たまプラーザ駅の住みやすさは？治安や口コミ・子育て環境など街の魅力を徹底調査

たまプラーザ駅は1966年に開業されましたが、2006年から必要な都市機能を集約整備する再開発によって、利便性と暮らしやすさを兼ね備えた活気のある街に生まれ変わりました。ロンドンの田園都市をモデルにした美しい街並みが特徴で、「たまプラ」との相性で親しまれるたまプラーザ駅周辺の特徴についてご紹介します。

たまプラーザ駅は東急田園都市線の駅で、急行や準急も停車します。渋谷駅まで乗り換えなしで行くことができ、急行に乗れば30分ほどでアクセス可能です。また、横浜方面に出たい場合も、隣のあざみ野駅で横浜市営地下鉄ブルーラインに乗り換えれば、約30分で行くことができます。

たまプラーザ駅周辺には、公共施設が複数あります。徒歩2分ほどの距離には「横浜市たまプラーザ地域ケアプラザ」があり、地域の福祉保健活動や交流の場として、公民館のように使われています。また、徒歩6分ほどの距離には「國學院大學（こくがくいんだいがく）たまプラーザ図書館」があり、國學院大學に通う人だけでなく読書や調べ物をしたい地元の住民も活用できる場所です。たまプラーザ駅から1km以上離れますが、横浜市立山内図書館、青葉区役所、横浜市山内地区センターなどもあります。

たまプラーザ駅は、商業施設の「たまプラーザ テラス」と直結しています。ファッション、インテリア、雑貨、飲食店、本屋などさまざまなテナントが入っており、ショッピングを楽しみたい方におすすめです。また、たまプラーザ駅の北口には「東急百貨店　たまプラーザ店」や「イトーヨーカドー　たまプラーザ店」があるので、生活に必要なものは駅周辺でそろえることができます。

続いて、たまプラーザエリアの住みやすいポイントを3つご紹介します。

たまプラーザは治安がよいことでも定評があります。特にたまプラーザ駅の周辺は、自治体や警察によるパトロールが行われている、防犯意識が高い地域です。富裕層を狙った空き巣事件などはありますが、件数はそれほど多くありません。神奈川県警察が発表している「過去の犯罪統計資料（令和3年確定値）」によると、青葉区は横浜市18区の中で9番目に犯罪件数が少ないので、子供や女性も暮らしやすいエリアです。

出典：神奈川県警察 「過去の犯罪統計資料（令和3年確定値）」

交通の利便性が高いたまプラーザは、通勤通学にも便利な街です。渋谷駅まで電車1本で行けるほか、田園都市線は東京メトロ半蔵門線直通なので表参道にも行きやすいです。また、たまプラーザ駅はバスの本数が多い駅でもあります。たまプラーザ駅を起点に、東急バス、京成バス、小田急バス、川崎市営バスが出ており、羽田空港や成田空港のシャトルバスもあるので、遠方に出張する際も便利です。

たまプラーザ駅周辺にはさまざまな商業施設があり、二次元コードなど便利なシステムを導入した商店が多くあります。また駅前にはたまプラーザ駅前通り商店会、たまプラーザ商店会、たまプラーザ中央商店街の3つの商店街が広がっており、共同でお祭りやイベントを催すため、年間を通して楽しみが多いでしょう。飲食店の他、病院や薬局、郵便局などもあるので生活に欠かすことができない商店街です。たまプラーザ駅はたまプラーザテラス直結なので通勤や通学の際にも立ち寄りやすくなっています。

たまプラーザは子育て世帯やファミリー層にも暮らしやすいエリアです。こちらでは、ファミリー層が暮らしやすい理由を4つご紹介します。

たまプラーザがある横浜市青葉区は、さまざまな子育て支援が用意されています。特徴的なのが、「青葉区地域子育て支援拠点ラフール」から発信する子育て応援系YouTubeチャンネルの「なしかちゃんねる」です。公立保育園の保育士が制作しており、親子が一緒に楽しめる工作遊びや、お出かけスポットの紹介など子育てに役立つ情報を発信しています。

