- 一人暮らしで忙しい方こそ食洗機を活用しよう
- 洗い物は食洗機に任せてプライベートの時間やスキルアップの時間に
- 部屋のスペースや活用方法に合わせた食洗機を選んでより快適な一人暮らしに
「食洗機はファミリー向け」というイメージが強いことから、一人暮らしの部屋で「食洗機」を使っている方は少ないのではないでしょうか。しかし、一人暮らしだとそこまで食器は多くないものの、仕事などから疲れて帰ってきたときに、洗い物が溜まっていると面倒に感じるでしょう。
近年は、小型タイプや賃貸住宅でも置きやすいサイズの「食器洗い乾燥機」が多く販売されているのをご存知でしょうか? 今回は、家事を時短したい方や洗い物を溜めがちな方におすすめしたい食洗機・食器洗い乾燥機についてご紹介します。
一人暮らしで食洗機を生活に取り入れるとどう変わる?
とくに自炊をしている方は、毎日食器を洗うことになります。仕事が忙しい方や洗い物が嫌いな方だと、溜まってからまとめて洗うという方も多いかもしれません。食事をした後はすぐにリラックスタイムに突入して、余計に食器を洗うのが面倒になることも……。
そんなとき、スイッチを押すだけで洗浄から乾燥まで行ってくれる食器洗い乾燥機があると、非常に便利です。毎日やらなくてはならない洗い物を食洗機に任せて時間を節約すれば、ストレスなく時間も有効活用できるでしょう。
家事にかける時間を短縮できる
食器を洗う時間が一日に朝晩で10分だとしても、一ヶ月にすると300分ほどかかっていることに。一年に換算すると、3600分(60時間)にもなります。一日にするとわずかですが、限られた時間のなかで洗い物に割いてる時間を食器洗い乾燥機に任せてしまえば、一年で60時間を別のことに費やせるようになります。
その時間をスキルアップの時間にあてたり、趣味の時間にあてたりするほうが効率よく、また気分も上げることができるでしょう。
ただ、楽になるのはわかっていても、「設置するのが大変……」と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、食洗機を設置するのに必ずしも工事が必要なわけではありません。近年は、簡単に設置できる食器洗い乾燥機も多く販売されています。
なかには、洗い物が嫌いで自炊すること自体を避けている方もいるでしょう。そんな方でも、食洗機があると後の片付けが楽になると考えれば、気軽に「自炊してみよう」と思えるようになるかもしれません。
食洗機は手洗いよりも水道代がお得に!
なかには、「食洗機を使うよりも手洗いするほうが節約できる」と考えている方も少なくないでしょう。ですが、実は食洗機で食器を洗ったほうが水道代やガス代が節約できることも。
たとえば、手洗いだと一回あたり83L使用するのに対し、食洗機だと9Lで洗うことができる食洗機もあります。この数値は6人家族での食器の量を比較したものになりますが、1/6にしても14Lくらい利用していることになります。最近の小型食洗機なら、5L前後の食洗機もあるため、水の量だけでも半分以下で洗うことができます。
また、小型の置き型食洗機は3万円前後で買える手軽感があるものも。水道代やガス代、時間の節約への投資と思えば、より安く感じるでしょう。
食洗機で洗うと、実は手洗いより衛生的!
食洗機を使うことで、手洗いより衛生的に洗うことができます。これまでに「手洗いの際に汚れが残ってしまった……」という経験はないでしょうか。食器を洗うときに、毎回お皿の裏やコップの取手などの細かい箇所まで均一に洗うのは難しく、面倒でもあります。
食器洗い乾燥機なら、機械的かつ均等に洗ってくれるので、手作業よりも洗い残しが少なくなるでしょう。また、食洗機は手で洗うときより高温水を使用します。そのため油汚れも落ちやすく、衛生的に洗うことができます。
洗い残しについて
食洗機で洗った食器でも、洗い残しが発生することもあります。洗い残しの原因は、汚れがこびりついたまま放置してしまったり、食器の入れ方に問題があったりする場合がほとんどです。
また、食洗機・食器洗い乾燥機専用の洗剤を使用するのもポイントです。使い方を守って使用すれば、基本的には不便なく活用できるでしょう。
きれいに洗うコツは、噴射するお湯によく当たるように設置し、食器同士が重ならないように置くのがポイントです。食洗機のタイプによってお湯の噴射の仕方が異なる場合もあるので、食洗機・食器洗い乾燥機の取扱説明書を確認してみましょう。
手荒れ予防にも
冬場はとくに、洗い物が原因でひびやあかぎれを起こしやすい方もいるでしょう。そんな方は、食洗機を使用することで、乾燥や洗剤による手荒れを防ぐことができます。
また、おしゃれや仕事の身だしなみとして、ハンドケアやジェルネイルなどしている女性もいるでしょう。そのまま洗い物をしてしまうと、ネイルなどが剥がれたり欠けてしまったりと、長持ちしない原因にも。食洗機・食器洗い乾燥機は、つねに手をきれいに保ちたい方にとってもおすすめのアイテムと言えます。
忙しい方こそ食洗機を活用しよう!
