- 一人暮らしでも日頃から掃除は必要
- 場所によって必要な掃除頻度は異なる
- 掃除グッズをそろえることで効率的に掃除ができる
快適な生活を送るために、いつでも部屋はきれいにしておきたいものです。これから一人暮らしを始める方や、すでに一人暮らしをしている方は、どのような道具で掃除すればよいのかわからないという方もいるでしょう。そこで、掃除のポイントや日頃から掃除しておいたほうがよい場所などについて詳しくご紹介します。
毎日使う玄関・リビングのお掃除ポイント
生活するなかで毎日使うことになるのが、玄関やリビングです。毎日使うため汚れやすく、その分、掃除もしっかり行う必要があります。まずは汚れやすく頻繁に掃除をしなければならない玄関とリビングの掃除についてご紹介します。
玄関・下駄箱(シューズボックス)の掃除
玄関が唯一、土足で入る場所です。それだけに外からの土や砂、埃や雑菌などが入り込みやすい場所と言えます。また、自分だけでなく来客が真っ先に目にする場所でもあるため、しっかりと掃除をしておきたいポイントです。
まずは下駄箱から
玄関を掃除する際に重要となるのが順番です。まずは下駄箱内の土や砂、埃などをきれいに落としましょう。雨などにより湿った靴をそのまま下駄箱に収納すると、内部の湿度が高くなってカビや雑菌、ニオイなどが発生しやすくなります。長く掃除をしていない場合、目には見えないカビ菌などが大量に発生している可能性があるので、一度掃除機をかけるとよいでしょう。
下駄箱内を水拭きした場合、水分が残っていると雑菌やカビなどが繁殖する原因となります。掃除を終えたらよく乾燥させましょう。扇風機やドライヤーなどで風を当てて乾燥させるのもおすすめです。
次に土間の掃除を
下駄箱の汚れを落としたら、続いて土間を掃除します。まずはホウキとチリトリなどを使用して目に見える砂や埃などを取り除きます。これだけでも見た目はある程度きれいになりますが、細かい汚れや雑菌などは残っています。
そこで、水を使った掃除が効果的です。ただし、マンションやアパートなどによっては玄関で水を流すことが禁じられていることがあるので、事前に確認しておきましょう。水を流したうえで、洗剤なしでも汚れを削り落とせるメラミンスポンジや古い歯ブラシなどを使うと、タイルの目地や隅の細かい部分の汚れも落とすことができます。
水垢やカビなどが発生する原因となるため、必ず雑巾で乾拭きして水分を取り除くことも忘れないようにしましょう。玄関は長期間にわたって掃除をしないとカビなどが発生しやすくなるので週に1回程度は掃除することを心がけましょう。
リビングの掃除
リビングは生活の中心となる場所であり、もっとも過ごす時間が長くなります。ワンルームなどの場合はリビングが寝室を兼ねるので、しっかりと掃除したいポイントです。
リビングの掃除をする際にポイントとなるのが、照明や電化製品の周辺と床です。この2点を押さえて掃除するだけで部屋をきれいに保ちやすくなります。
まずは電化製品まわりを
埃は照明や家電品などに積もりやすいため、最初に電化製品まわりの埃を落とします。ハンディタイプのモップなどを使用すると、こまめなお手入れの際に便利です。照明の周辺やエアコンまわりなどは埃がたまりやすいので、定期的に掃除するようにしましょう。
床の掃除も念入りに
床の掃除は、掃除機やモップなどを使うのが一般的です。フローリングの場合、掃除機で砂や埃などを吸い込んでも素足で歩くとザラつきを感じることがあります。この場合、雑巾やモップを使った水拭きが効果的です。
