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同棲カップルの生活費は月何万円?主な家計管理の方法と覚えておきたい節約術

更新日:2021.10.25

同棲カップルの生活費は月何万円?主な家計管理の方法と覚えておきたい節約術

夢や希望に満ちあふれた同棲生活。しかし、同時に「お金」という現実的なテーマについても向き合わなければなりません。この記事では、同棲を始める際の家賃や生活費の目安、家計管理の方法など、パートナーと話し合う前に知っておきたい情報を掘り下げます。

  • 家賃や生活費など、お金の分担方法は同棲前に細かく話し合っておく
  • 家事の分担についても、同棲を始める前に話し合っておく
  • 「二人で楽しく節約しよう」という気持ちで、前向きに取り組むのが理想

もくじ

  1. 一人暮らしと二人暮らし、生活費はどれくらい違う?

    1. 同棲生活は一人より経済的

    2. 同棲生活で、費用を抑えやすいもの

    3. 同棲生活で、費用を抑えにくいもの

  2. 生活費の管理や支払いの分担方法

    1. 互いの収入差があまりないカップル

    2. 片方の収入が多いカップル

    3. 収入だけで考えていないカップル

  3. 同棲でありがちな生活費に関するトラブル

    1. 自由に使えるお金に差がある

    2. 生活費と家事の「負担のバランス」が悪い

    3. 共通の財布の支出に不信感を持つ

  4. 同棲生活で上手に節約するポイント

    1. 生活リズムを合わせる

    2. 自炊を基本にする

    3. 冷暖房使用時は同じ部屋にいる

    4. まとめ買いをする

    5. プラン見直しや割引利用でスマホ代を見直す

  5. 互いに協力して同棲生活を始めてみよう

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好きな人との同棲生活は、ワクワクするものです。一緒に暮らすための部屋を探したり、家具や雑貨をそろえたり。二人暮らしの準備は楽しい半面、「お金のことが気になる」という方も多いのではないでしょうか?

お金のことはできるだけ同棲前に話し合っておくのが望ましいですが、まずはその前に、二人暮らしの家賃相場や生活費などの目安を把握しておくとよいでしょう。この記事では、同棲カップルの生活費の目安や支払いの分担方法など、二人暮らしのお金に関する情報を掘り下げます。

一人暮らしと二人暮らし、生活費はどれくらい違う?

一人暮らしと二人暮らし、生活費はどれくらい違う?

同棲生活は一人より経済的

総務省統計局の「家計調査」によれば、一人暮らしの家計と二人以上で構成する家計を比較した場合、二人以上の家計のほうが生活費は安いというデータが出ています。また家賃においても、一人暮らしの場合より二人で家賃を折半するほうが出費を抑えられるようです。これらのことから、一人暮らしよりも同棲するほうが経済的な面ではメリットが大きいことがわかります。

【単身世帯の消費支出平均(2020年)】
・1~3月期:14万8,468円
・4~6月期:13万8,394円
・7~9月期:14万3,059円
・10~12月期:15万5,912円

【2人以上(平均世帯人員2.96人)の世帯の消費支出平均(2020年)】
・1~3月期:28万3,707円(1人あたり約9万5,846円)
・4~6月期:26万4,546円(1人あたり約8万9,373円)
・7~9月期:27万1,040円(1人あたり約9万1,567円)
・10~12月期:29万2,411円(1人あたり約9万8,787円)

出典:総務省統計局 「家計調査 家計収支編 単身世帯」「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」

現在「ワンルーム・家賃7万円」の物件で一人暮らしをしている方の場合、二人暮らしなら「1LDKもしくは2DK・家賃11万円」の部屋を借りても1人あたりの家賃は5万5,000円に抑えられます。つまり、一人暮らしより少ない出費で条件のよい物件に住める可能性が高いということです。

同棲生活で、費用を抑えやすいもの

生活費に目を向けても、二人暮らしのほうが安くなるものがたくさんあります。もっとも違いが大きいのは「食費」です。

【単身世帯の食料費平均(2020年)】
・1~3月期:3万6,976円
・4~6月期:3万6,317円
・7~9月期:3万8,041円
・10~12月期:3万9,300円

【2人以上(平均世帯人員2.96人)の世帯の食料費平均(2020年)】
・1~3月期:7万3,242円(1人あたり約2万4,743円)
・4~6月期:7万4,131円(1人あたり約2万5,044円)
・7~9月期:7万7,035円(1人あたり約2万6,025円)
・10~12月期:8万1,352円(1人あたり約2万7,483円)

