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「リノベーション賃貸物件」は本当にお得?内見時のチェックポイントも解説

更新日:2021.10.11

「リノベーション賃貸物件」は本当にお得?内見時のチェックポイントも解説

人気の新築物件は家賃が割高になる傾向があり、予算をオーバーしてしまうことも少なくありません。リノベーション物件であれば、比較的リーズナブルな家賃でキレイな物件に入居できますが、見落としがちなデメリットも意外に多いので注意が必要です。内見時のチェックポイントも押さえておきましょう。

  • リノベーション賃貸物件なら、新築に劣らない室内環境で生活できる
  • 新築より安い家賃で住めるが、見落としがちなデメリットも意外に多い
  • 耐震補強工事の有無や電気容量の変更が可能か、防音性などは要確認

もくじ

  1. リノベーション賃貸物件のメリット

    1. リノベーション賃貸物件とは

    2. リノベーションがもたらす二つの魅力

  2. 知らない人も多い?リノベ物件のデメリット

    1. 耐震性に不安があるケースも

    2. 電気容量が少ないことも

    3. 防音性が低い可能性も

    4. 水まわりのトラブルに注意

    5. 共用部分や外観は古い

  3. リノベ物件を内見する際のチェックポイント

    1. 耐震基準

    2. 電気容量

    3. 防音性

    4. 目には見えない部分

  4. リノベーション物件は入居前のチェックが重要



 

新居を探す際には、多くの方が「できるだけ新しい物件に住みたい」と考えるものです。とはいえ、新築物件は人気が高いこともあって、家賃が高い傾向にあります。毎月の出費を考えて、ある程度の築年数が経過した物件を選ぶケースも多いでしょう。そこでおすすめなのが、家賃を抑えつつも新築のようなキレイな環境で暮らせる「リノベーション賃貸物件」です。

この記事では、リノベーション賃貸物件のメリットやデメリット、そして内見時のチェックポイントなどを解説します。

リノベーション賃貸物件のメリット

まずは、リノベーション賃貸物件の特徴を見ていきましょう。

リノベーション賃貸物件とは

リノベーション賃貸物件とは、ある程度築年数が経過した状態で大がかりな工事を行い、新築のような感覚で入居できる物件です。壁紙やフローリングの劣化を修繕するだけでなく、間取りを変更したり設備を一新したりしている物件も多く、新築に劣らない室内環境と言えます。

リノベーションと似た言葉に、「リフォーム」があります。リフォームとは、老朽化した建材や設備を原状回復する作業のこと。リノベーションと同様に、ダメージを受けた箇所を修復したり交換したりしますが、間取りや部屋のデザイン、設備の配置などはそのままです。

つまり、大がかりな工事によって物件の性能を新築時より向上させたり、付加価値を高めたりしたのがリノベーション賃貸物件であり、部屋を新築時の状況まで回復させたのがリフォーム済み物件というわけです。間取りや水道管、冷暖房換気設備の変更など、大規模な工事が必要になるケースはリノベーションに該当します。

リノベーションがもたらす二つの魅力

リノベーション賃貸物件には、多くのメリットがあります。以下では、二つのポイントに分けてメリットをご紹介します。

安い家賃でキレイな物件に住める

リノベーション賃貸物件の最大のメリットは、新築よりもリーズナブルな家賃でキレイな部屋に入居できるという点です。壁紙やフローリングといったダメージを受けやすい場所がキレイになっているだけでなく、ライフスタイルに合わせて間取りや設備も使いやすい形に変更されています。

建物自体はある程度の築年数が経過しているため、新築と比較すると家賃は安い傾向にあります。「予算は限られているけど、できるだけきれいな部屋に住みたい」という方には大きなメリットと言えるでしょう。

設備の機能性が高い

リノベーション賃貸物件では、水まわりや空調などの設備も最新モデルに取り替えられるケースがほとんどです。そのため、設備や機器の機能性が高い点もメリットの一つです。

また、リノベーションでは「表から見えない設備」も刷新されるケースが一般的です。水道管や排水管、換気口などの設備の古さはあまり重要ではないように思えるかもしれませんが、実際に暮らしてみると快適さに大きく影響します。とくに、水まわりの設備は新しいものほどトラブルが発生しにくいので、メリットが大きいと言えます。



