- 生活感をなくすことで、すっきりした空間を作ることができる
- 使用頻度の高いものは、見た目にこだわる
- 電化製品はコードレスを選択する
生活感は徹底的に隠す
まずは「見せる収納」より「隠す収納」をおすすめします。
「見せる収納」だとほこりがたまる心配がありますが、「隠す収納」であれば、生活感が出るアイテムを視界からなくすことが出来るので、手っ取り早く生活感をなくすことが出来ます。
そのため、わが家の収納はすべて扉付きか引出し収納で、徹底的に「隠す収納」を実施しています。
また、扉付き収納でも扉を開けたときに生活感が出てしまっては勿体ないので、収納ボックスを統一しています。 ボックスを統一するだけで、見た目がすっきりして生活感がなくなります。
ただし、ボックスの中が生活感であふれていても問題はありません。ボックスの中まで生活感をなくす努力をすると、常にその状態を維持することができないからです。適度に力を抜くことも大切です。
一方で、人目につきにくい収納の扉を開けると、派手なパッケージのままのお掃除用ボトルが隠れています。
ボトルをシンプルなものに詰め替えると見た目はすっきりしますが、手間がかかり継続できませんでした。 収納は、維持できる仕組みを作ることが、なにより大切です。
玄関の隠す収納
玄関も「隠す収納」で生活感をなくしています。 まず靴を出しっぱなしにしないことが玄関の生活感をなくす第一歩になります。
ところが、小さい子どもがいるわが家では、わちゃわちゃする玄関の出入り時に、それを維持するのは難しいだろうということで、シューズクローク(玄関横に設けた大きな収納スペース)を採用しました。
シューズクロークも扉の奥なので、扉を開けない限り生活感はでないです。
生活感のあるものは、すべてシューズクローク内に収納しているので、お客さまをお招きできる状態を維持することができます。また、家族が帰宅した際も気持ち良く迎えられる空間となっています。
使用頻度の高いものは、見た目にこだわる
よく使う食器用洗剤などは、キッチン台の上に置いていても生活感が出ないように、おしゃれなボトルに入れ替えて使っています。 また、ティッシュ箱も生活感が出やすいアイテムなので、シンプルなティッシュボックスに入れ替えて使っています。
それに加えてわが家では、ラップも白色のケースに入れ替えて使っています。
その他にも、室内に置いてあるゴミ箱は、ビニール袋が見えると生活感があふれてしまい、見た目があまりよくありません。 そこで、カバーをかぶせるタイプのゴミ箱を置くことで生活感をなくし、設置数も極力減らしています。
掃除道具は基本的には隠して収納してありますが、使用頻度の高い粘着カーペットクリーナーは見た目にこだわり、生活感が出にくいタイプのものを出したままにしています。
プリント類の収納
冷蔵庫の正面には何も貼っていませんが、冷蔵庫の側面には必要最低限のカレンダーを貼っています。
子供の幼稚園のプリントなど、色々なものを貼ってしまうと見た目が悪く、生活感が出てしまうので我が家では貼るものを限定しています。
では、プリント類はどこに収納しているかと言うと、わが家ではパントリーの扉に「吊るすタイプのファイル」を使って収納しています。
扉を閉じれば、簡単に生活感を隠すことができ、扉を開ければいつでも手軽にプリントが確認できます。
電源コードやケーブルの収納
電源コードやケーブルは、まとまらないと見た目が悪く、生活感がでやすいアイテムの一つです。
そのため、アートポスターなどで隠して視界に入らないよう工夫をしています。
また、キッチンにあるカップボード(食器棚)内のコンセントの位置は、家電に隠れるように配置しています。すっきりとして見た目が良いですね。
写真だと電子レンジとケトルのコードが見えないようになっています。
最近だとコードレスの電化製品も多く発売されていて、カップボード内の右端上部の丸い物体も、LEDのセンサーライトを設置しています。乾電池式なのでもちろんコードレスです。
今までは、垂れ下がるコードを見せるのが嫌で、ライトをつけたくても踏み出せませんでしたが、コードレスライトという選択肢のおかげですっきり収納させることができました。
こういったアイテムを探すのも、楽しいですよね。
子どものおもちゃや作品
子どものおもちゃはカラフルで生活感があふれているため、腰壁(床から腰高程度に張る別仕上げの壁)の裏に収納しています。
ここは、もともとスタディースペース(勉強をするためのちょっとしたスペース)ですが、幼い子どもたちはまだ使わないため、デスクの上下をおもちゃ収納にしました。
腰壁になっているので、スタディースペース側にまわりこまないと見えないことがポイントです。
リビングの壁2面は、何もないすっきりとした空間になっています。
キッチンに立って作業するときやダイニングで食事をするときに、よく見える空間でもあるので、すっきりさせています。
視界によく入る場所だけでもすっきりさせると、心地よい空間に感じますよ。
ちなみに、視界に入りにくい背面の壁には、子どもたちの作品を飾っています。
沢山飾っていますが、作品を見ることを意識した時だけ視界に入るため、意外と気になりません。
そもそも飾らないという選択もありますが、ここの壁一面だけに飾れる量に限定して大切に飾っています。
いかがでしたでしょうか? 人が生活しているからこそ、そこには自ずと生活感が生まれます。
生活感のないお部屋づくりを意識するあまり、暮らしにくい空間になっては意味がありません。 暮らしやすい空間であってこそ、生活感を感じない空間も心地よく感じます。
参考になるものがひとつでも見つかるようでしたら幸いです。
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