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更新日:2021.08.06

防音性のある賃貸物件の特徴って?探し方や選び方のポイント

防音性のある賃貸物件の特徴って?探し方や選び方のポイント

防音マンションは、外からの騒音が伝わりにくく、生活音が外に漏れることも抑えられるのが特徴です。騒音トラブルを心配せずに静かでリラックスできる生活が実現できます。鉄筋コンクリートは防音に加えて保温効果も高いので、光熱費の削減にも役立ちます。防音性を高める家具配置やカーテンなどを使うとさらに安心です。

  • 防音マンションは近隣との騒音トラブル防止や光熱費削減にもつながる
  • 防音性は建築構造によっても異なり、鉄筋コンクリートがもっとも防音性に優れている
  • 防音性を高める家具の配置や、防音リフォームなどでさらに防音効果がアップできる

もくじ

  1. 防音性が高いアパートやマンションを選ぶメリット

    1. 防音性の高いアパートやマンションを選ぶメリット

    2. 物件を選ぶ前に周辺環境をチェックしておこう

  2. そもそも音が響きにくい構造もある

    1. 木造

    2. 鉄筋コンクリート

    3. 鉄骨(軽量鉄骨と重量鉄骨)

  3. 防音性を高めるための工夫

    1. 防音性のある間取りを探す

    2. 家具の配置を換える

    3. 防音カーテンを設置する

    4. 防音材を活用する

  4. 防音性のある賃貸物件で快適な暮らしを



 

都市部や中心街にある賃貸物件は、利便性が高い反面、道路や線路などからの騒音に悩まされる可能性があります。近隣住民との距離も近いため、生活音をめぐるトラブルに巻き込まれる恐れもないとは言えません。

できるだけ静かな環境でストレスなく過ごしたいなら、防音性の高いマンションがおすすめです。この記事では、防音マンションの特徴と防音性を高めるための工夫などをご紹介します。

防音性が高いアパートやマンションを選ぶメリット

防音性の高い物件は静かで快適な生活を送れるだけでなく、ほかにもメリットがあります。ここでは、防音性の高いアパートやマンションを選ぶメリットについてご紹介します。

防音性の高いアパートやマンションを選ぶメリット

防音マンションのような防音性の高い物件を選ぶ主なメリットには、次の4つが挙げられます。

自由気ままな生活ができる

防音性の高い物件なら、時間帯を気にせず自由気ままな生活が送れるのが魅力です。ときには夜中に友達と語り合ったり、好きな音楽を聴いたり、溜まっていた家事を片付けたりと、自分の家にいるときぐらい好きなことを好きなタイミングでやりたいときもあるでしょう。

このような生活騒音は規制の対象にはなっていませんが、それでも生活音をめぐる近隣トラブルは少なくありません。近隣住民とのトラブルを未然に防ぐために、とくに夜間や早朝に騒音を出さないような気配りをしている方が多いのも現実です。

そんなとき防音性の高い物件は、そうでない物件と比べて自由気ままな生活が実現できるようになります。

子育てがしやすい

子どもをのびのびと育てたい方は、防音性の高い物件を選んでおいたほうが安心です。自由意思を尊重してあげることで、子どもの個性を伸ばせたり自立心を養えたりできると考えられています。子どもの遊びに、音が出るおもちゃや楽器、歌やダンスなどを取り入れたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、防音性が高くないアパートやマンションでは、子どもの騒音が原因で近隣住民から苦情がくる可能性があります。防音性の高い物件ならば、子どもがやりたい遊びなどを優先することができ、自由意思を尊重してあげられるでしょう。

ペットも飼いやすい

ペット可の物件は増えてきましたが、ペット可の物件すべてが防音性に優れているわけではありません。近隣の住民のなかには、ペットの鳴き声を気にする人もいるかもしれません。そのような場合は、近隣と騒音トラブルに発展する恐れがあります。とくに鳴き声の大きいペットやしつけが難しい鳥類などを飼う場合は、防音性が高い物件を選びましょう。

光熱費を削減できる

防音性が高い物件は、窓や壁などから音が漏れない構造になっています。その分、外気の影響も受けづらくなり、保温性が高まります。寒い季節の光熱費を削減しやすくなるのです。

物件を選ぶ前に周辺環境をチェックしておこう

静かな環境がお好みなら、周辺環境もチェックして物件を探すことが大切です。近くに幹線道路や学校、商業施設、観光スポットなどがあるエリアは避けましょう。

また、騒音の大きさは曜日や時間帯によっても異なるので、物件を数回見ただけではどのくらいの騒音がするかわかりません。できれば、自分が在宅することが多い時間帯と曜日に内見して、騒音が聞こえるかを確認しましょう。



 