また、青葉区がある横浜市は子どもの医療費助成制度もあり、0歳児は自己負担額を全額補助、1～2歳児は所得に応じて全額補助、または通院1回あたり500円までの自己負担額です。ひとり親や子どもの病状などによってはほかにも受けられる補助制度があるので、必ず確認しておきましょう。

出典：横浜市役所 「小児医療費助成」

青葉区には6校の大学があり、横浜市内で大学数がもっとも多い区です。また、幼稚園18校、小学校32校、中学校14校、高等学校4校と教育施設が多いため、家から通いやすい学校選びにも困りません。通学に時間をとられないため、習い事や親子で遊べる時間を持てるなど、子育てしやすい環境が整っています。

出典：横浜市青葉区役所 「青葉6大学連携事業」
出典：横浜市役所 「令和４年度市立学校現況」

たまプラーザエリアには公園も多くあります。たまプラーザ駅からもっとも近い新石川公園は駅から徒歩6分、近くには幼稚園や保育園があります。同公園には子どもたちに人気の巨大な滑り台があるほか、地元住民の憩いの場としても利用されています。また、たまプラーザ駅から徒歩10分ほどの場所にはライトアップが美しい「たまプラーザ桜まつり」が開催される美しが丘公園もあります。遊具や屋内施設が充実しているので、天候が悪いときにも利用しやすいです。

他にも、たまプラーザテラス内にはブロックや積み木を使った組み立て遊びや大人も乗ることができる大型ブランコなど、親子で一緒に遊べる「ボーネルンド キドキド あそびのせかい たまプラーザテラス店」があります。子どもの年齢別に3つのスペースに分かれているので、子どもに合わせた遊びができます。

たまプラーザ駅周辺には、歯科、内科、皮膚科、アレルギー科、小児科などさまざまな分野の病院が多くあります。駅の南口を出るとテラス内科クリニックがあり、帰宅途中にも立ち寄りやすいです。近くに総合病院はありませんが、駅から出ている路線バスを利用すれば、糖尿病専門外来や睡眠時無呼吸症候群専門外来などがある青葉さわい病院も利用できます。

続いて、たまプラーザエリアの家賃相場や物件購入相場をご紹介します。

出典：ピタットハウス 「東急田園都市線の家賃相場から探す」
※2022年11月14日現在

たまプラーザ駅周辺は、ワンルーム～3LDK以上まで物件の選択肢が豊富です。治安がよく交通アクセスや買い物環境が充実していることにより、近隣エリアと比較して相場は高くなりますが、子育て世帯に適した2LDK以上の物件数が多いことも特徴と言えます。

たまプラーザ駅周辺の中古マンションにおける直近2年間の取引価格情報の中から、主な事例をピックアップしました。 以下の表を参考までにご確認ください。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2023年4月17日現在

➡【最新】クラモアでたまプラーザ駅周辺のマンション相場を見る

たまプラーザ駅周辺はファミリー層に人気のエリアということもあり、2LDK以上の物件が人気で、駅から徒歩10分以上離れた物件が多く取引されている印象です。

直近2年以内の不動産取引情報によると、駅徒歩10～15分圏内の令和以降に建築された戸建ては、延べ床面積100m²あたり6,000万円程度が相場目安です。しかし駅周辺は土地の価格が高く、徒歩5分ほどの好立地な場所を希望する場合、倍以上の価格になることもあります。そのため、一戸建て（一軒家）を購入する場合は、予算を基に場所を決めることをおすすめします。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2022年11月14日現在

たまプラーザ周辺は再開発によって街並みもきれいで治安もよいため、ファミリー層に人気が高いエリアです。近年は住みたい街ランキングのトップ10に入るなど注目が高まっており、今後さらに人気が高まる可能性があります。ファミリー層で暮らしやすいエリアをお探しの方は、たまプラーザ周辺を検討してみてはいかがでしょうか。

たまプラーザへの引っ越しを検討している方は、下記よりお気軽にご相談ください。

※記事内における所要時間は、あくまでも目安です（2022年12月現在）。
 

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