- 犬を飼うときにはデメリット面にも目を向ける
- 犬を飼うには年間30万円程度の費用がかかる
- ペット共生型の物件なら犬のための設備が整っている
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犬と賃貸物件で暮らす場合、どのような物件なら住むことができるのでしょうか。また賃貸物件で犬と暮らす場合は、事前に注意点を把握しておくことも大切です。
命を預かる以上は大切に育ててあげる必要があるので、可愛いから飼うのではなく、責任ある行動を意識していきましょう。ほかにも犬と暮らすなら食費や医療費もどれくらいかかるのか、知っておく必要があります。
犬と賃貸物件で暮らすときは、どのような物件の選び方をすればよいのか、詳しい内容を紹介していきます。
犬と賃貸物件で暮らす前に知っておきたいこと
犬と一緒に暮らすことで、毎日楽しい時間を過ごすことができます。しかし、犬と賃貸物件で暮らす前に、いくつか知っておかないといけない点があるので注意しましょう。
犬と賃貸物件で暮らす前に、どのようなことを理解しておかないといけないのか、詳しい内容を紹介していきます。
賃貸物件によっては飼える犬の種類が限られていることもある
犬と賃貸物件で住む場合、どのような種類の犬でも飼える訳ではありません。賃貸物件によっては、飼える犬の種類が限られていることがあります。基本的には、小型犬で大人しい性格の犬であることが賃貸物件で飼う条件として求められるでしょう。
また仕事などで出かける際に、トイレを失敗しないようなしつけがしやすい犬であることも重要です。しつけができていないと、家を空けている時間が長いほど部屋のなかがおしっこのニオイで充満してしまうでしょう。
事前にアレルギーの検査を行う
犬を飼う前に、自分が犬アレルギーではないか確認が必要です。意外とアレルギーであることを自覚していない方も多いので、犬を飼う場合は必ず検査しましょう。
アレルギー症状は人によって違いますが、軽い方であれば目のかゆみ程度で済むことがあります。重い症状になると喘息になって呼吸が苦しくなることもあるので、アレルギーを甘く見てはいけません。検査に必要な費用は病院によって異なりますが、5,000円ほどで受けられるでしょう。犬の命を預かることは責任が伴うので、後から飼えなくなったという状況にならないためにも事前の検査は重要です。
飼い主になるうえでしつけは重要
犬は基本的に賢い生き物であるため、飼い主の言うことはしっかり聞いてくれます。しかし夜鳴きの有無や大人しくできるかどうかは、飼い主のしつけ次第です。
賃貸物件で犬と暮らすうえで、しつけは重要と言えるでしょう。もし夜鳴きがひどいと近隣住民から苦情がきて、退去を求められる可能性があります。またほかの方に危害を加えてしまうと、処分の対象になってしまうので、飼い主の責任は重いです。
個人でしつけすることが難しい場合は、専門のブリーダーにトレーニングを付けてもらう方法もあります。
毎日の散歩は欠かさず行うこと
犬と賃貸物件で暮らすなら、家のなかに閉じこめていてはいけません。状況によっては散歩ができないことで、ストレスによる体調不良を引き起こしてしまう可能性があります。
一人暮らしで犬を飼う人は、たとえ仕事で疲れていたとしても、散歩に連れていってあげるのが飼い主の責任です。家族や同棲相手がいれば、どちらか時間が空いているほうが散歩に連れていってあげるとよいでしょう。
犬はストレスが溜まると、吠え続けてしまう傾向にあるので、散歩で発散させてあげることが大切です。
バランスのよい食生活を送らせてあげる
犬の健康を考えるためにも、食事はバランスのよいものを与えてあげる必要があります。栄養バランスが崩れてしまうと、体調不良の原因になるだけでなく、好き嫌いが多い犬に成長してしまう恐れがあるでしょう。
また脂質が多い食べ物を与えすぎると肥満の原因になるので、食生活はしっかり管理してあげてください。
去勢や避妊をしていないと発情期に困る
犬は発情期になると部屋を汚してしまう可能性があるため、ニオイなどで近隣住民とトラブルに発展する恐れがあります。オス犬の場合は、飼い主や持ち物などに下半身を擦りつけたり、メス犬に向かって吠えたりするでしょう。
メス犬の場合は生理がやってくるため、おむつなどで対策をしないと部屋のなかが汚れることがあります。発情期の対策が毎年大変という方は、去勢や避妊手術をしてあげることも検討しましょう。
犬を飼うなら年間どれくらいの費用がかかるのか把握しておく
犬を飼う前に、食費や医療費などの費用が毎年どれくらいかかるのか、把握しておく必要があります。犬を飼うと年間どれくらいの費用がかかるのか、詳しい内容を紹介していきます。
犬を飼うとどれくらいの費用が年間必要になるのか?
