- 実家暮らしと一人暮らし、それぞれにメリット・デメリットがある
- 一人暮らしをするならどれくらいの生活費が必要になるのか把握しておこう
- 一人暮らし用の物件を探すのに便利なオンライン接客サービスがある
社会人になるタイミングで、実家を出て一人暮らしを始める方も少なくありません。反対に一人暮らしからさまざまな事情により実家に戻った人もいるでしょう。実家暮らしと一人暮らし、それぞれに生活面や費用面におけるメリットとデメリットがありますので、自分に適したほうを選ぶことが大切です。
今回は実家暮らしと一人暮らし、二種類の暮らしにおけるメリットやデメリット、そしてそれぞれの生活費に焦点を当てていきます。
実家暮らしと一人暮らし、それぞれのメリット
実家暮らしと一人暮らしで大きく異なるのは、やはり家族と暮らすか、一人で暮らすかという点です。費用面においては実家暮らしにメリットを感じますが、精神面においてはどちらにおいても独自のメリットがあります。それぞれの詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。
家族と暮らすことで得られる実家暮らしのメリット
家族構成によって一家の人数は異なりますが、複数名で暮らすことにはどういったメリットがあるのか、まずは見ていきましょう。
家賃や生活費を複数名で分担できる
社会人になってから実家で暮らしていると、家族の複数名で家賃や生活費を負担するケースがあります。その場合一人暮らしに比べて負担額が少なくなり、また、電子レンジや洗濯機などの家電を新たに購入する必要がないため、費用を節約できます。このように、費用面におけるメリットは実家暮らしのほうが大きいと言えるでしょう。
家族がいることの安心感
実家暮らしの場合は家事も分担できるため、生活の負担が少ないのが特徴です。悩みや心配事があれば身近な家族に相談できるので、それが精神的なケアにもなるでしょう。両親からしても、子どもがそばにいることに安心を感じるため、お互いにとって精神的にメリットがあります。
一人で暮らすことで得られるメリットとは?
一人暮らしのメリットは、やはりその自由度にあります。自分だけの時間や空間によって生まれるメリットは次の通りです。
自分だけの自由な時間を多く持てる
一人暮らしをした場合、食事のタイミングを合わせる必要もなく、家族の目を気にすることなく生活できます。自分の自由な時間・空間を謳歌することができるため、友人・知人を家に招きやすくもなります。また、没頭したい趣味などがあれば、誰かの目を気にすることなく楽しめる点も、一人暮らしのメリットです。
自身の成長につながる
一人で生活する以上、料理や掃除、洗濯などをすべて自分で行わなくてはならないため、自然と家事を行う能力が身につきます。実家暮らし中に料理や掃除をしていた方でも、一人暮らしになるとすべて自分の責任で行うことになるため、精神面の成長にもつながるでしょう。
実家暮らしと一人暮らしにはそれぞれデメリットもある
実家暮らしと一人暮らしには、それぞれメリットがある一方で当然デメリットもあります。特にこれから一人暮らしを始めようとしている方は事前にデメリットを把握して、新生活に備えましょう。
実家暮らしのデメリットについて
実家暮らしの場合、お風呂やトイレなど、設備を共有するため自分のタイミングで利用できず、不便に感じることもあるでしょう。また、同居する家族から意見を言われることでストレスを感じてしまうこともあります。そんなときは溜め込んでしまわずに、自分の考えを素直に話すことも大切です。自分の気持ちを抑え込んでしまうと、ストレスに感じてしまうので、意見がある場合は話し合いましょう。また、家族の意見をすべて鵜呑みにせず、ある程度受け流すことも重要です。
一人暮らしのデメリットについて
家賃や生活費などをすべて自分で負担しないといけない点は、一人暮らしのデメリットとも言えます。社会人として安定した収入があれば生活には困りませんが、実家暮らしと比較すると出費は大きくなる傾向です。また、洗濯や掃除などの家事も自分で行わないといけないため、仕事との両立に大変さを感じることもあります。
体調不良になってしまったときに備えよう
一人暮らしで体調を崩してしまったとき、近くに相談できる家族がいないことで不安を感じることがあります。もしものことを考えて、体調不良になってしまったときに備えましょう。
病院の場所を把握しておく
一人暮らしの場合、体調不良になってもそばに看病してくれる人がいないため、場合によっては体調が悪化してしまう恐れがあります。最寄りの病院、そして夜中に体調不良になることも考慮して救急病院の場所も把握しておきましょう。
救急箱を用意しておく
一人暮らしのときに体調不良になったら、外出が難しくなってしまうこともあります。そんなときのために、応急処置として薬などが入っている救急箱を用意しておく必要があります。救急箱には風邪薬のほかにも、体温計や怪我をしたときのために絆創膏なども入れておけば便利です。あまりにも体調が優れない場合には、一人で対処しようとせずに救急車を呼ぶか、電話で家族や友人などに助けを求めましょう。
すぐに食べられる食品も用意しておけば万全
体調不良のときは、外出して食事を調達することが難しい可能性があります。少しでも食事を摂らないと体力も回復しないので、気軽に食べられるレトルトのおかゆや缶詰など、保存食を用意しておくことをおすすめします。
一人暮らしでかかる毎月の生活費はどれくらい?
