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上京ガール必見!東京での一人暮らしにかかる費用の目安

更新日:2021.09.27

上京ガール必見!東京での一人暮らしにかかる費用の目安

進学や就職を控え、東京で自由な一人暮らしをしたいという方も多いのではないでしょうか。しかし一人暮らしには想像以上にお金が掛かるのも事実。事前に準備するためにも、東京での一人暮らしにはどのくらい費用が必要なのかご紹介します。

  • 地方と比べて東京23区の家賃相場は高め
  • 希望エリアの家賃相場を調べ、現実的な予算を設定する
  • エリア選びや条件設定で費用を抑えられる場合も

もくじ

  1. 想像以上に費用がかかる現実

    1. 東京は地方と比較して家賃が大幅に高い

    2. 初期費用は家賃の5倍?

    3. 東京は生活費も高め傾向に

  2. 東京23区でも大きく異なる家賃相場

    1. 東京23区の平均家賃

    2. 家賃を抑えやすいのは23区の東側と北側のエリア

    3. 23区外も候補に入れよう

  3. 「相場」と「収入の3割」が大切

    1. エリアの賃料相場はインターネットで調査する

    2. 家賃の予算は手取り収入の3割

    3. 家賃が高くなる場合は生活費の節約もおすすめ

  4. 賃貸物件選びでコストを抑えるポイントは?

    1. 初期費用の少ない物件を選ぶ

    2. 間取り選びで家賃を安くできる

    3. 築年数の古い物件には掘り出しものもアリ

    4. 都市ガスの物件はガス代を抑えられる

  5. 物件の予算が決まったら東京暮らしのシミュレーションを

    1. 一人暮らしにはどんな費用が発生するのか

    2. 自分の場合はいくらになるのか試算してみる

  6. 理想と現実の擦り合わせを入念に

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上京を検討している人にとって、東京は憧れの街。まだ見ぬ東京ライフに胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。しかし、一人暮らしを考えるうえで、忘れてはいけないのがお金の話です。とくに東京は物価も高く、相応にお金がかかります。これまでの生活をもとに費用を見積もっていると、思わぬところで足元をすくわれるかもしれません。

今回は、東京での一人暮らしを検討している方向けに、住まいと生活にかかる費用について解説します。「一人暮らしを始めると実際のところいくらかかるのか?」を考える際の参考になるので、ぜひチェックしてください。

想像以上に費用がかかる現実

まず前提として、東京での一人暮らしは、地方での生活と比べてかなりお金がかかります。これまでの地方での生活コストを前提に支出を計算すると、想定を大幅にオーバーすることになるでしょう。では東京の一人暮らしでは、何にそれほどお金がかかるのでしょうか。

東京は地方と比較して家賃が大幅に高い

東京の生活コストを引き上げている最大の要因は「家賃が高い」ことです。東京は地方に対して地価が高く、その分が賃料の相場にも反映されています。

具体的な家賃の金額は、立地や物件の条件によって異なるので、もし「都心に近いところに住みたい!」という希望があるのなら、家賃の予算に余裕を持つことをおすすめします。

初期費用は家賃の5倍?

新しく賃貸物件を契約する際に忘れてはいけないのが「物件契約の初期費用」です。初期費用は家賃の5倍程度になることが多いため、月額9万円の物件であれば初期費用は45万円前後を想定しておきましょう。家賃と引越し費用だけで支出を見積もると大幅に予算をオーバーするのは間違いありません。

東京は生活費も高め傾向に

東京は家賃だけでなく総合的な物価も高い街と言えます。地方で生活する場合より、トータルでの生活費は高くなることも想定しておきましょう。たとえば、東京の飲食店の料金、日用品の購入価格などは国内平均より高い傾向にあるのです。

東京23区でも大きく異なる家賃相場

東京23区でも大きく異なる家賃相場

「東京は家賃が高い」と誰しも言うでしょう。しかし、東京23区内に限定してもエリアによって家賃相場にはかなりの差があることをご存知でしょうか。どのエリアに住むかによって月の出費が異なるため、各区の相場を意識したうえで引越し先を検討しましょう。

東京23区の平均家賃

下記のデータは全宅連(全国宅地建物取引業協会連合会)が調査した2021年3月時点の23区の平均家賃です。東京23区のそれぞれの平均家賃を比較すると、それぞれの区の特徴が見えてきます。

出典:全国宅地建物取引業協会連合会「東京都の賃料相場」

出典:出典:全国宅地建物取引業協会連合会「東京都の賃料相場」

千代田区、中央区、港区などの都心部では、家賃相場も高くワンルームでも月額10万円を超える物件が大半です。一方で、葛飾区や江戸川区などの下町では5万円程度に収まっているエリアもあります。コストを抑えて生活するには「どこに住むか」という点が重要です。

