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更新日:2021.04.15

賃貸選びで失敗したくない!自分に合う物件の選び方は?

自宅での暮らしが快適になるかどうかは、希望通りの物件と出会えるかにかかっている面もあります。しかし、なかなか理想の物件に出会えず、最終的に条件を妥協した方も多いでしょう。理想の物件と巡り合うためには何が重要なのでしょうか。失敗例も含めてご紹介します。

  • 賃貸選びでは希望条件の設定と順位づけが大切
  • 物件は立地や設備・費用など、さまざまな面から希望に照らして総合評価する
  • 内見でイメージ通りの物件かを必ず確認しよう

もくじ

  1. 賃貸物件選びのポイントは条件設定にある

    1. 物件選びをする際に押さえておきたい7つの条件

    2. プラスアルファのこだわりも大事なポイント

    3. 条件には優先順位を付ける

  2. 多くの人が経験したありがちな失敗パターン

    1. パターン1:初期費用に関する失敗

    2. パターン2:家賃に関する失敗

    3. パターン3:物件の立地条件に関する失敗

    4. パターン4:物件の設備や住み心地に関する失敗

  3. イメージとのズレを防止するための内見

    1. 内見当日の流れ

    2. 希望に合致した物件かどうか確認する

    3. 周辺状況を歩いてチェックしてみよう

  4. 住まい探しの「タイミング」について

    1. 繁忙期の住まい探しは余裕を持って始める

    2. 物件候補をつねに数件確保しておく

    3. 予定を立てるのが難しい場合は不動産会社に相談

  5. オンライン接客サービスも活用しよう

    1. オンライン接客サービスとは?

    2. 相談から契約までの流れ

    3. オンライン内見利用時の注意点

  6. 物件選びは行動と情報収集が重要

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新生活の快適さを大きく左右するのが、引越し先の物件選びです。理想の物件が見つかればそれが一番ですが、そもそも「自分に合った物件」の条件がわかっていない方、意識していない方も多いでしょう。賃貸物件を選ぶうえでは、どんなポイントに注意すればよいのでしょうか。

本記事では、賃貸物件選びで失敗したくない方のために、物件の探し方とよくある失敗例をご紹介します。物件選びのヒントが詰まっているので、ぜひ参考にしてください。

賃貸物件選びのポイントは条件設定にある

賃貸物件を探す際、最初のポイントとなるのが希望条件の設定です。ご自身にとってどんな物件が望ましいのかを整理し、候補に落とし込む作業をしましょう。そうすることで物件選びにおける理想がより明確になるはずです。

物件選びをする際に押さえておきたい7つの条件

では具体的にどのように条件を定めればよいのか、ポイントをご紹介します。下記の7つの条件はコストや住み心地など暮らしに直結するので、しっかり押させておきましょう。

【物件選びの軸となる7つの条件】
1.住みたいエリア(「A駅から徒歩15分以内」「B市内の南側」など具体的に)
2.周辺環境(「スーパーの近く」「小学校まで徒歩距離の立地」など)
3.間取り
4.築年数
5.設備
6.階数
7.家賃

上記7点の整理については、まずご自身の希望をできるだけ詳細に書き出してみることが大切です。深く考えずに思いつくまま書き出してみると自分でも意外な発見があるかもしれません。「間取りはそこまで重要じゃない」や「在宅勤務だから駅から少し遠くてもよい」など、書き出すことで客観的に自分の希望を絞ることができます。

プラスアルファのこだわりも大事なポイント

前述した7つのほかにも、人によって外せない条件があると思います。たとえば、「猫と暮らしているのでペット可の物件であること」「キッチンはIHが嬉しい」など、プラスアルファの条件もリストアップしてみましょう。

条件には優先順位を付ける

賃貸物件選びでは、自分の希望が100%すべて反映された物件を見つけるのは困難だと言えるでしょう。なぜなら駅近で設備が整っていて築浅の物件が、相場より家賃が低いなんてことはほぼありえません。そのため、重要になるのは優先順位をつけることです。

「たとえエレベーターなしの5階でも、ペットと一緒に暮らせる家がいい」など、人により譲歩できるポイントと、できないポイントがあるでしょう。この点を明らかにできれば、物件選びはスムーズになるはずです。



 

多くの人が経験したありがちな失敗パターン

多くの人が経験したありがちな失敗パターン

「理想的な物件だ」と息巻いて契約しても、いざ住んでみると「失敗だった」と後悔した話はよく耳にします。物件選びにおける失敗は何だったのでしょうか。後悔しないためにも、賃貸物件選びにおける「よくある失敗例」を事前に確認しておきましょう。代表的な失敗パターンを4つまとめました。

