- 根本的に片づけたいなら、まずは収納の中を見直すことを意識しよう
- 「目的別の収納スペース作り」を意識しよう
- できるだけ「使ったら片付ける」を心がけよう
- きれいな部屋を作るためではなく、自分たちが暮らしやすい部屋を少しずつ作ろう
まず見直すべきは収納の中
テーブルの上や床に散らかっているものを、片づけて終わりというパターンは、よくありがちな片づけ行動。もちろん、部屋を片づけるという意味では間違っていないのですが、ただものを移動させているに過ぎません。
つまり、すぐに元通りになることに家事の労力を使っていることになります。
根本的に片づけたいなら、まずは収納の中を見直すことを意識します。
・使っていないもの
・壊れて捨てていないもの
・なぜ持っているかわからないようなもの
を収納のスペースから出してみると、ゆとりが生まれます。 このゆとりが出た部分に、床やテーブル、棚の上に溢れているものを是非収納してみてください。
どこにでも置いてしまう癖をやめる
床やテーブル周り、ソファの上、テレビ台周辺など、ものを置こうと思えばいくらでも置き場になりそうな場所はあります。そして、すぐ手に届くところにものがあることは、とても便利に感じますが、際限なく置けてしまうので注意が必要です。誰かが何かを置いた場所は、「ここはものを置いていい場所」として家族も認識します。
一時的に置くことはOKですが、できれば定期的に何もない状態にリセット。できるだけ、何でもどこにでも置くということを止めていきましょう。
どうしても簡単に置きたいものがある場合は、指定席を作ります。
このエリアは置いていい場所、その他はなるべく置かないなどの日々の心掛けが、散らかりにくい部屋作りへと繋がります。
収納スペースを目的別に分ける
あれはどこに置いたっけ?と、探し物にかなりの時間がかかる部屋になっている。そんな時は、「目的別の収納スペース作り」を意識しましょう。
なんでもどこにでも置くと同様に、「何でもどこにでもしまう」もまた、散らかりの原因となります。
どこだっけと探している行動こそ、散らかしているのです。 これを防ぐためには、収納のエリア分けが重要ポイント。
・書類系
・文房具系
・ゲーム類
・薬品類
・ストック日用品類
など収納スペースをエリア分けしてみましょう。
あれどこだっけ?が格段に減り、片付けやすい部屋になるので、散らかりを防ぐことができます。
また使うから、どうせ散らかるからをやめる
片付かない原因に、また使うからと出しっぱなしにしてしまうこともあります。次に使う時に確かにすぐに使えて便利ですが、日々使うものを全てそのようにしているだけで、ものは溢れて見えます。できるだけ「使ったら片付ける」を心がけましょう。
ふと立ち上がる時に、出したものを持って動くだけでも、片付けへのハードルが下がります。
同じように、どうせ散らかるから……も注意が必要です。
いつかどうにかしなければならない問題を先延ばしにして、大変になってしまうことも。
諦めずに、日々少しずつ片付け行動に取り組みましょう。
理想よりも現実。完璧はいらない
暮らしている以上ものは動くので、散らかるのは当たり前。むしろ散らかっていることの方が、本当は普通なのです。
ただ、散らかっていることで家事に時間がかかったり、気が滅入ったり、イライラしたり、探し物が多くなったり、部屋が狭くなったりということを防ぐために、整理収納はやはり必要なもの。
きれいな部屋を作るためではなく、自分たちが暮らしやすい部屋を少しずつ作ると考えましょう。家族と暮らす場合は、自分だけではなく家族の暮らしやすさも大切にするためにできるだけ話し合い、一緒にリビングの部屋作りをしていくことが理想です。
少しずつでいいので、散らかりにくい部屋づくりを考えてみてください。
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オブザーバー兼公認ライター
瀧本真奈美
クラシング代表
収納歴35年の整理収納コンサルタント/住宅収納スペシャリスト
ZIP!、あさイチ他メディア出演多数
SNS総フォロワーは19万人を超えるインフルエンサー
サンキュ!プレミアアンバサダー他、多数アンバサダーとして活動中
書籍5冊を出版、最新刊は「自分に心地よい小さな暮らしごと」(主婦の友社)
家族と心地よく暮らす頑張らない収納+家事+インテリアを提案している。
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