- 出産応援金と子育て応援金の給付がある
- 子育ての悩みを相談できる窓口が設置されている
- 市内の区ごとでも独自の子育て支援を行っている
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横浜市の子育て支援制度を調査
横浜市では、さまざまな子育て支援制度を実施しています。まずは具体的な支援内容を紹介します。
補助金・助成金
横浜市では、国が創設した「出産・子育て応援交付金事業」に基づく経済的支援として、子どものいる家庭に対して「出産・子育て応援金」を給付しています。
出産応援金の支給条件は2022年4月1日以降に妊娠届出をした方、または2022年3月31日以前に妊娠し2022年4月1日以降に出産した方で、妊婦1人あたり5万円がもらえます。
子育て応援金の支給条件は2022年4月1日以降に生まれた新生児の養育者で、新生児1人あたり5万円が支給されます。応援金の給付には市役所への申請が必要で、申請後に審査が終了したら順次指定の口座へ振り込まれます。
出典:横浜市役所 「出産・子育て応援事業(国の出産・子育て応援給付金)」
そのほかの補助金・助成金についても見ていきましょう。たとえば「令和4年度 低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯以外分)」として、支給対象者に児童1人あたり一律5万円を支給しています。また、ひとり親世帯の児童扶養手当の受給資格者にも、児童1人あたり一律5万円が支給となります。
出典:横浜市役所 「令和5年度 低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金について」
医療費の助成・援助
横浜市では、市内に住所がある子どもが医療機関を受診した際の保険診療の自己負担額を年齢に応じて助成する「小児医療費助成制度」を実施しています。これまで3歳〜中学3年生までは所得制限が設けられていましたが、令和5年8月から、中学3年生までの所得制限や通院時に必要であった1回500円の窓口負担が廃止されました。
中学3年生までの全てのお子さまが無償で医療機関を受診できることにより、子育て世帯の経済的負担の軽減にもつながるため、安心して子育てできる環境が整っています。
出典:横浜市役所 「小児医療費助成」
子育ての相談窓口・情報
横浜市内には、0歳〜17歳の子どもを対象とした子育て相談ができる児童相談所を市内4ヶ所に設置しています。また、青少年相談センターや市内4ヶ所に設置された地域ユースプラザでは、不登校や引きこもりなどで悩んでいる15歳〜39歳の家族に関する相談も可能です。
また、横浜市のホームページでは相談窓口や児童手当などに関する情報をまとめた「子育て総合ポータル」を開設していますので、活用してみてはいかがでしょうか。
出典:横浜市役所 「子育て総合ポータル」
保育施設・サービスの充実度
横浜市内の認可保育施設は2021年度9月時点で881園、小学校に通うすべての子どもに無償で遊び場を提供する放課後キッズクラブは、2023年4月時点で339施設あります。
なお、市内にある各保育施設は、こちらのサイトから探すことができます。 預けたい時間や子どもの年齢、鉄道路線などから園を検索できるので、これから探す方は、是非ご活用ください。
出典:横浜市役所 「認可保育所」
出典:横浜市役所 「放課後キッズクラブ」
横浜市では保育士の確保をはじめとした保育施設対策を積極的に行っており、待機児童の状況は2020年4月時点で27人だったのに対して2023年4月時点では10人となり、減少傾向にあります。横浜市と隣接する逗子市は公立保育所だけでも入所待ち人数が2023年1月時点で35人になっていることからも、横浜市は比較的待機児童数が少ないエリアだとわかります。
出典:横浜市役所 「令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について」
また、横浜市では市民税非課税世帯の0歳児クラスから2歳児クラスの子ども及び、3歳児クラスから5歳児クラスの子どもを対象に、幼児教育・保育の無償化を実施しています。