パターン1:初期費用に関する失敗

契約の段階でよく見られる失敗例は費用関連です。家賃にばかり気を取られ、初期費用がいくらかかるのか、きちんと確認していなかったという方は意外と多いのかもしれません。賃貸物件を借りるには、家賃のほかにもさまざまなコストが発生します。たとえば、下記の費用が代表的です。

【賃貸契約でかかる費用(一例)】
・前家賃
・仲介手数料
・火災保険料
・保証料(初回・更新共に)
・更新料
・鍵交換費用
・敷金・礼金

具体的にいくらかかるかは物件によって異なりますが、初期費用だけでも家賃の5倍程度になるのが一般的です。「こんなにお金が必要だとは知らなかった」と後悔しないよう、事前にしっかりと見積もりをもらっておきましょう。

パターン2:家賃に関する失敗

さらに「家賃で失敗した」という話も少なくありません。とくに失敗エピソードで代表的なのが、家賃だけを気にして安い物件を選んだ結果、非常に住み心地の悪い物件だったというものです。激安物件のなかには、「駅やバス停までかなり遠い」「ボロボロで手入れがされていない」など快適とは言い難いものも存在します。反対に設備や立地などにこだわりすぎた結果、予算を大幅にオーバーし、毎月家賃の支払いで苦しんでいるという失敗談も聞かれます。譲れない部分にこだわるのは大切ですが、「家賃が高いほうがいい物件だ」とグレードだけで物件を選ぶのは問題かもしれません。

そこで物件の家賃を評価する際は「自分にとってのコストパフォーマンス」を重視しましょう。ピックアップした条件がしっかりカバーされ、予算内に収まっていれば自分に適した物件と言えます。また、一般的に家賃は月額手取り収入の3割までが適正とされているので、家賃の額で悩んだ場合は参考にしてください。

パターン3:物件の立地条件に関する失敗

物件の立地条件は、多くの場合「よい面」「悪い面」が表裏一体だと言えます。立地に関する希望を考える際は、両方を把握したうえで検討すべきでしょう。

たとえば、利便性と通勤の便利さから駅まで数分の物件を選んだ場合、確かに生活には便利なものの駅の近くは人の出入りが多く、静かに暮らすには向いていないケースもあります。実は、「深夜でも人通りが途絶えず、うるさい」と後悔する方も多いのです。

一方、静かに暮らすことを求めて閑静な住宅街を選んだ結果、周囲に買い物スポットがなくて困ったという事例もあります。人それぞれの趣向により、立地条件におけるメリット・デメリットが異なるのです。

パターン4:物件の設備や住み心地に関する失敗

さらには物件の設備や住み心地に関する失敗談も多く見られます。「広さは十分だが、間取りのせいでキッチンの使い勝手が悪かった」「日当たり良好、という点に惹かれたが、西日が強く暑い」などのトラブルが一例です。

住居の設備や住み心地については、内見時に入念にチェックすることで、ある程度回避できます。生活スタイルに合った家なのか、内見で普段の生活をイメージしてシミュレーションしましょう。



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イメージとのズレを防止するための内見

イメージとのズレを防止するための内見

候補の物件が自分の希望通りかどうかを現地で確認するのが「内見」です。あくまで希望条件から物件候補を厳選しても、実際に目で確かめるまでは本当のところがわからないので、内見が非常に重要になります。内見当日の流れと、どんな点をチェックすればよいのかをご紹介します。

内見当日の流れ

内見は何もかしこまる必要はありませんが、しっかり流れを把握したうえで事前準備をしておくとよいでしょう。下記が一般的な内見の流れです。

【内見の流れ】
1.事前に店舗に予約を入れ、当日に店舗を訪れる
2.訪問する物件に関する説明を受ける(ほかの物件の紹介を受ける場合も)
3.担当スタッフの案内で現地を見学する
4.店舗に戻り、今後についての説明を受ける(気に入ればそのまま申し込みも可能)

複数の物件を見たい場合、内見にかかる時間も相応に長くなります。所要時間は前後を考えて長めに見積もっておくと安心でしょう。

希望に合致した物件かどうか確認する

内見で候補の物件を訪れた際、希望に沿った物件かどうかしっかりと確認しましょう。不動産の情報はWebサイトでも確認できますが、実物を見てみるとイメージと異なることは珍しくありません。
「エアコンがやや黄ばんでいた」「湿気が強かった」「近所の定食屋のニオイが漂ってくる」など、現場でないと感じられないポイントも多数あるはずです。見落としのないよう、念入りに確認すべきです。

周辺状況を歩いてチェックしてみよう

物件の周辺状況も、時間が許すのであれば実際に歩いてみましょう。

【物件の周囲を歩いてみて得た気づきの例】
・地図上ではスーパーに近かったが実際には遠まわりが必要だった
・近隣の車通りが多く、小さな子どもには危ない
・駅まで8分と記載されていたが、歩いてみたら坂道でかなり体力が必要だった
・夜になると一気に街が暗くなり、一人歩きは怖い

