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2SLDKのSとは?3LDKとは異なる「S」の活用スタイル

更新日:2021.04.15

2SLDKのSとは?3LDKとは異なる「S」の活用スタイル

賃貸物件にはさまざまな間取りがありますが、「2SLDK」がどんな物件かをご存知でしょうか。「2LDKなら知っているけど、Sって何?」という方も多いはずです。2LDK、3LDKとの違いや「S」の意味、活用方法など知っておくと物件選びにも幅が出る情報をお届けします。

Index

  1. 2SLDKの「S」はサービスルーム

    1. サービスルームとは

  2. サービスルームの上手な活用法

    1. 収納スペースとして活用

    2. クローゼットに

    3. 「部屋」として活用

  3. 2SLDK物件は夫婦や少人数ファミリーにぴったり

    1. ファミリーで部屋として利用するなら

    2. 収納として利用するなら

    3. サービスルームのさまざまなパターン

  4. 住みやすいのはどちら?3LDKと2SLDKを比較

    1. 子どもが複数なら迷わず3LDK

    2. 夫婦だけ、子どもが一人なら2SLDK

    3. 3LDKより家賃は安め

    4. 2SLDKのメリット・デメリット

  5. 2LDKを検討するなら2SLDKも選択肢に

  • 2SLDKの「S」はサービスルームまたは納戸のこと
  • サービスルームは収納としても部屋としても利用できる
  • 2SLDKは夫婦や少人数ファミリーにおすすめ

お子さんのいるファミリー層が物件選びをする際は、2LDKや3LDKが候補に挙がるでしょう。しかし、物件の中には「2SLDK」という間取りがあるのをご存知でしょうか? 2SLDKの間取りの特徴や2LDKや3LDKと比較した場合のメリット・デメリットなどをご紹介します。

2SLDKの「S」はサービスルーム

LDKであれば、「Lはリビング、Dはダイニング、Kはキッチン」ということは多くの方がご存知かもしれませんが、2SLDKの「S」はどういう意味なのでしょうか。正直、ピンとこない方も多いかもしれませんが、このSは「サービスルーム」を意味します。

サービスルームとは

サービスルームとは、建築基準法の「採光」と「換気」を満たしていない部屋です。人が室内で長時間過ごすには、一定の採光と換気が必要になります。そのため、建築基準法では「部屋の広さに対し、窓などの開口部をある程度設けること」と定められています。「採光に必要な開口部が床面積の1/7以上」を満たしていない部屋、「換気に必要な開口部が床面積の1/20以上」を満たしていない部屋は、「サービスルーム」扱いになるのです。

換気に関しては、床面積の1/20なのでクリアできるケースがほとんどでしょう。そのため、採光があまりとれない部屋がサービスルームになることが多いようです。このサービスルームは「S」のほかに、納戸として「+N」と表記したり、「サービスルーム(納戸)」とされたりする例もあります。

たとえば、「隣の建物が近くて窓を付けられない」「外廊下にメーターボックスがあり、ごく小さな窓しかつけられない部屋」など間取りの都合上、どうしても窓を付けられない部屋などはすべてサービスルーム扱いです。「サービスルーム」「納戸」という言葉からは、「小さな部屋」というイメージを持つかもしれません。しかし、実は部屋の大きさは関係ありません。居室よりもサービスルームのほうが広いケースもあります。

また、サービスルームや納戸は、「法律上は居室として数えられない」というだけであり、居室として使ってはいけないという決まりはありません。住む人がライフスタイルに合わせて活用することができるフリースペースなのです。

サービスルームの上手な活用法

サービスルームの上手な活用法

「サービスルーム」または「納戸」と呼ばれるスペースには、さまざまな活用方法があります。ライフスタイルに合わせて上手に利用することで、生活をより充実させることができます。日常にも非日常にもスペースを有効活用できることがメリットと言えるでしょう。

収納スペースとして活用

「収納にしか使わない場所を確保できる」ことで、居室やLDKを常に片づけられた状態にキープしやすくなるでしょう。物が多い人はサービスルームに収納を集中させ、すっきりと暮らすことができます。そうすることで主要スペースのゆとりを確保することにもつながります。

たとえば、ひな飾りや五月人形、クリスマス用品など、普段は使わない季節用品、来客用の布団、スーツケースなどを片づけるスペースとして適しています。楽器やスキー用品など、比較的場所を取る趣味の道具がたくさんある方にとっても有効なスペースです。

