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一人暮らしのマンション購入|価格相場やおすすめの間取り、メリットを解説

更新日:2023.08.22

一人暮らしのマンション購入|価格相場やおすすめの間取り、メリットを解説

マンションを購入して一人暮らしを予定しているのであれば、マンションの購入費用相場をあらかじめ把握しておかないと、住宅ローンの返済負担が想定していたよりも大きくなってしまう可能性があります。この記事では、一人暮らしでマンション購入する際の価格相場やメリット・デメリットについて解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 一人暮らしのマンション購入価格は、年収の5~7倍が目安
  • 一人暮らしでマンションを購入するには、多くのメリットとデメリットがある
  • マンションの購入と賃貸それぞれの特徴がある

もくじ

  1. 一人暮らしのマンション購入の適正価格相場

    1. 新築マンションの購入適正相場

    2. 中古マンションの購入適正相場

  2. 一人暮らしのマンション購入におすすめの間取り・広さ

    1. 人気の間取りを紹介

    2. 広さは50㎡以上あるとお得

  3. 一人暮らしでマンションを購入するメリット

    1. マンションを資産にすることができる

    2. 内装を自由にリフォームできる

    3. セキュリティや設備が充実している

    4. 老後まで住み続けることができる

  4. 一人暮らしでマンションを購入するデメリット

    1. 気軽に引っ越しができない

    2. 固定資産税や修繕積立金などの維持費がかかる

    3. 売却後もローンが残ることがある

  5. 一人暮らしでマンションを購入する前に準備する費用

    1. 頭金

    2. 初期費用

  6. マンションで一人暮らしする場合、購入と賃貸どちらがおすすめ?

    1. 「購入」に向いている人の特徴

    2. 「賃貸」に向いている人の特徴

  7. まとめ

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一人暮らしのマンション購入の適正価格相場

一人暮らしのマンション購入の価格相場

マンション購入に対する適正価格相場は、年収によって変動します。
住宅金融支援機構の調査結果によると、「新築マンション」の購入適性相場は年収の7.2倍、「中古マンション」は年収の5.8倍と公表されています。

一般社団法人不動産流通経営協会が公表している「『ひとり住まい』の持ち家ニーズ調査(首都圏・関西圏・中部圏)」によると、実際に購入した住宅の購入金額は2,000~2,500万円が最も多く、全体の10.2%を占めています。
しかし、マンションの価格相場は地域や間取り、専有面積の広さによって異なるため、1,000万円以上の価格差があることも珍しくありません。マンションを探す際には、ご自身の年収や予算に合わせて地域や間取りを決めると良いでしょう。



 

新築マンションの購入適正相場

先述した年収の7.2倍とした場合の、年収別の新築マンション購入適正相場は以下の通りです。

年収 購入適正相場
300万円 2,160万円
400万円 2,880万円
500万円 3,600万円
600万円 4,320万円
700万円 5,040万円
800万円 5,760万円

中古マンションの購入適正相場

先述した年収の5.8倍とした場合の、年収別の中古マンション購入適正相場は以下の通りです。

年収 購入適正相場
300万円 1,740万円
400万円 2,320万円
500万円 2,900万円
600万円 3,480万円
700万円 4,060万円
800万円 4,640万円

一人暮らしのマンション購入におすすめの間取り・広さ

一人暮らしのマンション購入におすすめの間取り・広さ

一人暮らしのマンション購入におすすめの間取りや広さを紹介します。

人気の間取りを紹介

一人暮らしでマンションを購入する際は、将来のライフスタイルを見据えることが大切です。具体的には、一人暮らしのまま住み続ける予定なのか、家族構成が変化して同居人が増える予定なのかを考慮しましょう。

社会人が一人暮らしをする場合は、1DKや1LDKがおすすめです。収入が増えて、住居に充てられる費用に余裕がある場合は、仕事で疲れた体をのびのびと休ませることができる、ゆとりのある広さが良いでしょう。



 

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シニア世代が一人暮らしをする場合には、1Kや1DKがおすすめです。超高齢化社会に突入した現代では、シニアが一人暮らしをすることも珍しくありません。老若男女問わず言えることですが、特に高齢者にとっては、部屋が広すぎると清掃が困難になります。一方で部屋が狭すぎると、来客があった際に室内の様子が見えてしまうため、コンパクトで掃除もしやすい1Kや1DKにすると、これらの懸念点が解消できます。
また、シニアがマンション購入をする際には、周辺環境やバリアフリーなどの住みやすさも考慮することが大切です。