犬を飼う場合、費用がどれほど発生するのかというと、年間34万円ほどかかると言われています。内訳としては食費が平均64,745円、医療費が平均60,430円程度はかかります。
ほかにも、犬の大きさによってはトリミング代やペットホテルを利用したときの金額に差があるでしょう。大型犬であるほど、年間の費用は高くなる傾向があるので注意が必要です。
年に1度はワクチン注射を打つ必要がある
犬の健康を考えるうえで、予防のためのワクチン注射は年に1度は打っておきましょう。また狂犬病予防の注射も毎年打ったほうがよいので、固定費として考えおく必要があります。
ほかにもノミ・マダニを駆除する薬も処方してもらったほうが、犬の健康のためによいでしょう。ワクチンなどの予防費用としては、年間32,463円はかかるでしょう。
去勢や避妊のための手術はどれくらい?
犬を飼うときに発情期の対策が難しいと感じたら、去勢や避妊手術を行うことも検討しましょう。夜鳴きやニオイなどで近隣住民とトラブルになる前に、手術しておくことをおすすめします。
病院によっても去勢・避妊手術の費用は異なりますが、約2万~4万5,000円ほど(術前検査代含まず)ほどかかるでしょう。
そのほかにかかる費用はトイレシーツなどの日用品
犬を飼うときにそのほかにも、トイレシーツや散歩時に必要なうんち袋などの日用品の費用がかかります。消耗品であることから、毎日在庫を確認したうえで買い足しする必要があるでしょう。主に日用品にかかる費用としては、平均13,750円ほどかかります。
犬を飼うときに一緒に購入したほうがよいグッズ
犬を飼うなら、日常的に使用するケージやトイレを一緒に購入しておく必要があります。ケージは犬の大きさや商品によって価格は異なりますが、1万円程度で購入できるでしょう。
さまざまな種類があるので、好みに合わせて購入してみてください。トイレはトイレトレーなどを購入してしつけてあげれば、室内でもトイレができるように覚えてくれます。
トイレトレーもいくつか種類がありますが、3,000円程度で購入できるでしょう。ほかにも散歩するための首輪やリードは、犬を飼ううえで必須グッズです。首輪については犬に合わせて、適切なサイズの物を購入しましょう。首輪やリードの費用は5,000円程度あればそろえられます。
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犬を飼うならどんな賃貸物件を選べばよいのか?
犬と一緒に暮らせる賃貸物件を探しているなら、いくつか選ぶうえでのポイントがあります。快適に暮らせるように、犬を中心に考えた物件を選んでいきましょう。
犬を飼うときにおすすめの賃貸物件の選び方を紹介していくので、参考にしてみてください。
犬が安心して過ごせるケージが置ける広さの間取り
犬が家のなかでもくつろげるように、居場所としてケージを置いてあげる必要があります。犬の大きさによってもケージのサイズは変わってきますが、物件を選ぶうえでケージが置ける広さの間取りは確保したいところです。
そのうえで、人が窮屈と感じない程度の間取りを選ぶ必要があります。ケージのサイズが小さくても、6畳程度では狭いと感じるでしょう。
犬が散歩しやすい環境が近くにあるか?
