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一軒家(一戸建て)の間取りはどうする?快適に過ごせる間取りや失敗例も

更新日:2021.08.25

一軒家(一戸建て)の間取りはどうする?快適に過ごせる間取りや失敗例も

一軒家(一戸建て)を建てたり購入したりする際に、とくに注目すべきポイントのひとつが間取りです。同じ広さの一軒家であっても、間取りによって使い勝手は大きく左右されます。そのため生活スタイルや家族構成などに合わせてベストな間取りを検討する必要があります。そこで、ここでは一軒家の間取りについて詳しくご紹介します。

  • 同じ床面積であっても間取りによって快適性や使い勝手には差が出ることがある
  • 間取りにはさまざまな考え方があるため、実際の生活をイメージしながら考える必要がある
  • 間取りによってメリットとデメリットの両方があるため、双方のバランスを考えることが重要

もくじ

  1. 間取りを決めるポイントを紹介

    1. 土地の広さを活かした間取りを考える

    2. 収納の重要性

    3. 動線を考える

    4. 採光と風通し

    5. 間取りのイメージが難しいならモデルハウスを利用する

    6. 音への配慮も重要

    7. 冷暖房の効率

  2. 一軒家の間取りの失敗例

    1. キッチンが遠い

    2. 生活スペースが外から丸見えになってしまう

    3. 家族のプライベートなスペースが不足する

  3. 4人家族におすすめの間取り

  4. 一軒家(一戸建て)で人気の設備は?

  5. 間取りをしっかり考えて快適に暮らそう

一軒家(一戸建て)の新築や購入の際にはいくつかチェックポイントがあります。人によって重視すべきポイントは異なりますが、間取りは重要な要素のひとつです。同じ広さ、規模の一軒家であっても間取りが違えば印象もまったく変わり、生活のしやすさや使い勝手にも差がでます。そのため、間取りはしっかりと考える必要があるのです。今回は、家族で快適に過ごすことができる間取りや、失敗例などについてもご紹介します。

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間取りを決めるポイントを紹介

間取りにおいてはさまざまな考え方があり、人によって生活スタイルや家族構成などは異なります。そのため、間取りに絶対的な「正解」はありません。だからこそ間取りを決めるのは難しいのです。そこで、ここでは自分にとってベストな間取りを決めるためのポイントをいくつかご紹介します。

土地の広さを活かした間取りを考える

まずは、土地の広さを最大限に活かす間取りを考えることが重要です。都市部などでは十分な広さを確保できないというケースも少なくありません。その場合、無駄なくスペースを有効活用できる間取りを考える必要があります。具体的には、部屋や廊下、収納などの配置をしっかりと考えてデッドスペースをなくしたり、仕切りを減らして部屋を広く見せたりする工夫が大切です。

収納の重要性

間取りを考える際には、リビングや寝室、個別の部屋の広さや位置について真っ先に考えてしまいがちですが、見落としやすいのが「収納」です。

収納について考える際にポイントとなるのが「収納率」です。建物全体の床面積に対する収納スペースの割合を指す言葉で、目安としては収納率12~15%前後で考えるといいでしょう。この割合をベースにして、一般的な家庭と比較してどのくらいのものを収納する必要があるのかを考えてみましょう。

また、収納について考える際にはどんなものを置くのかをあらかじめ把握することも大切です。案外、自分や家族がどのくらいのものを持っているのかを把握できていないことも少なくありません。そこで、まずは自分が現在持っているもの、そして新築の家にどんなものを置きたいのかを考えてみましょう。

収納の場所も重要なポイントです。収納率が高くてもそのスペースの使い勝手が悪ければ快適な生活を送ることはできません。そこで、実際の生活をイメージしながら、どこに何の収納場所を用意するのがベストなのか考えるようにしましょう。

動線を考える

土地を効率的に使える間取りばかりにとらわれてしまうと、動線について見落としてしまいがちですが、実際に生活するうえで大切なのが動線です。家のなかでは家族がさまざまな目的を持って移動することになります。この移動経路のことを「動線」と呼びます。家の間取りを考える上で特に重要となるのが家事動線と回遊動線です。

