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戸建てでルーフバルコニーを採用するメリットとは?活用方法とともに解説!

更新日:2021.09.27

戸建てでルーフバルコニーを採用するメリットとは?活用方法とともに解説!

戸建て(一軒家)の魅力として、土地が広ければ庭を持つこともできるという点が挙げられます。しかし、都市部では土地が限られていることもあり、庭のスペースが確保できないケースも。そんなときは、ルーフバルコニーを検討してみてはいかがでしょうか。ここではルーフバルコニーのメリットやデメリット、活用方法などを紹介します。

  • バルコニーとベランダの違いは、屋根があるかないか
  • ルーフバルコニーは家事や趣味に活用できる
  • 屋外にあり屋根がないため、定期的なメンテナンスと掃除が必要

もくじ

  1. ルーフバルコニーとはどんな設備?

    1. バルコニー・ベランダ・テラスとの違い

    2. ルーフバルコニーの魅力

  2. ルーフバルコニーの活用方法

    1. ガーデニングや家庭菜園など、庭としての活用

    2. 実用スペースとしての活用

    3. 趣味のスペースとしての活用

  3. ルーフバルコニーの注意点

    1. 雨漏りのリスクがある

    2. 掃除に手間がかかる

    3. ルーフバルコニー設置階の居住スペースが狭くなることも

    4. 建ぺい率や容積率に注意

    5. マンションのルーフバルコニーの注意点

    6. リフォームなどで新設する場合のコスト

  4. ルーフバルコニー設置費用の相場

    1. 屋根をルーフバルコニーへリフォームする費用の相場

    2. 防水工事費用の相場

  5. ルーフバルコニーで日々の暮らしをもっと楽しく

浴室やキッチンなど、住宅の設備にはとても多くの選択肢があります。長く暮らすことになるため、どんな設備を採用するかは慎重に検討したいところです。戸建て(一軒家)住宅の魅力として、スペースがあれば庭を持てるという点が挙げられますが、都市部では十分な土地を確保できないことも少なくありません。そこで、庭に代わるスペースとしても人気なのがルーフバルコニーです。

マンションなどの集合住宅でも採用されることの多いルーフバルコニーですが、アイデア次第でさまざまな活用方法があります。今回はそんなルーフバルコニーの魅力に迫り、メリット・デメリットや設置する場合の相場についても紹介していきます。戸建ての購入を考えている方は、ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてください。

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ルーフバルコニーとはどんな設備?

ルーフバルコニーとは、下の階の屋根にあたる部分のスペースを利用したバルコニーのことです。戸建てのみでなくマンションなどにも採用されており、開放的な空間を楽しめることから人気を集めています。

バルコニー・ベランダ・テラスとの違い

屋外と室内をつなぐスペースとしては、ルーフバルコニーのほかに「バルコニー」「ベランダ」「テラス」などがあります。まずは、それぞれの違いを見ていきましょう。

バルコニー

ルーフバルコニーではない通常のバルコニーは、屋根の上ではなく建物から張り出したスペースのことです。屋根の上のスペースを利用しないため、建物の形状の自由度が高くなるというメリットがあります。1階と2階を同じ広さにしている、空間効率をより高めた住宅にも採用できます。また、バルコニー自体には屋根がないのが特徴です。

ベランダ

ベランダも同様に建物から張り出したスペースですが、バルコニーとは異なり屋根があるものを指します。屋根があることで強い日差しや雨などを避けることができますが開放感においては少し劣ります。

テラス

テラスは1階の床と同じ高さにある、掃き出し窓やドアとつながった屋外スペースのことです。一般的に「テラス」は1階部分にあるものを指しますが、屋上のスペースが「屋上テラス」と呼ばれることもあります。

ルーフバルコニーの魅力

ルーフバルコニーの魅力は、やはり開放感のある空間を確保できるという点です。室内から直接アクセスできる屋外スペースで、頭上には空が広がっていることから「スカイバルコニー」とも呼ばれます。また、庭やテラスと違って上階に設置されることから、見晴らしの良さも魅力です。

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ルーフバルコニーの活用方法

ルーフバルコニーの活用方法

ベランダやバルコニーと比べてスペースが広い傾向にあるため、さまざまな用途で活用できる点もルーフバルコニーならではの魅力と言えるでしょう。ここでは、趣味や実用などに生かせるルーフバルコニーの活用方法を紹介します。

ガーデニングや家庭菜園など、庭としての活用

ルーフバルコニーは外に対してオープンになっているため、庭のような感覚で活用できます。プランターを使ったり、一部に土を入れたりすることによってガーデニングや家庭菜園なども楽しめます。

実用スペースとしての活用

洗濯物を干すなど、ルーフバルコニーは実用スペースとしても活用できます。ルーフバルコニーには屋根がないため日当たりも良く、洗濯物を干すスペースとしてぴったりです。

さらに、物置を設置することによって収納スペースとしても活用することもできます。ただし、マンションなどに設けられているルーフバルコニーの場合、避難経路などの関係もあって実現できないケースもあるため、事前に規則などを確認しておくようにしましょう。

趣味のスペースとしての活用

趣味を楽しむための場所としても、ルーフバルコニーは有用です。ある程度の広さがあれば、ハンモックやランタン、バーベキューセットなどを設置して「ベランピング」(自宅のベランダで行うグランピング)も楽しめます。

また、広さを確保しやすいのでストレッチやヨガ、筋トレなど、体を動かすためのスペースにもなり、ペットが遊ぶスペースとしても活用できます。ただし、屋根上にあることを考慮して安全面には注意しましょう。

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ルーフバルコニーの注意点

ルーフバルコニーの注意点

ここまでルーフバルコニーの魅力やメリット、便利な活用方法などについてご紹介してきました。一方で、ルーフバルコニーを利用するにあたっていくつか留意しておきたいこともあります。

