「建築」と「土地信託」をスターツグループに依頼
ーー今回、スターツ信託に依頼した土地信託の内容を教えてください。
スターツグループには、建築と土地信託でお世話になっています。初めは2005年、スターツグループのスターツCAMにアパート建築をお願いしました。
土地信託は、2013年に160坪の土地を信託し、木造3階建て(2×4工法)・15世帯のアパートが建ちました。その後、460坪の土地に、一期と二期にわけて、2棟のテナント併用マンションを建築することになり、2018年に1棟目のテナントビルが完成し、現在2棟目を建築中です。
ーー土地信託を知ったきっかけをお聞かせください。
スターツとは、最初にスターツCAMにアパート建築を依頼し、続いてスターツピタットハウス、スターツアメニティーに募集・管理をお願いしてきました。
このアパートは現在も入居率は100%に近く、安定した経営ができています。建築から10数年が経っても古さを感じさせないデザインで、皆さん気に入って長く住んでいただいています。
スターツとは良好な関係が築けていて、私たち夫婦も歳を重ね、資産の承継はどうしようかと考えていた時に、スターツCAMから「『信託』という方法もあります」と紹介があり、スターツ信託とのご縁が始まりました。
土地信託への印象
ーー「土地信託」という手法を初めて聞いたときの印象を教えてください。
土地信託は「オーナーがすべきこと全てを任せられる」から、良い方法だなと思いました。
当時は本業が忙しくて、とにかく時間も余裕も無かった。それにオーナーというのは、本当に苦労が絶えないものなのです。これまで自分で不動産経営もしてきましたが、借り入れ、書類の作成、業者や入居者との交渉、経営判断など、オーナーがすべきことは多岐に亘ります。膨大な手間と精神的な負担が大きく、歳を考えるとこれから先「正直しんどいな」と感じていたこともあって、任せられるのは「楽だな」と思ったわけです。
「担当者への信頼」と「真摯な対応」が決め手に
ーー「土地信託」という手法への不安はなかったのでしょうか。
奥様)私たち夫婦は、スターツグループとは十数年来の付き合いで、絶対的な信頼があったんですね。私たちの要望をしっかり聞いて良い形にしてくれるだろうと。
でも当初、若い息子は「『信託』って本当に大丈夫なのか。そもそもスターツ信託に決める前に、他社と比較、分析をしてきたのか。」と心配していました。
ーーでは、最終的にスターツ信託に決めた理由は。
奥様)息子の懸念をスターツ信託にお話ししたら、社長さん自ら来てくださって、息子と顔と顔を合わせてくれたんです。それが凄く有り難かったですね。息子もわざわざ自分のために来てくれたことに凄く感謝して、そこで不安が解消されたと思います。今では息子も定例会議に同席して、さらに理解を深めているところです。
奥様)私たちのスターツへの信頼というのは、これまでのお付き合いの中で、常にこちらの思いを汲みとってくれた、という一つひとつの積み重ねが大きいですね。ましてや信託契約は30~35年と長いわけですし、言いたいことが言える関係、常にコミュニケーションが取れる関係じゃないと、信頼は築けません。だから、最初に信託を始める時に「とにかく担当は変えないでくれ」ってお願いしました。相当の信頼がないと、財産は託せませんから。
出合えてよかった 「土地信託」はベストな手法
ーー「土地信託」した後、現状はいかがですか。
「信託」と出会ったというのは、私にとっては運が良かったかなって。オーナーにとっては、「ベストな手法ではないか」と個人的には思いますね。
土地信託の2件目、460坪の土地には昭和51年竣工のテナントビルが建っていたのですが、前面道路が市の緊急避難の指定道路となり、耐震補強か建て替えかという選択に迫られていました。また次代への承継も考えていたことがきっかけとなって、土地信託したわけです。
当初は一気に建て替えも検討したのですが、一部借地に出していた部分もあり、また既存ビルにはテナントさんもいらしたから、一期と二期にわけて建て替えを行ったらどうか、という計画になりました。一期目の物件が完成し、テナントさんにはそのまま借り替えていただき、現在は二期目の建設が進行中です。
こうした計画から建築、各方面との交渉、資金調達、その後の募集・管理に至るまで、オーナー業務の全てを任せられるし、本当に楽になりました。
相続で苦労をさせたくない いい形で承継を
そもそもこの土地は、先祖から引き継いできた我が家の要の土地。だから大きな間違いは出来ない。でも歳をとると、やっぱり大きな間違いって出ると思うんです。それに素人ですから、先の絵が見えてこない。未来を見据えて、この土地をどのように活用するのが有効なのか、スターツ信託のプロのノウハウで助けてもらえるのですから、心強いですね。
奥様)スターツグループの事業は総合的ですから。広い分野で専門性があって補い合い、グループ全体として取り組める、それが強みなんだと思います。
信託というのは、建てて終わりじゃない。私たちがいなくなった後の将来も、上手く承継ができるシステムという点も非常にありがたいです。私は親父の相続で結構苦労したので、そういう意味でも信託がベストだと思っています。
土地信託を検討している人へのアドバイス
ーー今、土地信託を検討している方に向けて、先輩ユーザーとしてアドバイスなどあればお聞かせください。
信託というのは、世間にはまだそれほど馴染みがないでしょうから、最初から信頼しろとは言いませんけれども、まずは会って話を聞いてみたら、新しい展開があるかもしれません。色々な仕組みをもった業者からお誘いはあるでしょうけれど、比べてみて、あとは信託をした先輩の事業をみたり、話を聞くっていうのは一番いいような気がします。
私は大家や土地オーナーにとっては、信託はパーフェクトじゃないかなと思っています。本当にいいところとお付き合いができたと思っています。
スターツ信託さん、これからもよろしくお願いします。
山口様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
(取材日時:2018年10月)
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