一人暮らしには、実際どれだけの生活費がかかるのでしょうか。単身世帯の平均的な消費支出が総務省のデータでまとめられているので、そのデータに基づいて、毎月かかる生活費について解説していきます。
単身世帯で発生する毎月の消費支出について
総務省がまとめた「家計調査報告(2020年平均結果)」のデータでは、単身世帯の毎月の平均消費支出は「15万506円」となっています。内訳としては次の通りです。
食費 | 4万1,373円 |
---|---|
住居 | 2万950円 |
光熱費・水道代 | 1万1,687円 |
交通・通信費 | 1万8,310円 |
家具・家事用品 | 5,393円 |
被覆及び履物 | 4,910円 |
教養娯楽 | 1万5,867円 |
保険医療 | 7,129円 |
交通・通信 | 1万8,310円 |
その他の消費支出 | 2万4,888円 |
上記はあくまで月の平均金額になります。節約をすることで支出を抑えることもできます。節約方法を次の項目で解説するので、一人暮らしのメリット・デメリットを踏まえて、新しい生活をイメージしてみてください。
一人暮らしで毎月の支出をできるだけ抑えるためには?
単身世帯の消費支出を紹介しましたが、できるだけ毎月の支出を抑えるためには何を意識するといいのでしょうか。節約手段としては、食料を特売日のタイミングでまとめ買いして食費を抑えたり、家電を揃える際に省エネ性能が優れたものを選んだりと、さまざまな方法があります。ほかにも次のような方法も検討してみてください。
携帯代は安いプランを検討する
毎月の支出を減らす手段として、携帯電話の料金プランを見直してみましょう。通信費に応じて適切なプランを選択するだけでも変わりますし、格安SIMを利用することで毎月の通信費を抑えることができます。
お風呂はシャワーで済ませる
お風呂に入る時間が短いのであれば、シャワーだけで済ませるのも節約につながります。毎回お風呂を沸かしていると、水道代だけでなくガス代も高くなってきます。
オンライン接客サービスを利用して一人暮らしの物件を探す
一人暮らしをするための物件を探したくても、コロナ禍でなかなか不動産会社に足を運びにくいという方もいるでしょう。そんなときに便利なサービスとして、「オンライン接客サービス」があります。どういった内容のサービスなのか、以下で解説していきます。
オンライン接客サービスは契約までオンラインで対応できる
不動産会社で提供される「オンライン接客サービス」は、内見や相談、物件の契約までオンラインで対応してくれるサービスです。通信環境があれば、自宅はもちろん外出先でもサービスを受けられるため、不動産会社に足を運ぶ時間がない忙しい方、コロナ禍で外出を控えている方にはうれしいサービスと言えます。
相談から物件の契約までの一連の流れについて
オンライン接客サービスを受ける場合、契約まではおおよそ次のような流れになります。
オンラインで相談
不動産会社にどのような物件を探しているのか相談するところから始まります。相談はオンライン通話やメールで行います。
カメラ越しで内見を行う
物件の現地にいる担当スタッフと、オンライン通話を通じて内見を行います。このときにカメラを通じて内見を行うので、気になる部分があればカメラを向けてもらいましょう。
Web上で入居審査申込を行い、説明を受ける
気に入った物件があれば、Web上で入居審査申込を行います。その後、重要事項説明をオンライン通話越しに受けますが、不明点などあれば遠慮なく確認していくことが大切です。
契約締結
契約書のやり取りは郵送で行われます。署名・捺印した契約書を送付し、一通りの手続きが済んだら契約は完了です。
オンライン接客サービスを利用するときの注意点
オンライン接客サービスは、自宅にいながらも相談から契約まで進められます。しかし、カメラを通して物件を内見する形になるので、実際に入居してみて雰囲気が違うと感じる可能性もあるので注意が必要です。また、事前に確認したいことをまとめておくとスムーズに内見できるので、気になることを随時メモしておきましょう。
実家暮らしか一人暮らしか改めて検討してみよう
実家暮らしと一人暮らしでは、主に費用面と精神面で大きな差が生じます。また、必ずしもどちらが「良いか・悪いか」ということは一概に言えません。現在一人暮らしを考えている場合、メリット・デメリットをしっかり把握して、今後の生活にぜひ役立ててみてください。
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