
老後資金を計算するのに自分が何歳まで生きるのか、ある程度の予想をつけておくことは必要です。また、自分だけでなく、パートナーや親があと何年生きて老後資金はいくら必要なのかを考えるためにも、平均寿命と平均余命のデータを確認しておきましょう。
- 2023年の日本の平均寿命は男性81.09歳、女性87.14歳
- 65歳の方の平均余命は男性・19.52年(84.52歳)、女性・24.38年(89.38歳)
- 老後資金は平均寿命ではなく、平均余命のデータで計算しよう
「介護」「老後資金」「施設・住まい」
「相続」「老後の暮らし」などの
ご相談が一つの窓口で対応可能
-
通話
無料 - 0120-952-870
受付時間:月~土 9:00~18:00(日・祝日定休)
お問い合わせ頂いた方へ
老後のこと・親のこと、これが分かっていれば
「安心BOOK」
\小冊子プレゼント/
シニア世代が知っておくべき
介護・お金・相続のポイントがわかる!
日本の平均寿命は今後も延びる
平均寿命とは、0歳時点での余命のことを指します。 毎年、厚生労働省が発表している「簡易生命表」によると、2023年の日本の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳となっています。 また、内閣府の「高齢社会白書」によると、今後も日本の平均寿命は延びると予測されています。
ただし、2022年は、新型コロナウイルス感染症の影響で死亡率が増加したこともあり、2020年と比較すると平均寿命は一時的にマイナスとなりました。 2023年時点では、コロナ前同様、上昇傾向に戻っています。
▼平均寿命の推移と将来推計
▼平均寿命の推移と将来推計

画像出典:内閣府 「令和6年版高齢社会白書(全文)」
“あと何年生きられるのか”は平均余命で確認する
平均余命とは、各年齢の人が残り何年生きられるかという期待値のことです。
2023年の主な年齢の平均余命は以下の表のとおりです。
▼主な年齢の平均余命
年齢(歳) | 男性 | 女性 | ||
---|---|---|---|---|
平均余命 (年) |
年齢+余命 (歳) |
平均余命 (年) |
年齢+余命 (歳) |
|
0 | 81.09 | 81.09 | 87.14 | 87.14 |
40 | 42.06 | 82.06 | 47.85 | 87.85 |
45 | 37.28 | 82.28 | 43.01 | 88.01 |
50 | 32.60 | 82.60 | 38.23 | 88.23 |
55 | 28.05 | 83.05 | 33.54 | 88.54 |
60 | 23.68 | 83.68 | 28.91 | 88.91 |
65 | 19.52 | 84.52 | 24.38 | 89.38 |
70 | 15.65 | 85.65 | 19.96 | 89.96 |
75 | 12.13 | 87.13 | 15.74 | 90.74 |
80 | 8.98 | 88.98 | 11.81 | 91.81 |
85 | 6.29 | 91.29 | 8.33 | 93.33 |
90 | 4.22 | 94.22 | 5.53 | 95.53 |
右にスクロールできます→
※厚生労働省 「令和5年簡易生命表」に基づき作成
例えば、2023年時点での65歳の平均余命は男性19.52年・女性24.38年となっており、男性は84歳・女性は89歳まで生きられるだろうと予測されています。同様に75歳の場合、男性は87歳・女性は91歳くらいまで生きられるという予測になります。
このように平均余命を見ると、平均寿命の年齢よりも長く生きられることがわかります。また、平均余命も年々延びる傾向にあるため、日本人の寿命も延びていきます。そのため、老後の資金計画を立てる際は、平均寿命ではなく、平均余命を参考にしましょう。
元気に過ごせる目安「健康寿命」も大事
健康寿命とは、日常生活に制限がなく、自立した生活を送れる期間を指します。
内閣府の『令和6年版高齢社会白書(全体版)』によると、2019年の健康寿命は男性が72.68歳、女性が75.38歳でした。健康寿命を2023年の平均寿命とあわせて見ると、病気あるいは介護で「自立した生活が送れない」期間が、男性は約8年間、女性は約12年間あると考えられます。
老後資金を計算する場合、この「自立した生活が送れない」期間の医療費や介護費も見込んでおいた方が良いということになるでしょう。 できるだけ健康で暮らし、医療や介護にかかる期間が短ければ短いほどその費用を軽減することができます。
近年、健康志向の高まりで健康寿命も延びつつありますが、豊かで元気な老後を過ごすためにも、毎日の生活習慣にしっかりと注意を払って、健康を維持することが大切です。
まとめ
以上のように、日本人の平均余命と平均寿命はこれからも延びていくと予測されているため、老後資金を考える場合、老後の暮らしが何年続きそうなのかをきちんと把握したうえで計算してみましょう。また医療費や介護費をかけないようにするためにも健康寿命をできるだけ延ばし、寿命との差を縮めることも大切です。 自分らしい生き生きとした生活スタイルを維持しながら、適度な運動を取り入れるなど、体の健康には気をつけていきましょう。
老後資金について具体的な相談が必要な方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
「介護」「老後資金」「施設・住まい」
「相続」「老後の暮らし」などの
ご相談が一つの窓口で対応可能
-
通話
無料 - 0120-952-870
受付時間:月~土 9:00~18:00(日・祝日定休)
お問い合わせ頂いた方へ
老後のこと・親のこと、これが分かっていれば
「安心BOOK」
\小冊子プレゼント/
シニア世代が知っておくべき
介護・お金・相続のポイントがわかる!
あわせて読みたい
この記事をシェアする
お部屋を探す
特集から記事を探す
記事カテゴリ
おすすめ記事
-
【2025年最新】港区(東京都)のマンション売却相場は?価格推移や高く売るためのコツを徹底解説
-
2025年版!品川区(東京都)のマンション売却相場と価格推移|高く売るためのポイントとは?
-
【2024年改正】使いやすくなった相続空き家の3,000万円特別控除とは?
-
【2024年7月改正】800万円以下の売買、仲介手数料が上限33万に!
-
マンション売却の注意点とは?流れや費用、失敗例を把握しよう!
-
マンション売却の流れ10ステップとは?初心者さんにわかりやすく解説
-
2024年以降の不動産市況はどうなる?2023年の特徴と今後の動向を解説
-
【最新】2024年以降に住宅購入される方必見!住宅ローン控除の注意ポイント!
-
2024年住宅ローン金利は上昇するの?これから家を買う予定の人はどうすべき?
物件をご所有されている方、
お住まいをお探しの方
売りたい
訪問査定完了で
Amazonギフト1万円!
土地活用・相続の相談がしたい
売るか貸すかお悩みの方はこちら
記事カテゴリ
おすすめ記事
-
【2025年最新】港区(東京都)のマンション売却相場は?価格推移や高く売るためのコツを徹底解説
-
2025年版!品川区(東京都)のマンション売却相場と価格推移|高く売るためのポイントとは?
-
【2024年改正】使いやすくなった相続空き家の3,000万円特別控除とは?
-
【2024年7月改正】800万円以下の売買、仲介手数料が上限33万に!
-
マンション売却の流れ10ステップとは?初心者さんにわかりやすく解説
-
2024年以降の不動産市況はどうなる?2023年の特徴と今後の動向を解説
-
【最新】2024年以降に住宅購入される方必見!住宅ローン控除の注意ポイント!
-
2024年住宅ローン金利は上昇するの?これから家を買う予定の人はどうすべき?
物件をご所有されている方、
お住まいをお探しの方
売りたい
訪問査定完了で
Amazonギフト1万円!
土地活用・相続の相談がしたい
売るか貸すかお悩みの方はこちら