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リビングダイニングをくつろげる空間にしたい!簡単にオシャレな部屋を作る方法

更新日:2021.05.24

リビングダイニングをくつろげる空間にしたい!簡単にオシャレな部屋を作る方法

リビングダイニングは家の中心的な存在です。居心地のいい空間をつくり家族の生活をもっと豊かにしたいなら、レイアウトのルールを守って家具を配置してみましょう。どんな目的でリビングダイニングを利用するのかもカギになってきます。

  • リビングダイニングの目的を決めてどんな空間をつくりたいのかを考えてみよう
  • リビングダイニングのレイアウトを決める前にサイズやコンセントの位置を確認しよう
  • よく置かれる家具を起点として理想の空間を作り上げてみよう

もくじ

  1. リビングダイニングについて

    1. 「DK」と「LDK」の違いについて

  2. リビングダイニングのレイアウトに関する基礎知識

    1. 生活動線を確保する

    2. リビングを利用する目的について考えよう

  3. リビングダイニングのレイアウトのコツ

    1. リビングダイニングのサイズ

    2. 置きたい家具のサイズ

    3. コンセントの位置

  4. レイアウト事例

    1. ソファの向きで考えてみる

    2. テレビの位置で考えてみる

  5. ライフスタイルに合ったレイアウトを考えてくつろげる空間にしよう



 

家の色が強く出るリビングダイニングのレイアウトを決めるのは、大変な作業だと感じていませんか?「くつろげる空間にしたいけれど、なんとなく散らかった印象になる」「家具にはこだわっているけれど、まとまりのない空間になってしまう」など、さまざまな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

リビングダイニングを快適な空間にするのには、一定のルールがあります。知識やノウハウがなくても、ルールや基準を把握しておけば誰でも簡単に素敵な空間をつくることができます。今回はそのコツや事例について詳しくご紹介します。

リビングダイニングについて

リビングダイニングは「LD」と表し、リビングとダイニングの空間が一体になった部屋のことを指しています。リビングは、くつろいで家族団らんするための空間を意味しており、ダイニングは食事のための空間を意味しています。少し前まではこの2つを分ける間取りが多く存在していました。しかし、最近では大きな空間を確保したリビングダイニングが増えており、家族団らんの場として重宝されています。

「DK」と「LDK」の違いについて

Lはリビング、Dはダイニング、Kはキッチンを指します。キッチンを含んだ部屋が4.5~8畳未満の場合は「DK」、キッチンを含んだ部屋が8畳以上の場合は「LDK」となります。

2部屋以上ある場合や、キッチンを含む部屋が6畳以上10畳未満は「DK」、キッチンを含む部屋の広さが10畳以上は「LDK」と表記されます。



 

リビングダイニングのレイアウトに関する基礎知識

リビングダイニングのレイアウトに関する基礎知識

リビングダイニングは仕切りのない大きな空間になるので、自由なレイアウトが実現できる反面、レイアウトの難しさを感じている方も多いのではないでしょうか。ここからは、リビングダイニングのレイアウトを考える際に押さえておきたい基礎知識について解説していきます。

生活動線を確保する

リビングを快適な空間に仕上げるには、生活動線が確保されていることが重要になります。生活動線とは、生活しやすいスペースや空間を確保することで、たとえば人と人がすれ違えるように場所を作るようなイメージです。家具が密集していて隙間を通るのが困難な部屋だと、快適さは感じにくくなります。

一見難しそうに見える生活動線の確保ですが、実は大体の目安が設定されており、誰でもこのルールにのっとれば簡単にできるのです。

人が歩くために必要となるスペース

リビングで快適に移動するために確保したいスペースの目安は、一人が横を向いて歩くときには約400㎜以上、前を向いて歩くときには約600㎜以上が必要になります。移動の際には横を向くよりも前を向いて歩くことが多いので、最低でも約600㎜以上の動線を確保することを意識しましょう。また、二人がすれ違うときに必要になるスペースは約1,000~1,200㎜です。複数名で暮らしている場合には動線を広めに確保するようにしましょう。生活しやすくなるだけでなく、開放感があるレイアウトになる効果も得られます。

ソファを設置するときに必要となるスペース

ソファ周辺で確保したいスペースについてですが、ソファからローテーブルまでの距離は約300㎜、ローテーブルからテレビまでの距離が約600㎜以上確保されていると快適な空間になります。移動も困難でなく、見た目にも余裕があるのでゆったりとくつろげる空間をつくることができるでしょう。

リビングを利用する目的について考えよう

どのような目的でリビングを利用したいのかを考えると、本当にくつろげる空間をつくることができます。家族が生活している場所は、個室が多いのかリビングが多いのかによってリビングの作り方が異なってくるので、それぞれのライフスタイルを見直すことが重要です。

家族がリビングで団らんしていることが多い

家族みんながリビングで過ごすことが多い家庭や、友人と集まることが多い場合には、リビングに人数分の居場所を作るように意識しましょう。大きなソファやテーブルの配置や、広めの間取りにするとくつろげる空間になります。

個々の部屋で過ごすことが多い

家族で暮らしていても生活リズムが合わない家庭や、個々の部屋で過ごすことが多いという方もいるのではないでしょうか。そういった場合には、リビングに家族分の居場所を作らなくても問題ありません。それぞれが好きな空間で過ごせるようなリビングにしておきましょう。

