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「DIY初心者」でも楽しめるクッションフロアの取り入れ方

更新日:2021.07.30

「DIY初心者」でも楽しめるクッションフロアの取り入れ方

長く暮らしている家、あるいは新しく借りた賃貸住宅。なんだか自分好みの部屋とは違うな・・・なんて違和感を覚えることはありませんか?そんな悩みを解決できるアイテムが、シートタイプの床材“クッションフロア”です。今回は、簡単に部屋の印象を変えることができる“クッションフロア”を活用した「床のDIY」をご紹介します。

  • 他の床材に比べて安価で簡単に貼れるので、初心者にもおすすめ
  • 初心者の方向けに、施工に必要な道具が一式揃ったセットも販売されている
  • 耐久性を求めたり水拭きでしっかり掃除したい場合には、“土足対応タイプ”を選ぶと良い
  • はじめて挑戦する時は、手軽に貼れる広さで凸凹の少ない場所がおすすめ

もくじ

  1. 「床のDIY」は、部屋の印象を変えたい時におすすめ

  2. クッションフロアのメリット、デメリット

    1. クッションフロアを使うメリット

    2. クッションフロアを使うデメリット

  3. クッションフロアの選び方

  4. 施工に必要な道具って?

  5. 用途別の種類

  6. はじめて挑戦する時におすすめな場所

「床のDIY」は、部屋の印象を変えたい時におすすめ

部屋に見慣れて新鮮さがない、インテリアのまとまりが悪く見えるなど、さまざまな違和感は暮らしにつきものです。
そんな中、簡単に部屋の印象を変えるものの1つに「床のDIY」があります。

「床のDIY」は、部屋の印象を変えたい時におすすめ

@takimoto_manami

壁のDIYと比べても、大胆な柄に挑戦しやすいことも「床のDIY」の楽しさ。
中でもクッションフロアは、他の床材に比べて安価で簡単に貼れるので、初心者にもおすすめです。

クッションフロアのメリット、デメリット

簡単にDIYが可能で便利なクッションフロア。
メリットはもちろんたくさんあるのですが、デメリットもやはり存在します。
両方を見ていきましょう。

クッションフロアを使うメリット

●安価である

フローリングやフロアタイルなどに比べてコストが抑えられるので、気軽に使えます。

●おしゃれなデザインが豊富

一般的な木目柄はもちろん、石目柄やタイル柄、レトロな雰囲気のものやPOPなものまで、選ぶことに迷いそうなほど種類が豊富です。

●扱いやすい

ロール状で届き、カーペットのように敷くだけで使える場合も。
カットが必要な部分は、簡単にハサミで切ることができます。

●掃除がしやすい

ラグやカーペットと比べても汚れがしみこまないので、食べこぼしがあったとしても安心です。

●足に優しい

ややクッション性があるので、足への負担が少し軽減されます。

クッションフロアを使うデメリット

●他の床材に比べてやや見劣りする

無垢床(むくざい)のような本格志向の方には向かないでしょう。

●リサイクルはできないため、廃棄に困ることも

リサイクルはできないため、廃棄に困ることもデメリットと言えますが、他の床材も経年劣化後は同じです。粗大ごみとして廃棄する・カットすれば不燃ごみとして廃棄できるなど、自治体により回収方法が違うので、事前に確認しておくのも手かもしれません。

クッションフロアの選び方

クッションフロアの選び方

@takimoto_manami

見れば見るほどたくさんの柄があり、とても迷いますが、まずは部屋をどう変えたいかで決めます。

暗い、狭い部屋がネックなら明るい色がいいでしょう。
白の床も人気が高いですが、ごみが目立つのが考慮ポイントです。
まめに掃除ができない場合は、避けておく方が無難かもしれません。

SNSなどで実際に使用している部屋を見るのもおすすめです。
イメージがつきやすいことと、使ってみた感想がリアルに見て取れて安心です。

おおよそ気に入った品番が決まったら、サンプル請求をしてみましょう。
ネットショップには無料から数百円程度で、クッションフロアのサンプル送付のサービスがあることが多いです。
何枚かを請求し、サンプルが届いたら部屋のインテリアに合うかどうかを確かめます。
色、柄はもちろん、触れた感触や厚みなども望むものかどうかを確認して決めましょう。

施工に必要な道具って?

施工に必要な道具って?

@takimoto_manami

はさみは一般的なものでもカットできますが、長くカットする場合は 大きめのハサミがいいでしょう。その他、カッター、クッションフロアテープ、地ベラは必ず必要です。

あった方がきれいに仕上がるのはクッションフロア用の専用カッターやローラーなど。
初心者の方向けにこれらがセットになった商品もあるので、チェックしてみましょう。

用途別の種類

用途別の種類

@takimoto_manami

クッションフロアには室内用、店舗などで使う土足対応のタイプ、厚みのある衝撃吸収タイプなどの種類があります。耐久性を求めたり、水拭きでしっかり掃除したい場合には、“土足対応”のクッションフロアを選ぶといいでしょう。

ペット対応のクッションフロアは、傷つきにくく、ペットの足が滑りにくくなるような加工がされています。

はじめて挑戦する時におすすめな場所

はじめて挑戦する時におすすめな場所

@takimoto_manami

扱いやすいクッションフロアでも、少し面倒に感じることがあります。
それは、細かい凹凸やカーブに沿うカットです。
これにはかなり時間がかかり、慣れていても失敗しやすい部分です。

そのため、はじめて挑戦する場合は、なるべく凹凸やカーブのない廊下や、凹凸の少ないまっすぐな部屋など、なるべく真っすぐ切るだけでいいような場所からはじめることをおすすめします。
広すぎる場所よりも、手軽に貼れる広さからはじめるのもおすすめです。

見慣れたり、気に入らない部屋もぐんと表情が変わるクッションフロア。
ぜひ、おうち時間に取り入れてみてはいかがでしょうか?
 



お問い合わせページに移動します

 


 

オブザーバー兼公認ライター

瀧本真奈美

クラシング代表
収納歴35年の整理収納コンサルタント/住宅収納スペシャリスト
ZIP!、あさイチ他メディア出演多数
SNS総フォロワーは19万人を超えるインフルエンサー
サンキュ!プレミアアンバサダー他、多数アンバサダーとして活動中
書籍5冊を出版、最新刊は「自分に心地よい小さな暮らしごと」(主婦の友社)
家族と心地よく暮らす頑張らない収納+家事+インテリアを提案している。

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