更新日:2022.04.15
「掃除が簡単!」はミニマリストの特権?掃除をラクにするコツも解説
毎日の生活の中で、「こまめに掃除をするのが苦手……」という方もいらっしゃるでしょう。しっかり整理・片付けをしているつもりでも、毎回手間がかかってしまってはいませんか? ミニマリストになれば、より掃除はラクになると言われています。ここでは、ミニマリストの意味や掃除をラクにするためのコツなどをご紹介します。
- ミニマリストとは、最小限のもので暮らす人のこと
- 最小限の持ち物で生活する「ミニマリスト」と「断捨離」は意味が異なる
- ミニマリストになると掃除がラクになるなどいくつかのメリットがある
気持ちよく生活するには、日々の掃除は欠かせません。あまり出入りしない部屋であっても、時間が経過すればホコリなどがたまってしまい、定期的な掃除が必要になります。
しかし掃除には何かと手間がかかり、とくに家が広いと掃除だけでも一苦労です。そんな掃除をラクにするためのポイントのひとつが、「ミニマリスト」を目指すというもの。ここでは、ミニマリストの意味や、毎日の掃除をよりラクにするためのポイントをご紹介します。
ミニマリストの部屋はなぜ掃除がラク?
近年、「ミニマリスト」という言葉をよく耳にするようになりました。しかし、具体的には「どんな生活をしている人のことを指すのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。ここでは、ミニマリストの意味などについて詳しくご紹介します。
ミニマリストとは
ミニマリストとは、最小限の持ち物で生活する人のことを指します。ここ10年ほどで日本でも広がり、ライフスタイルのひとつとして知られるようになりました。2015年に「新語・流行語大賞」にもノミネートされてマスコミにも取り上げられる機会が増えたので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
これまでは、多くのものに囲まれて暮らすことが「豊かさ」であるという考えが広く持たれる傾向がありました。しかし、不必要なものを持ち続けること、無駄にものを増やすことのデメリットが注目されるようになり、持ち物を最低限にしたライフスタイルが注目されるようになったのです。
ただし、ミニマリストは単に持ち物が少ないというだけで成立するものではありません。とにかくものを減らそうと無理をしすぎると、本当に必要なものまで所有できなくなってしまいます。そこで、「本当に必要なもの」「大切なもの」を厳選しながら、不要なものを見極めることが重要となります。
断捨離との違い
ミニマリストと同時に、この10年ほどで広く知られるようになった言葉として、「断捨離」が挙げられます。断捨離とは、新しいものをできるだけ増やさず、不要なものは捨てて、ものへの執着から離れるといった考え方を指します。
一見すると、ミニマリストと同じに思えるかもしれませんが、ミニマリストは必要なものだけを見極めて、「最小限のもので暮らす」ことに対して、断捨離はすでに多くのものを持っている状態から、「減らす」ことを目的とした考え方です。
このように、ミニマリストと断捨離は同じ意味ではありませんが、多くのものを持っている状態からミニマリストを目指す場合に、断捨離はひとつの手段となります。
ミニマリストなら掃除がラクになる理由
ミニマリストとして生活するメリットのひとつが、「掃除がラクになる」という点です。根本的に部屋に置かれているものが少ないことから、散らかりにくくなります。加えて、ものが少ないため掃除もしやすくなります。
たとえば、掃除機をかけるときをイメージしてみましょう。たくさんのものが置かれていると、ものが障害物となります。一方、ミニマリストの部屋にはそもそも置かれているものが少ないので、掃除の際のストレスもなく、より短時間で終えることができます。
新たにものを増やさないことから、新たに置き場所を確保する必要もありません。固定された部屋のレイアウトを崩す必要がないため、掃除の手順や方法を固定化し、より効率化しやすいという点もメリットです。
【場所別】ミニマリストの掃除方法
ここからは、ミニマリストの観点からおすすめの掃除方法をご紹介します。
リビング
リビングにも最低限のものしか置かれていないので、掃除機またはモップで週に2~3回ほど床全体を掃除するだけでOKです。床に置かれているものを移動するといった手間がないため、1回の掃除時間は10分程度あれば完了します。
汚れがひどい場合や来客がある前などには、除菌できるウェットタイプのシートなどを併用するとよいでしょう。
キッチン
キッチンの掃除に使用するおすすめのアイテムが、使い捨ての「キッチンペーパー」です。とくに汚れが付着しやすいシンク内の掃除は、台所用洗剤を撒いて(まいて)キッチンペーパーで拭き取るだけで油汚れを落とすことができます。頻度としては、「週に◯回」と決めるのではなく、使用するたびにこまめに拭くことが大切です。
とくに自炊をしているとキッチンが汚れやすく、生ゴミなども発生するので、ニオイが気になります。そのため、そもそもキッチンを汚さない工夫をすることが大切です。
キッチンをできるだけ汚さないようにするという点で、効果的なのが「作り置き」です。時短のために、作り置きをしているという方も多いでしょう。この作り置きは、キッチンの使用頻度を減らすことにもつながるため、結果として掃除がラクになります。
トイレ
一般的な家であれば、トイレ用タオルやマット、便座カバーなどを洗い、交換する手間がかかります。しかし、「最初から使用しない」という選択肢なら、 掃除にかかる手間を大幅に軽減できます。
トイレの掃除に使用するブラシなども置くのではなく、使い捨てのウェットシートなどを使用することでトイレのまわりがすっきりし、さらに掃除しやすくなります。
洗面所
洗面所も置くものを減らすだけで、かなり掃除をしやすくなります。水まわりはカビが発生しやすいため、「無駄にものを増やさない」のルールで最小限のものだけ置くようにしましょう。歯ブラシ立てやコップといった必要なものは洗いやすく、汚れを落としやすい陶器製のものにするのがおすすめです。
浴室(バスルーム)
シャワーの使用がメインであれば、余計なものを置かないミニマリストにとって風呂桶や椅子、バスタブの蓋(ふた)などは不要です。これらがないだけでも掃除はラクになります。
また、浴室を使用するたびに、タオルで浴槽や鏡などを簡単に拭くだけで、カビの発生を抑えて掃除をよりラクにすることができます。
掃除用具の使い分けもポイント
より掃除をラクにするのであれば、掃除用具をうまく使いこなすことも重要です。たとえば、掃除用のブラシなどを置いておくのではなく、さまざまな場所の掃除に使用できる使い捨てのウェットシートの活用がおすすめです。それにより部屋のものを減らせるだけでなく、掃除そのものがラクになります。
ブラシは使用後に洗う必要がありますが、使い捨てのウェットシートであれば捨てるだけなので、衛生面においてもメリットがあります。
掃除道具をどう使い分けるかは購入前に考えよう
掃除をラクにするというと、いろんな掃除グッズをそろえようと考える方も多いかもしれません。しかし、購入する前に本当に必要なのかを考えることが大切です。
たとえば、普通の掃除機とは別に、棚の上や高い場所を掃除できる軽量なコードレス掃除機の購入を検討しているという方もいらっしゃるでしょう。しかし、掃除機を2台所有すればそれだけ場所をとり、使い分ける手間も発生します。
そこで、少し高価でも十分なパワーがあるコンパクトでいろんな場所に使える掃除機1台にしたほうが、部屋がすっきりして掃除もしやすくなります。このように、自分の生活スタイルや用途に合わせて掃除道具を選ぶことも大切です。
ミニマリストになって掃除をよりラクにしよう
ミニマリストというライフスタイルを取り入れることによって、掃除はよりラクなものになります。毎日の掃除がストレスになっているという方や、必要以上に時間がかかっているという方は、ミニマリストとして掃除がラクになる方法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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