- 「男性の一人暮らし」といっても部屋や暮らしは人によってさまざま
- 交際相手の男性には一人暮らし経験を望む女性が多い
- 一人暮らしの経験は自立心や一定の生活力の証明になる
男性を恋愛対象として見る際「一人暮らしを経験しているかどうか」をポイントとしている女性も多いようです。一人暮らし経験があるかどうかは、生活力や精神的に自立しているかどうかを測る一つの基準となり得るでしょう。
その一方、男性の暮らしぶりは人によってさまざま。「生活できればOK」な人や「暮らしや生活空間にこだわりたい」というこだわりの人まで千差万別です。今回は「女性目線で見た男性の一人暮らし」をテーマに、その印象と暮らしの実態をご紹介します。
イメージとは違う?男性一人暮らしの部屋とは
ひと口に「一人暮らしの男性の部屋」と言っても、それぞれの人の趣味趣向が色濃く反映されるので、生活スタイルに応じて多種多様です。ただ、男性の一人暮らしには、いくつか傾向があるようです。一人暮らしの男性はどんな部屋に住んでいるのでしょうか。タイプ別に検証してみました。
内装はおしゃれに インテリアにこだわるタイプ
「部屋を自分好みの空間にしたい」「リラックスできる特別な場所にしたい」という希望がある場合、部屋をオシャレにレイアウトする方もいます。たとえば、室内の家具を好みのブランドのインテリアで統一することで、お気に入りの空間を作る「こだわりタイプの男性」も一定数存在します。
ハイセンスな男性の中には、部屋のレイアウトにテーマ性を持たせて家具選びをしている方もいるでしょう。「和のインテリア」「西海岸風のデザイン」「北欧風家具」など、方向性を定めて家具選びをしていて、洗練された印象の部屋に住んでいるのが「こだわりタイプ」です。
DIYで自分だけの城をつくるタイプ
器用な男性のなかには、ホームセンターに通い詰めDIYで自分だけの部屋を手作りしてしまう方もいます。賃貸の場合壁や床に穴を空けるのはNGですが、多くの方が部屋を傷つけない範囲で創意工夫を凝らしています。
【DIYによる部屋のアレンジの例】
・突っ張るタイプのアジャスターを利用して棚を作りつける
・フロアシートやカーペットで部屋の印象をガラっと変える
・間仕切りを設置して部屋を増やす
上記のように賃貸でもできるDIYは意外に多いようです。建物の外観は古くても、部屋に入るとあっと驚く空間が広がっている、なんてこともあるかもしれません。そうした手作りにこだわるのが「DIYタイプ」です。
生活できればOKの無頓着タイプ
部屋の快適性やおしゃれさを追求する男性がいる一方で「生活できればよし」とあまり住環境にはこだわらない方もいます。仕事や学業で忙しく、部屋にはほとんど寝に帰るだけという男性に多い傾向にあります。これが「無頓着タイプ」です。
家具やインテリアアイテムも必要最低限で、安価なものを中心にそろえるスタイルが基本になります。人によっては布団も敷きっぱなし、ゴミ袋をむき出しにしているなど整理整頓が苦手な方もいるでしょう。一人暮らしの男性の部屋と聞いてこの無頓着タイプをイメージする女性も多いのではないでしょうか。
男性が押さえておきたい 暮らしから逆算する間取り選び
どんな部屋にするかはそれぞれの個人の自由です。しかし、物件選びの際は一般的な一人暮らし男性の相場を知っておくとよりイメージがしやすくなります。男性のライフスタイルと、それに適した部屋・間取りをいくつか挙げてみましょう。
男性のライフスタイル・希望 | 男性におすすめの部屋・間取り |
---|---|
設備は最低限でOK 家賃を節約したい |
ワンルーム 家賃相場が低め 築年数が経過したアパート 住まいは寝る場所、と割り切っている |
自炊をしっかりしたい | 居室とキッチンが分かれている1K キッチンが広めで使いやすい 寝室にニオイがつきにくい |
寝室で食事をしたくない ある程度広さが欲しいが家賃は抑えたい |
1DK 食事場所と寝室が別にある 1LDKよりやや人気が低く家賃相場が安い |
広々と暮らしたい 友達や彼女を部屋に呼びたい |
LDK リビングがあるためくつろぎ空間を確保できる 来客をリビングに通すことでプライバシーを確保できる |
