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もう失敗しない!「壁DIY」のタイプ別メリット、デメリット

更新日:2021.09.28

もう失敗しない!「壁DIY」のタイプ別メリット、デメリット

貼るだけで簡単に部屋の印象を変えることができる「壁DIY」。楽しそうだからやってみよう!と過去にいろいろ試しました。今回は、自分が経験した「のり付き壁紙、のりなし壁紙、シールタイプ壁紙、漆喰(しっくい)、マスキングテープ」についてのメリット、デメリットをまとめましたので、ご紹介します。

  • 部屋の模様替えや、気分転換したい時におすすめなのが“壁DIY“
  • 壁全体ではなく、部分的に施工することも◎
  • 満足な仕上がりのために、メリットデメリットをしっかりと把握することが大切

もくじ

  1. 壁のイメージチェンジあれこれ

  2. のり付き壁紙のメリット、デメリット

  3. のりなし壁紙のメリット、デメリット

  4. シールタイプ壁紙のメリットデメリット

  5. 漆喰壁のメリット、デメリット

  6. マスキングテープDIYのメリットデメリット

壁のイメージチェンジあれこれ

こちらの記事で“床DIY”をご紹介しましたが、部屋の模様替えや、気分転換したい時におすすめなのが“壁DIY“です。
部屋の側面である壁は、施す部分も多いですが、腰板の高さまで・部屋のコーナー部分だけ・一面の壁にだけなど、部分的に変化させることもできます。

のり付き壁紙のメリット、デメリット

のり付き壁紙のメリット、デメリット

(手前の壁をのり付き壁紙でDIY)

@takimoto_manami

メリット

一般的なものだと、とても安価である点がメリットです。
のりの準備も要らず、裏面のシートを外せばすぐに施工が可能。
柄もカラーもとにかく豊富で、選ぶのも楽しいです。
専用ののりで接着するので、長い期間“きれい”が保てます。

デメリット

壁紙が水分を含んだ状態なので、重いのがデメリットです。
ある程度の大きさの壁紙ロールとなると、動かすことも大変です。
また、水分を含むので、他の壁紙に比べて破れやすいのも欠点です。
高い壁に貼る場合、慣れていないうちは2人で貼ることを検討されてもいいかもしれません。

この他、施工周辺にはのりが付着してべたべたしてしまうので、事前の養生(作業による汚損を防ぐために保護する作業)と、貼り終わった後の拭き掃除は必須です。
さらに原状回復は難しいので、DIYがNGの賃貸住宅などには向かないと思います。

のりなし壁紙のメリット、デメリット

のりなし壁紙のメリット、デメリット

(のりなし壁紙をホッチキス固定していた頃)

@takimoto_manami

メリット

コストを抑えたいなら国産の“のりなし壁紙”がおすすめ。
安価である上に柄も豊富で、いろいろなイメージに変化させることができます。
のりが付いていない分、軽量で扱いやすいです。

デメリット

“専用のり”や “はがせる両面テープ”を貼った状態で壁紙に固定しますが、その準備が大変であることがデメリットです。
また、のりを使えばのり付き壁紙と同じように原状回復が難しくなり、両面テープを使った場合は全面を接着させるわけではないので、壁紙が波打ってしまったりなど、仕上がりが今一つなのが残念な点です。

壁紙専用の“剥がせるのり”も使ってみましたが、剥がした時に“のり残り”してしまい、元の壁紙表面がざらざらに。
これをきちんと掃除しないと、できた凹凸にほこりが溜まってしまうことがありました。

シールタイプ壁紙のメリットデメリット

シールタイプ壁紙のメリットデメリット

@takimoto_manami

メリット

今我が家で多く使っているのが、この“シール壁紙”です。
剥がせるように作られているので、賃貸住宅でも使えます。
壁紙の幅が狭いタイプも多く、扱いやすいのが特徴です。
厚みがある方が、しわが寄りにくくきれいな仕上がりになります。

デメリット

柄が増えてきたとはいえ、他の壁紙に比べると種類は少なめです。
剥がせる分、接着が弱いので、長期使用していると浮いてきたり剥がれてくることも。
(これについては、別売りで補強材が販売されています)
継ぎ目が少々目立ちやすいのもデメリットです。

漆喰壁のメリット、デメリット

漆喰壁のメリット、デメリット

@takimoto_manami

メリット

すでに練りこんでいるものを使えば、塗るだけなのでとても簡単です。
趣のある壁という点では、一番雰囲気が良い仕上がりになります。
漆喰(しっくい)には調湿機能や消臭機能もあるので、その点もメリットです。
好きな模様にできるので、アレンジできる楽しさもあります。

デメリット

拭き掃除などはできなくなるので、汚れが気になったら上塗りとなります。
当然ですが、漆喰壁の上には壁紙が貼れなくなるので、簡単な気分転換ができなくなります。
自分で剥がすことはかなり難しいため、剥がすことを予定するなら壁を板で覆うなどしてから施工すると良いと思います。
また、広い面を施工する際は、一番体力が必要になります。

マスキングテープDIYのメリットデメリット

マスキングテープDIYのメリットデメリット

(マスキングテープで窓枠風を作っていた頃)

@takimoto_manami

メリット

このところ特に人気がある“マスキングテープDIY”。
可愛い柄も豊富で、一番手軽に気分転換ができます。
剥がした後にでるゴミも、一番コンパクトです。
簡単に剥がせるので、賃貸住宅でも施工ができます。

デメリット

マスキングテープによっては、途中で剝がれてしまうこともあります。
逆に何年も貼ったままだと、粘着剤が劣化して剥がれにくくなり、壁紙を傷めてしまうことも。
壁紙との相性や、室温、紫外線の影響もあるので、貼りっぱなしにせず、定期的な貼り替えをおすすめします。

こんなはずじゃなかった!となる前に、メリットデメリットをしっかりと把握して、満足のできる仕上がりができたら素敵ですね!
自分の部屋に合うものか、その後はどうなるかを確認して、失敗のないDIYを楽しんでみてください。
 



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オブザーバー兼公認ライター

瀧本真奈美

クラシング代表

収納歴35年の整理収納コンサルタント/住宅収納スペシャリスト
ZIP!、あさイチ他メディア出演多数
SNS総フォロワーは19万人を超えるインフルエンサー
サンキュ!プレミアアンバサダー他、多数アンバサダーとして活動中
書籍5冊を出版、最新刊は「自分に心地よい小さな暮らしごと」(主婦の友社)
家族と心地よく暮らす頑張らない収納+家事+インテリアを提案している。

Instagram

@takimoto_manami

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