更新日:2021.12.24
お部屋別「ニッチ」の有効なつくり方とデザイン事例
ニッチとは建築用語で、装飾のために壁の一部を凹ませてつくる空間のこと。リノベーションや住宅を計画する時に、「ニッチをつくりたい」と希望される方が最近多くなってきました。そんな人気の「ニッチ」ですが、お部屋によって用途やつくり方が変わります。 そこで今回は、お部屋別におすすめニッチのつくり方や、デザイン事例をご紹介します。
- ニッチは、ディスプレイ空間にも収納にもなる便利な手法
- リビング・ダイニングには、タイルを使用した「ディスプレイニッチ」がおすすめ
- 洋室には、雑誌を飾りながら収納するニッチを!
- 生活感がでやすい洗面台は、ニッチを収納として利用するのが◎
リビング・ダイニング編
まずは、自宅の中で多くの時間を過ごす“リビング・ダイニング”からご紹介します。
リビング・ダイニングには、タイルを使った“ディスプレイニッチ”がおすすめです。お気に入りの雑貨をディスプレイしたり、アーチ型を取り入れたりなど、デザイン性の高いニッチが人気です。
また、ニッチと一緒に扉付きの収納も計画すると、文房具などの生活に必要なものを扉の中に収納する事ができて便利です。
洋室編
お気に入りの雑誌や良く手に取る雑誌を飾りながら収納したいという方におすすめなのが、ニッチにブックスタンドという用途を持たせてつくる方法です。
ニッチの奥行きを浅めにして、本の表紙が表にくるように立てかけます。従来であれば壁だった場所に凹みをつくる事で、ディスプレイとしての用途が生まれ圧迫感を感じにくくなります。
洗面所編
細かいモノが散らかりやすく、生活感が出やすい洗面台。 歯ブラシなどの日用品は、出来るだけ目立たせたくないですよね?
そんな時は、ニッチを収納として利用するのが便利です。
洗面台のすぐそばの壁を凹ませて、歯ブラシなどを収納すると目立ちません。
また、扉もつかないためすぐ取り出せるので便利です。
ニッチを採用する際の注意点
冒頭でもお伝えしましたが、ニッチは壁を凹ませて作ります。
壁の中にはお家を支えるために必要な柱があり、構造材が入っている箇所もあるので、ニッチを採用・計画する際には、壁の構造について設計士さんや施工店さんに必ず相談・確認して進めましょう。
今回ご紹介したニッチは、ディスプレイ空間にも、収納にもなる便利な手法です。
是非、お家づくりを計画する際には検討してみてくださいね。
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