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3階建て住宅の間取りのポイント。3フロアなら選択肢が広がる!

更新日:2021.09.27

3階建て住宅の間取りのポイント。3フロアなら選択肢が広がる!

戸建て住宅は2階建てのものが一般的である一方で、近年では一般住宅でも3階建てが採用されるケースも増えています。3階建てにするには多くのメリットがありますが、間取りをしっかり考える必要があります。そこで、3階建て住宅の間取りのポイントなどをご紹介します。

  • 3階建てなら狭い土地を有効活用できる
  • 3階建て住宅で快適に暮らすには間取りに工夫が必要
  • 3階建てのデメリットを理解し、解消策を考えることも大切

もくじ

  1. 3階建て住宅のメリットとは?

    1. 狭い土地を広く活用できる

    2. 空間を区切ることでプライバシーを確保しやすい

    3. 3階は日当たりや見晴らしも魅力

    4. 税金が安くなる可能性も

  2. 3階建て住宅の間取りのポイント

    1. フロア内の区切りを減らして広さを演出

    2. 天井を高く見せる演出もポイント

    3. 生活動線が縦に長くなりすぎないように工夫する

  3. 3階建て住宅は便利な一方でデメリットも

    1. 建築コストが割高になる

    2. 老後の生活に不安がある

    3. 夏場は3階が暑くなりやすい

  4. 間取りを工夫して3階建て住宅で快適な暮らしを

一般的な戸建ての住宅というと、平屋か2階建てのものをイメージする方が多いでしょう。ある程度の土地の広さがあれば平屋でも十分な居住スペースを確保できます。しかし、都市部などでは土地の広さが確保できないことから、2階建てにして床面積を広げるケースが一般的です。

もちろん、3階建てにすると同じ土地の広さであってもさらに広い床面積を確保できます。しかし、コストの面などからあまり一般的ではありませんでした。そんななか、都市部への人口の密集などからますます広い土地の確保が困難になったこともあり、3階建て住宅の注目が高まっています。今回は、3階建て住宅のメリットや間取りのポイントなどをご紹介します。

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3階建て住宅のメリットとは?

これから住宅を建設したり購入したりする際に、何階建てにするのかという点はとても重要なポイントとなります。そこで、ここではまず3階建て住宅のメリットをご紹介します。

狭い土地を広く活用できる

3階建て住宅の最大のメリットは、狭い土地を有効活用できるという点です。1階から3階までの床面積が同じシンプルな建物であれば、平屋の場合と比較して床面積を3倍にすることができます。

多くの人が集まる都市部では、広い土地を確保するのは困難です。これがネックとなって戸建てを諦めているという方も多いでしょう。しかし、3階建てであれば平屋や2階建てでは、床面積が不足してしまう狭い土地であっても十分な居住スペースを確保できるのです。

空間を区切ることでプライバシーを確保しやすい

3階建てにすることによって、各階の空間をはっきりと区切ることができます。そのため、プライバシーを確保しやすいというメリットがあります。家族それぞれの部屋を別の階に分けることによって、生活音などが伝わりにくくなり、よりプライバシーを守れます。

また、自宅兼オフィスとして利用する場合、1階部分をオフィスにすれば、来客があってもプライベート空間を守ることができます。

3階は日当たりや見晴らしも魅力

建物が高くなるため、3階部分は日当たりがよく、見晴らしがいいという点もメリットです。周囲を他の住宅などに囲まれている土地であっても、十分な日当たりを確保できます。

このメリットを活かして、日当たりのいい3階にバルコニーなどを設置するというケースも多くあります。

税金が安くなる可能性も

戸建て住宅などを購入すると、固定資産税と都市計画税が発生します。この税額は固定資産評価額によって決定されます。200㎡以下の狭い土地の場合、小規模住宅用地に分類され、評価額は6分の1に減額されます。

住宅を購入し、維持する上では税金は決して無視できません。そのため、この点はかなり大きなメリットであると言えます。

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3階建て住宅の間取りのポイント

3階建て住宅の間取りのポイント

3階建て住宅はそれぞれのフロアが狭くなり、空間が階層によって区切られているので、平屋や2階建て以上に間取りを考える必要があります。ここからは3階建て住宅の間取りのポイントをご紹介します。