リビングダイニングのレイアウトのコツ

リビングダイニングのレイアウトのコツ

それでは実際に、リビングダイニングのレイアウトを考えるときのコツについて解説していきます。必要な情報として、「リビングダイニングと家具のサイズ」「コンセントの配置」を確認しておきましょう。これらが間違っていると、計画通りのレイアウトにできなかったり、ちぐはぐな印象のレイアウトになったりする可能性が高くなります。事前に正確な情報を集めておくことが重要です。

リビングダイニングのサイズ

正式な建築図面を持っているのであれば、詳しくサイズが書き込まれているのでその寸法を参考にしましょう。ただ、新築やリフォームを行うのではなく賃貸物件を借りる場合には、簡易的な図面しかもらえないこともあります。

そういった場合は、内見に行ったときに採寸を行う必要があります。全体の横幅や奥行きはもちろんのこと、窓や扉、柱のサイズも測っておくようにしましょう。また、全体の写真を撮影しておくと、レイアウトを考えるときにイメージも付きやすく便利です。

置きたい家具のサイズ

今の家で使っている家具を新居でも使いたい場合や、設置したい家具が決まっている場合には、家具の採寸も行いましょう。横幅・奥行き・高さをそれぞれ採寸しておき、リビングダイニングのどこにどう置くのかを事前に考えておくとスムーズです。

コンセントの位置

どこにコンセントが配置されているのかは重要なチェック項目です。テレビを置くのであれば、どこにテレビを置くのかの目安にもなるでしょう。延長コードがたくさん敷かれた部屋にならないように、あらかじめ確認しておきましょう。



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レイアウト事例

リビングダイニングのレイアウトを考える際には、さまざまな視点からライフスタイルに合っているかを検討する必要があります。そこでここからは家具を起点としたレイアウト事例を紹介していきます。リビングダイニングに置くことの多いソファとテレビを中心に、レイアウトを決めてみましょう。

ソファの向きで考えてみる

くつろげる空間を演出してくれるソファの向きを考えることで、ライフスタイルに合った居心地のいい空間を作り上げることができます。ここでは4種類の配置を特徴とともにご紹介します。

リビングダイニング・バランス型

ソファとダイニングが横並びになっており、リビングとダイニングのよいところをバランスよく取り入れたレイアウトです。ソファにいる人とダイニングにいる人のコミュニケーションが取りやすく、家族団らんをしたい方にもおすすめです。

ソファからはキッチンが見えないようになっているため生活感を与えにくく、くつろげる空間に仕上がるでしょう。また、ソファとテレビが対面する形なのでテレビを見るのも快適です。

リビングダイニング・一体型

ソファからはリビングダイニングの全体が見渡せるレイアウトで、リビングとダイニングを分けない一体型の配置です。全員の様子を見ることができるので、小さなお子様がいる家庭や、家族みんなで話す機会が多い家庭におすすめです。ただ、ソファからキッチンの様子が見えるので、来客が来たときには生活感を隠すのが難しいでしょう。

リビングダイニング・独立型

キッチンに背を向ける用にソファを配置するレイアウトで、くつろげる空間をちゃんと作りたい方におすすめです。リビングとダイニングの中間地点にソファを配置することになるので、低めのソファを選ぶと圧迫感のない空間に仕上がるでしょう。

リビングの外の風景を楽しむ型

バランス型に似ている配置ですが、ソファの正面にテレビを配置するのではなく景色を楽しめるように窓を配置します。風景が楽しめたり、開放的に感じられたりする配置になるので、別荘などでもおすすめのレイアウトです。ダイニングにいる人とのコミュニケーションもとりやすいので、家族団らんの機会も設けることができるでしょう。

テレビの位置で考えてみる

リビングダイニングに置くものといえば、テレビを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。テレビの配置を先に決める方法もレイアウトを考えるうえではおすすめです。

まずは、コンセントの位置を確認して延長コードを使わない場所にテレビの配置を決めましょう。そこから生活動線を確保しつつ、ソファやテーブルの配置を決めていきます。その3点の配置場所が決まったら、ラグや棚などを余ったスペースに配置していきます。

テレビの位置を決めると、自ずとそれ以外の家具の場所が決まってくるので、簡単にレイアウトを決定できます

ライフスタイルに合ったレイアウトを考えてくつろげる空間にしよう

最近主流になってきたリビングダイニングの空間は、広々としていて自由にレイアウトを組めますが、その分悩んでしまうという方も多いはず。難しいと思われがちなリビングダイニングのレイアウトですが、手順に沿って考えていけば、誰でも簡単に快適な空間をつくることができます。

生活動線を確保しつつ、メインとなる家具を中心にレイアウトを考えていくのが基本的なレイアウトの考え方です。また、自分の家庭のライフスタイルを見直して、どんな空間に仕上げたいかを考えてみるのも大切なポイントです。家族団らんできる空間にしたいのか、くつろげる時間に集中できるような配置にしたいのかを考えてみてください。理想のリビングダイニングを作るには、まずはあなたに合った物件を探すところから始めてみてもいいかもしれません。



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