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一人暮らしでフェレットを飼いたい!飼い方や、飼う際の注意点などを解説

更新日:2021.07.08

一人暮らしでフェレットを飼いたい!飼い方や、飼う際の注意点などを解説

表情や仕草が愛くるしいフェレットは人気があり、比較的飼いやすいペットと言えます。しかし、大切なペットの健康を維持するためには、ある程度の知識と準備が必要です。この記事では、一人暮らしでフェレットを飼いたい方のために、フェレットの魅力や育て方、注意点をご説明します。

  • フェレットは日中部屋を空ける一人暮らしの方でも飼えるペットだが、温度管理が必須
  • フェレットを飼うのに必要な初期費用は、生体と飼育用品代で6万円から10万円ほど
  • フェレットは比較的飼育しやすいが、事故を防ぐための安全の確保が不可欠

もくじ

  1. フェレットの魅力と行動特性

    1. そもそもフェレットってどんな動物?

    2. フェレットの行動特性

    3. フェレットのペットとしての魅力

  2. 一人暮らしでフェレットは飼える?

    1. フェレットを飼育する前に確認すべきこと

    2. フェレットを飼うときの注意点

  3. フェレットの飼育に必要なもの

  4. 飼いやすいフェレットの種類と、多頭飼いできるペット

    1. フェレットの種類とそれぞれの特徴

    2. 多頭飼いは可能?フェレットと相性のよいペットの種類

  5. フェレットを飼うなら、まずは「ペット可物件」を見つけよう

一人暮らしをしていて、“生活のパートナー”としてペットを飼いたいという方も少なくないでしょう。近年は王道とも言える猫や犬だけでなく、多種多様な動物がペットとして飼われるようになりました。そのなかでも、とくに注目されているのが「フェレット」です。この記事では、フェレットの魅力や正しい飼い方、一人暮らしの方がフェレットを飼うときの注意点などを解説します。

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フェレットの魅力と行動特性

フェレットを健康に育てるには、正しい飼い方だけでなくフェレットの行動特性や性格なとも知っておくことが大切です。まずは、賃貸物件や分譲マンションなどの集合住宅で飼えるほかのペットと比較した、フェレットの魅力と特徴をご紹介します。

そもそもフェレットってどんな動物?

フェレットはイタチ科の動物で、ラッコ、スカンク、アナグマ、クズリなどの仲間です。体の大きさと性格は繁殖地によって多少異なりますが、胴長短足な体型が特徴的で、体重はオスが約1kgから1.2kg、メスが約600gから800gです。

フェレットの行動特性

飼育する前に、フェレットの行動特性を理解しておきましょう。フェレットの行動における主な特徴は次の3つです。

睡眠時間が長い

犬と猫の睡眠時間が約10時間から12時間なのに対し、フェレットの睡眠時間は19時間から20時間。食事、トイレ、遊びの時間が5時間ぐらいで、それ以外の時間はほとんど寝て過ごします。

孤独を好む

インターネットなどの情報では「人懐っこいペット」と評価する向きもありますが、もともと警戒心が強い動物なため、基本的には単独で過ごす時間を好みます。まったく人間に懐かないわけではありませんが、犬や猫のように名前に反応したり、人間におねだりしたりするようなことはあまりありません

それでも、慣れてくれば飼い主の手をなめたり、かまってもらうためにピョンピョン飛び跳ねる姿(フェレットダンス)を見せてくれたりします。

好奇心が強く、遊ぶことが大好き

睡眠時間が長いフェレットですが、好奇心が強いので起きている時間はとても活動的です。ボールや音がなる買い物袋で遊ぶのがお気に入りで、慣れれば遊びを通じてフェレットとコミュニケーションを取れるでしょう。賢いフェレットなら、犬のように「お手、ゴロン、お回り」といった程度の芸を覚えさせることも可能です。

フェレットのペットとしての魅力

フェレットが人気なのは、見た目がかわいいからだけではありません。続いては、フェレットのペットとしての魅力をご紹介します。

鳴き声に悩まされることがない

賃貸物件や分譲マンションなどの集合住宅でペットを飼う場合、とくに気になるのがペットの鳴き声ではないでしょうか。犬や猫、鳥類などの鳴き声は、“ご近所トラブル”に発展してしまう恐れもあります。フェレットはほとんどの時間を寝て過ごすうえ、鳴いても低い声で、声も小さいため、鳴き声に悩まされることはほとんどありません。

散歩に連れていく必要がない

犬は年齢にもよりますが、1日2回程度の散歩が必要です。一人暮らしの場合は散歩を任せられる人がいないので、かなりの負担になるでしょう。フェレットは運動のためにケージから出してあげる必要こそありますが、散歩の必要はありません

そのため、エサと水を十分に用意しておけば1泊2日の外出も可能です。ただし、2泊以上の外出をする場合は、誰かに留守番を頼むかペットホテルを利用するようにしましょう。

ニオイが少ない

日本生まれのフェレットには、臭腺(特定の動物が持つ、強いニオイがする液を分泌する腺)があります。しかし、ほとんどは海外から輸入されているため、避妊・去勢の手術済みであることが多く、イタチ特有のニオイはないと言えます。ニオイが気になる方は、購入する前に日本ブリードか海外ブリードかを念のため確認しておきましょう。

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一人暮らしでフェレットは飼える?