フロア内の区切りを減らして広さを演出

3階建て住宅は、狭い土地を有効活用するために建設されるケースが多いことから、どうしても1フロアあたりの面積が狭くなってしまいます。そのうえでフロア内に壁などの区切りが多いと、圧迫感を感じてしまいます。そこで、できるだけフロア内の壁などを減らして、空間の区切りには階層を利用することを意識しましょう。

とくにリビングは家の中心となるので、できるだけ開放感ある空間にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。その場合、リビングのあるフロアはワンフロアにするのもおすすめです。

天井を高く見せる演出もポイント

3階建ての場合、天井高さが十分に確保できないケースもあります。そこで、床の一部を下げるダウンフロアなどを活用して天井を高く見せるのもポイントです。同じフロアの面積であっても天井が低く感じられると圧迫感があるので、できるだけ天井を高く見せる工夫をしましょう。

ダウンフロアの導入が難しいのであれば、家具の高さを低めのもので統一するなど、視界が広がりやすい工夫をするだけでも圧迫感を解消できます。

生活動線が縦に長くなりすぎないように工夫する

快適に生活を送るには、生活動線をしっかり考えることが重要です。たとえば、キッチンを3階に、リビングを1階に設置してしまうと買ってきた食材などを3階まで持って行き、料理を作って1階まで持って行く必要があります。このように生活動線が縦長になりすぎてしまうと、階段の上り下りの階数が多くなり、効率的とは言えません。キッチンとリビングは同じフロアにするといった工夫が必要です。

その他にも、給排水の設備工事のことを考えてバスルームとトイレなどの水まわりを集中させるといった間取りを考えることも大切です。

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3階建て住宅は便利な一方でデメリットも

3階建て住宅は便利な一方でデメリットも

3階建て住宅には多くのメリットがあります。しかし、一方でデメリットもあります。ここではいくつかのポイントに分けてデメリットをご紹介します。

建築コストが割高になる

3階建て住宅は面積に対して高さが高くなるため、強度を高める必要があります。これにより建築コストが割高になってしまう傾向にあります。また、狭い土地に建築することになるので、両隣の建物との距離も近く、一般的な住宅以上の防音対策が必要となるケースもあります。

その他にも、土地の狭さから資材の搬入に大型トラックなどの使用ができない場合、小型トラックや人の手で行うことになるため、その分コストが必要になります。土地代は安くなりますが、建築コストを考えると割高になってしまう可能性があるという点は、頭に入れておくようにしましょう。

老後の生活に不安がある

3階建て住宅はどうしても階段での移動が多くなります。若いうちはそれほど気にならないかもしれませんが、歳をとるとちょっとした階段の上り下りも辛くなってしまうものです。

老後の生活を考えるのであれば、ホームエレベーターなどの導入も検討する必要があります。近年ではホームエレベーターの普及も進み安価になりましたが、定期的な保守点検も欠かせないので、維持費についても頭に入れておきましょう。

夏場は3階が暑くなりやすい

暖かい空気は高い場所に上っていくという性質があります。そのため、3階建て住宅の3階フロアはどうしても暑くなりやすいです。直射日光があたることもあって、冷房の効率も悪くなります。

そのため、夏場の暑さ対策として、空気の循環を考えた窓の配置や、冷房効率を高めるための断熱もしっかり考える必要があります。

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間取りを工夫して3階建て住宅で快適な暮らしを

3階建て住宅であれば、平屋や2階建てでは十分な居住スペースを確保することができない狭い土地を広く活用することができます。とくに、都市部で戸建て住宅で暮らしたいという方にとってはかなり魅力的な選択肢と言えます。

3階建て住宅にはいくつかのデメリットもあるので、それらを解消するためにしっかりと間取りを考える必要があります。今回ご紹介したポイントを参考にして、3階建て住宅の購入や間取りなどを検討してみてください。
3階建て住宅の購入を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。

 
 

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