上記のようにそれぞれの趣向によって、暮らし方はさまざまです。希望次第で選ぶ間取りも大きく変わる点は、男性も女性も変わらないかもしれません。
女性から見た男性の一人暮らしの印象
女性視点で見た場合、男性の一人暮らしに対するどんなイメージを抱いているでしょうか。「交際相手として考えた場合の評価」「共同生活を送っている場合との比較」などシーンを想定したうえで、一人暮らしの男性に対する印象を深掘りします。
交際相手の男性に一人暮らしの経験を望む女性は多い
冒頭でも紹介した通り、一般的に男性を交際相手として検討する場合、一人暮らしの経験を望む女性は多いようです。実家暮らしの男性の暮らしを一概に語ることは難しいものの、なかには親に家事を任せきりにしている方も少なくありません。こういった暮らしぶりは女性から「実家に依存している」と判断されることもあり、あまり望ましくないと捉えられる可能性が高い傾向にあります。
恋人や将来の伴侶にするのであれば、一定の自立心を備える人を望む女性は多く、一人暮らし経験の有無はその指標となり得ます。
一人暮らし未経験の男性への懸念
単に「実家に依存してそうで嫌だ」という理由のほかにも、一人暮らし未経験の男性は多くの面で女性から不安視されます。具体的には下記が挙げられます。
【一人暮らし未経験の男性に対する心配ポイント】
・生活するうえでのトラブル対応力がないのではないか
・家の契約や初期費用など一人暮らし経験者が備えている常識を知らなさそう
・家賃や光熱費など、生活費の相場を理解していないのではないか
・生活力が欠如しており、家事ができないのではないか
将来的な同棲や結婚を検討する相手として考えると、一人暮らし未経験者は上記のような懸念を抱かれることは少なくありません。もちろん、生活スタイルは人によって異なるため一概には言えません。しかし、これらの特徴に男性が当てはまっていると自覚のある場合は、注意が必要です。
実家や寮・シェアハウス……同居中の男性の印象は?
実家で暮らしている場合のほか、寮やシェアハウスなどで共同生活を送っている男性も多いでしょう。実家暮らしは「親に依存しているのでは」と女性からある意味ネガティブに捉えられる一方、寮やシェアハウスで暮らしている場合「交友関係が広そう」という印象につながることがあるようです。ただし、学生寮などは食事やお風呂が用意されるところも多く、自立度は一人暮らしと比較して低い可能性もあります。
また、実家やルームシェアなどで生活している場合、自由度にある程度制限がかかります。家族やシェアメイトに配慮したうえで暮らさなければなりませんし、寮なら門限が設定されていることもあるでしょう。帰宅時間などを含めて制限がある状態を好ましく思わない女性もいるのではないでしょうか。
一緒に過ごせる時間の長さから一人暮らしの男性の評価が高い
「一人暮らしの男性は一緒に過ごせる時間が長い」というのも女性からの評価が高いポイントです。デートで帰りが遅くなっても文句を言う相手はいませんし、同居人や親の目を気にする必要がないため、恋人の家に遊びに行き、そのまま泊まるなど多くの時間を一緒に過ごせます。
カップルが絆を深めるために、共有できる時間の長さは大切。「時間が許す限り一緒に居られる」「会いたいときに会える」ことから、共同生活を送っている方より一人暮らしの男性の方が女性からの評価は高くなる傾向があります。
親の心配が尽きない息子の一人暮らし
一人暮らしの男性の生活ぶりを気にするのは、恋人だけではありません。両親でもとくに母親は、息子の一人暮らしに不安を感じるケースは多いでしょう。親が息子のどんな点を心配しているかを知ることで、本人の自立や成長につながるヒントがあるかもしれません。
お金に関する不安
親からすれば間違いなくお金関連が不安要素の上位になるでしょう。
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毎月の家賃はきちんと払えているのか
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生活費のやりくりはできているか
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ムダ遣いしてご飯を食べられていないのではないか
