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結婚&引っ越しの手続きをタイミング別に解説!スムーズに新生活を始めるには

更新日:2022.08.18

結婚&引っ越しの手続きをタイミング別に解説!スムーズに新生活を始めるには

結婚は人生のビッグイベント。新たな門出にあわせて、結婚のタイミングで引越しを検討する方も多いようです。しかし、「結婚」と「引越し」という2つの大きなイベントが重なることによって、さまざまな手続きが発生します。どこから手をつければよいかわからず、悩んでしまう方も少なくありません。ここでは、結婚・引越しの際に必要な手続きや、効率よく手続きを済ませられるタイミングなどについてご紹介します。結婚を控えている方や、結婚とあわせて新居への引越しも考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 転出届を提出し、引越しから2週間以内に入籍すると効率的
  • 新姓の印鑑や戸籍謄本などを事前に用意しておくことで、手続きがスムーズになる
  • スケジュールをしっかり組めば、1日で手続きを完了させられる

もくじ

  1. 入籍と引っ越しの理想的なタイミング

    1. 引っ越しから2週間以内に入籍すると手続きがスムーズ

  2. 入籍・引っ越しの前に必要な準備

    1. 入籍日の決定

    2. 転入届・婚姻届の提出時に用意しておくべきもの

    3. 書類はまとめてそろえておくと効率的!

    4. 「早めの行動」を意識しよう!

  3. 手続きを1日で終わらせる効率的なスケジュール

    1. STEP1:婚姻届と転入届の提出

    2. STEP2:マイナンバーなどの氏名変更

    3. STEP3:国民健康保険や国民年金の氏名変更

    4. STEP4:運転免許証の氏名変更

    5. STEP5:銀行口座の氏名・届出印変更

  4. スケジュールを決め、結婚と引っ越しの手続きをスムーズに

入籍と引っ越しの理想的なタイミング

入籍と引っ越しの理想的なタイミング

入籍と引越しの際には、さまざまな手続きが必要になります。手続きの内容自体はわかっていても、対応する順番やタイミングなどはあまり意識していない――という方も多いようです。このタイミングを誤ると、手続きが面倒になったり、余計な手間が発生したりすることもあります。
まずは、入籍と引越しに関する手続きをスムーズに進められる、理想的なタイミングについて見ていきましょう。

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引っ越しから2週間以内に入籍すると手続きがスムーズ

まず引越しを済ませ、2週間以内に婚姻届を提出しましょう。この手順を踏むことで、転入の手続きと入籍にともなう氏名や住所の変更手続きをまとめて一度に行えます

転出届は、転出の14日前から当日までに、旧住所がある市区町村の役所へ提出するもの。転入届は、引越しから14日以内に新居のある市区町村の役所へ提出するものです。
結婚や引越しの際は、公的な手続き以外にも、親戚や友人などへのあいさつ、名義の変更など「やること」が多くあります。可能な限り手続きを効率化することで、余裕を持って新生活を始めることができます。

引っ越しをする前に入籍した場合

入籍をしてから引越しをする場合は、まず婚姻届の提出を行い、氏名変更などの手続きを行います。その後、転出届・転入届の提出、さらに住所変更などの手続きを別で行うことなるため、転居届を出してから入籍をするケースと比べると、手間が増えてしまいます。

引っ越しから2週間以上経って入籍した場合

入籍前に引越しをした場合や、引越しをしてから2週間以上間があいてしまった場合は、転入届と住所変更などの手続きを行った後に、婚姻届の提出と氏名変更などの手続きを別で行わなければなりません。

入籍・引っ越しの前に必要な準備

入籍・引っ越しの前に必要な準備

同時期に入籍と引越しとなると、「準備」も多くなります。

入籍日の決定

まずは手続きの中心となる婚姻届の提出日、つまり入籍する日を最初に決めます。前述の通り、手続き効率化のためには転入届と婚姻届を同じ日に提出しなければならないので、入籍日は引越しのスケジュールにも影響します。引越し会社の選定や予約などをスムーズに進めるためにも、入籍日の決定は余裕を持って行いましょう。

