- キッチンの空間やレイアウトなどを工夫して収納スペースとして活用する
- キッチンに合わせた調理家電やキッチンツールを置く
- 賃貸でない場合は、思い切ってリフォームするという手もあり
なにかとアイテムが増えがちなキッチンや台所。なかなか片付かずに、狭く感じることも多いのではないでしょうか。そんなキッチンのままでは、家事の効率も悪くなってしまいます。
ここでは、シンク・コンロ周辺やその下などを上手に活用して、狭いキッチンでもすっきりときれいに使える収納方法をいくつかご紹介します。
狭いキッチンの収納のコツは?
どんなに狭いキッチンでも、どうにか活用してうまく使いこなしたいものです。ここでは、ワンルームなどの狭いキッチンでの収納のポイントを確認しておきましょう。
物を減らす
まずは、物を減らすことです。片付けの基本でもあるのですが、今あるアイテムを見直して、それが本当に必要なものかどうかを確認しましょう。キッチンの棚や食器棚、引き出しに入っている物をすべて取り出して、一つひとつ確認します。いる物といらない物に分けて、いらない物を処分していきます。
悩む物があれば、ひとまずどこかにまとめて置いておいてください。それを1年や2年など期間を設定して、「その期間まったく使わなかったら処分する」という方法もおすすめです。
デッドスペースを活用する
狭い狭いと感じるキッチンでも、意外とデッドスペースはあるものです。たとえば、食器棚や吊り棚の奥、インテリアや家電が置いてある隙間などを上手に活用できたら、想像以上に収納力が上がるでしょう。
色を統一する
インテリアの配色で部屋の雰囲気が変わるように、キッチンについても同じことが言えます。表から見えている部分の配色がバラバラだと、どうしても雑然と見えますが、色を統一するとすっきりとした印象になります。
ただ、暗い色は小さく見える傾向にあるため、明るい色に統一するのがおすすめです。そこに照明器具をプラスして、全体を広く明るい空間にしてみましょう。
キッチンや生活に合わせて家電や調理道具を選ぶ
キッチンに置く家電や調理道具を選ぶ際、あらかじめキッチンや置くスペースのサイズを測っておき、ジャストサイズを選ぶことも大切です。必要以上に大きいものを選ぶと、それだけキッチンも狭くなってしまいます。狭いキッチンを広く見せたいなら、「大は小を兼ねる」といった考えは捨てましょう。
収納アイテムを活用する
最近では、収納アイテムがいろんなところで手に入ります。ホームセンターはもちろんのこと、100円ショップでも便利なアイテムがそろいます。これらのアイテムを活用して上手に整理整頓し、狭いキッチンを広く楽しく使いましょう。
シンク・コンロまわりやシンク上スペースの収納術!
電子レンジなどの大きい調理家電から、まな板などの小さなキッチンツールまで、さまざまなものが置かれているキッチン。ここでは、シンク・コンロまわりやシンク上スペースの収納術についてご紹介します。収納で悩んでいる方は、参考にしてみてください。
S字フックやマグネットを使った収納術
ホームセンターや100円ショップなどで手に入るS字フックやマグネットは、収納ツールとして優秀です。マグネットが使用できるシンクなどで、たわしやスポンジなどをフックにかければすっきりと見せられます。
コンロの壁面などには、フック付きのマグネットを使って利用頻度の多いキッチンツールを壁面収納すると便利です。その場合、キッチンツールの色を統一しておくと、壁にいくつか引っかけても統一感が出てまとまった印象になります。
とくにコンロ・シンクまわりにはS字フックを取りつけられるポイントがたくさんあります。それぞれの近くで使用する小物などをかけておくと、家事効率アップが期待できます。
突っ張り棒やワイヤーを使った収納術
突っ張り棒やワイヤーは、狭いキッチンの収納力を上げる便利な収納グッズのひとつです。コンロ上のデッドスペース部分に突っ張り棒やワイヤーを設置すれば、収納場所を拡張できます。さらに、ここにS字フックを取りつけてお玉や泡だて器などのツールを吊り下げれば、収納スペースに早変わりします。
ポールラックを置く
ポールラックを利用するのもよいでしょう。壁面に収納棚ができるので、作業スペースが手狭になりにくいのが特徴です。突っ張り棒で固定するタイプは、安定感が高まるのもメリットです。
ラックをDIYするのもおすすめ