一人暮らしでフェレットは飼える?

フェレットは、一人暮らしの方も飼えるペットです。それでも、実際に飼うためにはお金とフェレットに適した環境が必要になります。フェレットを迎えるにあたって事前に確認しておく点と、飼育するうえでの注意点を見ていきましょう。

フェレットを飼育する前に確認すべきこと

飼育する前に確認しておくべきことは、次の4つです。

費用

ペットは安い種類なら数千円から購入できますが、希少価値の高い種類になると数十万円するケースもあります。フェレットの価格はそこまでは高くありませんが、3万円から8万円程度です。

また、ケージや餌など飼育用品代として3万円程度かかるため、初期費用は6万円から10万円程度と考えておけばよいでしょう。飼育費用としては、月々5,000円程度と予防接種の費用が必要です。

フェレットの飼育に適した物件か

フェレットの体はとても小さいので、6畳ぐらいのスペースがあれば飼育することができます。賃貸のマンションやアパートで放し飼いすることも可能ですが、一度放し飼いをしてしまうと、ケージのような狭い空間に入ることにストレスを感じるようになってしまいます。

フェレットを飼うなら、基本的にはケージで飼育し、遊ばせるときだけ外に出してあげるのがよいでしょう。

飼育に必要な設備が整っているか

フェレットは汗をかくことができず、暑さに弱いので、エアコンが欠かせません。室温が高くなるとフェレットはぐったりしてしまうので、暑い時期に外出するときは室温が25℃から27℃になるようにエアコンを設定しましょう。

届け出の必要性

フェレットはアメリカから輸入されることが多いペットです。日本国内でも繁殖していますが、フェレットが逃げ出して在来種へ悪影響を与える恐れがあるため、北海道で飼育する場合は届け出が必要です。

フェレットを飼うときの注意点

フェレットは一人暮らしでも比較的買いやすいペットではありますが、いくつか注意点があります。

部屋で遊ばせるときは安全を確保する

フェレットは好奇心が強いので、高いところに登って転落したり、異物を飲み込んでしまったりすることもあります。ケージから出して遊ばせるときは家具の配置を調整し、ムダなものを片付け、転落事故と誤飲の対策をしっかりと行いましょう。

外出させるときはワクチン接種を済ませてから

家の外では、他の動物から病気に感染するリスクがあります。外出させるときは、フェレットの健康を考えてワクチンを必ず接種しておきましょう。

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フェレットの飼育に必要なもの

フェレットの飼育に必要なもの

飼育する環境が整っていないのにフェレットを迎え入れるのは、逃げ出す恐れもあるので避けたいもの。フェレットを飼うと決めたら、まずは飼育に必要なものをそろえ、準備万端の状態で迎えてあげましょう。続いては、フェレットの飼育に必要なものをご紹介します。

ケージ

ケージは寝たり食事をしたりする、フェレットのための部屋です。長方形が主流ですが、サークルタイプもあります。長方形にもいろんなタイプがあるので、それぞれ特徴やデメリットを踏まえて選びましょう。

  • 横長タイプ:トイレや食器を取り出しやすいので手入れがしやすい
  • 縦長タイプ:狭いスペースに置けるが、フェレットが転落してケガをするリスクがある
  • サークルタイプ:広いスペースが必要だが、フェレットがゆったりと過ごせる

最終的には置き場所に合うものを選ぶことになりますが、それでも1頭あたり横60cm×奥行き45cmは必要です。

ハンモック

体を丸めて眠る習性があるフェレットにとって、一点に重心を乗せられるハンモックは、とても快適な寝床となります。フェレット用に作られたハンモックには、フェレットが入れるポケットや潜り穴が付いており、フェレットの体温調節にも役立つでしょう。

トイレ

スペースの角で排泄することが多いため、ケージの角に設置できるようになっています。三角タイプと四角タイプがありますが、広さがあり安心して排泄できる四角タイプのほうがおすすめです。トイレの側面に高さがあれば、排泄物や砂が飛び散る心配もありません。

トイレシート・砂

手入れのしやすさで選ぶならトイレシートですが、フェレットはトイレの後に砂を掘る習性があるので砂のほうがおすすめです。砂を選ぶときはうまく掘れるように、砂の重さも重視しましょう。