家事動線

家事動線とは、その名の通り家事のための移動するルートを指します。家事は毎日行う必要があるのでより効率的にする必要があります。

たとえば、洗濯機から洗濯物を干す場所に移動するためにいくつもの部屋をまたがなければならない場合、それだけ時間や手間がかかります。また、洗濯物を干す場所から衣類などを収納するスペースまでの距離が離れていると非効率です。

このように、実際に家事をすることをイメージしながら、家事動線を考えた間取りにすることが重要になります。
家事には料理や洗濯などさまざまなものがあります。実際に毎日こなしている家事をどのように行っているのかを考えながら、効率的な家事動線を確保できる間取りを考えてみましょう。

回遊動線

回遊動線とは、生活に必要な場所を一回りできる動線を指します。キッチン、洗面、トイレやリビングなど家族全員が移動することが多いルートで、生活の快適性に大きく影響します。

この回遊動線について考える際に重要となるのが、部屋を通過する際の扉です。扉はそれぞれの部屋を区切る重要な要素のひとつですが、あまりに多すぎると移動を邪魔してしまうこともあります。そのため、「本当にそこを区切るためのドアが必要か?」を考えてみましょう。

もちろん、部屋の区切りが多ければそれだけプライバシーをしっかり確保でき、冷暖房の効率なども高まります。しかし、回遊動線を考えると邪魔になってしまうこともあるので、全体のバランスで配置を決めましょう。

普段の生活においては不要であっても、来客時などには区切っておきたいといった場合には、解放しておきやすい引き戸やパーテーションの導入もおすすめです。

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採光と風通し

採光と風通し

こちらも、スペースの有効活用をメインに考えていると見落としてしまいがちなポイントです。採光について考えるうえで重要となるのは、窓の配置です。光が十分に入ってくる位置に大きめの窓をひとつ配置するだけでも、部屋の明るさは大きく変わります。

また、採光について考える際には同時に光を遮ることや、外部から室内が見えにくくすることも大切です。光が入ってくれば部屋が明るくなる一方で、まぶしすぎると感じたり、室温が高くなりすぎたりする可能性があります。そのため、必要に応じて光を遮ることができるカーテンやブラインドなどを設置できるようにしておきましょう。

風通しにおいても窓の配置が重要です。リビングとキッチンはつながった間取りも多いですが、窓の位置と部屋の形によっては空気がこもってしまう可能性があります。とくにキッチンは料理をする場所なので、風通しが悪いとニオイや湿気などがこもってしまいます。

もちろん、換気扇などを適切に配置することによってある程度改善できますが、部屋全体の空気の流れを意識した間取りにすることも大切です。また、空気の流れによっては料理のニオイなどが家全体に広がる可能性があるので、キッチンの空気が全体に広がりすぎないにように工夫することも重要となります。

間取りのイメージが難しいならモデルハウスを利用する

図面だけでは間取りの使い勝手などがよくわからないという方も多いでしょう。そういうときは、モデルハウスなどに足を運んで、実際の間取りを確認しましょう。図面上では便利そうに思えても、実際その場に立ってみると「想像とはまったく違った」というケースも少なくありません。モデルハウスでイメージする間取りを見つけられないときは、ハウスメーカーなどに相談してみるのもおすすめです。

音への配慮も重要

生活するうえで、どうしてもさまざまな音が発生してしまうものです。そんな生活音についてもしっかり考えた間取りにする必要があります。ここではさまざまな生活音とその対策についてご紹介します。

水まわりの音

キッチンやトイレ、浴室などの排水音も時間帯によってはかなり気になるものです。とくに生活スタイルが家族によって異なっている場合、家族が寝ている間にキッチンや浴室などを利用するというケースもあるでしょう。そのため、水まわりの設備と寝室はできるだけ離れた場所に配置することが大切です。