クローゼットに

服やバッグ、靴などを片づけるクローゼットにも応用できます。洋服が多い人なら、ベルトやハットなど小物の収納にも悩みがちですが、サービスルームならひとまとめに収納できるため便利です。

広めのサービスルームなら、ウォークインクローゼットとして利用することも可能です。ウォールシェルフやハンガーラック、プラスチックケースなどの収納アイテムを上手に使うことで、自分だけの使いやすいウォークインクローゼットが作れます。

また、採光が少なく、衣類の日光焼けを心配しなくてもよい点も大きなメリットになります。デメリットとしては湿気やニオイがこもりやすい点が挙げられます。除湿剤や防虫剤、防臭剤の利用は欠かせません。

「部屋」として活用

サービスルームは収納スペースとしてだけでなく、「一つの部屋」としても利用できます。仕事に集中するため、趣味に没頭するためなどさまざまな活用方法があります。ただし、居室ではないため、エアコンなどの空調設備がない場合も多いので、その点を注意しましょう。

書斎として

サービスルームは書斎にも向いています。もともと在宅で仕事をしている方、テレワークが増えた方にとって、静かに仕事ができるスペースは確保したいところです。サービスルームが狭かったとしても、その分、手を伸ばせば書類に届くなど小回りが利くメリットがあります。

また、オンラインミーティングなどでは周囲の物音が気になるものです。窓がなく、スペースが狭いため、外からの音が入りにくい点も作業場として適しています。

趣味の部屋として

趣味専用の部屋としての活用もおすすめです。楽器可の物件なら、ギターやピアノの練習部屋にもできます。そのほか、プラモデルや絵画、洋裁など製作用の部屋としても有効活用できるでしょう。採光が少ないため、フィルムカメラを楽しんでいる人にも向いていると言えます。

シアタールームやプラネタリウムとして

映画を家でじっくり鑑賞したい方は、サービスルームをシアタールームとして活用するのもよいでしょう。窓がないサービスルームなら、大きなスクリーンを壁にかけることもできるため、大画面で楽しむこともできるはずです。

窓が小さく光があまりさし込まないため、ホームプラネタリウムなども楽しめます。ただし、防音設備がついているわけではないので、大音量にしない、ヘッドホンを利用するなど周囲に音が響かないようにする配慮は必須です。

トレーニングルームとして

「自宅で運動したい」という方にはトレーニングルームにも活用できます。運動はしたいけれど、ジムに通う時間はないという方におすすめです。ステッパーやフィットネスバイクなど、好みのトレーニングマシンを設置すれば、好きな時に運動できる自分だけの本格的トレーニングルームに変身します。

ただし、トレーニングマシンによっては音や振動が出るものもあります。消音タイプのマシンを選び、防音マットを敷くなど音や振動が周囲に響かないように配慮が必要です。トレーニングマシンを置かなくても、ヨガマットを敷いてヨガルームとしても活用できます。

ゲストルームに

友人や実家の家族など、人がよく遊びに来る方には、ゲストルームとしての利用がおすすめです。折り畳みベッドやソファベッドなどを用意しておけば、普段は自分用のスペースとして利用できます。

2SLDK物件は夫婦や少人数ファミリーにぴったり

2SLDK物件は夫婦や少人数ファミリーにぴったり

2SLDKのサービスルームはライフスタイルに合わせたさまざまな活用方法があります。部屋の数から考えると、やはり夫婦や少人数ファミリーの暮らしに合っていると言えるでしょう。具体的な活用のシーンをご紹介します。

ファミリーで部屋として利用するなら

お子さんが一人というファミリーの場合、子ども部屋やプレイルームとして利用することもおすすめです。とくにリビングに隣接するなど親の目が届くサービスルームなら、子どもが小さくても安心して遊ばせることができるのがメリットと言えます。散らかりがちなおもちゃもひとまとめに収納できるので、LDKスペースはすっきり片づけられます。

「子ども部屋はなるべく明るくしたい」という場合は、バルコニーがついているサービスルームや窓は小さくても日が差す物件を選ぶとよいでしょう。また、子どもが過ごすことを考えると、換気が心配になると思います。小まめに空気を入れ替えることに加え、空気清浄機などを利用すると安心です。