上記のように、実際に歩いてみるとさまざまな発見があるものです。

住まい探しの「タイミング」について

お気に入りの物件を見つけたとしても、タイミング次第で逃してしまうことも多々あります。引越す時期によって物件の契約のしやすさは大きく変わってきます。そのことを念頭に置いたうえで、計画的に住まい探しをすることが望まれます。

繁忙期の住まい探しは余裕を持って始める

不動産業界にも繁忙期と閑散期が存在します。1月から3月にかけては、新年度に向けて人が移動するため、賃貸物件も入れ替わりが激しい時期です。物件の需要が増加するため、人気の高い物件は争奪戦になります。

こうした事情から、繁忙期の住まい探しは余裕を見て始めることが大切です。引越しの1ヶ月前には実際に不動産会社を訪問できるよう準備を進めましょう。まずは入居希望日を決定し、物件の絞り込みや内見をいつまでに行うかを整理することが大切です。逆算してスケジュールを立てることで、いつまでに何をすべきか明確になります。

物件候補をつねに数件確保しておく

前述のように、賃貸物件は早いもの勝ちです。希望していた物件がいつ埋まってしまうかわからないため、候補は常に数件キープしておくと安心です。Webサイトに掲載されている物件情報は、借り主が決定されると削除されるので、定期的に巡回して候補の物件がまだ残っているか確認しておきましょう。

予定を立てるのが難しい場合は不動産会社に相談

「いつから物件選びを始めればよいかわからない」「条件が確定しておらず、スケジュールを立てるのが難しい」などの事情がある場合、まずは不動産会社に相談するのがおすすめです。「そもそも選び方がわからない」など、基本的な相談にも親身になって応じてくれます。

不動産会社の担当者は賃貸物件選びのプロです。わからないことはわからないと伝えれば、その点も考慮して相談に乗ってくれます。家探しも効率的に進められるので、ぜひ問い合わせてみてください。

オンライン接客サービスも活用しよう

オンライン接客サービスも活用しよう

コロナ禍の影響で急速に広まりつつあるのが「オンライン接客サービス」です。不動産会社に出向くことなく、物件探しができる点は画期的ですが、店舗とオンラインの接客だとどのような点において勝手が違うのでしょうか。

オンライン接客サービスとは?

オンライン接客サービスとは、その名の通り賃貸物件契約までの準備や内見をすべてオンラインで済ませることのできるサービスです。大手不動産会社の多くで導入されており、コロナ禍の「新しい生活様式」への取り組みとしてニーズが高まっています。

オンライン接客サービスは、下記の希望がある方に好まれています。
・感染症予防の面から対面でのやりとりに不安がある
・遠方に住んでおり、店舗への訪問が難しい
・多忙で店舗や現地を訪問する時間が取れない

オンライン接客サービスを利用したい場合は、不動産会社へ最初に問い合わせる際に「オンライン希望」と伝えましょう。

相談から契約までの流れ

オンライン接客サービスでは、物件契約の際の各手続きは以下のように進めます。

【不動産会社への相談】
オンライン通話またはメールで打ち合わせ。

【物件の内見】
現地で担当スタッフとオンライン通話をつなぎ、内見を行う。(カメラを通して実際に物件をチェックできる)

【重要事項説明(IT重説)】
担当者とオンライン通話をつないで重要事項説明を受ける。

【Web申込】
契約する決断ができたら、Web上で申込を行うこともできます。

【契約】
郵送によって契約書をやりとりする。

このように相談から契約まですべて非対面で行えるため、店舗に赴くのは入居日の鍵の受け取り時のみとなります。

オンライン内見利用時の注意点

オンライン接客サービスは、現地に行かずとも物件選びができるという点で非常に便利です。ただし、内見時だけは注意点があります。オンライン内見ではカメラを通して物件を確認するため、直接訪問するよりも雰囲気をつかみにくい傾向にあるでしょう。

オンラインで内見をする場合、あらかじめくわしく確認したいポイントをピックアップし、担当スタッフに共有しておくことをおすすめします。カメラだけでなくスタッフの目でもチェックしてくれるため、物件の様子をより正確に把握できます。また、光の反射やカメラの明るさなどが原因で家の様子が見づらければ正直に伝えましょう。

物件選びは行動と情報収集が重要

自分に合った賃貸物件を選ぶには、情報の収集と希望の整理が大切です。また、内見での現場確認も怠ってはいけません。物件を比較検討せずに決めたり、内見を省略したりしてしまうと「こんなはずではなかった」と後悔することもあります。少なくとも数年は同じ物件に住むことになるだけに、ご自身にとって心地いい物件に出会えるまで妥協せずに探しましょう。

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