家賃を抑えやすいのは23区の東側と北側のエリア

もともと城下町である東京23区は、江戸城を中心として東西南北の4つのエリアに分かれます(皇居のある千代田区を除く)。このなかで、家賃を抑えて一人暮らしをしやすいのは、北側にあたる「城北エリア」と東側の「城東エリア」です。各エリアの特徴と分類される区は以下の通りです。

エリア 部類される区 特徴
城東 中央区・台東区・墨田区・江東区・葛飾区・江戸川区 下町情緒ある街並みの多いエリア。
観光スポットが多くお出かけの楽しい街。
賃料相場は低め。
城西 新宿区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・練馬区 都内の主要路線の多くが通っており移動に便利なエリア。
アクセスは抜群だが地価と家賃が高め。
城南 港区・品川区・目黒区・大田区 おしゃれで洗練された街並みが魅力のエリア。高級住宅街が多く、居住者も富裕層が多い。
一人暮らしには家賃の面からあまり向かない。
城北 文京区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・足立区 閑静な住宅街が多く、庶民的な街並みの広がるエリア。賃料相場は比較的リーズナブル。
繁華街へのアクセスも良好。

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上記を見てわかるとおり城南、城西方面は、家賃相場が高めなので、費用を抑えたい方にはおすすめできません。人気も高いので城南、城西エリアにこだわるのであれば、相応の出費を覚悟しておいたほうがよいでしょう。

23区外も候補に入れよう

23区内に住むことにこだわりがないのであれば、23区近くの市部も候補に入れてみましょう。都心へのアクセスがよく、かつ住みやすいエリアが多く存在します。

たとえば、国分寺市や調布市、町田市などは、主要駅から都心まで電車一本で通える場所に位置しています。全宅連のデータによると、平均家賃もワンルームで月額5万円未満とリーズナブルです。「23区内の物件はちょっと手が届かない」という方にもおすすめできます。エリアをある程度妥協してもよいのであれば、家賃を抑えて東京に住むことは十分可能なのです。

出典:全国宅地建物取引業協会連合会「東京都の賃料相場」

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「相場」と「収入の3割」が大切

「家賃は安ければ安いほどよい」という方も多いかと思います。ただし、物件を幅広く検討したいのであれば、希望エリアの相場を把握したうえで予算を設定することをおすすめします。

エリアの賃料相場はインターネットで調査する

まずは不動産会社の物件検索サービスを利用して希望エリアの家賃相場を把握しましょう。希望エリアと間取りで物件を絞り込めば、「件数が多いのはどの賃料帯か」がわかります。

掲載されている物件数のもっとも多い賃料帯が、そのエリアのだいたいの相場と理解しておけばいいでしょう。ただし、物件の賃料は間取りや立地のほかに「築年数」「設備の充実具合」などでも変化することをお忘れなく。

家賃の予算は手取り収入の3割

エリアごとの相場のほか、「収入に対して家賃がどの程度のウェイトを占めるのか」も重要な基準です。一般的な社会人の場合、家賃は収入の3割程度までに抑えると収支が安定すると言われています。

つまり、手取り収入が21万円の方であれば6万3,000円まで、18万円の方なら5万4,000円程度が上限の目安です。収入見込みから、住むエリアを絞り込むのも一つの方法と言えます。

家賃が高くなる場合は生活費の節約もおすすめ

「家賃は収入の3割」とご紹介しましたが、どうしても家賃が3割を超過してしまう方もいるでしょう。「通勤時間を減らしたい」「在宅ワークのために少し広い部屋がいい」など理由はさまざまでしょうが、その場合は家賃以外の生活費を節約し、浮いた分を家賃の足しにしましょう。

【生活費を節約する方法】
・スマホの会社やプランを見直す
・食事はなるべく自炊する
・食材はセールの際にまとめ買いする
・電気料金の安い会社と契約し、電気代を節約する

一人暮らしでは、ほかにもさまざまな節約術を実践することで余分なコストを削減できるはずです。まずは生活を見直してみて、節約を心がけるようにしましょう。

賃貸物件選びでコストを抑えるポイントは?

賃貸物件選びでコストを抑えるポイントは?