床掃除に時間をかけることができないのであれば、ロボット掃除機の使用もおすすめです。埃などの吸引のみでなく、水拭きを同時に行えるタイプも登場しているので、時間や手間をかけることなくリビングの床をきれいに保てます。
リビングは過ごす時間が長くなる分だけ汚れやすい傾向にあります。1~2日に1回は掃除機をかけ、週に1度は家電品まわりの埃を落とすといった掃除を意識しましょう。
ベッドやクローゼットの掃除
ベッドは毎日睡眠をとる場所なので衛生面が気になるという方も多いでしょう。ベッドの掃除は掃除機をかけて髪の毛や埃などを取り除き、週に1階程度日干しすることでダニの繁殖やカビの発生などを防止できます。
クローゼットも見落としてしまいがちですが、湿気がたまりやすい場所なので注意が必要です。一見きれいに見えても湿度が高い状態が続くと、カビなどが発生する原因となります。
定期的に掃除機などで埃を取り除くだけでなく、同時に除湿剤などを使用するのも効果的です。クローゼットはそれほど頻繁に掃除をする必要はありませんが、月に1回程度は埃を取り除き、湿度などの状況を確認するようにしましょう。
汚れやすいトイレ・風呂場・キッチンのお掃除ポイント

水まわりはどうしても湿度が高く、雑菌やカビなどが発生しやすくなります。そのため、こまめに掃除する必要があります。続いては場所別に水まわりの掃除のポイントをご紹介します。
トイレの掃除
トイレは毎日使用する場所だけあって、汚れやすく雑菌などが繁殖しやすい場所です。できれば毎日、最低でも2~3日に1回程度の頻度で掃除をするようにしましょう。
まず便座からきれいに拭いていきます。最近では便座用の除菌シートなども販売されているので、うまく活用しましょう。
便器はトイレ用の洗剤をブラシで伸ばすように掃除していきます。この際にあまり力を入れすぎると便器表面のコーティングを落としてしまったり、傷つけてしまったりする可能性があるため注意しましょう。汚れ防止コーティングが施されている便座の場合、ブラシではなくトイレ用スポンジを使用するのもおすすめです。
トイレの掃除というと便座や便器ばかりに注目してしまいがちですが、案外床や壁などにも汚れは付着しています。水とクエン酸をまぜたものを吹きかけ、トイレットペーパーなどで拭き取ると汚れが落ちやすくなります。
風呂場の掃除
風呂場は水を使うのみでなく、湯気などが充満する空間なので雑菌やカビ、水垢などが発生しやすくなります。とくに水垢は1度付着するとなかなか落ちないので、発生させないことが大切です。浴室を使用したら、毎回風呂用洗剤とスポンジを使って掃除するようにしましょう。入浴後すぐに掃除できない場合、よく換気して湿気を取り除き、乾いたタオルで濡れた場所を拭くだけでも効果的です。
キッチンの掃除
キッチンは毎日の調理や洗い物などで使われます。水が周囲に飛び散ることもあり、これらが嫌なニオイの原因となるケースがあります。自炊などでとくにキッチンを使用する頻度が高い場合は、1週間に1回程度は掃除するようにしましょう。
とくに油汚れや水垢などは一度こびりつくと落としにくくなるため、油は洗剤やお湯などで落とし、水気はしっかりと拭くことが大切です。排水溝からニオイがする場合は、市販のパイプクリーナーや酢などを使った掃除が有効とされています。
水まわりの掃除は面倒でもこまめに
水垢や油汚れなどがすでについてしまった場合、メラミンスポンジをはじめとしたしつこい汚れ向けの掃除グッズを活用することも有効です。同時に除菌効果のある洗剤などを使用することで、雑菌やカビなどの繁殖を防止できるので、うまく活用しましょう。
大掃除できれいにしたい場所とは?