ホームセンターや100円ショップなどで材料を購入し、ラックをDIYするのもおすすめです。シンク・コンロまわりやシンク上スペースにぴったり合ったオリジナルラックを作ることができるので、デッドスペースを余すことなく活用できるでしょう。
シンク下の収納スペースを有効活用
キッチンのシンク下は、広めのスペースが確保されていることが多いですが、構造的に使いづらいケースもあります。ここでは、シンク下の収納スペースの有効活用法についてご紹介します。
棚を設けて仕分けやすくする
まずは、シンク下のスペースに棚を設けてみましょう。簡易的なスチールラックや、サイズ調整が可能な突っ張りタイプのラックを取りつけるのもよいでしょう。
事務用品を活用する
サイズがバラバラになりがちなキッチンアイテムは、サイズに合わせた収納グッズを取り入れるのもポイントです。事務用品などで使われる「ファイルボックス」は、鍋など立てて収納するのに使えます。バラバラになったり倒れてしまったりする調味料も、ファイルボックスのなかに入れて収納すると、すっきりまとまります。
扉裏を有効活用する
扉裏のスペースにフックを取りつけて、キッチンツールを吊り下げるのもおすすめです。扉を開ければすぐに取り出せる場所なので、よく使うものを収納しておくと便利です。
カゴ・容器に調味料や保存食などを入れて収納する
ホームセンターや100円ショップなどのカゴや容器を利用して、調味料や保存食などを分けて収納するのもよいでしょう。このとき、しっかりとサイズを測ってから選ぶのがポイントです。色や材質などを合わせて並べれば、統一感が出て見た目もすっきり収納できます。
場所をとってしまう大きな調理器具を収納しておく
使用頻度の少ない調理家電は、シンク下に収納してみましょう。一人暮らしで食事を作ることがそれほど多くないなど、使うときだけ取り出すような場合は、家電を置くための棚が不要になり、その分スペースも広がります。
キッチンスペースの収納
ここからは、キッチンスペースを上手に使った収納方法をいくつかご紹介します。
キッチンワゴンを使う
キッチンが狭い場合、キッチンワゴンを作業台として使うのもおすすめです。キャスター付きは簡単に動かせるので、普段はキッチンの外に出しておいて、使いたいときだけキッチンエリアに持ってくるのもよいでしょう。
1Kなどの一人暮らしを対象にした物件では、ミニキッチンを採用しているところが多いので、調理をする場所も限られてしまいがちです。このような場合、天板が付いたキッチンワゴンなら、調理をする場所や水切りカゴなどを置く場所としても活用できるでしょう。
デッドスペースに入る細いワゴンやゴミ箱を使う
狭いキッチンのお助けグッズのひとつが、スリムなワゴンやゴミ箱です。デッドスペースを有効活用できるだけでなく、動かせるタイプは掃除がしやすいのもメリットです。
レンジラックを使う
必需品の電子レンジを収納するレンジラックは、引き出し式の棚や扉付きの棚が備わるタイプを選ぶのがおすすめです。雑然と見えがちなキッチンツールやストック食品などをまとめて収納できるだけでなく、電子レンジの放熱スペースを考えたラックなら、レンジの上を収納スペースとして活用することも可能です。
エコバッグを有効活用する
狭いキッチンでは、引っ掛けられるポイントをいくつか作って、エコバッグを活用するのもおすすめです。自由度が高く、取り出しやすいのがメリットです。おしゃれなデザインのエコバッグを並べれば、引っ掛けておくだけでおしゃれ感もアップします。
持ち家ならリフォームもおすすめ
賃貸でない場合は、思い切ってキッチンリフォームするのもおすすめです。キッチンはI型、L型、Ⅱ型、U型、アイランド型などレイアウトも豊富なので、自宅のキッチンに合わせたリフォームが可能です。
狭いキッチンだからこそ工夫次第で料理が楽しくなる
たとえ狭いキッチンでも、工夫次第で快適性や使い勝手が向上し、毎日の料理が楽しくなるきっかけになります。
コンロ・シンクまわりやシンク下など、活用できるところは意外にたくさんあるので、上手に活用しましょう。すてきなキッチンがある物件をお探しの方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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