上記を気にしていることがほとんどですが、いくら「きちんと生活している」と伝えても親が安心することは難しいのかもしれません。
日々の生活に関する不安
日々の生活を問題なく過ごせているかは、多くの親が心配するポイントです。
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バランスのよい食事をきちんと摂っているのか
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掃除や洗濯など家事はできているのか
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体調の管理は問題ないのか
生活面においては、体調面や規則正しい生活において不安を抱くことが多い傾向があります。とくに実家での家事や炊事を親任せにしていた子どもの場合、「きちんと健康的に暮らしているのだろうか」と心配になるようです。
精神面への負担に関する不安
初めての一人暮らしの場合、就職や進学に伴うことが多く、一人暮らしの開始とともに大きく環境が変化します。「身近に親しい人がいないのではないか」「慣れない環境でストレスを抱えていないか」など、親の心配は尽きません。
一人暮らしは自立の第一歩
子どもが一人暮らしの場合、親もそれに慣れるまで不安になるのは当然だと言えるかもしれません。一人暮らしはさまざまな苦労や失敗を重ねることで学び、修正して大人になっていく過程を学ぶよい機会です。あまり両親が心配し過ぎると本人も負担になるので、なるべく遠くから見守ることが大切と言えます。
男性の一人暮らしは精神的・経済的自立の証し
恋人や結婚相手として考えるのであれば、男性の一人暮らしは精神的・経済的自立の証しとなります。一人暮らしで培われる力は、その後の社会人としての暮らしや、パートナーとの生活に欠かせないものだからです。具体的には一人暮らしを通してどのような力が身につくのでしょうか。
一人暮らしは甘えられない
一人暮らしできちんと生活を維持するには、実家暮らしや共同生活を送っていたころの甘えは通用しません。賃貸物件の契約・更新や日々の家事、ゴミ出しのスケジュール把握など、生活に関するあらゆることは自分で管理しなければなりません。
日常生活を維持するだけで、どれほどのことが必要なのか、一人暮らしを通して理解するようになります。生活するうえでの常識を身につけるのに役立ち、精神的自立の一助となるでしょう。
生計を維持するための経済力が必要
一人暮らしには大なり小なり経済力が必要となります。とりわけ社会人の一人暮らしでは仕送りをもらっているケースは稀です。生活するにはしっかりと働き、生活のためのお金を稼がなければなりません。
実家暮らしであれば、親と生活費を分担する方やなかにはお金をほとんど負担していない方もいます。しかし、一人暮らしでは自分の暮らしにかかる費用はすべて自己負担。一人暮らしを続けることで生活費を稼ぎ、さまざまな支払いをするという現実的な金銭感覚を身につけられます。
家事などの生活能力が備わる
一人暮らしは、管理とコントロールが必須です。たとえば、日常の食事一つでも「食材・惣菜の購入」「賞味期限を意識した保管」「準備・調理」「食後の後片づけ」などの作業が自然と発生します。どれが一つでも欠けると、食材を腐らせる、食べたあとのゴミが散乱するなどの事態に陥るでしょう。ゴミ出しを忘れれば部屋が荒れ、洗い物をしなければシンクにどんどんお皿が溜まります。洗濯を忘れれば汚れた洋服を何日も着ることになります。
家事代行を頼む人もいるかもしれませんが、あくまで少数派です。きちんと家事をしないと生活が荒れていくことを、身をもって体験できます。
男性の人となりは一人暮らしの生活ぶりで推察できる
女性視点から男性の生活を見た場合、男性の一人暮らしはさまざまな面から好意的に捉えられることが多いはずです。一方で交際相手が一人暮らし未経験では、将来の共同生活を見越すと不安を感じることも少なくありません。生活力と社会常識を身につけるためにも、経験としての一人暮らしは重要だと言えます。
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