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猫と暮らすなら賃貸物件は慎重に決めよう!かかる費用や注意点も解説!

更新日:2021.03.31

猫と暮らすなら賃貸物件は慎重に決めよう!かかる費用や注意点も解説!

猫を飼いたいと思ったとき、どのような物件を探せばよいのでしょうか。愛らしい猫ですが、気軽に飼うのではなく、デメリットなども事前に把握し、責任を持って住む場所を決めてあげることが大切です。猫を飼う前に知っておきたい注意点や物件探しのポイントについて解説します。

  • 猫と暮らす前にデメリットのチェックリストは確認しておこう
  • 猫を飼う場合にかかる年間の費用は年間16万円
  • 猫と暮らすペット可物件は動物病院の近くがおすすめ

もくじ

  1. 猫は可愛いだけじゃない!デメリットも把握しておこう

    1. 猫を飼う気持ちがあるならチェックリストを確認

  2. 猫を飼う前にどれくらいの費用がかかるのか把握しておく

    1. 猫を飼うときにかかる年間の費用は平均16万円

  3. 猫と暮らすためには賃貸物件は「ペット飼育可」を選ぶ

    1. 猫の行動を考えた間取りを探す

    2. すぐに駆け付けられる動物病院が近くにあるのか確認する

    3. さまざまな設備が整っている「ペット共生型賃貸物件」

  4. ペット可物件はほかの賃貸物件と契約内容が違う?

    1. 入居時・退去時に支払う金額が高額になることが多い

    2. 猫と暮らすことを事前申告しておく必要がある

    3. 猫とペット可物件で暮らすときに注意しておきたいこと

  5. 猫と暮らすためには事前準備と知識が必要



 

猫と一緒に暮らせる賃貸物件を探すなら、事前に物件選びのポイントや、入居・退去時の注意点を知っておくことが大切です。ペット可の物件にはペットを飼っている居住者も多く、理解があるためトラブルが少ないなどのメリットがあります。

ただ通常の賃貸物件とは、一部契約内容が異なるケースもあるので事前に理解しておくことが大切です。また猫と一緒に暮らすということは、責任を持って飼い続けることが求められます。

猫を飼う前に知っておきたい注意点や、物件探しのポイントを紹介していくので、参考にしてみてください。

猫は可愛いだけじゃない!デメリットも把握しておこう

猫は可愛いだけじゃない!デメリットも把握しておこう

メディアでの露出が増えていることもあり、人気が高い猫ですが、一緒に暮らすうえでデメリットがあることも理解しておきましょう。可愛いというだけで飼ってしまうと、後悔する結果に繋がる恐れがあります。

猫を飼う前に知っておきたい、デメリットを解説します。

猫を飼う気持ちがあるならチェックリストを確認

猫を賃貸物件で飼うなら、まずはデメリットのチェックリストを見て、責任が持てるか確認する必要があります。チェックリストの項目をすべてクリアできる人なら、猫を飼っても問題ないといえるでしょう。

・病院で猫アレルギーと診断された
・去勢や避妊手術をしないとマーキングを行う
・トイレの処理は毎日何度も行う必要がある
・壁紙を剥がすなど退去時に原状回復費用がかかる可能性がある
・病院代やご飯代などの費用がかかる
・長期間外出する旅行に行きにくい

上記の項目で1つも自身が無くてチェックできないという方は、猫を飼うことは諦めた方がよいでしょう。

また、ペット可の賃貸物件を借りることができなかったなど、猫を飼える環境を整えられない方は、無理して飼わないのが賢明です。猫の命を預かることは責任が伴うので、無責任な対応はしないようにしましょう。

病院で猫アレルギーと診断された

チェックリストのなかでも大切なのが、猫アレルギーなのか検査を事前に行っておくことです。猫アレルギーを持っていると自覚がない方も多いので、猫を引き取る前に検査を受けるのは必須といえるでしょう。

軽度な症状であれば、目のかゆみや鼻水が出るといった程度ですが、重度の猫アレルギーは喘息が発症する可能性もあります。命を預かるということは大切なことなので、後から飼えないという決断にならないように検査しておきましょう。

アレルギー検査は病院によって細かい金額は異なりますが、5,000円程度で検査を受けることができるので、猫を飼う前に事前に検査しましょう。

去勢や避妊手術はしないとマーキングを行う

猫は去勢や避妊手術を行っておかないと、発情期が年に2回程度訪れます。発情期はオスかメスかによって反応は変わりますが、どちらも鳴き声が普段よりも大きくなる傾向にあるでしょう。

オス猫だけですが、発情期には「スプレー」と呼ばれるマーキング行為を行うので、部屋中におしっこのニオイが漂ってしまう恐れがあるでしょう。また、外に出ようとする傾向にあるので、出かけるときに猫が脱走してしまうリスクもあります。