出典:総務省統計局 「家計調査 家計収支編 単身世帯」「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」

このデータから、一人暮らしよりも「2人以上の世帯の1人あたりの食費」のほうが安いことがわかります。一人暮らしだと、自炊用の食材を買っても使い切れないままダメにしてしまったり、作るのが面倒でつい外食にしてしまったりすることも多く、食費がかさみがち。同棲をすると一緒に料理したり外食を我慢したりできるので、食費の節約にも取り組みやすいでしょう。

また、一人暮らしで部屋にインターネット回線を引いている方は、同棲によって「二人で一つ」の契約で済むため、経済的なインパクトもあります。

同棲生活で、費用を抑えにくいもの

同棲によって費用を抑えにくいものには、電気代や水道代、そしてスマートフォン代などがあります。電気代は、ワンルームに同棲する場合は安くなるケースもありますが、2DKなど複数の部屋がある間取りの場合はさほど節約効果が得られないかもしれません。

水道代も同様で、世帯人数が増えればそれだけ使用量が増えるため、費用は大きく変わらないようです。

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生活費の管理や支払いの分担方法

生活費の管理や支払いの分担方法

同棲をしているカップルは、生活費などをどのように管理・分担しているのでしょうか?それぞれの収入によっても変わってくるようですが、同棲しているカップルの「よくあるお金の分担パターン」について、いくつかご紹介します。

互いの収入差があまりないカップル

社会人歴が浅いカップルの場合は、あまりお金がなかったり、双方の収入に差がなかったりすることもあるでしょう。こういったケースでは、家計の支出を完全に折半をするケースが多いようです。

このとき、「家賃も半分、食費も半分……」と細かく分けると計算が面倒になってしまいます。よくあるのは、家賃を含めた生活費全体に対してそれぞれが同じ金額を用意し、一つの口座にプールしてそこから支払うというスタイル。家賃が10万円なら半額の5万円、それに加えて想定生活費5万円の計10万円をそれぞれが口座に入金し、すべてそこからまかないます。共通の口座内に予算が余ったら貯金にし、旅行やレジャーに使うというカップルもいるようです。

片方の収入が多いカップル

家賃にもよりますが、たとえば家賃と水道光熱費を除いた生活費よりも、食費や日用品費などの生活費のほうが安くなるほうが一般的です。この場合、収入が高いほうが家賃や水道光熱費、通信費などの固定費を負担し、収入が低いほうが食費や日用品費といった変動費を負担するというケースがよくあります。

この場合は物件や水道光熱費の契約を一人にまとめることが可能。引き落としなどもわかりやすくなるので管理が楽になり、収入が低い方の負担も小さくなります。

収入だけで考えていないカップル

収入だけでなく、家事の負担を考えて生活費の分担を決めているカップルもいます。たとえば男性側の仕事が忙しかったり、家事能力が低かったりする場合、必然的に女性が家事をするケースが多くなるでしょう。こういった場合に、家賃と固定費は男性が支払い、かつ「生活費として2万円」など決めた分を女性に渡して足りない分を女性が負担する、という方法です。

男性側の金銭的負担は大きくなりますが、炊事や掃除、お弁当作りまでこなしてくれるパートナーもいるので、その労力を考えると生活費を多めに出してもおかしくはありません。その分「レジャー費は女性が多めに支払う」など、バランスが取れるように金額を調整できると理想的です。

最初はすべて折半で考え、生活するなかで家事の負担が偏ってきたら、それに合わせて金銭的負担を変えていく――というケースも少なくないようです。こうした分担方法は、将来的な結婚を見据えているカップルに多いかもしれません。

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同棲でありがちな生活費に関するトラブル

同棲でありがちな生活費に関するトラブル

好きな人とずっと一緒にいられるのが同棲のいいところですが、金銭面でトラブルや“不協和音”が生じることもあるかもしれません。以下では、同棲時に起こりがちなトラブル事例と解決方法について解説します。

自由に使えるお金に差がある

収入差がある場合や家賃・生活費の分担が平等でない場合は、「自由に使えるお金」にも差が出てしまいます。収入差があるのに家賃や生活費を完全折半してしまうと、当然ながら収入が低い方の手元に残るお金は少なくなってしまいますよね。

このトラブルは、同棲を始めるときに「どのように折半するか」を決めておくことで避けることができます。「同棲したほうが経済的」という理由で一緒に暮らし始めた場合、収入が少ない方も一人暮らしのときより生活費が抑えられていれば、ある程度のメリットはあると言えます。

