- お互いの譲れない条件は事前に相談しておく
- 同棲する際、二人の生活スタイルに向いている間取りを把握しておく
- 同棲する物件を探すなら女性視点の意見は重要
同棲を検討しているカップルが理想的な物件を見つけるためには、間取りが大切になります。二人の譲れない条件を事前に話し合っておき、お互いの生活スタイルに合った物件を見つけていきましょう。二人で一緒に暮らすなら、部屋数はどれくらい欲しいのか、それとも一室の広さを求めるのか希望に合わせて物件を探すことが大切です。
同棲カップルが住みやすい間取りや物件を探すポイントを紹介していくので、参考にしてみてください。
同棲するならお互いが譲れない条件は相談しておく
つねに一緒にいたいと思っていても、パートナーは自分の時間が欲しいタイプだったり、こだわりたいポイントがあったりするかもしれません。カップルが同棲するにあたって、まずはお互いのライフスタイルやゆずれない条件などをすり合わせておきましょう。
たとえば二人でいる時間は確保しながらも、趣味や個人の時間を尊重してほしいという方もいます。お互いの条件を出し合いながら、二人が納得できる物件を探していきましょう。
お互いの趣味の時間を楽しむなら部屋数は多いほうがよい
同棲するときの条件として、自分の趣味を楽しめる時間を作りたいという方は、個人の部屋を設けられる間取りの部屋を選びましょう。できるだけ部屋数が多いほうが、収納できる場所も多くなるので趣味に時間を費やすことができます。
ただ個人の部屋をつくってしまうと、二人で共有する時間が少なくなってしまうこともあるでしょう。そんなときは二人のなかでルールを決めて、何時からは二人でテレビを見る時間など条件を付けておくとよいかもしれません。
家にいるときは二人で一緒にいる時間を大切にしたい
同棲するうえで、二人が顔を合わせる時間が長いほうがよいという方は、部屋数が少ない間取りでも問題ないでしょう。ただ二人で一緒の部屋にいることを考えるなら、ある程度は広い間取りの物件を選ぶ必要があります。窮屈な間取りでは圧迫感があって、ストレスの原因になってしまう可能性があるでしょう。
どれくらいの間取りなら二人でゆったりできるのか、持っていく家具の大きさなども測ったうえで物件を探してみてください。
お互いの仕事を邪魔しないようにしたい
テレワークが増えているなか、同棲しているカップルが同じ空間で仕事をしていると、集中力の低下を招く可能性があります。同棲する条件としてお互いの仕事を邪魔しない環境にしたいのであれば、部屋を別々に設けることも意識したほうがよいでしょう。ほかにもお互いの生活音が聞こえないように、離れた場所に部屋がある間取りを選ぶ方法もあります。
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同棲を検討している方におすすめの間取りとは?
カップルで同棲することを考えているなら、どんな間取りがよいのか前もって確認しておくことが大切です。間取りにはそれぞれ特徴があるので、自分たちの希望に合っているかチェックしておきましょう。
同棲する際に、おすすめな間取りをいくつか紹介していくので、物件を探すときの参考にしてみてください。
1LDKならすべてのスペースを共有して使える
同棲している相手のことを理解しているなら、「1LDK」に住むのもよいでしょう。
下記の間取り図は、1LDKの一例です。
1LDKはどの部屋でも相手と同じ時間を共有することになるので、一人でいる時間がいらないというカップルにおすすめです。
寝る時間や生活習慣が異なる二人である場合には、トラブルの原因になってしまうこともあるので注意しましょう。二人でいる時間が多いので、親密度を上げるきっかけになる間取りとなっています。万が一、喧嘩したとしても同じスペースにいることから仲直りできるスピードも比較的早いでしょう。
一人でいる時間を簡単につくることができない
相手と同じスペースを共有する1LDKは、家にいる間はほとんど一緒にいるので、一人の時間を気軽につくれません。また、仕事で帰ってくるタイミングが違う二人なら、お互いの生活音が気になって十分に睡眠がとれないというケースもあります。
ほかにも収納が少ない傾向にあるので、工夫してものを置く必要があるでしょう。
2DKは同棲していてもお互いのライフスタイルを崩さない
下記の間取り図は、2DKの一例です。
ダイニングキッチン以外にも、二部屋が付いている間取りなので、比較的自由度の高い部屋の使い方が実現できます。お互いのライフスタイルを崩すことなく、相手を気遣った生活ができるので、負担をかける心配も少ないでしょう。
部屋数が多い分、収納できるスペースが確保されているので、ものを置きやすい環境となっています。
部屋を分けることですれ違いが起きることもある
寝室とリビングという形で部屋を分けることで、顔を合わせる時間が短くなりすれ違いが生じる可能性があります。生活スタイルが同じであれば関係性が崩れることは少ないですが、一方が仕事で帰ってくる時間が遅いなど状況が変われば、すれ違いが起きることもあるでしょう。
3DKはお互いの仕事や趣味の時間を尊重できる
下記の間取り図は、3DKの一例です。
ダイニングキッチン以外にも3部屋用意されているため、お互いの部屋を設けることができます。テレワークなどで周囲に人がいないほうが集中できる環境としては、おすすめの間取りと言えるでしょう。
仕事で遅く帰ってきたとしても、相手の睡眠を邪魔することなく生活できるので、お互いの不満が溜まる心配も少ないです。趣味のための収納スペースも十分確保できるので、充実した生活が送れるでしょう。
賃料が高くお互いが共有できる時間が少ない
それぞれの部屋を設けることで、仕事や趣味などの自由度が高い間取りですが、比較的賃料が高い間取りとなっています。また同棲していても、生活スタイルが違えば共有できる時間が少ないのが難点です。土日は一緒の部屋でテレビを見るなど、条件を設けることで共有できる時間を少しでも増やす必要があるでしょう。
同棲におすすめな間取りはどんなカップルに向いている?
