- ハンギングとはSNSなどで話題の植物を吊るして育てるスタイル
- ハンギングで使用するアイテムの色味や雰囲気を合わせよう
- ハンギングには、ツル科の植物がおすすめ
観葉植物を育ててみたいけど、ガーデニングをできる場所がないと悩んでいる方も多いでしょう。そんな方におすすめしたいのが、「ハンギング」です。ハンギングは広い庭やベランダがなくても、室内で比較的手軽に始められます。室内で植物を育てて、リラックスできる空間を作ってみましょう。
今回は、ハンギングとはどのようなスタイルなのか詳しい内容と、実践方法を解説していきます。
ハンギングってどういったスタイルのこと?
最近SNSを中心に人気を集めている「ハンギング」は、コツを押さえれば誰でも簡単に実践できます。ハンギングとはどのような園芸スタイルなのか、詳しい内容を紹介していきます。
天井などから観葉植物を吊るすスタイル
ハンギングとは、天井やカーテンレールに観葉植物を吊るして育てる園芸を指しています。インテリア雑誌やSNSを通じて認知度が上がり、今では気軽に実践している家庭も増えているのが特徴です。
庭やベランダがなくてガーデニングができないという方でも、ハンギングなら気軽に始められるので、賃貸物件でも観葉植物を育てることができるでしょう。
ハンギングを実践する前に知っておきたい吊り下げ方
ここからは、ハンギングの吊り下げ方法を詳しくご紹介します。
一般的な吊り下げ方法「天井」
ハンギングでは、天井のフックから吊り下げたバスケットやポットなどに植物を入れるという方法が一般的です。植物が安定するようにバランスに気を付けます。
一軒家であれば天井に穴を開けてフックを吊り下げられますが、賃貸なら釘跡が目立たないフックも販売されているので、そちらを利用するとよいでしょう。
穴を開ける必要がない「カーテンレール」
賃貸に住んでいて、天井に穴を開けるのに抵抗があるという方は、カーテンレールから観葉植物を吊り下げる方法があります。カーテンレールにS字フックをかければ、簡単に植物を吊り下げることができます。
とくに窓際に植物を置けるので、日光を十分に浴びせることができます。ただS字フックを使用するときは、観葉植物が不安定にならないように取り付けることが重要です。
土のいらない植物なら「壁面」に飾る
観葉植物のなかには、土のいらない種類があります。そういった植物なら壁の額縁にはめて、壁面に飾る方法がおすすめです。額縁などにワイヤーを貼り付けて植物を吊り下げれば、室内に緑が映える雰囲気を演出してくれます。
専用の「プラントハンガー」で吊り下げる
ハンギング用に、丈夫な麻ひもでできた「プラントハンガー」が販売されています。プラントハンガーを使用すれば、フックなどで簡単に植物を吊り下げることが可能です。ナチュラル素材のプラントハンガーが多く、リラックスできる空間に彩ってくれるでしょう。カジュアルな雰囲気でハンギングを楽しむことができます。
再利用しておしゃれに飾る「空き缶」
空き缶などを再利用すれば、プランターとして代用できるので観葉植物をおしゃれに飾ることができます。空き缶以外にも、ブリキ缶などをあえてプランターとして使用する方法もおすすめです。
100円均一ショップのアイテムを使って吊り下げる
100円均一ショップでもハンギングのアイテムを購入できるので、まずは試してみたいという初心者にもおすすめです。100均で販売されているバスケットやフック、ロープなどを活用すれば、気軽にハンギングを楽しむことが可能です。低コストで観葉植物を育てることができます。
ハンギングで観葉植物をおしゃれに見せるポイント
ハンギングで観葉植物をおしゃれに見せたいのであれば、いくつかポイントがあります。自宅でリラックス空間を演出するためにも、ハンギングのポイントは押さえておきましょう。
部屋のインテリアと色味や雰囲気を合わせる
ハンギングのポイントとして、部屋のインテリアと色味や雰囲気を合わせておくのがよいでしょう。反対に素材などがマッチしないと、ごちゃごちゃした印象になるので注意しましょう。
カラーや雰囲気を合わせるポイントとしては、ウッド家具が多いならナチュラル素材のものを選んだり、モダンな家具が多ければ、モノトーンの植木鉢を選んだりする方法がおすすめです。ハンギングを実施する際には、部屋の雰囲気を壊さないように素材などを選択していきましょう。
ハンギングで使用する素材はこだわったほうがよい
ハンギングをおしゃれに見せるポイントとして、使用する素材はこだわって選ぶことが重要です。観葉植物を入れる植木鉢や吊り下げるための麻ひも・ロープなどの素材は、さまざまな種類があり、100均で購入することもできます。
観葉植物を吊り下げるのにワイヤーを使用すれば、シックな雰囲気が演出できるでしょう。ロープを使用すれば、温かみのある雰囲気で部屋を彩ることができます。また、使用する素材の雰囲気を合わせるために、植木鉢やひもなどは同じような素材を選ぶのがおすすめです。
ハンギングにおすすめの観葉植物は?