一人暮らしだと、仕事も家事もすべて自分で行わなくてはなりません。働き盛りの方は、仕事に加えてスキルアップのために時間をあてたい方も多いでしょう。
掃除や洗濯は数日おきで問題ない場合でも、自炊している方はもちろん、飲み物を飲むために使用したコップなどは、毎日洗い物をすることになります。そんなとき、時間や光熱費の節約にもつながる食洗機・食器洗い乾燥機を生活に取り入れることで、生活にゆとりを持つことができます。食洗機・食器洗い乾燥機は、忙しい一人暮らしの方にこそ、おすすめしたい便利家電と言えるでしょう。
食洗機で対応できないものはあるの?
食洗機・食器洗い乾燥機でも、対応できないものはあります。たとえば、時間が経ってこびりついた汚れは残ってしまうことがあります。また、大きい鍋やフライパンも食洗機のなかに入らない場合があり、手洗いをする必要があることも。他にも、小さめのスプーンや箸置きなどの細かいものは洗浄中にカゴから落ちてしまうなど、食洗機で洗うのに適さないものもあります。
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食洗機を設置する前にチェックしておきたいポイント
食洗機の購入を考える際に、まずは実際置けるスペースがあるか確認する必要があります。賃貸マンションやアパートでは、キッチンにシンクとコンロを置くスペースしかなく、調理台スペースがほとんどない場合もあります。
キッチンに食洗機を置けるスペースがあるか
食洗機の置ける幅と奥行きなどを確認し、実際に置くことができるのか事前に確認するようにしましょう。また、水道栓の工事が必要なタイプもあり、シンクに隣接したスペースに食洗機を置く必要があります。置きたい場所にコンセントなどの電源が確保できるかもチェックしておきましょう。
食洗機の音がうるさいと感じる場合も
食洗機・食器洗い乾燥機は、洗っているときに音が出ます。最近のタイプは静音設計になっているものも多いですが、ワンルームなどでキッチンと寝るスペースが近い場合などは、自身の睡眠の妨げになってしまう可能性があるので、就寝中に活用する場合は注意が必要です。実際どのくらいの音が発生するのか、事前に確認しておくと安心でしょう。
一人暮らしの方や賃貸マンション・アパートにピッタリな食洗機の選び方
一人暮らしで、しかも賃貸暮らしの場合、「食洗機なんて置けるはずがない」と、あきらめてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、最近では手軽に置けるコンパクトなタイプもたくさんあります。ここからは、食洗機のタイプや選ぶ際のポイントをご紹介します。
ビルトインタイプと据え置きタイプ
食洗機には、システムキッチンに組み込む「ビルトインタイプ」と、キッチン台などの上に置く「据え置きタイプ」があります。
ビルトインタイプは、キッチンに組み込むことができるので、キッチンまわりがスッキリします。しかし、標準装備されていない場合はリフォームをして取り付ける必要があるため、分譲マンションや一戸建てに引っ越す際に導入を検討する方が多い傾向にあります。賃貸やアパートの場合は、勝手にリフォームをすることができないため、工事不要の「据え置きタイプ」を検討しましょう。
小型食洗機と大型食洗機の選び方
食洗機・食器洗い乾燥機には、さまざまなサイズがあります。食器を何点洗える設計になっているかを事前に調べてから購入するとよいでしょう。一人だからと言って、小型のほうが向いているとも限りません。まとめて洗いたい方や大きいお皿を使うことが多い場合は、大型サイズが使いやすいケースもあります。
日本では海外の食器と比べると、どんぶりやお茶碗、小皿など食器数が多くなる傾向に。今使用している食器は、どのようなタイプのものが多いのかをチェックしてから購入するとよいでしょう。せっかく買っても食器がすべて入らず、手洗いするものが増えてしまっては意味がありません。
乾燥機付きと自然乾燥
食洗機には、乾燥機が付いたタイプもあります。食器洗い器の場合、洗浄後は自然乾燥になります。より時短にしたい方やなるべく手間を省きたい方には、食器を洗った後に乾燥までしてくれる「食器洗い乾燥機」がおすすめです。乾燥まですべて自動で行ってくれるので、あとは食器を片付けるだけで済みます。夜にセットすれば朝には乾燥しているので、気持ちよく朝を迎えることができるでしょう。