どうしても不公平さを感じるなら、最初に「少し多めに負担してほしい」と打診してみましょう。同時に、互いの収入をきちんとオープンにしておくことも大切です。

生活費と家事の「負担のバランス」が悪い

「家事の負担を踏まえて家賃や生活費の支払いを減らしてもらったものの、家事の負担が予想していたより重い」と感じることもあるでしょう。費用負担がどの程度かにもよりますが、少ししか変わらないのに片方ばかり家事をしているようなら、不公平に感じてしまうのは当然です。

このケースも、同棲開始段階で互いの家事能力について把握しておき、家事の分担を決めたうえで生活費の分担を考えるのが望ましいでしょう。たとえば、「男性が料理も掃除も一切できないから女性がすべてやることになったが、生活費の負担額は2万円しか変わらない」という場合は、金額調整を検討する余地があります。

共通の財布の支出に不信感を持つ

家賃や光熱費、生活費をまとめている口座や財布のお金が、自分の気づかないうちに減っている気がする――。こういったことが続くと互いの不信感につながってしまうので、支出の内訳を明確にするようにしましょう。

家賃や光熱費などの固定費は、振り込みや引き落としのケースがほとんどなので、記帳すればすぐに把握できます。生活費においては、電子マネー払いにすると履歴を確認できるのでおすすめです。そのほか、買い物はできるだけ一緒にするなど、出費が不明瞭にならない工夫を考えてみましょう。

2人の信頼関係がしっかりできていれば、共通の財布に関する不信感を抱かずに済むでしょう。互いが気持ちよく共同生活を送れるように、金銭面以外でも誠実に相手と向き合うことが大切です。

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同棲生活で上手に節約するポイント

同棲生活を活かして上手に節約し、貯金をしたいと考えている方は多いでしょう。それこそ、同棲をしながら結婚資金を貯めることを目標にしているカップルも多いはずです。「2人でがんばる」という気持ちをモチベーションに、以下のようなことに取り組んでみてください。

生活リズムを合わせる

夜勤がある相手と同棲している場合は難しいですが、生活リズムを合わせることは光熱費の節約につながります。同じ時間に寝起きをすれば、部屋の電気も無駄につける必要がありません。食事もできるだけ一緒にすれば、温め直しでガスやレンジを使うこともないでしょう。風呂の追い焚きにかける時間も少なくて済みます。

自炊を基本にする

一人暮らしだと食材が使い切れないという不安がありますが、二人暮らしならそんな心配も無用です。きちんと食材を使い切ることができるなら、自炊に勝る食費の節約方法はありません。たまには「二人で外食」も楽しいですが、自炊を基本にすることで「共同作業」が増え、加えて外食メインのケースより栄養バランスもよくなるでしょう。

冷暖房使用時は同じ部屋にいる

集合住宅の場合は、エアコンで冷暖房をまかなうことがほとんどでしょう。エアコンは電気代が高くつくので、できるだけ節約したいところです。二人暮らしだとリビングと寝室など部屋も複数になることが多く、それぞれの部屋でエアコンを使ったら電気代は2倍近くになってしまいます。エアコンを使うときは、できるだけ同じ部屋ですごすように心がけましょう。

まとめ買いをする

一人暮らしではなかなかできなかった「まとめ買い」も二人暮らしなら可能です。肉や野菜は小分けになっているよりもまとまっているほうが割安なので、大きいサイズを購入して小分けに冷凍したりすると食費の節約につながります。日用品もチラシや店頭などで底値をチェックしておき、安いタイミングで数個まとめ買いしておくのがおすすめです。

プラン見直しや割引利用でスマホ代を見直す

一人暮らしと二人暮らしでは、生活スタイルがかなり変わってきます。生活スタイルに合わせてスマートフォンのプランを見直すのも大きな節約につながるので、ぜひ検討してみてください。

「一人暮らしでは自宅にインターネットを引いていなかったからデータ通信容量の大きいプランにしていた」という方の場合、二人暮らしでインターネット回線を引いたら家ではWi-Fiで通信できますよね。そうなれば、データ通信容量の小さいプランに変更しても支障はないでしょう。キャリアによっては、「カップル割」などの割引サービスを提供しているところもあります。

互いに協力して同棲生活を始めてみよう

お金はとてもデリケートな問題なので、なかなか言い出しにくいという方も多いでしょう。しかし、同棲を初めてからお金のトラブルが発生してしまうと大変です。同棲生活とお金は切り離せないので、始める前にしっかりと話し合い、納得のいく形で新生活を始められるように準備しましょう。互いに相手の負担を思いやり、調整していく気持ちが重要です。

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