経済的に子育てしやすいエリアを探している場合にも横浜市がおすすめです。
出典:横浜市役所 「幼児教育・保育の無償化」
横浜市の特徴的な子育て支援・取り組み
横浜市では、独自の子育て支援や取り組みを実施しています。ここからは具体的な支援内容を紹介しますので、横浜市での子育てを考えている方はぜひ役立ててみてください。
お得な割引や優待を受けられる「ハマハグ」
「ハマハグ」とは、小学生以下の子どものいる方や妊娠中の方が、協賛店舗・施設で「ハマハグカード」を提示すると割引や優待、子育てに役立つ備品の提供などを受けられるサービスです。公式ホームページや公式アプリではハマハグの登録証の申請ができるほか、優待のある施設の検索もできます。
例えば、元町・中華街駅から徒歩約14分のところにあるマクドナルド 新山下ホームズ店では、登録証の提示でハッピーセットのチーズバーガーセットを特別価格で提供してくれるなど、子育て世代に嬉しいサービスが揃っています。
出典:横浜市役所 「横浜子育て家庭応援事業(ハマハグ)」
忙しいママ・パパにもおすすめ「横浜子育てサポートシステム」
横浜子育てサポートシステムは、子どもを預けたい方と子育てに協力したい方が会員登録をして、条件の合う方同士の出会いを支援する事業です。
一人あたりの料金は、月曜日から金曜日の7時~19時の間で、1時間500円となります。 それ以外の時間帯や土日祝日、年末年始の場合は、1時間600円です。通院や冠婚葬祭などのやむを得ない事情だけでなく、美容院や習い事でリフレッシュしたいときなど、さまざまなシーンで子どもを預けられます。
子どもを預けたい時は、サポートシステム事務局のコーディネーターに依頼し、近隣で預かり可能な会員の調整を行ってもらうのが基本的な流れです。ひとり親や、周囲に子どもを預かってくれる知り合いがいない方などに役立ちます。
出典:横浜市役所 「横浜子育てサポートシステム」
区ごとに特徴的な子育て支援・取り組みを比較
横浜市西区では、親子で交流できる子育て支援の拠点スペースの提供を行っています。また、旭区では赤ちゃんの子育てに関する講座の実施、緑区では区内の保育施設・幼稚園にて子育てに関する無料プログラムを提供しているのが特徴です。南区においては、先輩ママによる子育て相談の場を設けています。
このように、各区では誰もが安心して子育てができる環境作りを積極的に行っています。それぞれの具体的な内容をチェックして、育児に活用してみてください。
西区の特徴的な子育て支援制度
西区では、みなとみらい駅から徒歩約4分のところにある三菱重工横浜ビル3Fにて、子育て支援の拠点である「スマイル・ポート」を設置しています。あらかじめ登録をすれば、就学前の子どもや保護者が交流できるスペースや子育て相談などを利用できます。同じ区内に住む子育て世代とコミュニケーションを取りたい方や、子育ての悩みを気軽に相談できる環境を整えたい方におすすめです。
出典:横浜市役所 「地域の親子の居場所」
旭区の特徴的な子育て支援制度
旭区では、第1子の0歳児とその保護者や妊娠中の方を対象とした「赤ちゃん教室」を予約不要で実施しています。離乳食や生活リズム、子どもの発達等に関するミニ講座を通して、赤ちゃんと健やかに過ごすためのヒントを与えてくれるのが嬉しいポイントです。
保護者同士の交流時間もあるため、子育て仲間を作りたい場合にも活用してみるとよいでしょう。
出典:横浜市役所 「旭区 赤ちゃん教室」
緑区の特徴的な子育て支援制度
緑区の保育施設・幼稚園では「子育てに悩んでいる」「子育て中の方と交流したい」といった方のために、子育て支援に関するプログラムを無料で提供しています。
子どもと一緒に遊具・おもちゃで遊ぶための施設開放や育児相談、育児講座など、実施されているプログラムは各保育施設・幼稚園によってさまざまです。子育ての仲間を作りたい方や、子どもを保育園・幼稚園で遊ばせてみたいと考えている方に役立つでしょう。
出典:横浜市役所 「緑区 保育施設・幼稚園の地域子育て支援事業」
南区の特徴的な子育て支援制度