同棲するときにおすすめな間取りとして3種類紹介しましたが、具体的にどのようなカップルに向いている間取りなのでしょうか。それぞれに向いているカップルの特徴や価値観などを紹介していくので、参考にしてみてください。
1LDKは二人の時間を大切にしたい方に向いている
つねに同じ時間が共有できる1LDKは、お互いの時間を大切にしていきたいと考えているカップルに向いている間取りです。またライフスタイルが似ているカップルほど、同じ空間で過ごしていても負担にならないでしょう。
喧嘩したとしても一緒にいれば仲直りできる時間はつくれるなど、できるだけ一人で悩む時間をつくりたくないというカップルにもおすすめです。
2DKは賃料を抑えつつ個人の部屋が欲しい方に向いている
一つひとつの間取りは狭い傾向にある2DKですが、比較的賃料が安いので住みやすい物件が多いでしょう。同棲していても、少しは自分たちの時間を確保したいというカップルに向いています。ほかにも生活リズムが異なる二人であるほど、2DKのほうがお互いの邪魔になる心配はないでしょう。
お互いのプライバシーを尊重しながらも、二人の同棲生活を楽しみたいという方におすすめです。
3DKは自分たちのプライベートを重要視したい方に向いている
同棲していても、自分たちの時間を確保しないとストレスになってしまうというカップルに向いている間取りです。それぞれの部屋を設けることで、プライベートの時間を自由に謳歌できるでしょう。
またテレワークなどで周囲の音をできるだけ入らないようにしたいときには、3DKはおすすめです。賃料はほかの間取りより高めですが、共有スペースを大切にしながらも自分たちのプライベートも尊重したいカップルは、一度検討してみてください。
同棲する物件を探すときに着目したいポイント
カップルで同棲する物件を探す場合、お互いの条件に合う賃貸を探すのは時間がかかるでしょう。こだわりの物件を見つけるためにも、着目しておきたいポイントは抑えておくことが重要です。カップルで同棲する物件を探しているなら、チェックしておきたいポイントとはどんなことなのか詳しい内容を紹介していきます。
女性が家事を優先的にするなら女性視点の意見が重要
同棲する際に女性が専業主婦として活躍することを望んだ場合、キッチンや水まわりのことは女性のほうが利用する時間は多くなります。
そのため、キッチンの使いやすさや生活動線の確保など、女性ならではの視点を大切にする必要があるでしょう。男性にもこだわりの間取りがあるのはわかりますが、キッチンなどの分野は専業主婦の意見を尊重することが住みやすい物件を選ぶコツです。
同棲する物件を探すときは自分たちの足で内覧する
同棲するための物件を探すときは、納得いくまで足を運んで内覧する必要があります。自分たちの目で確認しないと、動画や画像だけではわからないことも多いでしょう。たとえば最寄り駅まで何分と記載されていても、実際に歩いて測定しない限りはわかりません。
ほかにも外観はキレイなのか、内装は自分たち好みの壁紙が利用されているのかなど、詳しい情報は見ないことにはハッキリしないでしょう。できるだけ二人で内覧できるように予定を合わせてみてください。
お互いの仕事が忙しくて予定が合わないなど、2人一緒に内覧することが難しい場合は、Web接客サービスを利用することも検討してみましょう。
自分たち好みのフローリングやクロスなのか確認する
二人で内覧するときには、資料で情報を確認するのではなく実際に目で見てフローリングやクロスの状態を確認しましょう。また張り替えが正しく行われているのか、内覧でないと確認できないので、足を運んでチェックしてください。
よい物件だと資料上で感じていても、実際に目視してみると想像とは違うことはよくあります。理想的な物件が見つかるまで、内覧を繰り返して二人の条件に合う賃貸を見つけましょう。
日中に物件を見て日当たり状況を確認する
仕事で忙しいからといって夜に物件を外から見ることと、日中に物件を確認するのでは印象が違います。とくに日当たり状況は、外から確認してもわからないことが多いでしょう。
日中に内覧を実施して、どれくらいの日当たり状況なのか見極める必要があります。また周辺の建物状況も確認して、高層マンションなどで日光が遮られていないかなどチェックしておきましょう。日没くらいの時間帯では洗濯物が乾くかどうか判断できないので、可能であれば朝に足を運ぶようにしてください。
駐車場付きの場合は周辺環境を確認しておく
車を持っている方であれば、事前に駐車場の場所は確認しておいたほうがよいでしょう。駐車場の場所によっては入りにくい位置なのかなど、見てみないとわからないことがあります。道路の混み具合によって、出るまでにどれくらいの時間がかかるのかも確認しておいたほうがよいでしょう。機械式駐車場が採用されている物件なら、どこの場所に停めるのかチェックしておきましょう。
同棲するなら生活スタイルに合わせて適切な間取りを選ぼう
二人で同棲する物件を探しているなら、お互いに何が譲れないのか条件を決めておきましょう。何個も条件を付けてしまうと物件のハードルが高くなるので、ここだけは譲れないという条件を決める必要があります。
おすすめの間取りとして3種類紹介しましたが、どれも特徴が異なるので自分たちのライフスタイルや価値観に合わせて選びましょう。同棲する物件を探すときには、キッチンや水まわりの使い勝手など女性視点の意見を参考にすることが大切です。お互いに納得できる物件を選ぶためにも、内覧などは二人で足を運ぶようにしましょう。
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