そもそも音が響きにくい構造もある

そもそも音が響きにくい構造もある

同じエリアにある物件でも、物件の建築構造によって騒音の聞こえ方と音の漏れ方は異なります。ここでは、アパートとマンションの採用されているおもな建築構造3つとそれぞれの防音性について解説していきます。

木造

骨組みが木材でできている建築構造です。木造というと、アパートのイメージが強いかもしれません。たしかに建築費と維持費が安いため、賃貸物件では家賃が安い傾向にあります。しかし建築技術は進歩していて、耐震性に優れた木造の高層マンションやビルなども建設されています。

木造建築の防音性は高くありません。角部屋ならまだよいですが、両脇を挟まれた物件の場合は生活音だけでなく、会話が丸聞こえになる可能性もあるでしょう。ただし、木造物件のなかには、遮音性に優れている「2×4(ツーバイフォー)工法」で建築された物件があります。木造で防音性の高い物件を探すなら、工法に注目してみましょう。

鉄筋コンクリート

鉄筋コンクリートの建物は、複数の鉄製の棒を使って骨組み作り、内側にコンクリートを流し込んで作られています。壁と床が厚く密度が高いため、防音性は木造建築の約10倍と言われています。

音に対する感覚は個人差がありますが、ドアの開け閉めや足音程度の音が漏れることはほぼないでしょう。ただし、窓は例外です。鉄筋コンクリートであっても、子どもの声やペットの鳴き声、楽器の演奏などの音が窓から漏れるのを完全に遮断するのは困難です。

鉄骨(軽量鉄骨と重量鉄骨)

骨組みに鉄骨を使用している建物です。鉄骨には2種類(軽量鉄骨と重量鉄骨)あり、二つの違いは素材の厚みです。防音性を重視するなら、素材に厚みがある重量鉄骨の物件を選ぶようにしましょう。とくに壁を叩くと高い音がするような物件は、壁に空洞があり防音性が低いのでご注意ください。

鉄筋コンクリートほど防音性はありませんが、それでも普通の木造建築よりは快適な生活が送れます。



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防音性を高めるための工夫

防音性を高めるための工夫

防音性の高い物件を探す際は、利便性、間取り、家賃などの条件に防音性が加わることになります。時期によっては、すべての条件を満たす物件が見つからないかもしれません。

もともとそれほど騒音を気にしない方であれば、防音性のある間取りの部屋を選ぶのもひとつの手です。また、アイテムを使って自分で防音性を高める方法もあります。ここではそれぞれの工夫についてご説明します。

防音性のある間取りを探す

隣の部屋と自分の部屋が完全に隣接していない間取りが挙げられます。たとえば壁の一部が共用スペースや階段に接していて、隣の部屋と隣接しない部分がある間取りです。

また、自分の部屋と隣の部屋の居住スペースの間に、押し入れやクローゼットが置かれている間取もおすすめです。押し入れやクローゼットが緩衝地帯となって防音効果が高まるでしょう。

家具の配置を換える

家具にも防音効果があるので、騒音や生活音が聞こえてくる壁に本棚やタンスなど厚みのある家具を配置してみましょう。部屋が複数あるのであれば、寝室などは隣と隣接しない部屋を選ぶのがおすすめです。

防音カーテンを設置する

窓からの騒音は、防音カーテンで対処できます。防音カーテンというと特殊なカーテンのようなイメージがあるかもしれませんが、ホームセンターやネットでも簡単に購入可能です。

なお、防音効果のあるカーテンは、「防音カーテン」「遮音カーテン」「吸音カーテン」などがあります。防音カーテンは遮音と吸音の両方の効果を持っているので、もっとも高い効果があります。さらに光と熱を遮断できる防音カーテンであれば、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。

防音材を活用する

壁や床、天井の防音性は防音材で高めることができます。防音材は種類が豊富なので目的に合わせて選ぶのがポイントです。壁と床におすすめの防音材は次のとおりです。

壁から聞こえてくる騒音は、防音パネルや防音シートで対処します。防音シートはカットできるので、さまざまな壁に活用できるでしょう。楽器などの音を漏れないようにするには、ウレタンスポンジ吸音材がおすすめです。

足音や家具を動かしたときに聞こえる音や振動などは、防音マットまたは遮音マットで軽減できます。ゴム製やアスファルトなど、硬さのある素材のマットがおすすめです。

防音性のある賃貸物件で快適な暮らしを

騒音に悩まされることなく自由に生活するには、防音性の高い物件選びがおすすめです。とくにペットや子どもがいる場合は、近隣トラブルにならないよう防音性の高さは重要なポイントと言えます。

防音効果の高い鉄筋コンクリート構造や、音が伝わりにくい間取りを選ぶとよいでしょう。家具の配置やカーテンで外からの音を防ぎ、壁シートや床マットなどでこちらからの音がもれないような工夫もおすすめです。
防音性のある賃貸物件をお探しなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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