食洗機にも苦手な食器がある
食洗機・食器洗い乾燥機には、洗えないものもあります。高温に弱い食器などは、破損したり変色、くもりなどの原因になったりする場合があるので気をつけましょう。
・木製
・クリスタルグラス
・銅製
・金箔入りの食器
・アルミ食器
・プラスチック製の容器(耐熱80度未満のもの)
上記に挙げた食器は、手で洗う必要があります。食洗機を購入する際は、普段使用することが多い食器が、食洗機に対応できるかどうかを確認しておきましょう。
分岐水栓とタンク式
分岐水栓は、水道の蛇口に金具を付けて直接水を分岐するタイプです。運転時には自動的に給水されるため、手動で水を入れる手間がかかりません。しかし、取り付ける際には工事が必要になります。また、キッチンに付いている水栓に分岐金具が対応しているかどうかも調べる必要があります。ただし、賃貸の場合は、引っ越すときに取り外す費用も負担しなければなりません。そのため、賃貸の場合にはおすすめできません。
それに比べてタンク式の食洗機は、工事不要で取り付けが可能です。工事費用や分岐水栓代がかからないので、賃貸暮らしでも気軽に導入することができます。
一人暮らし向け食洗機の光熱費や注意点
一般的に、手洗いよりも食洗機を使ったほうが水道代やガス代を節約できると言われていますが、それでも電気代やガス代、水道代は少なからずかかってくるもの。同じ量の食器を洗うのにお湯を使用する場合は食洗機のほうが節約できますが、すべて水で洗っている場合は、大幅な節約につながらないケースがあることも念頭に置きましょう。
洗い方によって節約できる度合いが変わる!
水道料金は自治体によって違ってきますが、東京だと1Lあたり約0.24円です。前述のように、手洗いで14Lの水を使用している計算で比較する場合、一日二回使用すると6.72円、食洗機の場合は小型(5L)で比較すると一日2.4円に。年間で約1,500円の節約につながります。
また、食洗機・食器洗い乾燥機を使うと、電気代やガス代がかかってきます。水道やガス代を総合的に比較すると、4~5人用の食洗機のなかには、手洗いの場合一回あたり約53円なのに対し、食洗機は約27円と半分ほどの費用で済むものも。
この場合、手洗いの条件は「40度で10Lのお湯に浸け置きしている」計算になっています。食べた後にすぐ洗う場合は、もう少し差は縮まると考えられます。また、「一日に何回使用するか」「家にいる時間はどのくらいか」など、それぞれのライフスタイルによって光熱費は変わってくるため、すべての方にとって節約につながるとは言い切れないことを念頭に置きましょう。
それでも、冬に冷たい水で洗い物をすることや、水や洗剤により手肌が荒れるといったことは防げます。そのようなストレスがなくなることや、時短になることなどを総合的に見てみると、メリットのほうが大きいと感じる方も多いのではないでしょうか。
定期的に食洗機内も掃除が必要!
食洗機・食器洗い乾燥機の庫内は、食材のカスや水が溜まりやすいため、カビが発生しないように掃除をする必要があります。
食洗機で落とした汚れは、ほとんど水やお湯と一緒に流れます。しかし、食べ残しなどの大きな汚れなどは、食洗機内のフィルターがキャッチします。そのため、定期的にフィルターの掃除が必要になるのです。フィルターは簡単に取り外しができるものが多く、掃除がしやすい設計です。一ヶ月に一回を目安に食洗機内の掃除をすることをおすすめします。
忙しい現代人こそ食洗機を賢く活用しよう
一人暮らしでも食洗機を使うことで、家事の時間を節約することができます。家事を時短できれば、自由に使える時間が増え、趣味の時間に使うなど一人暮らしをより充実させることができるでしょう。
食洗機・食器洗い乾燥機はファミリー向けのアイテムと思われがちですが、実は賃貸暮らしの方にも取り入れやすい食洗機がたくさんあります。選ぶ際は、「現在の家にはどのような食洗機が適しているか」「普段使っている食器は食洗機に対応するのかどうか」などを事前にチェックしておくと、より安心でしょう。「キッチンが狭いから食洗機を置く余裕がない……」とあきらめていた方は、この機会に食洗機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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