雨漏りのリスクがある

ルーフバルコニーで懸念されるのが雨漏りです。通常の屋根と比較すると排水のために十分な勾配をつけるのが難しく、人が足を踏み入れることも多いこともあって防水性能が落ちやすいデメリットがあります。もちろん、防水や排水がしっかりできていれば問題ありませんが、屋根よりも雨漏り発生リスクが高く、定期的なメンテナンスが必要です。

また、一般的な屋根も定期的な再塗装や防水工事といったメンテナンスが必要ですが、ルーフバルコニーは、そのサイクルが短くなる傾向にあります。そのため、戸建てにルーフバルコニーを設置する場合はその後のメンテナンス費用も考慮しておくことが大切です。ハウスメーカーなどによっては、定期点検や防水保証といったアフターサービスが用意されているケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

マンションのルーフバルコニーの場合、雨漏りが発生すると階下の部屋に影響することもあり、管理費が割高となるケースもあります。

掃除に手間がかかる

ルーフバルコニーはベランダと比較すると面積が広く、屋外スペースのためゴミやほこりなどが吹き込んでくることもあります。そのため、掃除に掛かる手間は増えてしまうでしょう。掃除を怠ると、排水溝が詰まって防水機能が劣化しやすくなったり、カビやコケなどが発生しやすくなったりする懸念もあるので注意が必要です。

ルーフバルコニー設置階の居住スペースが狭くなることも

ルーフバルコニーを設置することによって、その階の居住スペースが狭くなってしまう可能性があります。部屋を設けられるスペースをルーフバルコニーにすることで、建物の構造によっては空間効率が悪くなってしまうことがあります。居住スペースをより広く確保したい場合や、建物の面積が限られている場合は注意しましょう。

建ぺい率や容積率に注意

建物を新築・増築する際に考えなければならないのが建ぺい率と容積率です。ルーフバルコニーには屋根はありませんが、住宅部分から1m以上張り出す場合は建ぺい率として計算に入れる必要があります。容積率については、屋根のない部分は延べ床面積には含まれません(ただし、奥行きが2mを越える場合は含まれます)。

マンションのルーフバルコニーの注意点

戸建てのルーフバルコニーはある程度自由に使うことができます。しかし、マンションなど集合住宅の場合は、次のような注意点があります。

利用料が発生するケースもある

マンションのルーフバルコニーは、ベランダなどと同様に共用部分扱いになるケースがほとんどです。そのため、部屋とは別で利用料などが発生する可能性があります。ルーフバルコニー付きのマンションに入居する際は、事前に利用にあたっての料金の有無を確認しておくようにしましょう。

利用方法が制限されていることがある

前述の通り、マンションのバルコニーは共用部分扱いになることから、細かい規則が設けられており、自由に利用できないケースもあります。ルーフバルコニーはベランダよりも広いスペースを確保できるため、さまざまな用途で活用できます。しかし、マンションによってはバーベキューが禁止になっていたり、事前の許可が必要だったりする場合もあります。また、ルーフバルコニーが避難経路となっているマンションでは、自由に物を置けません。

ルーフバルコニーに関する規約はマンションによって異なるので、目的に合った使い方ができるかも事前にチェックしておきたいポイントです。

リフォームなどで新設する場合のコスト

戸建てにリフォームなどでルーフバルコニーを新設する場合、かなりのコストがかかる点にも注意が必要です。屋根部分をバルコニーにすることから、建物の構造を変えなければならないケースもあります。さらに、排水経路の確保や防水工事なども必要となるので、新築の住宅に設置する場合よりも費用が割高になる可能性があります。

ルーフバルコニー設置費用の相場

建物の構造やバルコニーの広さ、設備などによって費用は変わりますが、ルーフバルコニーのおおよその相場をご紹介します。

屋根をルーフバルコニーへリフォームする費用の相場

一般的な住宅の屋根を解体し、ルーフバルコニーにするための費用は1平方メートルあたりで10万円前後が相場です。たとえば、2m×4mのルーフバルコニーを新設する場合の標準工事価格は約80万円となります。

この費用はあくまで標準工事費なので、バルコニーに出るためのドアや転落防止用のフェンスなどを追加するとそれだけ費用がかかります。また、部屋からの延長としてバルコニーを新設するのではなく、屋上をルーフバルコニーとする場合は別で階段の設置が必要なので、さらに費用がかかります。

防水工事費用の相場

ルーフバルコニーは一般的な屋根以上に防水処理が重要となります。防水処理にもいくつかの種類がありますが、比較的安価なウレタン防水の費用相場は1平方メートルあたり4,000円~7,000円ほどです。
より耐久性の高いFRP防水の費用相場は4,500円~8,000円ほどとなっています。

防水工事は一度施工すれば永久的に効果が得られるわけではありません。定期的なメンテナンスが必要で、数年ごとにトップコートの塗り替えなどを行わなければなりません。そのため、ルーフバルコニーを設置する場合はあらかじめ維持費も計算しておくこと必要があります。

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ルーフバルコニーで日々の暮らしをもっと楽しく

開放感があり、さまざまな用途で活用できることから、ルーフバルコニーは高い人気を誇ります。趣味や家事、ちょっとしたトレーニングのために利用できるのはもちろん、楽しい空間は家族の絆も深めてくれるでしょう。ルーフバルコニーには多くの魅力やメリットがありますが、一方で留意しておきたいポイントも。とくに高い場所に位置することから、安全面には気を付けたいところです。
今回紹介した活用方法を参考に、ぜひ理想の使い方をイメージしてみてください。さらなるルーフバルコニーの魅力に気づくかもしれません。ルーフバルコニー付きの物件をお探しの場合は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

 
 

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