家のなかでハンギングをする場合、下の方へ向かって生長すると言われているツル科の植物がおすすめです。おしゃれな雰囲気で、緑が溢れる部屋に仕上げられるでしょう。また多肉植物といった、水をそれほど必要としない植物も育てやすい観葉植物です。具体的に、どのような観葉植物がハンギングにおすすめなのか、詳しい内容を紹介します。
広がって生長する「アイビー」
ハンギングでおすすめなのが「アイビー」です。アイビーは、横に広がって生長するため緑が溢れるように部屋を彩ってくれます。
比較的丈夫な観葉植物なので、初心者の方でも育てやすいのが特徴です。日光を浴びにくい場所に設置しても、意外と生長してくれるので日頃の世話も手間に感じないでしょう。
丈夫なため初心者でも育てやすい「ポトス」
ハンギング初心者におすすめしたいのが「ポトス」です。ポトスは丈夫で日陰に置いていても、しっかり生長してくれます。
ポトスのなかには白や黄色の斑が出てくる種類もあるので、おしゃれに部屋を彩ってくれるでしょう。どこにでも飾りやすい観葉植物なので、自由度が高いのが特徴です。
下に向かって生長する「グリーンネックレス」
多肉植物である「グリーンネックレス」は、下のほうに向かって生長する性質を持っているのでハンギングにピッタリの観葉植物です。丸い粒が独特で、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。
空き缶や植木鉢など、どのような素材の入れ物とも相性がよいので柔軟に飾り方を変えることができるでしょう。丸みのある観葉植物はかわいらしい印象があるので、インテリアとしても活用できます。
大きい葉っぱが特徴的な「ビカクシダ」
メディアなどでハンギングにおすすめの観葉植物として紹介されることが多い「ビカクシダ」は、大きな葉っぱが特徴です。鹿の角のような独特な形状をしているので、育てていると愛着が湧いてきます。吊るして飾っておけば下に葉っぱが垂れ下がるので、インテリアとしてインパクトがあるでしょう。
細長い形状のサボテン「リプサリス」
直射日光が苦手な少し変わった形状の「リプサリス」は、陽が当たらないような環境で育ててあげるのがおすすめです。サボテンの一種で、丈夫な観葉植物となっています。
風通しがよい環境を好む性質を持っているので、日光が当たらず風通しのよい場所に置いておくと生長が早いでしょう。
5枚の葉っぱが鮮やかな「シュガーバイン」
5枚の葉っぱが大きく、鮮やかな緑色をしているのが「シュガーバイン」の特徴です。ツルが下を向いて生長するので、ハンギングにおすすめの生態をしています。
シュガーバインを入れる植木鉢やひもなど、素材は白の物を使用すれば、緑がよく映えるでしょう。インテリアとしておしゃれな雰囲気を演出してくれるので、ハンギングを楽しむ際には育ててみてください。
土がなくても生長する「エアプランツ」
ハンギングをするうえで土を必要としない「エアプランツ」は、吊り下げても汚れる心配がないのでおすすめです。丈夫に育ってくれるので、お世話をする手間がそれほどかからないのもメリットです。
土を必要としないので、植木鉢ではなく入れ物にこだわることもできるでしょう。部屋のテイストに合わせて、おしゃれな素材にエアプランツを入れて楽しんでみてください。
ハンギングなら賃貸でも観葉植物が育てられる
観葉植物を育ててインテリアのように楽しめるハンギングは気軽に実践できます。とくに庭やベランダがない、賃貸でガーデニングができないと悩んでいる方でも、吊り下げて植物が育てられるので安心してください。
ハンギングのポイントは、部屋のインテリアに合わせて植木鉢などの素材を選ぶことです。今回紹介した、ハンギングにおすすめの観葉植物を参考にぜひ実践してみてください。
ハンギングが楽しめる賃貸物件や購入物件を探している方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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