収納として利用するなら

収納として利用する場合、サービスルームは採光が少ないため光を嫌う衣類や書籍、シーズン用品などの保管に適しています。

ラックやパイプハンガー、棚などを上手に活用すれば、たくさんの物を収納できます。収納場所が確保できるため、LDKや居室がすっきりと片づくこともメリットです。掃除もしやすくなるため、いつもきれいなLDKをキープできるでしょう。

サービスルームのさまざまなパターン

ひと口にサービスルームと言っても、物件によって広さや部屋での位置が異なります。契約を結んでから「イメージと違った」ということにならないようにパターンを把握しておきましょう。よくあるパターンをご紹介します。

広めのサービスルーム 広さが十分にあるサービスルームであれば、収納場所としても部屋としても利用でき、活用の幅が広がります。自由な部屋として使いたい場合はサービスルームの大きさも考慮しましょう。
小さな窓がついているサービスルーム ある程度光が入り、換気もできるので、子ども用のスペースや自宅オフィスなどに利用しやすいでしょう。
居室に付属しているサービスルーム 居室にそのままつながっているサービスルームです。居室専用の収納場所に向いています。
キッチン脇に併設したサービスルーム 家事ルームに利用しやすいパターンです。物件によっては、洗濯機置き場が配置されていることがあります。

住みやすいのはどちら?3LDKと2SLDKを比較

住みやすいのはどちら?3LDKと2SLDKを比較

スペースの活用方法が幅広く、魅力的な2SLDKですが、子どもが二人以上いる場合や、これから子どもが増える予定のあるファミリーは、3LDKをおすすめします。2SLDKは夫婦やカップルなどの二人暮らし、または子どもは一人というファミリー向きと言えるでしょう。

子どもが複数なら迷わず3LDK

子どもが複数いるファミリーは、部屋数が確保できる3LDKがおすすめです。3LDKは、部屋が3つ、そしてLDK(リビング・ダイニング・キッチン)という間取りです。

大人が二人、子どもが二人という場合、LDKで家族がくつろぎ、一部屋が夫婦の部屋、残り二部屋が子ども用と割り振ることができます。思春期になって「自分の部屋が欲しい」と言い始めても安心です。サービスルームはエアコンを取りつけられないこともあります。その点3LDKの部屋はすべて居室なので、各部屋にエアコンが取りつけられることもメリットです。

夫婦だけ、子どもが一人なら2SLDK

夫婦二人または子どもが一人なら、2SLDKはとくにおすすめの間取りです。2部屋プラスフリースペースという利用が可能なので、2LDKよりも空間が確保できます。ライフスタイルに合わせて収納に使うのも、居室として使うのも自由です。

3LDKより家賃は安め

「2LDK+スペース」というのなら、「3LDKのほうがいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、3LDKになれば一部屋居室が多い分、どうしても家賃が高くなりがちです。その点、2SLDKは3LDKよりは家賃が安い傾向にあります。

「2LDKでは少し手狭、でも家賃はもう少し抑えたい」という方なら、2SLDKはメリットの多い物件と言えるでしょう。

2SLDKのメリット・デメリット

サービスルームのある暮らしをある程度想像できたでしょうか? 最後に2SLDKのサービスルームのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット ・持ち物が多い家族の収納やクローゼットに利用できる
・収納スペースを確保することで、LDKや居室がすっきり片づく
・趣味の部屋に活用できる
・書斎や寝室にも利用できる
・子どものプレイルームとして利用することで子育てが楽になる
・ゲストルームとして利用できる
・3LDKよりも一部屋少なくなるため、家賃が割安になることがある
デメリット ・窓がない、あるいは小さいため、光が入らず部屋は暗めになる
・部屋の換気がしづらく、湿気やニオイがこもりやすい
・エアコン用のコンセントや電話回線がないことがあり、部屋として使いづらいことがある

気になるポイントは人それぞれ異なります。サービスルームのパターンと自分たちの希望やライフスタイルを照らし合わせながら、利用方法を検討することが大切です。

2LDKを検討するなら2SLDKも選択肢に

もし夫婦や少人数ファミリーで2LDKの物件を検討しているのなら、サービスルームがついた2SLDKも選択肢に入れてみましょう。2LDKにフリースペースがプラスされると考えると、自分たちのライフスタイルに合った自由な活用ができるはずです。収納重視ですっきり暮らすことはもちろん、「趣味を満喫したい」「子どもを伸び伸び遊ばせたい」などのさまざまな理想も実現できます。サービスルームに価値を見出せた方は、ぜひ2SLDKの暮らしを検討してみてください。



 


 

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