広さは50㎡以上あるとお得

将来的に結婚や出産など、ライフスタイルの変化によって居住する人数が増える可能性がある場合は、50㎡以上のお部屋も選択肢に入れることをおすすめします。

一般社団法人不動産流通経営協会が平成30年1月に公表しているデータによると、僅かな差ですが、50㎡以上のマンション購入者の満足度が高いことがわかります。

また、マンションを購入する際、専有面積が50㎡以上あると住宅ローン控除や減税制度を利用できるため、費用負担を軽減できます。住宅ローン控除を利用するためには、個人が住宅ローンを利用してマンションを購入し、一定の要件を満たす必要があります。詳しい要件は、国税庁の公式サイト 「No.1211-2 買取再販住宅を取得し、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)」をご確認ください。



 

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一人暮らしでマンションを購入するメリット

一人暮らしでマンションを購入するメリット

一人暮らしでマンションを購入するメリットは、以下の4つです。

順番に解説します。

マンションを資産にすることができる

購入したマンションは、自分の資産にすることができます。
ローン完済後は、修繕積立金や管理費の支払いのみとなり住居費の負担も軽くなります。また、ライフスタイルに変化があった場合は、購入したマンションを賃貸にだして収益を得ることも可能です。



 

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内装を自由にリフォームできる

マンションを購入することで、内装を自由にリフォームできます。賃貸では壁紙や住宅設備などを自由に変更できませんが、デザインや機能性など、自分の生活スタイルに合わせた家づくりができるのはメリットの一つです。
ただし、内装をリフォームする際には管理組合への申請が必要になる点は覚えておきましょう。

セキュリティや設備が充実している

分譲マンションの多くは、セキュリティや設備が充実している傾向にあるため、一人暮らしでも安心して快適に暮らすことができるでしょう。
下記は、マンションに備わっている設備の一例です。

  • オートロック
  • 宅配ボックス
  • 監視カメラ
  • インターネット無料

上記の他にも、キッチンや浴室などの住宅設備が、賃貸よりも優れている場合が多くあります。充実した設備が整っている家で快適に暮らせるのは、マンションを購入するメリットと言えます。



 

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老後まで住み続けることができる

20代や30代でマンションを購入しておくと、老後の住まいに困ることがないでしょう。
家賃や住宅ローンの支払いは毎月の支出の中で大部分を占めることが多く、経済的な負担からストレスを抱えてしまう可能性があります。
若いうちからマンションを購入しておけば、老後は維持費のみを支払うだけで住めることはメリットの一つです。

 

一人暮らしでマンションを購入するデメリット

一人暮らしでマンションを購入するデメリット

メリットと合わせてデメリットを把握しておくことで、購入後のリスクを軽減できます。
一人暮らしでマンションを購入するデメリットは、以下の3つです。

気軽に引っ越しができない

マンションを購入することで、賃貸のように気軽に引越しができなくなるのはデメリットの一つです。また、転勤や長期出張が多い方は、家を空ける機会が頻繁にあるため、マンションの購入は向いていないと言えます。

しかし、転勤や長期出張が決まった際に購入したマンションを賃貸に出すことができれば、家賃収入が見込めます。ただし、エリアによっては借主が見つからない可能性もあるので、購入の際は、売却や賃貸の需要がある地域かどうか注意して、探すことをおすすめします。

固定資産税や修繕積立金などの維持費がかかる

マンションを購入すると、不動産の所有者となるため固定資産税や修繕積立金などの維持費が継続的に発生します。購入後の維持費を考慮しておかないと想定していたよりも支出が増えてしまい、のちに家計の負担が大きくなってしまう可能性もあるため、購入費とあわせて維持費も含めたトータルの費用で支出額を検証しておくことが大切です。

ただし、購入するマンションの条件によっては、固定資産税の減税措置を受けられる可能性があります。詳しくは、国土交通省のホームページ「新築住宅に係る税額の減額措置」をご確認ください。



 

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売却後もローンが残ることがある

住宅ローンを完済せずにマンションを売却する場合、必ずしも売却金額が残債を上回るわけではありません。購入した住宅の資産価値よりもローン残高が上回っている状態をオーバーローンと呼び、この状態で売却をすることで売却後もローンが残ります。

