そのため、さまざまな運用方法を用いて資産を分配することで、リスクを分散させながら資産形成を行うことが大切なのです。

資産運用をするにはまずポートフォリオを組もう

資産運用をするには、自身がどの程度リスクを負えるのか、どの程度の利回りで運用したいのかをまず考えましょう。資金を株や債券、不動産投資など、どのような割合で運用するのか決めることを「アセットアロケーション」、具体的な金融商品の組み合わせのことを「ポートフォリオ」と言います。

最適なアセットアロケーションおよびポートフォリオは、リスク許容度や理想とする資産の推移が人それぞれ違うため、一概にどれが正解とは言えません。もし、自身に合ったアセットアロケーションがわからないときは、プロに相談することも視野に入れてみましょう。

分散投資にぴったりな運用方法4つ

ここで、2億円の貯金がある方が分散投資をする際の、主な運用方法を4つご紹介します。

国内株式

国内株式とは、トヨタ自動車や花王、ソニーなどの日本の企業が発行している株のことです。株を持つことで配当金が得られたり、株価の値動きによって売却益を得たりすることで資産形成が目指せます。

国内株は日本円で購入できるため、海外株式のような為替リスクがなく、株式投資のなかはリスクが低いと言えるでしょう。ニュースや新聞などで企業情報や株価が取り上げられることも多く、情報が得やすいというメリットもあります。

不動産投資(分譲マンション)

不動産投資とは、マンションやアパート、オフィスビルなどを購入して収益を得ることです。
貯金2億円を所有する方は、分譲マンションなど区分所有での投資が現実的ですが、家賃収入といった安定した収益が得られるメリットがあります。

不動産投資には、所得税や住民税、相続税などの税制優遇効果や家賃収入による年金対策、ローン契約に付帯している団体信用生命保険によって生命保険代わりになるなど、さまざまなメリットがあるのも特徴です。

また、インフレリスクに対応できる点も、不動産投資のメリットです。インフレーション(インフレ)とは、物の値段が上がることを言います。たとえば、100円で購入できていたものが150円出さないと買えなくなるため、給料所得も一緒に上がらないと家計を圧迫する可能性があります。
そこで、不動産を持っていると、インフレ時には土地や建物の価格も上がるため、インフレリスクを回避しやすいのです。

ヘッジファンド

ヘッジファンドとは、富裕層や機関投資家などの特定の限られた投資家を対象とした投資信託のことで、市場のよいときも悪いときも利益を出すことを目標に運用されます

相場の変動にかかわらず投資元本を守るマーケットニュートラル戦略や、売りと買いを両建てで行うロング・ショート運用など、さまざまな運用方法を用いて収益アップを目指すのが大きな特徴です。

投資資金は1,000万円以上になることが多く、ハードルが高いと思う方もいるかもしれませんが、2億円の資産があるなら資産運用のひとつの方法に入れても問題ないでしょう。運用のプロがしっかり管理してくれるため、平均利回りが10%を狙えるメリットがあります。

投資信託

投資信託とは、投資家から資金を集め、運用のプロが債券や株式などに投資する金融商品です。投資信託の商品は、債券のみのものや株式のみのもの、債券・株式・不動産投資信託などを組み合わせたものなど数多くあるため、リスクとリターンを考えながら商品を選ぶことができます。

運用方法には、日経平均株価などのベンチマークに連動させる「インデックスファンド」と、ベンチマーク以上の成果を目指す「アクティブファンド」があります。投資初心者には、値動きがわかりやすく、攻めより守りの運用と言われているインデックスファンドのほうが選びやすいでしょう。

2億円は堅実な分散投資で上手に増やそう

2億円という潤沢な資金がある方は、堅実な分散投資で増やしていくのがおすすめです。2億円を利回り5%で20年間運用すると、5億3,066万円にもなることから、ハイリスク・ハイリターンな投資をしなくても、資産の増加が見込めることがおわかりいただけるでしょう。株や不動産投資など、さまざまな方法を組み合わせることで、リスクを軽減させることができます。金額が大きくて自分一人で運用するのが難しいときは、プロの手を借りるのもひとつでしょう。

資産運用について詳しく知りたい方は、下記よりお気軽にご相談ください。



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