餌と食べ物

朝晩の1日2回、餌と水を与えます。フェレットは完全な肉食動物なので、炭水化物や大豆・トウモロコシなどの植物性タンパク質は必要としません。むしろ、与えると消化不良で体調を崩す恐れがあるので注意しましょう。

餌は、動物性タンパク質と動物性脂肪を多く含んだものを選びましょう。食べ慣れていないものを与えると食べないこともあるので、ペットショップで与えられていた餌を選ぶと安心です。

ハーネス

フェレットは犬のように運動をたくさんさせてあげる必要がないので、散歩は不要です。それでも、公園や緑のあるところに連れていってあげれば、さまざまな経験をさせてあげることができます。

抱っこしたまま連れ出すと逃げ出す恐れもあるので、必ずフェレット用のハーネスを着用させましょう。はじめは嫌がって暴れることもあります。強制せず、少しずつ慣れさせていくのがポイントです。

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飼いやすいフェレットの種類と、多頭飼いできるペット

飼いやすいフェレットの種類と、多頭飼いできるペット

フェレットにはさまざまな種類があり、種類によって「サイズ」「性格」「値段」「飼いやすさ」が異なります。はじめて飼う方は見た目だけでなく「飼いやすさ」を重視して選ぶとよいでしょう。フェレットを飼いたい一人暮らしの方のなかには、すでに「別の動物を飼っている」というケースがあるかもしれません。ペットは相性が悪いとストレスを感じてしまうため、今いるペットとフェレットとの相性も重要です。

以下では、はじめてフェレットを購入する方のために、フェレットの種類と、多頭飼いを考えるにあたって相性がよいペットをご紹介します。

フェレットの種類とそれぞれの特徴

フェレットの種類はたくさんありますが、国内で流通している種類となると限られます。日本でよく知られているのは次の2種類です。

マーシャルフェレット

アメリカに本社があるマーシャル社が販売しているフェレットで、日本国内でもっとも多く流通しています。噛み癖が少なく、おっとりとした性格なので、初めてでも飼いやすく人気も高いです。

  • 体長:35cm程度
  • 体重:1kg~1.8kg程度
  • 寿命:6年から8年程度
  • 値段:4万円程度~
  • 性格:おとなしい

パスバレーフェレット

マーシャルフェレットよりやや大きいサイズです。体格がよいので、丈夫で寿命が長いのが特徴。噛み癖は多少ありますが、性格はおとなしいのでこちらも飼いやすいでしょう。

  • 体長:33cmから43cm程度
  • 体重:0.8kgから2㎏程度
  • 寿命:6年から8年程度
  • 値段:3万円程度~
  • 性格:やんちゃな部分もあるが比較的おとなしい

多頭飼いは可能?フェレットと相性のよいペットの種類

ペット同士の仲が悪いと飼育が大変になり、すべて面倒をみなければならない一人暮らしの方にとっては負担になります。多頭飼いをする場合は、今飼っているペットとの相性をよく知ってから購入を検討しましょう。

フェレットと猫の相性はよい

どちらも夜行性で睡眠時間が長く、小動物を捕らえる捕食動物です。性質が似ているだけでなく、種類によっては体格もそれほど変わらないので、仲よくなれば一緒に遊ばせることもできます。

ただし、マイペースな性格の猫だと、好奇心旺盛で元気なフェレットにつきまとわれることでストレスを感じる恐れもあります。猫の性格にあわせて、猫がのんびりできるスペースや逃げ場を用意してあげましょう。

フェレットと犬の相性はいまいち

犬との相性は悪いというわけではありませんが、種類によってはケガをさせてしまうリスクがあります。とくに体格の大きな犬や、イタチ狩りに使われていたテリア系・ハウンド系の犬と飼うのは避けましょう

犬と一緒に飼う場合も、猫同様に状況に応じて部屋を別にするなどの配慮が必要です。

ウサギ、ハムスター、小鳥などの小動物とは相性が悪い

フェレットは狩りにも使われていたので、自分より体の小さな小動物を見ると本能的に攻撃する可能性があります。小動物もフェレットと一緒にいることにストレスを感じるため、多頭飼いを考える場合は部屋を完全に分ける必要があります。

ワンルームで一人暮らしをしている方は、フェレットを小動物と一緒に飼育することは断念したほうがよいでしょう。

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フェレットを飼うなら、まずは「ペット可物件」を見つけよう

フェレットは犬や猫に比べて小さいので、「黙っていればわからないだろう」とお考えの方がいるかもしれません。しかし、ペットを飼うことが禁止されているマンションやアパートで許可なくペットを飼うと、強制退去を命じられたり修理費用を請求されたりする恐れがあります。隣の部屋にお住まいの方とのトラブルを避けるためにも、フェレットを飼うならまずはペット可物件を探しましょう。

フェレットを飼える住まいをお探しの方は、お気軽にご連絡ください。



 


 
 


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