- 引越しで何を優先したいかを明確にして自力か専門会社に依頼するか方法を決めよう
- 引越し費用を節約したいなら自力での引越しを検討してみても◎
- 引越し会社に依頼するなら複数社から見積もりを取るのがおすすめ
もくじ
「引越しがしたいけれど安く済ませる方法はないか」「自力でやるとどのくらいの費用がかかるのか」などと、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。自力での引越しと、引越し会社に依頼するかを決めるときには、「何を重要視しているのか」を明確にする必要があります。今回は、基準ごとにどちらがいいのかをご紹介します。
また、自力で引越す際の相場や流れ、引越し会社に頼んだときの確認ポイントについても解説。スムーズな引越しをするための参考にしてみてください。
引っ越しで重要視したいポイントは?
引越しには、「自力で引越しする方法」と「引越し会社に依頼して引越しをする」方法の二つがあります。どちらにもメリット・デメリットが存在しますが、どちらを選ぼうか悩んだときには、まずは自分が重要視したいポイントを考えてみましょう。
希望日で選ぶなら
引越しする希望の日程が直近な場合は、自力で引越ししたほうが気楽に行うことができるでしょう。引越し会社に頼む場合は事前に予約が必要となり、時間帯も調整しなくてはなりません。スケジュール調整が難しい場合には、自力で引越しすることも考えてみましょう。一方、引越し希望日まで時間がある場合には、引越し会社の利用を検討してみるのもおすすめです。
また、時期や日にちによっては予約の取りづらさはあります。繁忙期である3~4月や休日は予約が取りにくいので、希望日がいずれかに当てはまるのであれば要注意です。また、繁忙期や休日は金額も上がる傾向にあるので、見積もりを取ってしっかりと確認しましょう。
安全さで選ぶなら
引越しでは重い家電や家具、壊れやすいお皿なども運搬しなくてはなりません。家具が壊れたり傷ついたり自身が怪我をするなど、自力での引越しは安全面でのリスクが高いです。搬入の際に住宅を傷つけてしまう可能性もあり、場合によっては修繕費がかかってしまうかもしれません。
また、物件によっては建物の破損や怪我防止の観点から、自力での引越しが禁止されている場合もあります。禁止されているかどうかは、管理規約に規定されているので事前に確認しましょう。
荷物の量で選ぶなら
単身で荷物が少ないのであれば、自分で引越しをしてもよいでしょう。ただ一度で運びきれない量の場合には、引越し会社に頼んだほうがよいケースもあります。レンタカーのサイズによっては、何度も往復しなくてはならず、ガソリン代や高速道路代などがかさむ可能性があります。また、引越し会社によっては大型の家具や家電だけを運んでくれるサービスもあるので、使い分けるのもおすすめです。
費用重視なら「自力」で引っ越し

自力で引越しをするのであれば、引越し会社に支払う運搬費や人件費、オプション費用などがかかりません。引越し会社に頼むよりも安く済ますことができるので、費用を重視したいのであれば自力での引越しがおすすめです。
ただ、手間や体力の問題や、家具の破損や怪我のリスクがあります。家具や住宅を破損してしまった場合、想定していなかった費用がかかるかもしれません。また、エアコンの取り外しや取り付けなど工事が必要になる場合は、自分だけでは完結できないので専門会社の利用が必要になります。
何にお金がかかるか?
自力で引越しする場合にかかってくる費用は、レンタカー代と協力者へのお礼、ダンボール代が考えられます。引越しで運搬する荷物の量を正しく把握し、レンタカーのサイズを間違えないようにしましょう。自宅に大きな車がある場合は、それを使うと費用の節約につながります。
また、協力者のお礼は個人によって変わってきますが、間違えて人数を多く確保してしまうと手間と時間が余計にかかってしまいます。力が強く体力に自信のある男性を数人確保しておくと安心でしょう。
ダンボールは新品を購入するとかなりの金額になってしまいます。節約したい方は、ドラッグストアやスーパーに訪れて廃棄予定のダンボールを分けてもらいましょう。ただ、古いものだと底が抜けてしまったり汚れが付いたりする可能性も否めません。お皿や壊れ物、重いものを入れる場合には、新品を使ったほうが安全でしょう。
自力で引越しをしようとすると慣れていないこともあり、家具や家電を壊してしまったり、住宅に傷を入れてしまったりすることもあります。そうなると、余計な出費がかかり、せっかくの節約が無駄になるかもしれません。荷物があたりそうな部分は、あらかじめ養生しておきましょう。養生には、専用のテープを購入しておくか、ダンボールを使うのがおすすめです。
金額の相場はどのくらい?
