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更新日:2021.06.11

ビルトインガレージのある生活を手に入れる!メリット・デメリットも解説

ビルトインガレージのある生活を手に入れる!メリット・デメリットも解説

屋内で車を保管できるビルトインガレージ。盗難やいたずら防止になるだけでなく、ガレージ内に出入口を設ければ、雨の日も濡れずに外出・帰宅できるのが魅力です。その半面デメリットもありますので、設置後に後悔のないよう、慎重に検討してみてください。

  • 屋内で車を保管できるビルトインガレージは汚れや傷防止のほかに盗難防止にも◎
  • 間取りを工夫すれば気になるエンジン音のカットが可能。さらに移動の手間も減らせる
  • リフォームしてビルトインガレージを作るには費用がかさむので十分に検討しよう

もくじ

  1. ビルトインガレージの特徴

    1. ビルトインガレージは木造建築でも設置できる?

  2. ビルトインガレージはこんな人におすすめ

    1. ビルトインガレージのメリット:傷や汚れ、盗難などから車を守れる

    2. ビルトインガレージのメリット:固定資産税が安くなる

    3. ビルトインガレージのメリット:天気が悪くても車を使いやすい

    4. ビルトインガレージのデメリット:音や排気ガスによる被害

    5. ビルトインガレージのデメリット:家が狭くなりやすい

    6. ビルトインガレージのデメリット:シャッターがないと防犯対策は不十分

    7. ビルトインガレージのデメリット:費用がかかる

  3. ビルトインガレージの注意点

    1. 費用を抑えるには取捨選択が大事

    2. 固定資産税がかからない設計に

    3. 将来的にどんな車を入れる可能性があるのか考えてみる

    4. 間取りを工夫してみる

    5. 構造上の問題にも着目してみる

  4. これから導入する際の費用

    1. ビルトインガレージを増築するパターン

    2. 部屋を減らしてビルトインガレージを作るパターン

  5. ビルトインガレージでワンランク上のカーライフを

 

屋外に車を置くことによる傷や汚れなどに悩んでいませんか? 愛車を屋外に置いておくのが心配という方におすすめなのが、自宅の1階に駐車場を設置するビルトインガレージです。シャッターを設置すれば、盗難やいたずら防止にもなります。

この記事では、ビルトインガレージの特徴やメリット・デメリットを解説し、ビルトインガレージの設置にかかる費用の目安をご紹介します。大事な愛車を屋内で保管できる駐車場を自宅に作ってみてはいかがでしょうか。また、作るうえでの注意点についても解説するので、参考にしてみてください。

ビルトインガレージの特徴

屋外に駐車場を設けて車を置いている方が多いかもしれませんが、屋外に置いていると雨に打たれるだけでなく、汚れが付きやすくなります。その点、建物の1階部分に駐車スペースを作るビルトインガレージであれば、汚れや傷の原因から車を守ることができます。

通常は2~3階建ての一戸建ての1階に設置しますが、敷地が道路よりも高い場合には地下室になることもあります。

ビルトインガレージは木造建築でも設置できる?

建物の一部分を車庫にするビルトインガレージは、大きな開口部が必要になるため、強度の高い建物でないと不安定な仕上がりになってしまいます。基本的には強度の高いコンクリート造で設計されており、木造建築は強度の面で不安が残ります。絶対に設置できないわけではありませんが、強度を上げるための対策が必要になるでしょう。

ビルトインガレージはこんな人におすすめ

自宅の1階に駐車場を設けるビルトインガレージは、車やバイクの汚れや傷を防ぎたい方、敷地の関係で屋外に駐車場を設けられない方などにおすすめです。大事な車やバイクをきれいな状態で保ちたい、カスタムやメンテナンスを屋内でしたいという方にぴったりです。