大掃除のタイミングで、普段はなかなか掃除できない場所もきれいにしたいものです。ここでは大掃除のタイミングできれいにしたい場所をご紹介します。
エアコンや換気扇
エアコンや換気扇などは、普段なかなか掃除できない場所です。フィルターなどが汚れていると機能が低下してしまう恐れがあります。そのため、大掃除のタイミングでしっかりと掃除しましょう。
方法は機種によって異なりますが、フィルターを取り外して洗浄し、内部の埃やゴミを掃除機で吸い取ります。エアコン内部やドレンパイプ(エアコン内の水を排出するためのパイプ)などを自分で掃除するグッズなども販売されていますが、機種によっては使用できないケースもあるので事前に確認しておくことが大切です。
冷蔵庫
冷蔵庫の内部や周辺なども普段は見落としてしまいがちな場所です。とくに冷蔵庫の上や裏側などは埃がたまりやすく、注意が必要です。コンセントの周辺などに埃がたまると火災につながるリスクもありますので、大掃除のタイミングでチェックしておきましょう。
冷蔵庫などの家電は洗剤などの使用が難しいので、固く絞った雑巾などで内部や外装をきれいに拭きます。また、ファンの周辺などは掃除機で埃を除去しましょう。
洗濯機
洗濯機は水を使うため、しっかり掃除をしないと雑菌などが発生する原因となります。洗濯機の周辺のみでなく、内部も専用の洗剤などを使用して掃除するようにしましょう。
排水パイプなども案外汚れやカビなどが発生しやすいため、固く絞った雑巾でしっかり拭くようにしましょう。周辺のシーリング・コーキングを劣化させる恐れがあるため、洗剤の使用には注意が必要です。
窓・サッシ
窓やサッシも普段から掃除しにくい場所の一つですが、案外汚れてしまいがちな場所です。サッシのまわりは埃などがたまりやすいので、定期的に掃除機などを使って掃除するようにしましょう。窓は専用の洗剤などを使うことできれいに保つことができます。
サッシや窓の外部、シャッターなどは高圧洗浄機などの使用も有効です。ただし、気密性が低い窓の場合、内部に水が浸入する可能性があるのでしっかりと養生テープなどで隙間をふさぐようにしましょう。
一人暮らしでそろえておきたい掃除グッズ

最後に、一人暮らしでそろえておきたい掃除グッズをピックアップしてご紹介します。
掃除機やホウキ
埃や砂などを取り除く際に欠かせないアイテムが掃除機やホウキです。掃除機さえあれば大丈夫と思うかもしれませんが、大きめのゴミを集めたり掃き出したりする際に活躍してくれます。
雑巾やモップ、各種クリーナー
フローリングの床などを掃除する際に欠かせないのが雑巾やモップ、各種クリーナーです。床に限らず、拭き掃除が必要となるシーンは多いものです。水まわりの掃除においては最後の乾拭きも重要となるので、掃除に使えるきれいな雑巾、タオルなどは多めに用意しておきましょう。
各種洗剤
洗剤は万能ではなく、それぞれの場所に適したものを選ぶ必要があります。最低でも台所用、トイレ用、風呂場用などは用意しておきましょう。プラスして重曹なども用意しておくと、落としにくい水垢などもきれいにすることができます。
忙しい方には掃除ロボットもおすすめ
あまり掃除をする時間を確保できないのであれば、掃除ロボットもおすすめです。設定すれば自動で掃除をしてくれるので、忙しい方でも常に部屋をきれいに保てます。最近ではゴミなどの吸引だけでなく、拭き掃除も可能なタイプも登場しています。
意外なものが掃除に役立つことも
古い新聞紙や着なくなった服なども、拭き掃除などに使える便利なアイテムです。古い歯ブラシなども、サッシの隙間やタイルを掃除する際に便利です。このように、何かを捨てるにしても掃除に代用できないか考えてみましょう。
そろえておきたい掃除グッズ
- 掃除機やホウキ
- 雑巾やモップ、クリーナー
- 洗剤
- 掃除ロボット
- 古い新聞紙や古着、古い歯ブラシ
うまく掃除して一人暮らしをもっと快適に
一人暮らしを始めると、掃除が悩みの種になってしまいがちです。一人で生活していても、汚れたり散らかったりすることは避けられません。一人暮らしの物件を探す際には、掃除のしやすさなども考慮すべきポイントの一つです。今回ご紹介した掃除のポイントや道具を参考に、快適な暮らしに役立ててみてください。
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