転入届・婚姻届の提出時に用意しておくべきもの

新姓の印鑑

婚姻届では旧姓の印鑑を使用しますが、結婚後の銀行口座の氏名・住所変更などの手続きには新姓の印鑑が必要になります。結婚時につくる印鑑、とくに実印や銀行印にはこだわりたいという方も多いようですが、手彫りなどをオーダーすると手元に届くまである程度時間がかかることも。新姓の印鑑はできるだけ早く用意しましょう。
なお、印鑑は「実印」「銀行印」「認印」の3種類を用意しておくと便利です。

戸籍謄本

住民登録をしていない自治体の役所で入籍する際には、戸籍謄本が必要です。本籍地が近ければその日に手に入れることも可能ですが、遠方の場合は郵送などで取り寄せることになるため時間がかかるケースもあります。

転出届

旧住所がある自治体に提出するのが転出届です。書類を提出すると、転出証明書が発行されます。この転出証明書は新居がある自治体に転入届とセットで提出する必要があるため、しっかり保管しておいてください。

婚姻届

役所で受け取りそのまま記入して提出することもできますが、証人二人の署名が必要になることもあり、事前に入手しておくとスムーズです。近年ではデザインにこだわった婚姻届も市販されていますが、自治体によっては受理されないケースも。事前に確認しておくようにしましょう。

関連: 婚姻届の証人は誰に頼むべき?証人選びの条件や婚姻届の書き方を確認

書類はまとめてそろえておくと効率的!

必要な書類は、あらかじめそろえておくのがベストです。余計な手間を省けるうえ、抜けや漏れなども防止できます。また、役所で記入してその場で提出する書類に関しても、必要事項や必要な印鑑の種類などを事前に把握しておけば、記載中に不測の事態が起きても冷静に対処できます。

「早めの行動」を意識しよう!

ご紹介した通り、新姓の印鑑などはすぐに手に入らないケースも考えられます。必要になったときに印鑑や書類などがなければ、手続きを進めることができません。入籍・引越しに関してはスケジュールに余裕を持ち、常に早めの行動を心がけてください。



 

手続きを1日で終わらせる効率的なスケジュール

手続きを1日で終わらせる効率的なスケジュール

結婚や引越しの手続きは、1日で終わらせることも可能です。最後に、効率的なスケジュール事例をご紹介しておきます。

STEP1:婚姻届と転入届の提出

婚姻届と引越し先自治体への転入届を同時に提出します。これにより、住所変更、氏名変更などの手続きをまとめて行うことができます。

STEP2:マイナンバーなどの氏名変更

入籍と転入の手続きが終わったら、新しい氏名・住所の住民票の写しを取得できます。住民票の写しを取得してから、マイナンバーカードなどの氏名変更手続きを行います。

STEP3:国民健康保険や国民年金の氏名変更

住民票の写しを使って、役所で国民健康保険や国民年金などの氏名変更の届け出も行います。このとき、被保険証や年金手帳などを忘れないようにしてください。
役所での手続きはこれで完了です。役所での手続きをまとめると、以下のようになります。

手続きを1日で終わらせる効率的なスケジュール

不備などがなければ、ここまでを1時間程度で終えることもできます。

STEP4:運転免許証の氏名変更

住民票の写しと運転免許証があれば、運転免許証の氏名変更や更新もできます。この手続きは役所ではなく、警察署や運転免許試験所などで行います

STEP5:銀行口座の氏名・届出印変更

銀行口座の氏名住所などの変更は、取引銀行で行います。必要なのは、通帳とキャッシュカード、そして旧姓・新姓それぞれの銀行印、旧姓・新姓の両方を確認できる本人確認書類(運転免許証など)です。

新しい通帳、キャッシュカードの発行には時間がかかるケースもあるため、早めに手続きしておくことをおすすめします。銀行窓口の混雑状況などにもよりますが、手続きそのものには時間はかかりません。

スケジュールを決め、結婚と引っ越しの手続きをスムーズに

結婚や引越しは人生の大きなイベント。そのための手続きもたくさんあります。しかし必要なものを事前に用意し、しっかりとスケジュールを決めておけば、役所での手続きを1日で終わらせることも可能です。

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