また、新たな敷地は必要ないので、敷地面積が狭く建物の外に駐車場を作れない場合にも活用できます。

ビルトインガレージのメリット:傷や汚れ、盗難などから車を守れる

自宅の敷地内とはいえ、屋外に車を置いていると傷や汚れ、盗難などの被害に遭う可能性もあります。屋内で車を保管すれば、それらの被害から車を守ることができます。汚れにくくなれば、洗車などの頻度も抑えられます。また、トラブルに巻き込まれにくくなるため、安心して生活が送れるでしょう。

ビルトインガレージのメリット:固定資産税が安くなる

屋外に駐車場を設けるよりもビルトインガレージを取り付けたほうが、固定資産税を安く済ませられる可能性があります。建物全体の延べ床面積のうち、ビルトインガレージの面積が5分の1までの広さである場合、ビルトインガレージの面積は計算外となるからです。

ただ、ビルトインガレージに電動シャッターを取り付けるなど機能性を加えてしまうと、固定資産税の対象となることもあるので注意が必要です。評価基準は自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

ビルトインガレージのメリット:天気が悪くても車を使いやすい

室内駐車場に車を置けるので、天候が悪くても快適に乗り降りすることができます。家のなかまでの動線も短いので、荷物が多い場合や小さい子どもがいる家庭でも便利に利用できるでしょう。

ビルトインガレージのデメリット:音や排気ガスによる被害

住居内に車があると、エンジン音や排気ガスによる被害が考えられます。早朝や深夜にエンジン音で家族を起こしてしまったり、排気ガスが室内にたまって健康に悪影響を及ぼしたりする可能性も。空気の循環をよくするために、大きい換気扇や窓を設置すると安心です。

ビルトインガレージのデメリット:家が狭くなりやすい

住宅の1階を駐車場として使うことになるので、居住スペースとして使える面積が狭くなってしまいます。車の乗り降りや車庫入れしやすさの観点から、それなりの広さが必要になるので、家のスペースを圧迫してしまうことも考えられます。

居住スペースと駐車場のバランスを考えて、計画的に建築設計をしなくてはなりません。

ビルトインガレージのデメリット:シャッターがないと防犯対策は不十分

シャッターを取り付けると、盗難やいたずらを防止できる可能性が高まります。シャッターを取り付けないと外部から侵入できるだけでなく死角が生まれやすいので、防犯対策としては不十分です。ビルトインガレージのメリットを最大限生かすためにも、シャッターの取り付けは前向きに考えておいたほうがいいでしょう。

ビルトインガレージのデメリット:費用がかかる

ビルトインガレージを新たに取り付ける場合、リフォーム費用が必要になります。リフォームの方法にもよりますが、60~350万円程度かかると考えておきましょう。また、大きな開口部があっても安定感のある住宅にするために耐震補強が必要になるケースもあり、さらに工事費用がかさむこともあります。

そのほかに、新築でビルトインガレージ付きの住宅を建てる場合にも、建築費用が高くなる傾向にあります。駐車スペースとしての役割だけを求めているのであれば、住居近くの駐車場の契約料金と比較してから決めるといいでしょう。

ビルトインガレージの注意点

ビルトインガレージの注意点

メリットの多いビルトインガレージですが、もちろんデメリットもあります。先述した通り、エンジン音や排気ガス、高額な費用などが考えられます。これらのデメリットを最小限に抑えて、理想のビルトインガレージ付きの住宅を実現するための注意点について解説していきます。

費用を抑えるには取捨選択が大事

ビルトインガレージを取り付けるには、新築でもリフォームでも高額な費用が必要になります。経済的な負担を減らしたいのであれば、希望に合わせて取捨選択をしてみましょう。たとえば「設備のグレードを落とす」「使う素材を変える」「デザインをシンプルにする」など、ゆずれるラインを決めて費用を削ってみてください。

また、専門会社選びも重要なポイントです。希望を叶えるにはどのくらいの相場になるのかを事前に確認し、複数の会社から見積もりを取って比較するのがおすすめです。

固定資産税がかからない設計に

ビルトインガレージの面積を家の延べ面積の5分の1以内に抑えることができれば、固定資産税は課税されません。固定資産税が加算されても広いスペースを確保したい場合は別ですが、経済的な負担を軽くしたいのであれば設計に工夫を施してみましょう。

