- ヒュッゲとは、心地よさの概念や心の持ち方を表すもの
- 身体が健康であるためには、心の健康を養うことが大切
- 全体のどこかに曲線がある家具や小物は、空間に柔らかさを与える
- キャンドルやライトは、灯りによる癒し効果も得られる
ヒュッゲに暮らそう!
長く続くコロナの状況下で、よりストレスが蓄積されやすいことが懸念され、心の健康にも高い注目が集まっています。
ここで改めて考えたいのが“暮らし”について。
ヒュッゲとは、デンマーク語で“心地よい空間を大切にしながら小さなことに幸福感を得る”など、心地よさの概念や心の持ち方を表すものです。
日本語で表すならば “まったり、ゆったり、家族と楽しく過ごす”ということ。
数年前から注目されていますが、今改めて必要なものではないかと思います。
ネガティブなニュースを見聞きする機会も増え、思うように行動できず、先への不安などいろいろなことが山積みですが、まずは“健康であること”が第一です。
身体の健康ばかりに気が行きがちですが、心身一体という言葉があるように、身体が健康であるためには、心の健康を養うことがとても大切です。
心地よい暮らしにするポイント
心地よく暮らすポイントはたくさんありますが、ここでは5感で癒しを感じるものについて挙げてみます。
①視覚で癒しを感じるもの
曲線、やわらかなファブリック、そっと灯るキャンドル、自然の素材や植物
②触覚で癒しを感じるもの
ふんわりとしたラグ、肌触りの良いタオルやスリッパ、なめらかな家具
③嗅覚で癒しを感じるもの
アロマ、木の香り、コーヒーなどの嗜好品の香り
④聴覚で癒しを感じるもの
ゆったりとした音楽、自然を感じる音
⑤味覚で癒しを感じるもの
美味しい食事
今回は、「①視覚で癒しを感じるもの」である“曲線の取り入れ方”に注目をしてみます。
家具で曲線を取り入れる
家具には、曲線を描くものがたくさんあります。
丸いラウンドテーブル、和室なら“ちゃぶ台”がまん丸で優しい印象ですが、丸じゃないといけないということではありません。
曲木(まげき)の椅子やスツール、ソファなど全体のどこかに曲線があるものでも、空間に柔らかさを与えます。
大きなものの取り入れが難しい場合は、画像のような小家具をとりいれるのも1つです。
全体のラインが曲線なだけでなく、各引き出しの真ん中に開いた丸い穴も優しい表情を醸し出しています。
小物で曲線を取り入れる
小さなラグ・プフ(モロッコ発祥のころんとした形が特徴のクッション)・ティッシュケース・フラワーベース・キャンドルにデスクライト・バスケットにオブジェなど、小物はさらに簡単に取り入れられます。
キャンドルやライトは、灯りによる癒し効果も得られるので、積極的に取り入れたいですね。
植物で曲線を取り入れる
観葉植物でも曲線が簡単に取り入れられます。
曲がり仕立ての観葉植物なら、くねくねと動きのある曲線が簡単に取り入れられます。
人工的ではなく、自然界に多くある“曲線”。
これらをまず取り入れて、心身を癒すことを忘れない暮らしにしたいと今改めて感じています。
“暮らしの心地よさ”をご家族で話し合い、ぜひご自宅に取り入れてみてください。
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オブザーバー兼公認ライター
瀧本真奈美
クラシング代表
収納歴35年の整理収納コンサルタント/住宅収納スペシャリスト
ZIP!、あさイチ他メディア出演多数
SNS総フォロワーは19万人を超えるインフルエンサー
サンキュ!プレミアアンバサダー他、多数アンバサダーとして活動中
書籍5冊を出版、最新刊は「自分に心地よい小さな暮らしごと」(主婦の友社)
家族と心地よく暮らす頑張らない収納+家事+インテリアを提案している。
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