賃料の相場は、エリア選びによって大きく差が出ます。その一方、住居にかかるコストは立地以外の面に左右されることも多いと言えます。では上手くコストカットを実現するには、どんなことを意識すべきでしょうか。

初期費用の少ない物件を選ぶ

物件を契約する際に大きな負担となるのが契約の初期費用。家賃の5倍程度というのは先に挙げた通りですが、実は物件の選び方次第で費用を抑えることができます。

初期費用を安くできるポイントとして、敷金や礼金のかからない物件を選ぶことが第一。敷金・礼金は物件によって払う金額が異なり、無料家賃2ヶ月分程度が一般的です。敷金・礼金ともに無料の「ゼロゼロ物件」を選べば、それだけで10万円単位の節約ができることもあります。

ただし、敷金を徴収されない代わりに退去時にクリーニング費用が発生する物件も多いので要注意。入居から退去までの費用を総合的に評価すると節約効果は低い場合もあります。この点も考慮して判断しましょう。

間取り選びで家賃を安くできる

専有面積は同じでも、間取りによって家賃が安くなることがあります。一人暮らし向けの物件であれば、1LDKは家賃がやや高くなる傾向にあります。近年はリビングつきの物件が流行しており、需要も伸びていることから賃料が高めに設定されているためです。

リビングつきの間取りにこだわりがないのであれば、ワンルームや1K、1DKを視野に入れることで月額家賃を抑えられる可能性もあります。ぜひチェックしてみましょう。

築年数の古い物件には掘り出しものもアリ

建物が古くてもかまわないのであれば、築年数の経過した物件も検討してみることをおすすめします。築年数からは考えられないほど、内装がリノベーションされて新築のようにキレイな部屋は多くあります。こういった物件は新築の部屋と比較して家賃もリーズナブルなことが多く、コストパフォーマンスの高い「掘り出しもの」と言えるでしょう。

「汚い物件は嫌だ」という理由で新築を検討している場合、リノベーション済みの物件であれば安くキレイな部屋に住めることもあります。こちらもあわせて検討してみてください。

都市ガスの物件はガス代を抑えられる

物件を選ぶ際は、住居のガス種にも要注目。一般的に、プロパンガス(LPガス)より都市ガスのほうがガス代を抑えられると言われています。どちらを使っているかは不動産広告の詳細欄に必ず記載されていますのでチェックしてみてください。

仮に都市ガス物件のほうがプロパンガスの物件よりわずかに家賃が高いとします。この場合、ガス代と家賃を合わせて総合的に判断すると、都市ガス物件のほうがトータルでお得な場合もあります。物件に関するコストは、家賃だけではなくさまざまな項目を合わせて総合的に評価しましょう。

物件の予算が決まったら東京暮らしのシミュレーションを

物件の予算が決まったら東京暮らしのシミュレーションを

物件の予算が決定したら、実際の生活に総額いくらかかるのかをシミュレーションしてみましょう。一人暮らしの生活費は何にいくらかかるのか詳細を解説します。

一人暮らしにはどんな費用が発生するのか

一人暮らしの生活にかかる費用として、代表的な項目は以下の通りです。

【一人暮らしにかかる主な費用】
・住居費
・食費
・水道光熱費(水道・電気・ガス)
・家事用品購入費
・通信費(スマホ・インターネット料金)
・娯楽費
・交際費

そのほか、必要に応じて交通費や美容費も発生します。では東京で生活することを考えた場合、各費用はどの程度になるのでしょうか。一人暮らしの平均から費用例を算出してみました。

費用項目 金額(月額)
家賃 6万円から8万円
食費 2万円から4万円
水道光熱費 8,000円から1万円
家事用品購入費 5,000円から7,000円
通信費 3,000円から8,000円
娯楽・交際費 1万円から2万円
合計 10万円から16万円

どんなライフスタイルを送るかにもよりますが、おおむね10万円から16万円程度が一般的な金額となりそうです。

出典:政府統計 2020年家計調査 1世帯当たり1か月間の支出(単身世帯)

自分の場合はいくらになるのか試算してみる

前述の試算はあくまで一般的な平均なので、上記のシミュレーションを自分の希望に合わせて落とし込んでみることが大切です。

たとえば、23区の西側に住みたい場合、家賃は8万円では収まりきらない可能性があります。また、上記には被服費や奨学金の返済、民間の保険料などは含まれていません。これらの費用項目も必要に応じて盛り込んで計算することも忘れないようにしましょう。住みたいエリアや理想の生活スタイルなど、希望を反映して試算を出してみてください。

理想と現実の擦り合わせを入念に

東京への引っ越しは胸が高鳴りますが、お金の問題も同時についてきます。理想を追うだけではなく、現実的なコストの試算を行い、抜かりなく準備しましょう。希望エリアがすでに決まっている場合、インターネットで相場を調べてみてください。そのうえで、家賃を含めた生活費を賄えるだけの収入を確保できるか、シミュレーションしてみると確実です。

なお、家賃は立地のほか、希望条件の変更によっても落とすことができます。自分でエリアや物件を選ぶことが難しい場合、「23区内〇万円で暮らしたい」と不動産会社に相談するのもおすすめです。理想の上京生活のためにも、さまざまな方法を駆使し準備を怠らないようにしましょう。



 


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