ただし、シャッターを取り付けると課税対象になるなど、自治体によって評価制度が異なります。事前にビルトインガレージの課税評価について確認しましょう。

将来的にどんな車を入れる可能性があるのか考えてみる

今はコンパクトな車を納車する予定かもしれませんが、将来的に「大きな車に乗りたい」「2台保管したい」といった希望が出てくる可能性もあります。家族構成やライフスタイルが変化すると、車に求める機能も変わってくるはずです。将来を見据えたうえで、ビルトインガレージの設計を考えましょう。

間取りを工夫してみる

ビルトインガレージのデメリットとして、エンジン音や排気ガスが考えられますが、家の間取りを工夫することでそれらを抑えられます。寝室など静かな空間を保ちたい部屋は、ビルトインガレージから離れた位置に設置してみてください。

また、1階にビルトインガレージを設置してしまうと、家のなかの階段の上り下りが大変に感じるでしょう。所有面積にもよりますが、1階にリビングを配置するのがおすすめです。主な居住スペースを1階にまとめると階段での移動頻度を抑えられ、家のなかでの利便性も追求できます。

構造上の問題にも着目してみる

広い開口部が必要になるビルトインガレージは、建物の構造によっては強度の問題から設置できない可能性があります。耐震補強をすることによって設置できる場合もありますが、工事費用がかさんでしまいます。また、木造建築だと建物の強度に不安が残るので、ビルトインガレージを設置するのは難しいかもしれません。ビルトインガレージを希望しているのであれば、一度施工会社に相談してみるといいでしょう。

これから導入する際の費用

それでは、ビルトインガレージを導入するのにどのくらいの費用が必要になるのでしょうか。リフォーム方法や自宅のタイプにもよりますが、「ビルトインガレージを増設する」「部屋を減らしてビルトインガレージを作る」の2パターンについて詳しく解説していきます。

最近では、ビルトインガレージがあらかじめ備え付けてある物件も多くあります。費用を抑えてビルトインガレージを利用したい場合は、物件探しの際に条件に加えるのがおすすめです。不動産会社に相談してみると、スムーズに希望の物件を見つけられる可能性があるので、事前に条件を伝えておきましょう。

ビルトインガレージを増築するパターン

部屋を減らさずにビルトインガレージを増築するパターンだと、施工費は150~350万円ほどかかってきます。車1台分でこの価格帯なので、どのような車両を何台置くのかによって価格は変動します。デザインや素材のグレードを下げると経済的な負担を抑えることができるので、予算を決めたうえで施工会社に相談してみましょう。

部屋を減らしてビルトインガレージを作るパターン

もともとは1階として使っていた部分や、使わなくなった部屋のスペースを活用して、ビルトインガレージに変更する方法です。この場合の施工費は、60~240万円くらいです。部屋の広さやどんなデザインにするかによって価格が変動するので、複数の会社の見積もりを比較して検討するとよいでしょう。

ビルトインガレージでワンランク上のカーライフを

室内で車を保管できるので、傷や汚れ、盗難防止に有効なビルトインガレージ。設計に気をつければ、固定資産税を節約できるというメリットもあり、非常に魅力的な駐車場と言えます。しかし、居住用のスペースの圧迫や、設置に高額な費用がかかるという側面も。また、大きな開口部が必要になることで、高い強度がないと設置が難しいのも懸念点です。耐震工事など建物の強度をあげれば設置ができる場合もありますが、費用がかさんでしまいます。

ビルトインガレージが欲しいけれどデメリットが気になるという方は、すでにビルトインガレージが備わっている物件を探してみましょう。物件に求める条件として不動産会社と相談してみてくださいね。

ビルトインガレージが設置されている物件をお探しの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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