- 角部屋のメリット・デメリットについて知っておこう
- 角部屋に向いている人と向いていない人の特徴
- 角部屋を探すときにはいくつか注意点がある
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部屋探しを行う際に、「日当たりがよい部屋を選びたい」など、こだわりを持っている方は多いでしょう。そんな方におすすめしたいのが「角部屋」です。
角部屋は、ほかの部屋よりも窓が多いといったメリットがあり、マンションなどでは人気の部屋となっています。ただ、いくつかのデメリットもあるため、総合的に判断することが大切です。今回は角部屋の特徴やメリット、注意点について解説していきます。
角部屋はマンションやアパートの端にある部屋のこと
角部屋とは、一般的にマンションやアパートの端にある部屋を指しています。ほかの部屋よりも日当たりがよいなどの理由から、人気がある部屋です。
角部屋と中部屋は何が違う?
端にある角部屋に対し、中部屋は両側に部屋が隣接している間取りの部屋を指します。中部屋のほうが窓の数が少なかったり、間取りが狭かったりするケースが多い傾向にあります。
ただし、中部屋は外に面している窓が少ない分、外から響いてくる音などの影響を受けにくいメリットもあります。外気の影響も少ないので、角部屋を選ぶ際にはメリットとデメリットを理解したうえで検討しましょう。
角部屋はどのようなメリット・デメリットがある?
ここでは、角部屋を選ぶ前に知っておきたい、具体的なメリット・デメリットを紹介していくので参考にしてみてください。
角部屋のメリット1:ほかの部屋より窓が多い
角部屋の片側は部屋がないため、横にも窓が設置できます。そのため、ほかの部屋よりも窓が多く配置されていることが多いでしょう。窓が多いほど日の光が入りやすく、部屋が明るい印象になります。また、風通しもよくなるので、部屋の換気がしやすいのも特徴です。日が入ると一年を通して暖かく、部屋干しでも乾きやすいのがメリットでしょう。
角部屋のメリット2:生活音が比較的少ない
角部屋と隣接している部屋は片側だけなので、中部屋よりも生活音が少ない傾向にあります。家で過ごすことが多く、静かな環境で暮らしたいと考えている方は角部屋を選ぶとよいでしょう。
ただし、角部屋の階数が低いと、外の音などが耳に入りやすくなる可能性もあります。周辺の環境にも目を配りましょう。
角部屋のデメリット1:外の環境の影響を受けやすい
窓が多いということは、外気温の影響を受けやすいという側面もあります。寒い日や暑い日は、角部屋も同様に室温が変化しやすいので、冷暖房を利用する機会が増える可能性も。窓の結露が発生した際には、部屋の湿度が高くなってカビが発生するリスクもあります。湿度を調整したり、窓周辺のカビ対策を講じたりする必要が出てくるでしょう。
また、角部屋が道路に面している場合、車や工事の音などが室内まで響く可能性があります。幹線道路などの交通量の多い場所は、事前に周囲の環境を確認しておくことをおすすめします。
角部屋のデメリット2:中部屋よりも家賃が高い傾向にある
人気の高い角部屋は、中部屋と比べると家賃が高く設定されているケースがほとんどです。金額にすると、数千円から1万円程度高くなることがあります。家賃を抑えたいという方は、中部屋を選ぶのがいいでしょう。
最上階と1階の角部屋ではメリット・デメリットが違う
角部屋は、部屋の階数によってメリットとデメリットが異なってきます。たとえば最上階の角部屋の場合は、上の階に人が住んでいないため生活音がより少ないのが特徴です。
ほかにも日当たりがよいなどのメリットがありますが、太陽からの熱が天井に伝わり、夏場は室温が高くなります。冷暖房を稼働させることが多く、光熱費が高くなる恐れがあるでしょう。
また、最上階は階段の上り下りやエレベーターの利用が必須となり、移動する時間も要します。その点、1階の角部屋の場合は階段などを使用する必要がないため、引越ししやすいのもメリットです。最上階の角部屋と比べると、家賃も安く設定されていることが多いでしょう。
ただ背の高い建物が周囲にあると、角部屋でも日当たりが悪い部屋になってしまう可能性があります。日当たりを重視したい方は、周辺環境をよく確認してから部屋を選びましょう。
角部屋が向いている人と向いていない人それぞれの特徴
角部屋のメリットは多くありますが、その分デメリットに感じる面もあるでしょう。ただ、自分にとって何がよいのか、感じ方は人それぞれです。ここでは、角部屋に向いている人と向いていない人それぞれの特徴について解説していきます。
角部屋が向いている人の特徴
隣から聞こえてくる生活音が気になる方や、家にいる時間が長いという方は、角部屋に向いています。角部屋は片側にしか部屋が隣接していないので、比較的静かな環境で生活できるでしょう。ただ最上階の角部屋ではない限り、上階からの生活音が気になることもあります。
また、夜遅くに帰ってくることが多く、洗濯物を外に干せないという方も、角部屋の恩恵を受けやすいでしょう。日当たりがいいので、部屋干しでも乾きやすいのがメリットです。窓が多く、換気がしやすいのも魅力です。
角部屋に向いていない人の特徴
角部屋は窓が多い分、外気温によって室温も変化しやすい傾向にあります。そのため、極端に暑がり・寒がりな人は向かないでしょう。
また、できるだけ家賃を抑えたいという場合も、角部屋は向いていないと言えます。比較的人気がある角部屋は、家賃が高く設定されていることが多いからです。
道路に面しているマンションやアパートの角部屋の場合、交通量の多さから外の音が気になることも。角部屋の周辺環境を事前に確認したうえで、検討するのがおすすめです。
角部屋を探すときにはいくつかの注意点も
理想的な角部屋を探す際には、いくつか注意点があります。角部屋だからといって、何も確認せずに借りたり購入したりすると後悔につながることも。角部屋を探す際には、どんなことに注意したらいいのか見ていきましょう。
周辺環境も確認しておく
角部屋は生活音が届きにくい反面、外からの音が聞こえやすい場合があります。静かな環境での生活を重視したい方は、近くに幹線道路があるかどうか、子どもの声が響きやすい小学校などが近くにあるかどうかなど、角部屋を契約する前に周辺環境についてもしっかりと確認しておくと安心です。ほかにも、日当たりを重視したい方は、背の高い建物が周囲にないか下調べをしておくことも大切です。
家具のレイアウトは事前に検討しておく
窓が多い角部屋では、家具の高さやレイアウトに注意しましょう。窓の近くに背の高い家具を置いてしまうと、通気性が悪くなってしまいます。以前から使用している家具を持っていく場合は、窓の高さを加味したレイアウトを検討する必要があります。内見時に、どれくらいの高さの家具なら設置できるのかなど、事前に長さを測定しておきましょう。
部屋探しは余裕を持って行う
賃貸物件でも人気の角部屋は、すぐに入居者が決まってしまうケースが考えられます。そのため、角部屋への引越しを希望する場合は、余裕を持って早めに物件探しを始めることをおすすめします。
角部屋は住みやすい反面、家賃は高めの傾向
マンションやアパートの端にある角部屋は、窓が多く日当たりや通気性がよいのが特徴です。ただし、外気温の影響を受けやすかったり、外から聞こえてくる音が気になったりする側面もあります。家賃が高く設定されていることも多いので、自身で何を重視したいのかを検討したうえで理想の部屋を探してみましょう。
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