 

知らない人も多い?リノベ物件のデメリット

知らない人も多い?リノベ物件のデメリット

リノベーション物件には、意外に知られていないデメリットがいくつか存在します。続いては、見落としがちなリノベーション物件のデメリットをご紹介します。

耐震性に不安があるケースも

建物の耐震性については、法律によって基準が設けられています。しかし、現在の耐震基準が定められたのは1981年(昭和56年)6月です。それ以前に建てられた建物は、新耐震基準を満たしていない恐れがあります。

日本は地震が多い国ということもあり、安心して暮らすうえで、耐震性はとても重要なポイントです。旧耐震基準で建設された建物であっても耐震補強工事が行われていれば心配ないので、事前に確認しておきましょう。

電気容量が少ないことも

築年数がかなり経過している物件の場合、リノベーションされていても電気容量(アンペア)が少なく、多くの家電を同時に使用できないことがあります。一般家庭で使用される家電は増加し続けているので、古い基準のアンペア契約では足りない可能性もあるでしょう。

賃貸物件でも契約でアンペア変更は可能なものの、設備によっては工事が必要です。希望するアンペア数に変更できないケースもある点は、デメリットと言えます。

防音性が低い可能性も

リノベーションによって表面的にはキレイになっていても、構造は古いままなので防音性や気密性が低いことがあります。旧耐震基準で建設されているような古いリノベーション物件の場合は、とくに注意が必要です。

水まわりのトラブルに注意

キッチンやバスなどの水まわり設備は交換されるケースがほとんどですが、物件によっては配管が古いまま刷新されない場合もあります。そのため、見た目はキレイな最新設備であっても、水漏れなどのトラブルリスクは高くなります。

共用部分や外観は古い

居住スペースにあたる部屋はきれいにリノベーションされていても、共用部分や外観は古いままの物件も少なくありません。とくに共用部分は生活する上で必要なので、古いままだと気になったり不便に感じたりするケースもあるでしょう。



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リノベ物件を内見する際のチェックポイント

リノベ物件を内見する際のチェックポイント

リノベーション賃貸物件にはデメリットもあるため、内見時にはチェックしておくべきポイントがいくつかあります。ここでは、入居前に必ず確認しておきたいポイントをご紹介します。

耐震基準

耐震基準は、建築時期によって異なります。1981年6月以前に建てられた物件では旧耐震基準が採用されているため、築年数から建築された時期をしっかり確認しましょう。旧耐震基準の建物の場合、耐震補強工事が行われているかどうかを確認してください。

電気容量

電気容量は、ライフスタイルを左右するポイントです。近年では電力消費量の多い家電も増えており、「すぐにブレーカーが落ちる」のは不便でしょう。電気容量が足りない場合は、契約によって変更できるのかも大切なチェックポイントです。

防音性

部屋を実際に歩き回ったり、壁をノックしたりするなどして防音性も必ずチェックしましょう。複数の部屋がある物件なら、隣の部屋の音がどのくらい聞こえるのか確認できます。内見前の段階であれば、防音工事が行われているか確認することも大切です。

目には見えない部分

水まわりの配管などは、目には見えないので内見時にも確認できません。この点は、不動産会社などに確認しましょう。交換されていない場合、水漏れなどのトラブルが発生した場合の対応などを聞いておくと安心です。

リノベーション物件は入居前のチェックが重要

一見メリットが多く感じられるリノベーション賃貸物件ですが、意外に見落としがちなデメリットも少なくありません。それだけに、入居を決める前に内見でしっかりチェックすることが、「安心の生活」につながります。今回ご紹介したポイントを確認したうえで契約を検討しましょう。

リーズナブルに快適な暮らしを実現できるリノベーション賃貸物件をお探しの方は、以下よりお気軽にご相談ください。あなたが満足できる物件探しを、お手伝いさせていただきます。



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