- 2口コンロは料理を同時進行できるのがメリット
- 工夫すれば1口コンロでも十分に使える
- ライフスタイルに合ったコンロを見つけることが快適な暮らしへの一歩
一人暮らしを始めるにあたって、キッチンまわりの環境は気になるところでしょう。最近はさまざまな種類のコンロがあり、「コンロの口数は1口か2口か」、また「IHかガスコンロか」など悩む場面もあるかもしれません。
そこで今回は、コンロの特徴をはじめ、IHとガスコンロのメリット・デメリットについて解説します。自分の生活様式に合ったコンロを見つけ、一人暮らしの生活をより豊かにしましょう。
料理の効率アップ!2口コンロのメリット
コンロが2つ取り付けられている「2口コンロ」には、さまざまなメリットがあります。
・料理の同時進行ができる
・麺を茹でながらソースや具材を作れる
・複数の料理を一度に作れる
・片方が壊れても、もう片方で料理ができる
2口コンロがあると、たとえばパスタを作る際に麺を茹でながらソースを作れるなど、料理の効率化をはかることができます。1口コンロでは難しい料理も作れるので、結果的にレパートリーも広がります。複数の料理を一度に作れるのは、料理好きの方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
また、仮に片方のコンロが壊れてしまっても、もう片方を使って料理ができるので、修理が終わるまで自炊できないといったリスクも少なくなります。
こんな方はコンロの数が少なくてもOK
2口コンロには多くのメリットがありますが、その分スペースを使うため、費用が高くなります。少しでも費用を抑えたい方は、以下の項目を確認して、1口コンロでも対応できるか考えてみましょう。
・そもそも自炊をしない
・自炊をしても凝ったものは作らない
・湯沸かしポットなどを併用している
これらの項目に当てはまる場合、1口コンロでも問題ないでしょう。とくに一人暮らしであれば、「1口でも十分」という方も多くいます。
また、休日を利用して一度にたくさんのおかずを作りストックしておけば、毎日コンロを使わなくても済みます。この場合、食費や電気代、ガス代などの生活費の節約にもつながるのでおすすめです。生活スタイルを見直しつつ、自分に合ったコンロの口数を考えてみましょう。
1口コンロしか見つからない
一人暮らしで家賃にかけられる予算が決まっている場合、1口コンロの物件しか見つからないというケースもあります。
また、「立地や部屋の広さは希望通りだけど、1口コンロの物件ばかり」といったことも少なくありません。他の条件はそろっているのに、コンロのために物件を探し直すのは大変でしょう。しかし、このような場合でも、心配する必要はありません。
工夫すれば1口コンロでも大丈夫
1口コンロでも、工夫次第でやりくりできるのでご安心ください。ここからは、いくつかの方法をご紹介します。
電子レンジ
電子レンジを活用すれば、コンロを使わなくても料理を効率的に進められます。最近では、電子レンジで料理をする際に使えるキッチングッズも売られています。
たとえば、電子レンジ専用のタッパーを使ってパスタ料理を作れるアイテムをはじめ、電子レンジの使用を想定したレシピを紹介しているサイトもあります。電子レンジをうまく組み合わせながら料理をすることで、1口コンロでも快適に料理を楽しめるようになります。
仕切り付きフライパン
仕切り付きフライパンを使えば、同時に2種類の料理を作れるようになります。忙しい朝にもスクランブルエッグとウインナーを同時に調理できるので便利です。洗い物が少なくて済むところもうれしいポイントです。フライパンのなかにはIHに対応していないものもあるので、購入前にチェックしましょう。
カセットコンロ
コンロ数を増やしたいと考えているのであれば、市販の卓上コンロの導入を考えてみましょう。最近では、安価で手に入るものもあります。
一人暮らしをしている方のなかには、洗い物を減らすために「お鍋のまま食べたことがある」という方も多いのではないでしょうか。卓上のカセットコンロなら、テーブルの上でお鍋からそのまま食べやすいという側面もあります。
IHとガスコンロの違いやメリット・デメリット