足音

足音もかなり気になる生活音のひとつです。家事などの動線の真下などに寝室があると、その音が気になって眠れなくなったり、ストレスを感じたりする原因にもなりかねません。そこで、歩き回ることの多い場所の下や近くには、寝室や静かに過ごしたい仕事部屋などを配置しないようにしましょう。

エアコンの室外機

季節によっては長時間エアコンを稼働させることになるので、室外機の音が気になってしまうというケースも少なくありません。そこで、寝室などできるだけ静かに過ごしたい場所の近くには、室外機を配置しないようにするといった工夫が大切です。

冷暖房の効率

冷暖房の効率も間取りを考えるうえで重要なポイントのひとつです。吹き抜けのリビングなどは、とても開放感があって人気の間取りです。しかし、空間が広くなってしまうことからどうしてもエアコンの効率は悪くなってしまいます。

一般的に、天井を高くするなど空間が広くなれば、それだけ冷暖房の効率が悪くなってしまうという点は頭に入れておきましょう。

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一軒家の間取りの失敗例

一軒家の間取りの失敗例

しっかりと考えて間取りを決めたにもかかわらず、実際に暮らし始めてから後悔してしまうという場合もあります。そこで、ここでは一軒家の間取りの失敗例をご紹介します。

キッチンが遠い

調理の効率や、ニオイが全体に広がらないようにすることばかりを考えてしまいがちですが、玄関からあまりにも遠いと、食品などをキッチンまで持って行くのが面倒に感じることもあります。

対策のひとつとして、玄関の近くにキッチンを配置できないのであれば、勝手口などを設けて外からアクセスできるようにするとよいでしょう。

生活スペースが外から丸見えになってしまう

採光や風通しのことを考えて、リビングに大きめの窓を設置するという方も少なくありません。しかし、道路に面した場所などに大きな窓を配置すると、外から丸見えになってしまいます。結果として、せっかく採光や風通しのために設置した窓なのに、カーテンやブラインドで閉ざしたままといったことになりかねません。

こういった問題が起こらないように、大きめな窓などを設置する際には場所をよく考えることも大切です。

家族のプライベートなスペースが不足する

壁などの区切りを減らしたり、吹き抜け構造にしたりすると部屋を広く見せられるメリットがあります。その一方で、スペースの区切りが少なくなると、その分だけ家族のプライベートスペースが不足してしまいます。

とくに子どもは、ある程度の年齢になると自分だけの空間が必要になることもあります。まだ幼いうちは常に見守ることができる環境はとても便利ですが、成長するにつれて逆に不便になってしまう可能性があるのです。

間取りを考える際には将来のことも見据えて、家族それぞれのプライベートなスペースを確保できるようにすることも重要です。

4人家族におすすめの間取り

4人家族の場合、3LDKか4LDKにするのかで悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。家族全員の部屋を確保したい場合は4LDKがよいですが、夫婦と子ども2人という構成であれば、夫婦の寝室と子どもそれぞれの部屋という形で3LDKを選択するというケースも少なくありません。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、部屋の数が多ければそれだけ生活スタイルの選択肢を広げることができます。とくに、いずれは二世帯同居なども考えているのであれば部屋の数の多い4LDKのほうが便利でしょう。

一軒家(一戸建て)で人気の設備は?

一軒家にはさまざまな設備を追加することができます。なかでも近年人気が高まっているのが、「リビング階段」です。その名の通り、リビングに2階とつながる階段を設置するというものです。階段を廊下に設置すると採光が難しく暗くなってしまいがちですが、リビングとつなげることによって明るくできます。また、人気の吹き抜けリビングとの相性がいいという点もポイントです。

収納設備は、部屋のように足を踏み入れることができるウォークインクローゼットが人気です。空間をより効率的に活用でき、使い勝手がいいのでさまざまな用途で利用できるスペースとなります。

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間取りをしっかり考えて快適に暮らそう

間取りは毎日の生活を送るうえで重要な要素です。それだけに一軒家の建設や購入の際にはよく考える必要があります。

これから一軒家の購入などを考えている方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
理想の住まいを見つけるお手伝いをさせていただきます。

 
 

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