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社会人一人暮らしのポイント!家賃や生活費、必要なものを紹介

更新日:2021.09.27

社会人一人暮らしのポイント!家賃や生活費、必要なものを紹介

社会人が一人暮らしをするときは、さまざまなポイントに気をつけましょう。物件探しのタイミングや間取りの注意点、生活費・家賃・引っ越し費用の確保、一人暮らしで用意しておくべきアイテムなどです。合わせて一人暮らしでよくある失敗例もご紹介します。

  • 一人暮らしの部屋探しでは、間取りチェックのほか物件探しのタイミングが重要
  • 統計では一人暮らしの家賃平均は約6万円、生活費の平均は約15万円
  • 買い物や通勤の利便性、騒音、収納などは入居前にしっかりチェックする

もくじ

  1. 社会人の一人暮らしにはどんな部屋がいい?

    1. おすすめの間取り

    2. 部屋探しのベストなタイミングとは?

    3. 平均通学・通勤時間

  2. 一人暮らしの家賃や生活費はどのくらい?

    1. 一人暮らしの家賃相場

    2. 生活費の内訳および平均額

    3. 引っ越し時にかかる諸費用を知っておこう

  3. 社会人の一人暮らしでそろえておきたいアイテム

    1. 机・椅子

    2. 電子レンジ

    3. 炊飯器

    4. 乾燥機付き洗濯機

    5. アイロン

    6. 掃除用具

    7. 体温計

  4. 一人暮らしを始めてこんな失敗も……

    1. 駅までの距離が長い

    2. 騒音・プライバシーで問題発生

    3. 近くに買い物できる場所がない

    4. 収納が少ない

    5. 室内の狭さと家具の大きさで失敗

    6. 一人暮らしのメリット・デメリットまとめ

  5. 一人暮らし成功のカギは物件選びにあり!

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「社会人になったら一人暮らしを始めたい!」という方も多いでしょう。忙しい時間を割いて行う引越しは、誰でも失敗したくないものです。そんなとき、事前にいくつかのポイントを押さえておけば、スムーズに引っ越しの準備が進められます。

ここでは社会人の一人暮らしでおすすめの間取りや物件探しのタイミング、家賃や生活費の相場、一人暮らしで用意しておくべきアイテムについてご紹介します。

社会人の一人暮らしにはどんな部屋がいい?

一人暮らしを始めるときは、まず部屋探しから始めることになるでしょう。ここでは部屋探しのポイントをご紹介します。

おすすめの間取り

おすすめの間取り

社会人の一人暮らしにおすすめの間取りは、「1DK」と「1LDK」です。

下記の間取り図は、1DKと1LDKの一例です。

 

1DK1LDK

1DK・1LDKの場合、居室・寝室・キッチンが独立しているので、食事・仕事・休憩をそれぞれ分けてメリハリをつけることができます。メリハリがつくと、生活リズムを整えやすいのです。知人を招いて食事をするときも、キッチンが独立していれば居室や寝室を見られることはなくプライバシーが確保できます。在宅ワーク用に1部屋取るのもよいでしょう。

家賃の安さを最重視するならば1R・1Kでもよいかもしれませんが、この場合玄関からキッチンが丸見えになる、また生活にメリハリがつかずに生活習慣が乱れやすいなど、ある程度のデメリットがあるということは理解しておきましょう。

部屋探しのベストなタイミングとは?

「4月までに入居するなら、部屋探しは1月から3月ごろで大丈夫だろう」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、1月から3月は部屋探しをする新卒・進学の人が急増するため、理想の物件がなかなか見つからないということがよく起こります。さらに、この時期は不動産会社への問い合わせも大変込み合うため、なかなか内見の予定が決まらないといったことも考えられます。

就職するエリアが決まったら、できるだけ早く物件探しを開始しましょう。部屋探しの時期は1月から3月は避けて、5月から8月がおすすめです。この時期は、部屋探しのピークである1月から3月が過ぎるので、物件の取り合いが少なくなり、ゆっくりと希望の物件を探すことができます。

とくに、夏場の7月から8月の暑い時期は引越しを避ける人が多いため、この時期はとくに自身の希望に合った物件を丁寧に探して紹介してくれる可能性が高まります。

平均通学・通勤時間

ここでは、総務省が公表している「社会生活基本調査」の平均通学・通勤時間をご紹介します。部屋探しの参考にしてみてください。

47都道府県別 平均通学・通勤時間(片道)

47都道府県別の平均通学・通勤時間は以下のとおりです。なお全国平均は39分です。

1位 神奈川県 52分
2位 千葉県 51分
3位 埼玉県 48分
4位 東京都 47分
5位 奈良県 46分
6位 大阪府 42分
7位 兵庫県 40分
7位 京都府 40分
9位 茨城県 39分
9位 愛知県 39分
-
43位 青森県 29分
43位 秋田県 29分
43位 島根県 29分
43位 鹿児島県 29分
47位 大分県 28分
 

出典:総務省統計局「平成28年社会生活基本調査」



 

一人暮らしの家賃や生活費はどのくらい?