賃貸物件で猫を飼うのであれば、去勢や避妊を検討することも大切です。

トイレの処理は毎日何度も行う必要がある

猫はトイレをすぐに覚えるので、しつけに苦労することはあまりないでしょう。しかし猫はキレイ好きで、トイレが汚れていると我慢して膀胱炎になることもあります。

猫を飼うならトイレの処理は、毎日こまめに行ってください。仕事などで長時間家を空ける場合には、トイレができる場所を何個か用意してあげるとよいでしょう。

壁紙を剥がすなど退去時には原状回復費用がかかる

猫は習慣的に爪とぎを行う生き物なので、壁紙を爪で剥がしてしまうことがあります。ほかに爪とぎ専用の段ボールなどを用意しても、壁紙に爪を立てる猫もいるので注意が必要です。

壁紙を剥がしてしまうと、退去するときに元の状態に戻すための原状回復費用が発生します。またテーブルの上にある物を落としてしまう猫もいるので、物が壊れないように気を付ける必要があるでしょう。

病院代やご飯代などの費用がかかる

猫が体調不良になったときには、病院で治療してもらう必要があります。治療内容にもよりますが検査だけでも1回5,000円から1万円程度はかかるでしょう。

今はペット専用の保険もあるので、猫の健康を考えて入っておくことをおすすめします。またご飯代やトイレの砂を購入する費用などを考えると、毎月1万円以上の出費があります。

猫を飼うためには、一定の費用がかかってくるので余裕を持って飼ってあげることが大切です。



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猫を飼う前にどれくらいの費用がかかるのか把握しておく

猫を飼う前にどれくらいの費用がかかるのか把握しておく

猫と一緒に暮らすなら、どのような費用がいくらかかるのか、相場を理解しておく必要があります。自分の生活に加えて、猫を飼う費用も支払えるのか、計画的に計算しておきましょう。

主に猫を飼うときに必要な費用としては、食費や医療費などです。猫を飼うためには年間でどれくらいの費用がかかるのか、詳しい内訳を紹介していきます。

猫を飼うときにかかる年間の費用は平均16万円

猫を飼う場合、食費や医療費などさまざまな費用がかかってくるでしょう。年間の費用としては平均16万円程度かかります。とくに動物病院は自由診療とされているため、一度の治療で高額な費用が発生することも多いでしょう。

年間費用の内訳としては食費が平均42,925円、医療費が平均31,848円です。ペット保険に加入する猫の飼い主も多く、年間平均34,929円の保険料を支払っています。

ただ、ペット保険では、避妊や去勢手術の費用は控除されないので、注意が必要です。病院によっても金額は異なりますが、避妊手術にかかる費用の平均相場は約1万~2万5,000円で、オスの去勢手術にかかる費用の平均相場は約1万~1万5,000円程度です。

引用:アニコム損害保険株式会社「ペットにかかる年間支出調査」

引用:家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査(平成27年度)

年1回のワクチン接種は予防として大切

猫が病気にならないための予防として、年に1度はワクチン接種を受けましょう。ワクチンにはいくつか種類があり、単体で受けられるものから、混合ワクチンとして一度に何種類も打ってもらえる施術もあるでしょう。

ワクチン接種などの予防費は平均14,029円ほどかかります。猫の健康のためにも、年1回のワクチン接種は受けた方がよいでしょう。

そのほかにかかる費用は日用品やトリミング代

猫を飼うときにかかる費用として、そのほかにもトイレ砂やおもちゃなどの日用品、トリミング代などがあります。平均的に日用品は13,766円ほどかかり、トリミング代は3,635円ほどかかるでしょう。大切に猫を飼うためにも、必要な費用はしっかり確保しておく必要があります。

引用:アニコム損害保険株式会社「ペットにかかる年間調査」

猫と暮らすためには賃貸物件は「ペット飼育可」を選ぶ

猫と暮らすためには賃貸物件は「ペット飼育可」を選ぶ

猫と暮らす賃貸物件を探すなら、基本的に「ペット飼育可」の物件ではないと一緒に住めません。なぜならペット飼育可と明確に書かれていない物件は、契約書や規約により、ペットを飼うことは認められないためです。

具体的に、どのような賃貸物件であれば猫と一緒に暮らすことができるのか、詳しい内容を紹介していきます。

猫の行動を考えた間取りを探す

猫と暮らすなら、猫が暮らしやすい間取りの物件を探すことが重要です。たとえば猫はドアが開くと、突然外に出てしまうことがあります。一度外に出てしまった猫は、興奮して知らない場所まで走ってしまうことがあります。

行方がわからなくなった猫を探すのは困難なので、外に出ないよう玄関とリビングの間にドアが設けられている間取りの部屋を選ぶのがおすすめです。来客が訪れたときに、ドアの向こう側に猫を待たせておけば安心して玄関のドアを開けられます。

猫が暮らしやすい環境は後から作れる

賃貸物件があまり広くなくても、後から猫が暮らしやすい環境を整えてあげられます。とくに猫は高低差があれば運動不足に陥ることがないので、キャットタワーを購入して段差を設けてあげれば問題ありません。

ほかにも安心して猫が暮らせるために、狭い場所を作ってあげることも大切です。狭い場所は段ボールを加工して置いてあげるだけでもよいので、気軽に実践してくださいね。

すぐに駆け付けられる動物病院が近くにあるのか確認する

近くに動物病院がある物件を選ぶと、猫の急な体調不良に対応できるので安心です。
怪我をしたときでも、すぐに手当てをしないと猫はストレスを感じたり警戒して隠れたりします。