住宅ローンを完済するために売却価格を設定する場合は、購入希望者が現れずに売却が長期化することも考慮しなければなりません。このようなリスクを回避するためには、マンションを購入する時点で不動産会社の担当者に、地域や間取りについて相談しておくことが大切です。
また、売却する際にも、不動産会社の担当者に売却価格の最低ラインを確認し、資金繰りができるように準備しておきましょう。



 

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一人暮らしでマンションを購入する前に準備する費用

一人暮らしでマンションを購入前に準備する費用

マンション購入前に準備する費用について、以下の2つを紹介します。

マンションを購入する際は、住宅の費用以外にもお金がかかる点は覚えておきましょう。

頭金

頭金とは、住宅ローンを利用してマンションを購入する際、最初に支払う購入費の一部のお金を指します。

一般的に頭金は「購入価格の20%程度」と言われており、3,000万円のマンションを購入する際の目安は、600万円ほどです。600万円の頭金が準備できれば、住宅ローンの借入は2,400万円となり、返済の負担を軽減できます。

しかし、住宅ローンを組む際に、頭金を必ずしも用意しなければならないという決まりはありません。月々の生活費や突発的な出費にも備えて、貯金を残しておくことも大切です。

初期費用

初期費用とは、マンションの購入時にかかる費用のことで、一般的には、新築マンションの場合は購入価格の3~5%、中古マンションの場合は物件価格の6~8%が目安とされています。たとえば、3,000万円のマンションを購入する場合、初期費用の目安は新築だと90~150万円、中古だと180~240万円です。

マンションを購入する際の初期費用は、新築と中古で発生する項目が異なるため、あらかじめ不動産会社に確認するのがおすすめです。物件価格によって変動しますが、数百万円の出費となるため費用を把握してから資金計画を立てましょう。

マンションで一人暮らしする場合、購入と賃貸どちらがおすすめ?

マンションで一人暮らしする場合、購入と賃貸どちらがおすすめ?

マンションで一人暮らしをする際に、購入と賃貸で悩む人もいるでしょう。購入と賃貸には異なるメリットとデメリットがあるため、それぞれおすすめできる人の特徴を紹介します。

「購入」に向いている人の特徴

マンション購入に向いている人は、以下のような特徴が挙げられます。

  • 収入が安定している
  • 頭金を多く準備できる

収入が安定していて頭金を多く準備できる場合は、住宅ローンを低金利で借りられる可能性が高くなり、月々の返済負担を軽減することができます。具体例として、3,000万円の物件を購入する際に、全額借入するケースと600万円の頭金を準備できるケースで比較してみましょう。

前提条件は以下の通りです。

  • 借入期間:35年間
  • 全額借入の金利:1.900%
    ※2023年6月時点における
    固定金利参照(フラット35)
  • 頭金600万円の場合の金利:
    1.760%
    ※2023年6月時点における
    固定金利を参照(フラット35)
借入金額 月々の返済額 総返済額
3,000万円 約97,846円 約4,109万円
2,400万円
(頭金600万円)
約76,579円 約3,216万円
差額 約21,267円 約893万円

参考:住まプラ 「住宅ローンシミュレーション(毎月返済額から試算)

上記表のとおり、頭金を600万円準備して借入額を少なくすることで、月々の返済額を軽減できるだけではなく、総返済額の負担を800万円以上軽減できることがわかります。頭金を多く準備できる人は、購入を検討するのがおすすめです。

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「賃貸」に向いている人の特徴

賃貸に向いている人は、以下のような特徴が挙げられます。

  • 転勤が多い
  • ライフプランが決まっていない
  • 収入が不安定

気軽に引っ越しができない」で説明した通り、転勤や長期出張が多い方は、家を空ける機会が頻繁にあるため、賃貸がおすすめです。また、ライフプランが定まっていない人も、変化にあわせて引っ越すことができる賃貸が適しています。収入が不安定だと、住宅ローンを借りられる可能性が低く、場合によっては、審査を通過しても金利が高くなることがあるため、賃貸を検討すると良いでしょう。



 

まとめ

今回の記事では、一人暮らしのマンションの購入相場やメリット、デメリットについて解説しました。マンションを購入する際には多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。購入と賃貸の特徴をそれぞれ把握することで、後悔のない物件選びができます。

ご自身が購入と賃貸のどちらに向いているのか気になる方や、マンション購入のタイミングでお悩みの方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

 


 

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