一人暮らしの家賃や生活費はどのくらい?

公的データを元に、「一人暮らしにかかる家賃」「生活費の相場」また「一人暮らしを始める際にかかる諸費用」について詳しく解説していきます。

一人暮らしの家賃相場

全国宅地建物取引業協会連合会が2018年に実施した「一人暮らしに関する意識調査」によると、「現在一人暮らし」層の賃料の割合は以下の通りです。

※調査地域:全国

2万円未満 3.2%
2万円台 4.0%
3万円台 10.5%
4万円台 19.5%
5万円台 19.5%
6万円台 18.8%
7万円台 11.1%
8万円台 5.4%
9万円台 2.6%
10万円以上 5.2%

なお、賃料の平均は5.9万円でした。
 

出典:全国宅地建物取引業協会連合会「一人暮らしに関する意識調査」

生活費の内訳および平均額

総務省の「2020年度 家計調査」によると、単身世帯の生活費(消費支出)の月額平均は15万506円。支出の内訳は以下のとおりです。

食料 4万1,373円
住居 2万950円
高熱・水道 1万1,687円
家具・家事用品 5,393円
被服および履物 4,910円
保健医療 7,129円
交通・通信 1万8,310円
教育 2円
教養娯楽 1万5,867円
その他の消費支出 2万4,888円

出典:総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)」

引っ越し時にかかる諸費用を知っておこう

引越し時には、さまざまな諸費用が発生します。一人暮らしを始める前に、引越し時に必要となる費用を理解しておきましょう。

引越し代

時期や荷物の量、搬出場所から搬入先までの距離などによって変化します。例として関東運輸局の料金モデルをご紹介します。

1Kから1DKに住む単身者が、100km先へ引越しするケースです。2トン車1台とスタッフ2名で、5万円から6万円とみています。ただし荷造りと荷ほどき、搬出と搬入をすべて専門会社へ依頼した場合なので、搬出と搬入だけならもう少し安くできるでしょう。

敷金・礼金

敷金は大家さんへの預け金で、退去時に部屋に問題(傷や汚れなど)がなければ返金されます。家賃の1ヶ月から2ヶ月分が一般的な目安です。礼金とは、大家さんへの謝礼金という意味合いで支払うもので、家賃の0.5ヶ月分から2ヶ月分が目安です。法的根拠はなく、近年は「礼金なし」の物件も少なくありません。

仲介手数料

物件の賃貸契約を結んだ不動産会社に支払う手数料です。家賃の1ヶ月分程度が目安となります。

共益費・管理費

「共益費」「管理費」は、言葉は違いますがどちらも意味合いは同じです。集合住宅の共有スペースにおける維持・管理費を指します。共有スペースとは、エレベーター、階段、廊下の照明などです。賃貸ではどちらか一方の支払いが発生することが多いでしょう。国土交通省の「平成30年度マンション総合調査結果」によると、管理費の平均は1ヶ月/1戸あたり1万5,956円(駐車場使用料等からの充当額含む)ですが、賃料が下がれば管理費も安くなる傾向にあります。

火災保険

多くの物件では、火災保険への加入が入居時の条件に含まれています。火災保険は通常2年ごとの契約です。賃貸物件の保険料の目安は1年あたり4,000円から1万5,000円程度と言われています。

鍵の交換費用

入居時に新しい鍵を購入する費用です。1万円から2万円が目安となります。オートロックキーの場合は、もう少し高くなる可能性があります。



 

社会人の一人暮らしでそろえておきたいアイテム

学生時代と社会人とでは、意識の持ち方だけでなく、生活スタイルも大きく変わります。とくに、新卒で初めて一人暮らしをする方は、社会人の一人暮らしで必要となるアイテム・日用品を知り、万全な態勢で新生活をスタートできるようにしましょう。社会人が一人暮らしを始める際にそろえておきたい家具・小物についてご紹介します。

机・椅子

仕事でリモートワークが想定される場合は、仕事用に机・椅子を用意しておくとよいでしょう。一つのテーブルを食事・仕事用に用いてもよいですが、できれば生活にメリハリをつけるために仕事用の机を用意することをおすすめします。

椅子は長時間のPC作業などが苦痛にならないような、リラックスできる椅子を選んでみてください。仕事用の椅子と、リビングの椅子(ソファなど)は分けて考え、用途と目的に合わせて自分に合ったものを購入してみましょう。

電子レンジ

仕事で帰りが遅くなると、自炊する時間が取れないことも多いです。惣菜や冷凍食品、お弁当を温めてすぐに食事ができるように電子レンジを購入しておくとよいでしょう。

炊飯器

炊飯器の利用は一人暮らしでは効果的な節約術です。毎日外食や総菜・冷凍食品だけの食事では食費がかかりやすくなりますが、自宅でご飯を炊けば食費節約につながります。余ったご飯も冷凍しておけば、電子レンジで温めるだけでいつでも食べることができます。

