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床下収納の上手な使い方とは?種類や注意点について詳しく解説

更新日:2021.05.24

床下収納の上手な使い方とは?種類や注意点について詳しく解説

キッチンなどに設置されていることが多い床下収納は、うまく利用すれば使い勝手がよく重宝します。床下収納にはいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なることから事前に違いを把握しておくことが大切です。今回は床下収納の種類や注意点について解説します。

  • 床下収納は点検口としても使用されるキッチンや洗面所に付いている収納スペース
  • 床下収納の種類は「取り外しタイプ」・「扉タイプ」などがある
  • 床下収納は利便性が高いが湿気や虫対策を講じておくことが大切

もくじ

  1. 床下収納とはどんなもの?

    1. 床下収納は物ではなく食品を保管するための物だった?

    2. 点検口を有効利用して設置されるのが「床下収納」

  2. 床下収納にはどんな種類がある?

    1. 蓋の取り外しが可能な収納タイプ

    2. 物を持っていても片手で開閉できる扉収納タイプ

    3. 大容量の収納に向いているスライドタイプ

    4. 床下収納の深さは「浅型」と「深型」がある

  3. 床下収納を利用するメリットやデメリット

    1. デッドスペースを利用して収納スペースが確保できる

    2. 収納した物が外から目立たないようにできる

    3. 床下収納は生活動線の邪魔になる心配がない

    4. 自分で床下の点検を行うときに活用できる

    5. 床下収納に入れておくとよいアイテム

  4. 床下収納は便利だけど注意しないといけない点も

    1. 床下は湿気が溜まりやすいためカビが発生する

    2. 食品を長期的に放置していると虫が発生する

    3. 床下収納の耐久性も考えて重たい物は避ける

  5. 床下収納の種類を理解して何を入れるのか事前に決めておこう



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キッチンや洗面所などに設置していることが多い床下収納は、使用頻度の低い物を収納する場所として重宝されています。ただ床下収納には種類があり、事前に特徴を把握していないとうまく利用できない可能性があるでしょう。

床下収納を利用する際には、注意点もあるので前もって理解しておき正しい使い方をする必要があります。そこで今回は、床下収納の種類やメリットや利用するうえでの注意点について解説していくので、参考にしてみてください。

床下収納とはどんなもの?

「床下収納」とは、具体的にどのような収納スペースなのでしょうか。名前を聞いたことがあっても、使い方や性能について正しく理解していない方もいるかもしれません。ここでは、床下収納の特徴について解説します。

床下収納は物ではなく食品を保管するための物だった?

キッチンや洗面所などに設置されていることが多い床下収納は、食品を収納して保管するためのスペースとして利用されていました。床下収納の期限は明治の頃と言われており、漬物やお酒が完成するまで保管する収納スペースとして使われていたとされます。

今では使用頻度の低い物を収納しておき、いざというときに取り出すといった使い方が基本です。床下収納はデッドスペースを有効活用して収納できる場所なので、うまく活用すればキッチンや洗面所をスッキリさせられるでしょう。

点検口を有効利用して設置されるのが「床下収納」

一戸建て(一軒家)住宅で多いケースですが、床下の状態を点検するために点検口が設けられることがあります。とくに長期優良住宅として認められるには、点検口の設置は義務付けられているのが特徴です。そんな点検口としての役割を持っているのが、「床下収納」なのです。点検のために設置された床下収納は、水道管が多く集まる場所に設けられるケースがほとんどです。

床下収納にはどんな種類がある?

使用頻度の低い物など、さまざまな物が収納できる「床下収納」ですが、いくつか種類があります。種類によってキッチン・洗面所に向いている床下収納が異なるので、事前に把握しておくことが大切です。床下収納には、どのような種類があるのか詳しい内容をご紹介します。

蓋の取り外しが可能な収納タイプ

床下収納では蓋を取り外して、物を収納できるタイプがあります。物を入れるときに蓋が邪魔しないので、出し入れが楽になるでしょう。また、床下収納の入り口を大きくできるので、使い勝手がよい収納タイプと言えます。ただ床下収納のスペースが大きいほど、取り外しの蓋が大きくなるのでサイズ感には注意が必要です。

物を持っていても片手で開閉できる扉収納タイプ

床下収納で扉が付いているタイプは、物を持っていても片手で開閉して収納することができます。収納するときに扉が邪魔に感じることもありますが、頻繁に物の出し入れをしても負担に感じることが少ないでしょう。

大容量の収納に向いているスライドタイプ

扉は一つですが、スライドさせることで2つ以上の収納スペースが確保されているのがスライドタイプです。収納スペースがほかのタイプよりも多いため、大容量の収納力が魅力となっています。ただし、収納している物が多かったり重かったりする場合、スライドさせるときに重くて不便に感じる可能性があるでしょう。スライドするときに重いと感じるなら、収納する物は減らすなどの工夫が必要です。

床下収納の深さは「浅型」と「深型」がある

床下収納の種類のなかには、深さが異なる「浅型」と「深型」があります。浅型は深さがない分、取り出しやすい物を収納したいときに便利です。深型はお酒など、背が高い物を収納する場所に適しています。

キッチンなら「取り外しタイプ」か「扉タイプ」がおすすめ

キッチンで床下収納を利用する場合、お酒などのビン類を収納するときに便利な取り外しタイプか扉タイプがおすすめです。使い勝手はそれぞれ異なるので、自分はどちらのタイプがよいのか検討してから選ぶようにしましょう。