自力で引越しした場合の相場は、単身者で約2万5,000円、家族で約6万円です。荷物の量や新居までの距離、高速道路の使用など場合によってさまざまですが、大体このくらいと考えておきましょう。
節約するとしたら、ダンボールを新品でないものにするか、協力者を呼ばずに自分たちだけで行うなどになるでしょう。車両にかかる金額も、大きい車を持っていればレンタカー代が浮くことになります。
自力で引っ越しする場合のやることリスト
「自力で引越しをすることに決めたものの、何からしたらいいの?」と思う方も少なくないでしょう。頻繁に引越ししないのであれば、そう思うのは当たり前です。ここからは、手順について解説していきます。自力での引越しに戸惑った場合の「やることリスト」として、参考にしてみてください。
1.都合のいい日程をいくつか設定し、協力者に依頼する
まずは引越しの日程を決めましょう。引越しに関わるのは自分たちだけでない場合は、協力者との日程のすり合わせが必要です。都合のいい日程をピックアップし、声をかけて協力者を確保しましょう。
2.荷物を運搬する車を手配する
運搬時に手間がかかる大型家電や家具をどのように運ぶか考えながら、荷物の量に合った大きさの車を手配しましょう。解体できる家電や家具もあるので、どのように運ぶか具体的に決めることをおすすめします。
また、新居までどのような道のりで行くのかも確認しておきましょう。空いている道を選んだり高速道路に乗るかどうかを決めたりして、引越し当日のスケジュールがスムーズに運ぶように調整しておくことを意識してください。
3.ダンボールなどを調達し、荷造りをする
新品のダンボールを使わないのであれば、事前に近所のドラッグストアやスーパーを回って十分な量の資材を集めておきましょう。なかには、断られる場所もあるので、電話で確認してから行くと無駄足になるのを防げます。
十分な量の梱包資材が集まり、引越し当日が近づいてきたら荷造りを開始しましょう。季節外の荷物や衣類、利用頻度の低いものから積めていくと、引越しのギリギリまで生活に支障が出ません。荷物の破損や住宅の破損を防ぎ、積みやすい状態にするためにも、なるべくダンボールのなかに入れて運べるように準備しておくといいでしょう。
4.近隣の方に引っ越し作業を行う日程を知らせる
引越し当日までに、近隣の方にいつ引越しをするのかを知らせておきましょう。集合住宅の場合は、ほかの住民に迷惑がかかる可能性もあります。管理会社や管理人にも知らせることを忘れないようにしましょう。
5.荷物を運ぶ
引越し当日は、借りておいたレンタカーを取りに行くことから始めます。車を取りに行ったら、小さいものから車に積み、大型の家電や家具を最後に積んでください。レンタカーのサイズが荷物の量と合わなかった場合には、無理に積まずに往復することをおすすめします。
新居に着いて荷物を運び出す際、積んだときとは逆の順番で降ろしていきます。大型の家電や家具から降ろし、最後に小さいものを出していきましょう。また、養生するのであれば、荷物を運ぶ前に済ませておくようにしましょう。荷物を運び終えたら、レンタカーを返却し、協力者へのお礼をします。
6.引っ越し完了
無事退去できたら、引越しが完了です。そのあとは荷解きや各種手続き、梱包資材の処分などをします。
引っ越し会社に依頼する場合は?

引越し会社に依頼すると、自力での引越しよりもお金がかかる傾向にありますが、必ずしもそうとは言い切れません。荷物の量や車のサイズ、運搬距離などによっては、自力での引越しは割高になる可能性もあります。
とくに問題になるのは大きなサイズの家具や家電で、手間がかかることはもちろんですが、積めない可能性もあります。引越し会社によっては、大型のものだけ運んでくれるサービスもあるので、利用を検討するとよいでしょう。
引っ越し会社に依頼するなら見積もりは複数から取る
引越し会社に依頼するのであれば、見積もりは複数社から取るようにしましょう。引越しの見積もり料金には定価がないので、荷物の量や時期、新居までの距離が同じでも会社によって大きく異なります。そこで、見積もりを複数社から取ることで、一番安い引越し会社に依頼することができるのです。
一括で複数社から見積もりを取るサービスもあるので、面倒に感じる方は利用してみましょう。ただ、荷物が多い場合には、直接荷物量を見てから判断してもらうケースもあります。
引っ越し会社に依頼したときに事前に準備したいこと
引越し会社に依頼するまでの流れは、見積もりを出してもらい、比較して決めていきます。ここでオプションサービスの利用なども検討しておいて、どの程度運んでもらうのかも決めておきましょう。
自力で行う場合と少し似ていますが、ここからは引越し前日までには済ませておいたほうがいい準備について解説していきます。
荷物の梱包
引越し会社に依頼したからといって、荷物の梱包までしてくれるわけではありません。基本的に荷物の梱包は依頼主がすることになるので、前日までには仕上げておきましょう。当日になってバタバタしてしまうと、引越し会社に迷惑がかかってしまいます。
また、新居に運び込むときに指示がしやすいように、ダンボールの中身が何かを書いておいたり、番号を振っておいたりすることをおすすめします。
不用品の処分と掃除
荷物が少ないほうが引越し料金は安くなるので、これを機に不用品を処分するのもおすすめです。家庭ごみであれば指定の日に出せばいいですが、粗大ごみの取り扱いには注意が必要です。回収など処分に時間がかかるので、余裕をもった日程で申し込みましょう。
また、少しでも費用を浮かせたいのであれば、リサイクルショップに売るのも選択肢の一つです。最近では出張で買い取ってくれるところもあるので、事前に調べておくとスムーズです。
管理会社への連絡
引越しがいつになるのか決まったら、管理会社に連絡しましょう。いつまでに連絡したらよいかは、会社によって異なるので確認しておく必要があります。連絡がないと違約金が発生する場合もあるので注意してください。
「何を重要視したいか」を考慮して選択しよう
引越しで何を優先したいかは、人それぞれです。費用をかけたくない方もいれば、手間をかけたくない方もいるので、自分は「何を重要視しているのか」を考えて、自力でやるか引越し会社に依頼するかを決めましょう。
自力での引越しは費用の節約ができますが、荷物の量や運搬距離によっては専門会社のほうが安い場合もあります。見積もりを取ってみてから決めるのもおすすめです。また、引越し会社に頼む場合は、複数社から見積もりを取るようにしましょう。
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