乾燥機付き洗濯機

衣類の洗濯で一番時間がかかるのが乾燥作業です。とくに雨天が続く日などはなかなか服が乾きません。社会人になれば仕事で洗濯する時間がない、干す時間がないということも多いので、洗濯機は乾燥機付きのものがおすすめです。

乾燥機付き洗濯機であればボタン一つで乾燥まで完了するので、日中干す必要がなくなります。アイロンをかける時間がなくても、ラフな服であれば洗濯機からそのまま出して着ることもできます。

アイロン

フォーマルな服が義務付けられている会社に勤めている方は、衣類のアイロンがけは必須です。シワのある服装では、社会人としてだらしない印象を持たれてしまいます。洗濯したあとの衣類は必ずアイロンがけをしましょう。

掃除用具

社会人としての付き合いで、急に自宅にお客さんを招かなければならないこともあるかもしれません。時間がなくてもすぐに室内を掃除できるように、必要な掃除用具をそろえておきましょう。
リビングや床の掃除では掃除機、掃除用シート、コロコロする粘着シートなどのほか、トイレ掃除では掃除用のブラシ・洗剤が必要になります。キッチン掃除ではスポンジ、キッチン洗剤などです。要らないものをまとめて捨てられるようにゴミ袋も用意しておきましょう。

体温計

体調管理は社会人として大切な事柄です。最近はコロナウイルスの影響もあり、健康チェックの重要性が非常に高くなっています。急な体調不良時、日々の体温チェックには体温計は欠かせません。

一人暮らしを始めてこんな失敗も……

一人暮らしを始めてこんな失敗も……

万全の態勢で新しい住まいでの生活を始めたと思っていたら、住み始めてから「失敗した……」と後悔してしまうケースはよくあります。できるだけそのような事態にならないように、ありがちな失敗ケースを事前に知っておきましょう。

駅までの距離が長い

不動産会社に物件を紹介してもらうときは、車で移動して内見を行うことがあります。徒歩で駅までどれくらい時間がかかるのかを知っておかないと、住んでから「駅まで遠くて歩くのが大変……」ということになりかねません。物件を決める前に、実際にその家から駅まで歩いてどれくらいの遠さなのかを把握しておきましょう。

騒音・プライバシーで問題発生

家賃や駅からの距離に問題がなくても、周辺環境に問題があるとリラックスできずストレスが溜まったり、夜眠れなかったりということが起こります。たとえば、家の周辺が繁華街・学生街だと、日中も夜も騒がしくなりがちです。

物件によっては部屋の壁や天井が薄くて「隣室から声が漏れてくる」「上から足音が聞こえる」といったことも起こります。向かいの物件と窓が向かい合わせになっていて、お互いの部屋が丸見えというケースもあるので注意が必要です。

近くに買い物できる場所がない

都心から遠い物件、閑静な場所にある物件だと、周辺環境は静かであっても、スーパーやコンビニなど買い物ができる場所がまったくないというケースがあります。この場合、仕事の帰りに別の駅で降りて買い物をするという手間がかかるでしょう。

収納が少ない

家賃や駅の近さといった部分だけで物件を選んでしまい、住んでから物件の設備そのものに不満が出ることも多いです。服や寝具の収納、キッチンまわりの収納、洗濯機まわりの収納など、収納スペースについては物件選びの際に細かにチェックしておくことをおすすめします。

室内の狭さと家具の大きさで失敗

間取り、室内の大きさをよく知っておかないと、「購入した家具が部屋に入らない」または「家具を置いたら室内がかなり狭くなってしまった」という失敗が起こりがちです。場合によっては買い替えなければならないこともあるため、大きめのソファやテーブル、ベッドなどを購入する際は、家具・寝具の大きさと室内のスペースをよく考えましょう。

一人暮らしのメリット・デメリットまとめ

最後に、一人暮らしのメリット・デメリットまとめをご紹介します。

一人暮らしのメリット

・家族に干渉されずに自由に生活ができる
・生活のルールやリズムを自分で決められる
・友人や恋人を気軽に家に呼べる
・住む場所を自分で決めることができる
・通勤時間を短縮できる
・生活力や金銭管理能力が身につく

一人暮らしのデメリット

・お金がかかりやすい
・食事や掃除といった家事をすべて自分でやらなければならない
・仕事と家事の両立が難しくなる
・生活習慣が乱れやすくなる
・病気やケガ、もしものときに一人で対応しなければならない
・寂しさ、孤独感を感じることがある

以上のように、一人暮らしにはメリット・デメリットがそれぞれあります。
しかし、社会人として一度は一人暮らしを経験し、生活能力向上や社会的な自立を目指すことをおすすめします。

一人暮らし成功のカギは物件選びにあり!

一人暮らしで失敗しないためには、物件選びが大きなポイントになってきます。物件は一度決めたら後から変更するのが難しいからです。部屋のなかだけでなく、周辺環境や安全性などもしっかりチェックしましょう。

自分の都合や生活スタイルに合った最適な物件を見つけたい、失敗しない物件探しをしたいという方は、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

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