洗面所には洗剤などのストックが収納できる「浅型」がおすすめ

洗面所で床下収納を利用する場合、洗剤などのストックが入る「浅型」がおすすめです。それほど深さのある収納スペースでなくてよいので、取り出しやすい浅型のほうが利便性は高いでしょう。

床下収納を利用するメリットやデメリット

床下収納を利用するメリットやデメリット

キッチンや洗面所に設置されていることが多い「床下収納」ですが、利用するうえでのメリットとは、どのようなものなのでしょうか。またデメリットに感じる部分はどこなのか、詳しい内容を解説していきます。

デッドスペースを利用して収納スペースが確保できる

床下はデッドスペースとなっており、ほかに利用する手段はありません。床下収納にすることで、狭い間取りでも収納力を向上させられます。またキッチンや洗面所に置いていた物を床下収納に入れることで、スッキリした印象に仕上げられるでしょう。

収納した物が外から目立たないようにできる

来客が訪れたときに、キッチンに物があふれていると困るケースも多いでしょう。そんなときに床下収納に物をしまっておけば、外からは物が目立たないように収納しておけます。外からは床下収納の蓋しか見えないので、清潔感のある部屋に仕上げられます。突然来客が訪れたときでも、素早く物が収納できるので重宝するでしょう。

床下収納は生活動線の邪魔になる心配がない

キッチンの物を収納するために、収納家具などを置いておくと生活動線の妨げになるケースがあります。しかし床下収納であれば、普段の生活で触れることがない場所に物が収納されているので、生活動線の邪魔になる心配がありません。物があふれ返って邪魔に感じることがないので、ストレスなく毎日の家事が行えるでしょう。

自分で床下の点検を行うときに活用できる

点検口としての役割がある床下収納では、水漏れが発生していないか自分で床下を確認するときにも活用できます。シロアリが発生しているかなど、気になる床下の状況が確認できるでしょう。毎回点検する必要はありませんが、年に1回程度は自分で点検してみるのもおすすめです。

金属の枠など少し段差が出てしまう

床下収納を設置する際、枠組みなどに金属の部品を使用するため、少し段差がある場合があります。段差があることを忘れていると、足を引っかけてしまうこともあるので、普段から注意しておかないといけません。また掃除をする際にも、掃除機やワイパーなどがスムーズに動かせない可能性があります。少しの段差でも不便に感じることがあるので、注意しましょう。

床下収納の出し入れをするときに毎回かがむ必要がある

床下収納の特徴として、物を収納するときに毎回かがむ必要があるのが難点です。取り出しにくいと感じるだけでなく、腰を痛めてしまう恐れがあるので体勢には十分注意が必要になります。頻繁に取り出す物ではなく、できるだけ使用頻度が低い物に限定しましょう。

床下収納に入れておくとよいアイテム

床下収納に入れておくアイテムは、それほど使用頻度の高い物ではなく長期的な保存を目的に入れる物が好ましいでしょう。たとえば、保存食としても利用できる缶詰や味噌などがおすすめです。ほかにも漬物やお酒など、長持ちする物を収納するスペースとして活用できます。ただ重たい物は出し入れするときに、腰など身体に負担をかけてしまいます。できるだけ軽く、出し入れしやすい物を床下収納に入れるようにしましょう。

床下収納は便利だけど注意しないといけない点も

キッチンや洗面所の物をキレイに収納できる床下収納は、利便性が高く取り付けたいという方もいるでしょう。しかし便利な分、注意しないといけない点があるので、事前に把握しておくことが大切です。床下収納では、どのようなことに注意しないといけないのか、詳しく解説します。

床下は湿気が溜まりやすいためカビが発生する

床下収納は場所的に日当たりが悪く、湿気が溜まりやすい環境となっています。湿気をうまく逃がせないと、カビが発生してしまい、収納していた食材までダメにしてしまう恐れがあるでしょう。収納する物は湿気に強い物だけに限定して、湿気対策も行っておく必要があります。

床下収納のカビ対策としては、新聞紙を全面に貼り付けたり除湿剤を置いたりするのがおすすめです。また収納する物の間隔が狭いと、湿気が溜まりやすいので適度なスペースを空けて収納する必要があります。

食品を長期的に放置していると虫が発生する

長持ちする食品を床下収納に入れておく方も多いですが、食品を長期的に置いていると虫が発生するリスクがあります。缶詰などの食品は問題ありませんが、一時的にストックとして置いてある食品を放置していると虫が侵入する恐れがあるでしょう。とくにお米などを入れておくと、湿気が多い環境でもあるので虫が発生しやすくなります。床下収納に食品を保存する場合は、包装や保存食の缶詰などに限定しておきましょう。

床下収納の耐久性も考えて重たい物は避ける

床下収納の素材にもよりますが、多くはプラスチックで作られていることがほとんどです。そのため、重たい物を入れてしまうと割れてしまうリスクがあります。床下収納の耐久性も考えて、できるだけ収納する物は軽い物にしておきましょう。また重たい物を床下収納に入れてしまうと、深さがあるほど取り出すときに苦労してしまいます。腰を痛める原因になるため、床下収納に入れる前に取り出すときの負担も考慮しましょう。

床下収納の種類を理解して何を入れるのか事前に決めておこう

床下収納はキッチンや洗面所にある物を収納できるので、全体的にスッキリした印象を与えてくれます。いくつか種類があり、特徴が異なるので事前にどのタイプが自分に合っているのか理解しておきましょう。

便利な床下収納ですが、湿気が溜まりやすく虫の発生リスクも考えられます。どのような対策が必要なのか、注意点を参考に実践してみてください。



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