- 「主に使う人」「使う用途」を考えてから、デスクスペースを設ける
- 窓の近くにデスクスペースを設ける
- お引越しやリノベーションの際は、予めデスクスペースの計画をしておく
デスクスペースの用途と、誰が主に使うのか?を考える
デスクスペースを設ける時は、まず「どのような用途に使うのか?」「誰が主に使うのか?」を考えましょう。
例えば、上の写真をご覧ください。
こちらは、私が手掛けたモデルハウスですが、キッチンのすぐ側にデスクスペースを設けています。デスクスペースの用途は、“書類書きや軽いパソコン作業”そして、家事の合間にほっと一息できる“読書やカフェスペース”として使うことです。
主にママが使うことを想定し、キッチンからすぐ側の一角に設けています。
このデスクスペースでお子さまが宿題をし、料理の合間にママが見てあげるシチュエーションも考慮し、2人並んで座れるようデスクサイズ(横幅)も長めにしています。
上記のような形で、①デスクスペースを使う人 ②使う用途 を考えてから、デスクスペースを設ける場所やデスクサイズのプランをたてると、理想的な使い方が出来るでしょう。
快適に過ごせるプランニングを
新しい生活様式の普及に伴い、お家でお仕事をされる方が増えてきました。
お仕事だけでなく、デスクスペースは何かしら集中したい作業をすることが多いため、長時間過ごしてもストレスを感じにくい、快適に過ごせるプランニングをしたいものですね。
快適な環境をつくる一案としておすすめしたいのが、窓の近くにデスクスペースを設けること。
作業の合間に外の景色を楽しんだり、換気が出来たり、光が入ったり、窓が1つあるだけでとても解放感があり、気持ちが良いものです。これからお家づくりをされる方は、デスクスペースと窓をセットに計画すると良いでしょう。
マンションのデスクスペース設置事例
マンションの場合、スペースや間取りが限られていることが多いため、デスクスペースを設けることはハードルが高いかもしれません。そんな時、お部屋の形に注目してみてください。幅の広いデスクスペースは難しいかもしれませんが、上手くデスクスペースを設けることが出来る場合もあります。
マンション事例:①
マンションのお部屋の大きな柱と右が見切れていますが、ベランダとの窓の間に凹んだスペースがありました。そこにデスク天板と上部の棚を取り付ければ、デスクスペースに。
本来は、デットスペースになってしまう空間ですが、上手く利用すれば、かえってコンパクトで落ち着くデスクスペースになります。
マンション事例:②
こちらのマンションは、お部屋の角が変形した形になっていました。壁の形に添いデスク天板を取り付けると、コーナー壁に向かったデスクスペースに。
広くはありませんが、読書をしたり軽食をとったりなど、簡単な作業に対応出来るくらいのスペースになっています。
家づくりやお引っ越しの際は、デスクスペースのことも考える
リモートワークの普及からデスクスペースが必要というご家庭が増えましたが、従来は、初めからデスクスペースをお家に設けておくという考え自体、住宅業界ではなかった事です。特に建売住宅、賃貸住宅、中古物件では、デスクスペース自体がないことも多くあります。
お引越しやリノベーションの際は、予めデスクスペースの計画をしておくことが、これからのライフスタイルには良いかもしれませんね。
今回の記事が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
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