定期健診も気軽に受けられるように、かかりつけの病院を見つけておきましょう。

さまざまな設備が整っている「ペット共生型賃貸物件」

猫と暮らすなら、選択肢として「ペット共生型賃貸物件」もおすすめです。ペットと一緒に暮らすことを前提に募集をかけている物件なので、歓迎してもらえるでしょう。

また猫が快適に暮らせる設備が整っているので、猫にとってもよい選択肢といえます。ほかに入居者している方もペットと一緒暮らしていることが多いので、隣人トラブルに発展することも少ないでしょう。

整っている設備は部屋によって異なりますが、猫が上下運動するための猫棚や、猫の爪がひっかかりにくい壁紙のペット対応クロスが実装されています。通常のペット可物件よりも手厚い設備が導入されているので、猫と快適な生活を送るならペット共生型賃貸物件はおすすめです。



 

ペット可物件はほかの賃貸物件と契約内容が違う?

猫と暮らすためにペット可物件を探している方は、ほかの賃貸物件とは契約内容が異なるケースが多いことを理解しておきましょう。具体的には、ペット可物件とはどのような契約内容となっていることが多いのか、よくあるケースを紹介します。

入居時・退去時に支払う金額が高額になることが多い

ペット可物件は、猫などが壁紙を剥がしたり汚したりすることを見越して、敷金を高く設定しているケースが多いです。一部のペット可物件では、敷金2ヶ月分を入居する際に支払う必要があったり、保証金の名目で敷金1ヶ月分がプラスされたりします

ほかには間取りが通常物件と一緒でも、ペット可物件になることで家賃が1~2割ほどは高くなっているケースもあるでしょう。そのため、初期費用が通常の賃貸物件よりも割高になる傾向があります。

また、壁紙などの損傷が激しい場合には、退去時に原状回復費用以外にも別途高額のクリーニング代が発生することもあります。

猫と暮らすことを事前申告しておく必要がある

猫と暮らすペット可物件を探しているなら、事前に申告しておく必要があります。ペットと一緒に暮らすということは、部屋が汚れる可能性もあるので、オーナーに報告しておく必要があるためです。

猫と暮らすために必要な事前申告は、猫が増えたときにも行う必要があります。またペット可物件といっても、ペットの種類によっては入居を断られるケースもあるので事前に確認しておきましょう。
事前申告せずに猫を飼っていると、契約違反として退去を求められることもあります。

猫とペット可物件で暮らすときに注意しておきたいこと

猫とペット可物件で暮らすなら、日常的に注意しておかないといけないことを把握しておく必要があります。たとえば猫にとって人間が食べる物は毒となることから、食べさせてはいけないということです。

人間の食べ物は塩分が比較的高いので、猫の内臓に負担がかかってしまいます。猫が人間の食べ物を欲しがったりしても、与えないようにしましょう。

コンセントを噛んでしまうときは保護カバーを付けよう

猫は紐状の物を噛んでしまう傾向にあるので、コンセント類には保護カバーを付けておくことをおすすめします。もし噛んでしまうと、感電して命を落としてしまう危険性があるでしょう。

コードはむき出しにならないように、家具や家電の裏に隠して猫が噛まないように工夫する必要があります。

上に収納できるスペースがあっても重い物は置かない

ペット可物件で上に収納できるスペースがあったとしても、鍋やガラス製品などは置かないようにしましょう。万が一、地震などが原因で物が落ちてしまったときに猫が下にいると、怪我をしてしまう恐れがあります。

また、猫は新しい物や珍しい物を触ってしまうことも多いので、ハサミなどの刃物類は猫が触れる場所に置かないことが大切です。ほかにもティッシュペーパーやトイレットペーパーで遊ぶ猫もいるので、誤飲して喉を詰まらせないように注意しましょう。

室内の温度は毎日適温を保つ必要がある

猫と暮らすうえで大切なことが、室内の温度を毎日猫が過ごしやすい温度に設定しておくことです。猫は体温調節を自分で行うことが苦手なので、暑い日や寒い日があれば体調を崩してしまう恐れがあります。猛暑日などで室温が30度を超えるときは、冷房で室内の温度を26~28度程度に保ってあげましょう。

昼間に外出するときは、タイマー機能を使って、日中の熱い時間帯に冷房を入れておくようにしきましょう。とくに、夏場は熱中症や脱水症状になる危険性があるので、猫と暮らすならエアコンは必須です

猫と暮らすためには事前準備と知識が必要

癒しの存在である猫を迎え入れての暮らしは、とても楽しいものになるでしょう。

しかし、ただ可愛いからという理由だけで、デメリットを把握せず、命を預かる責任もないままに飼うことはやめましょう

猫と一緒に暮らしたいなら、猫を中心に考えて、暮らしやすい間取りのペット可物件やペット共生型賃貸物件を選ぶことで、快適な共同生活を送ることができるでしょう。



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