更新日:2022.08.18
20代のカップル、同棲をはじめるベストなタイミングはいつ?注意点も解説
カップルとしてのお付き合いが順調だと、相手と「もっと一緒にいたい」と思うもの。また、結婚を意識しはじめる20代カップルの場合、「相手のことをよく知りたい」といった理由で同棲を検討することもあるかもしれません。では、「20代の同棲」はどのタイミングでスタートするのがベストなのでしょうか。ここでは、同棲するメリット・デメリットをふまえ、多くのカップルが同棲をはじめるタイミングや同棲する際の注意点について解説します。
- 互いの生活スタイルがわかり、一人暮らしより経済的負担が軽くなる点が同棲のメリット
- 就職や転勤、一人暮らし物件の契約更新、婚約などを機に同棲を考えるカップルが多い
- 単身者入居物件では同棲できない可能性があるので、事前に確認を
20代のカップル、同棲をはじめるベストなタイミングはいつ?
もっと一緒にいたいという気持ちが先行し、見切り発車で同棲をはじめてしまうと、「こんなはずじゃなかった」などと後悔するケースも少なくありません。そうした失敗を避けるため、まずは同棲のメリット・デメリットを確認しておきましょう。自身が「同棲に向いているか」をイメージしながら読んでみてください。
同棲することのメリットは?
一緒にいられる時間が長くなる
一番のメリットは、恋人との時間がしっかり確保できることです。「互いの家や職場が遠い」「仕事の時間が合わない」など、お付き合いしていても二人の時間を確保しづらいケースは少なくありません。一方、一緒に暮らしていれば、デートの時間をつくれなくても、互いの存在をより身近に感じられます。
互いの生活スタイルがわかる
同棲をはじめると、掃除の頻度や家事に対する価値観などの違いが明らかになってきます。また、「起きる(寝る)時間が違う」「快適に感じる気温が違う」といった、生活習慣や環境面のズレも気になってくるかもしれません。このような相手の生活スタイルがわかるのも、同棲のメリットと言えるでしょう。互いに歩み寄ったり、家事を分担したりしながら生活することで、「結婚後もうまくやっていけるか」が判断できるはずです。
経済的負担が軽くなる
20代で一人暮らしをしている方は多くいますが、一人暮らしにはなにかとお金がかかるもの。カップルがともに一人暮らしをしている場合は、二人暮らしのほうが一人あたりの経済的な負担は軽くなります。互いに実家暮らしであっても、外でデートする頻度が高い場合は出費がかさむこともあるでしょう。同棲することでそうした交際費を節約でき、結婚に向け貯金がしやすくなるのもメリットです。
他人との共同生活に慣れる
好きな者同士で暮らすとはいえ、他人との生活にストレスを感じてしまう方もいるでしょう。結婚してから離婚に至るのは簡単ではありませんが、それに比べれば同棲のほうが別れを決断しやすいとも言えます。結婚後の生活に不安を感じているなら、まずは同棲で共同生活に慣れるのが得策かもしれません。
同棲にデメリットや懸念はある?
結婚したときの新鮮さを感じにくいことも
同棲から結婚に至った場合に、「新婚ならではのドキドキ感」が薄れることをデメリットに感じる方もいます。結婚を機にはじめて一緒に暮らすなら、両親へのあいさつや新居への引越しといったイベントもあって新鮮な気持ちになれるでしょう。それに比べれば生活上の変化を感じにくいので、気になる方もいるかもしれません。
結婚のタイミングを逃す可能性もある
同棲と結婚の違いは、入籍です。同棲生活が長くなり、相手が一緒にいるのを当たり前だと思うようになった結果、結婚するタイミングがわからなくなるカップルも少なくありません。結婚すると互いへの責任も増すため、「同棲のままでいいかな」という考えから結婚が先延ばしになることも考えられます。将来的に結婚を考えているなら、同棲前の時点で結婚時期についても話し合っておくほうがよいかもしれません。
自分主体の生活をしにくくなる
自分主体の生活ができなくなることも、懸念点の一つです。同じ住まい、同じ部屋で生活するため、必然的に1人の時間は減ることになります。自分の時間を大事にしたい方にとっては、ストレスとなる可能性もあるでしょう。友だちとの遊びや会社の飲み会といった予定を入れにくくなるケースもあります。
カップルが同棲をはじめる主なきっかけ
同棲をスタートするタイミングは、カップルによりさまざまです。よくあるきっかけは主に3つあります。
就職や転勤
就職や転勤といった仕事の節目に同棲をはじめるカップルもいます。「転勤で社宅を出ることになった」「家賃補助がなくなった」といった事情から、同棲に踏み切るケースも多いようです。将来的に結婚を見据えているなら、一人暮らしの部屋を借りるよりも1LDK・2K・2DKといった二人暮らし向きの部屋を借りたほうが、引越しの回数が少なくて済みます。また、転勤などで遠距離恋愛になる際に同棲を決意するケースも少なくありません。
一人暮らし物件の契約更新
賃貸住宅に暮らしていると、たいていの物件では2年ごとに契約更新があります。更新には費用がかかるため、更新のタイミングで引越し、一緒に暮らす部屋を探すカップルも多いようです。
婚約
婚約した時点で、同棲をはじめるカップルも多くいます。結婚後を見据え、互いの生活リズムや価値観をすり合わせる機会を設けることで、結婚生活への移行もスムーズになると考えられます。一緒に住んでいると結婚式の準備も進めやすいので、結婚式が控えている場合はその前に同棲を検討するのも手です。
同棲を考えるにあたって確認すべきこと
「好きな人と一緒に暮らせる」という嬉しさが先行し、やるべきタスクが後回しになってしまうケースもあります。そうならないよう、確認しておくべきポイントを事前に押さえておきましょう。
今の部屋で同棲はできる?
1Kなどの単身者専用の居住物件で二人暮らしをすると、契約違反になる可能性があります。二人暮らしをはじめる場合は、契約書をあらかじめ確認してください。無断で同棲したことが発覚した場合には、「契約更新してもらえない」「家賃が変わる(契約内容が変更される)」といったリスクも考えられます。また、二人同居不可物件では同居人に火災保険が適用されません。万が一火事でケガを負った際に、保証が受けられない恐れもあります。
同棲前に親へのあいさつは済んでいる?
同棲する際は、互いの両親に挨拶することをおすすめします。必須ではありませんが、挨拶をしたほうが相手方の両親から信頼を得やすくなるからです。それにより、引越し時に金銭的あるいは物的な援助を受けられることがあるかもしれません。挨拶に行く際は、手土産を持参すると印象がよりよくなるでしょう。
引っ越しや同棲生活に回せる貯金はある?
新しく部屋を借りて同棲生活をはじめるとなると、ある程度の資金が必要になります。初期費用で割合が大きいのは、敷金や礼金、前家賃などです。諸費用を含め、家賃の3~5ヶ月分程度と想定しておきましょう。
また、家具や家電をそろえたり、生活用品を用意したりすると、さらに数万円から十数万円の費用が必要になる可能性があります。
自分たちにとってベストな同棲のタイミングを見極めよう
同棲に至るきっかけやタイミングは、人それぞれです。20代の同棲は近い将来にも影響が大きいため、「一緒にいたい」という気持ちだけではなく、これからについてもしっかり考えたうえで判断するのがおすすめです。メリットとデメリットを把握しつつ、自分たちの状況や将来をふまえて同棲のタイミングを見極めてください。
同棲に適した二人暮らし用物件を探している方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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