南区では、0歳から未就学の子どもとその保護者を対象に、区内の各所で先輩ママによる子育て相談の場を設ける「こそだてホッとタイム」を実施しています。トイレトレーニングやしつけなどの子育てに関することから、お父さん・お母さん自身の悩みまで、いろいろな相談に応じているのが魅力です。子育ての先輩からアドバイスをもらいながら、不安や悩みを払拭したいと考えている場合に役立つでしょう。
出典:横浜市役所 「【南区】こそだてホッとタイム(子育て支援者事業)」
子育て世帯向けの物件数が多いエリア
ファミリー向け物件の多いエリアは、それぞれ子育てにも嬉しい特徴があります。
各エリアの詳細を確認して、引越し先選びの参考にしてみてください。
順位 | エリア名 | 物件数(2LDK以上の物件) |
---|---|---|
1位 | 南区 | 92件 |
2位 | 都筑区 | 73件 |
3位 | 青葉区 | 57件 |
出典:ピタットハウス 「神奈川県の家賃相場から物件を探す」
※2023年2月1日時点
南区
南区は周辺の西区や中区と比べると住宅の割合が高く、落ち着いた雰囲気を感じられるエリアです。住宅地に近い井土ヶ谷駅から徒歩約4分のところには「マルエツ 井土ヶ谷店」、弘明寺駅から徒歩約1分のところには「食品館あおば 弘明寺店」といったように、区内の駅周辺には買い物に役立つスーパーマーケットが点在しています。
特に、弘明寺駅から徒歩約3分のところには食料品店や雑貨店、飲食店などが揃う弘明寺かんのん通り商店街があり、下町のような活気を感じられるのが魅力です。閑静な住宅街があり、買い物スポットも充実しているエリアに住みたい場合によいでしょう。
➡横浜市南区でおすすめの賃貸物件一覧
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都筑区
都筑区は、異国情緒溢れる港北ニュータウンがあり、洗練された雰囲気を感じられるエリアです。区内のセンター北駅は、徒歩約1分のところにファッションや生活雑貨のショップ、ゲームセンター、映画館などが揃うノースポート・モールがあり、そのほかにも大型ショッピングビルが充実しているのが魅力です。
また住宅街に近い、都筑ふれあいの丘駅は徒歩約1分のところに「まいばすけっと 都筑ふれあいの丘駅前店」をはじめとしたスーパーマーケットが揃っています。親子で遊べる施設が充実し、買い物にも困らないエリアを探している方におすすめです。
➡横浜市都筑区でおすすめの賃貸物件一覧
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青葉区
青葉区は閑静な住宅街が広がっていることで知られており、自然豊かな公園が多いのが特徴です。たとえば、たまプラーザ駅から徒歩約5分のところにある「美しが丘公園」は、滑り台やブランコ、ターザンロープなどの遊具が揃っており、子どもと思い切り遊びたいときに適しています。
また、たまプラーザ駅直結のたまプラーザテラス、青葉台駅直結の青葉台東急スクエアなど、複合商業施設が充実しているのも嬉しいポイントです。子どもが遊べるスポットとショッピングスポットの両方が揃ったエリアに住みたい方によいでしょう。
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子育て支援制度が充実した横浜市
横浜市は、子育てに関した補助金・助成金や子育て相談窓口などの支援制度が充実しており、ファミリーでも住みやすい街です。市内の区ごとでも独自の子育て支援や取り組みを行っているため、地域ぐるみで育児をサポートしてくれる街に住みたいと考えている場合に適しています。家族で暮らすのにぴったりな街を探す場合は、横浜市も候補に入れてはいかがでしょうか。
横浜市への引っ越しを検討している方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
※記事内における料金や所要時間等は、あくまでも目安です。(2023年11月現在)
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