ここからは、IHとガスコンロのメリット・デメリットを解説していきます。それぞれの特徴を捉えて、自分の生活スタイルに合ったものを見つけてみてください。
IHの特徴
IHは電気の力で加熱するため、火を使わないことが最大の特徴です。IH内部にあるコイルに電気を流すことで磁力線が発生し、鍋やフライパンを発熱させる仕組みになっています。それでは、IHにはどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。
IHのメリット
IHはスイッチひとつで安定した加熱ができるため、長時間の煮込み料理や揚げ物をしたいときに最適です。火災につながるリスクも少ないので、一人暮らし初心者で、あまり自炊をしたことがないという方でも安心です。
また、IHはお手入れが簡単です。コンロとは異なり平面なので、ふき取るだけで掃除が完了します。掃除が簡単なうえに清潔な状態を保ちやすい点はメリットと言えます。
火を使わないので部屋に熱気がこもりにくくなり、暑さが気になる夏場の料理も、快適に行えるでしょう。
IHのデメリット
IHは、センサーに触れなければ加熱が止まる仕組みになっているため、鍋やフライパンを持ちあげるたびに加熱が止まってしまうことがあります。そのため、ガスコンロからIHに新しく変えた場合は、慣れるまで少し時間がかかるでしょう。
また、ガスコンロとは異なり、加熱しているのがわかりにくいことがあります。そのため、誤って触ってしまい火傷する可能性もあります。
IHはガス代の代わりに電気代がかかり、ブレーカーが落ちる可能性があるので、一人暮らしの場合は30A(アンペア)以上での契約がおすすめです。
ガスコンロの特徴
ガスコンロは、着火によって加熱する仕組みになっています。着火に使用されるガスは、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2種類あります。プロパンガスは、都市ガスよりも割高であることが多いため、ガス代などの光熱費をなるべく安く抑えたい方は、入居前にどちらを採用しているのかを確認しましょう。
ガスコンロのメリット
ガスコンロは短時間で広範囲の加熱ができるので、調理しやすいのがメリットです。そのため、強い火力を求める方にはとくにおすすめです。また、火の強さを目で見て確認できるので、火加減がわかりやすいのもポイントです。
IHでは専用の鍋やフライパンを使用する必要がありますが、ガスコンロは基本的に種類を問わずに使用できるのがメリットです。電気を使っていないので、たとえ停電になっても使い続けられるといった安心感もあります。
ガスコンロのデメリット
ガスコンロはフライパンや鍋を置くための、「五徳(ごとく)」が設置されています。複雑な形状をしているので、掃除の手間がかかることが一番のデメリットでしょう。面倒だからといって汚れを放置していると、余計に手間と時間をかけることになるので、日頃からお手入れするようにしましょう。
加えて、火の熱さを感じやすいので、夏場の料理ではデメリットに感じることが多くなる可能性があります。
ホームセンターで購入できる
賃貸物件のなかには、ガス栓だけがあり、IHもガスコンロも設置されていない場合があります。こういった場合には、ホームセンターなどで購入して自分で設置する必要があります。
面倒に感じるかもしれませんが、自分に合ったコンロ数を選べるのはメリットと言えるでしょう。好みのデザインを選ぶこともできるので、キッチンのインテリアにこだわりたいという方にも打ってつけです。
自分のライフスタイルに合わせて取り入れよう
コンロにはさまざまな種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、一概にどちらがよいとは言えません。自分のライフスタイルと照らし合わせながら、使いやすいコンロを探してみましょう。
自炊を頑張りたい方は2口コンロ、短時間で料理を済ませたい方は、IHよりも強い火力が期待できるガスコンロを探してみるといいでしょう。
IH付きの物件やコンロ数の異なる物件など、キッチンの設備にこだわって物件を探したいという方は、下記からお気軽にお問い合わせください。
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