更新日:2022.11.08
建てた後でも!賃貸でも!快適な洗面所にする二つの方法
家の中でも意外と人が集まる場所、洗面所。掃除用具を取ったり、洗濯機を回したり、さらに朝の身支度、お風呂に入る時……と、家族みんなが一日に何度も使う場所ですが、「スペースが狭く使いづらい」とお悩みのご家庭も多いと思います。今回は、洗面所で行う洗濯と収納に焦点を当てて、わが家で実践している“狭くても快適な洗面所にするコツ”をご紹介します。これからお家を建てる方も、賃貸にお住まいの方も、是非ご参考ください。
- 洗濯の動線は短くする
- 洗濯機置き場だけでなく、洗濯物を干す場所も考える
- 洗面所に可動棚をおいてみる
これからお家を建てる方へ:洗濯動線を作る
これからお家を建てる方は、洗濯機をどこに置き、どこでハンガーにかけ、どこに干すのかについて、事前に考えてみてください。
洗濯の動線は、短い方が「効率がいい」とされています。
わが家は、洗濯機置き場の前に洗濯物を吊るしておけるよう、室内用の物干し竿を設置し、洗濯機の横に洗濯物を干すためのベランダを作りました。
こうすることで、①洗濯機から衣類を取り出す→②衣類を洗濯機の前でハンガーにかける→③横のベランダに移動させるという一連の作業が、少しの移動だけで済ませることができます。
狭いスペースではありますが、洗濯の作業時間がかなり短縮されました。
雨の日は、浴室乾燥機を使っています。
浴室は洗濯機の前に位置しているので、ほぼ移動せずに干すことができます。
浴室乾燥機を使うことを考え、浴室用の物干し竿を2本設置できるように設計してもらいました。
賃貸にお住まいの方へ:“ちょっと”かけられる場所を作る
ちょっとしたものを干したい! という時はありませんか?
子育て中だと特に、そう感じる場面が多かったという記憶があります。
とはいえ、狭い洗面所に洗濯物を干すスペースを作るのは、とても難しいもの。
そんな時におすすめなのが、穴を開けることなくお風呂場のドア枠に設置できる物干し竿です。
この物干し竿が一つあると、バスマットやタオルを干せるだけでなく、マスクやちょっとした物を干したい時にも大活躍です。
穴を開ける必要がないので、賃貸の方でも活用することができると思います。
ちなみに、上の写真のようにカーテンレールに干す方もいるようですが、カーテンが湿りカビが生える可能性もあるので、あまりおすすめできません。
洗面所に“後からつけて”よかったもの
わが家は家を建てる際、“収納”を考慮せずに洗面所を作ってしまったため、収納が少なく、下着やパジャマは他の部屋にしまっていました。
家事動線が長く不便に感じていたので、家を建ててから数年後、洗面所に可動棚をつけたところ、これが大正解!
可動棚を設置したことにより、子どもたちが自分で下着やパジャマを選ぶだけでなく、お片づけまでできるようになりました。 また、お風呂を上がってからすぐに着替えることができるようになり、湯冷めすることもなくなりました。
タオルもサッと取れるようになり、家族全員が快適につかえる洗面所となったのです。
メーカーや大きさにもよりますが、可動棚は後付けでも、数万円から設置することができます。
今の洗面所に収納が少なく、可動棚を設置できるスペースが確保できる方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
家を建てる時、洗面所の動線についてしっかり考えることは、とても重要なことです。
家事動線、洗濯物を干すスペースの確保など、新しい家での生活をイメージした上で間取りを考えておけば、今よりもっと、快適に暮らすことができるはずです。
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クラモアROOM公認ライター
Ayaka
“家族が帰りたくなるお家つくり”を目指し、忙しくても隙間時間やほったら家事でおうちを綺麗に保つ方法を発信。
時短家事コーディネーター、整理収納アドバイザー、お掃除スペシャリストとして多数書籍やメディアに出演歴あり。
書籍『時間もお金もかけないほったら家事』
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