犬と一緒に暮らす物件を探しているなら、周辺地域が散歩しやすい場所なのか把握しておく必要があります。犬が入れる公園や自然が多い環境であるほど、犬と散歩しやすいでしょう。物件を見に行くときに、同じように犬を散歩している方がいないかチェックしておくことが大切です。
物件の近くに動物病院があるか?
犬を飼うのであれば動物病院には、定期的に足を運ぶ必要があります。年に1度のワクチン注射を受けることも大切ですが、緊急で対応してもらえる病院であるかどうかも確認しておきましょう。
誤飲してしまったときなどは急いで診てもらう必要があるため、物件を選ぶときには動物病院の位置もチェックしてください。
ペット共生型の物件という選択肢も頭に入れておく
犬と一緒に暮らす物件を選ぶ際には、ペット共生型の部屋も検討しておきましょう。ペット共生型の部屋はペットを飼っている方や飼う予定の方に向けた物件なので、犬と一緒に住む部屋を探している方におすすめです。
さまざまな設備を導入している物件で、リードを繋いでおけるリードフックやドッグフェンスなどが搭載されていることもあります。散歩から帰ってきてすぐに足を洗うことができる足洗い場などもあるので、賃貸物件としては嬉しいポイントです。物件によって設備の内容は異なるので、好みの設備を導入している物件を探してみてください。
ペット可もしくは相談可能な賃貸物件を探そう
犬と一緒に賃貸物件に住むなら、ペット可以外の物件では一緒に住むことはできません。ペット可以外の物件で犬を飼ってしまうと、契約違反として退去を命じられてしまう可能性もあります。
犬と一緒にペット可の物件に住むときの注意点をいくつか紹介していくので、参考にしてみてください。
間取りが一緒でも通常の物件よりも賃料が高い
間取りが一緒の物件でも、ペット可の物件のほうが賃料は比較的高い傾向にあります。金額は間取りや物件によっても異なりますが、1~2割ほどはペット可物件のほうが賃料は高いと考えたほうがよいでしょう。ほかにも敷金についても、通常の物件より高いのが特徴です。なかには犬1頭に付き、敷金が1ヶ月分はプラスされることもあるので注意しましょう。
部屋のニオイや損害がひどい場合には別途請求されるケースがある
ペット可の物件で犬と暮らす場合、原状回復費用の支払いを求められるケースもあります。また、ペット特有のトイレのニオイや壁紙が剥がされているなどの被害が大きいときには、原状回復費用や清掃代以外に、高額のクリーニング代を請求されることもあるでしょう。
敷金とは別に部屋の修繕費用なども求められることもあるので、犬のしつけはしっかりしておく必要があります。
犬を飼うことを前もって申告しておく必要がある
物件によって細かい対応は異なりますが、犬を飼うときは写真や予防接種を受けたことを証明する書類の提出が求められます。前もって申告していないと、犬を飼っていることが発覚したと同時に退去させられる可能性もあるでしょう。
ペット可の物件でも申告する必要はあるので、犬が増えたときにも申告を怠らないことが重要です。
犬を飼うなら犬のための物件選びを意識しましょう
犬が可愛いといっても、軽い気持ちだけでは飼わないようにしましょう。事前に検査をせずに犬を飼い、後から犬アレルギーが発症してしまった場合は容易に飼えなくなってしまいます。命を預かることは責任が伴うので、事前準備をしっかり整えておきましょう。
またどれくらいの費用がかかるのかも、把握したうえで飼う必要があります。ワクチンなどの予防費用も必要になってくるので、予算には余裕を持たせておきましょう。賃貸物件で犬と一緒に暮らすなら、犬のために設備が整った環境で飼ってあげることを意識してください。
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