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経験者が語る! 二世帯住宅のメリット・デメリット

更新日:2022.09.13

経験者が語る! 二世帯住宅のメリット・デメリット

近年では二世帯住宅を建てる方が多いのか、都内の住宅展示場も二世帯住宅のモデルルームがずらり。需要は増えているようですが、「実際に住んでみてどうなの?」と、気になる方も多いと思います。そこで今回は、自身が住んでいる玄関以外完全分離型の二世帯住宅について書いてみました。

  • 来客用のスリッパや鍵などは、別々に管理する
  • 共有部分で好みの違いでの衝突が発生する可能性がある
  • “完璧”にとらわれない
  • 大家族で心を寄せ合いながら過ごせる

もくじ

  1. 玄関以外完全分離の二世帯住宅の動線

  2. 収納場所の確保

  3. 親世帯と子世帯の好みの違い

  4. 完璧にとらわれない

  5. 最後に

玄関以外完全分離の二世帯住宅の動線

親世帯・子世帯に分かれる扉

@ks._.myhome

わが家は、共有の玄関を入ると、親世帯・子世帯に分かれる扉があります。
オレンジの電気がうっすら見える扉が、子世帯への入り口です。
広いスペースを取れなかったので、玄関にあるのは天井まで続くシューズクローゼットのみで、飾り棚もありません。
シューズクローゼットに家族7人分の靴は収納できないので、子世帯の扉を開けた先に、子世帯用のサブのシューズクローゼットを設けました。

子世帯が使っているシューズクローゼット

@ks._.myhome

上の写真が、子世帯が使っているシューズクローゼットです。
親・子世帯で来客用のスリッパは別々に用意しており、子世帯は、ここに収納しています。

子世帯が使っているシューズクローゼット

@ks._.myhome

親世帯と一緒にすると管理が煩雑になるため、鍵も別々に収納しています。
私たち子世帯の鍵は、廊下にキーフックを取り付けて管理しています。

鍵を吊るしたキーフック

@ks._.myhome

その先にある階段を上がると

玄関以外完全分離の二世帯住宅の動線

@ks._.myhome

私たち子世帯のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)へとつながります。

収納場所の確保

収納場所の確保が難しいのが、二世帯住宅のデメリットかもしれません。
限られた土地の中で2つ世帯を作るので、収納場所が「倍」必要になります。

部屋のイメージ

@ks._.myhome

わが家の場合、1階に“玄関”と“親世帯用の3LDK”の間取りを取らなければならなかったので、子世帯の収納場所を設けることが難しく、子世帯収納は2・3階に設けました(先述のシューズクローゼットは除く)。
そのため、コートや宅配の段ボールなどもすべて2階に収納しています。

収納した段ボール

@ks._.myhome

2階に上がるとキッチンが見えますが、入ってすぐのところに小さなクローゼットを作りました。
ここには、不要になった段ボールや紙ごみ、コートや抱っこ紐を収納しています。

二階にある小さなクローゼット

@ks._.myhome

出かけるときは、靴をはく以外のことをすませて1階へ降りていきます。

親世帯と子世帯の好みの違い

わが家は、親と子世帯で、部屋の色合いが真逆です。
私はホワイト系が好きなのですが、私の母はダークブラウンを好み「家を建てるなら、ダークブラウン!」とずっと言っていました。
もちろん、せっかく家を建てるのだから、その夢をつらぬいて欲しいと思っていました。

親世帯のリビング

@ks._.myhome

上の写真は親世帯のリビングですが、見事にフロアと建具がダークブラウンです。
そのため、1階の玄関も親世帯のダークブラウンに合わせることにしました。

玄関

@ks._.myhome

床と壁の間に取りつける巾木(はばぎ)もダークブラウンです。
私の場合、玄関の色もダークブラウンで良いと思えたので問題はありませんでしたが、共有部分に関しては、好みの違いで衝突が発生する可能性はあると思います。

ダークブラウン派と、ホワイト派の私たちですが、色以外の好みは似ています。
玄関タイルも展示場で見て「これにしたい!」と意見が一致し、玄関ドアも同じものを選べたので、スムーズに建てることができました。
私の母親なので、自分の意見を伝えやすかったという事実もあります。
もし主人の親との二世帯住宅を建てるとなっていたら、また違っていたかもしれません。

完璧にとらわれない

わが家は、1階の床がダークブラウンで、2階へ上る階段はホワイトアッシュです。
玄関の横、子世帯に入るドアのところでフロアの色を変えています。

イメージ

@ks._.myhome

わかりやすいよう、ドアなしの写真を撮ってみました(写真右上)。
これだけ見ると、床色が真逆で違和感を持つ方もいるかもしれませんね。
ですが、ドアを閉めると意外と気になりません(写真左下)。

自分が思い描く“完璧”な色や間取りにとらわれないこと。
二世帯住宅を建てる時に最も大切なことだと思います。

最後に

イメージ

@ks._.myhome

二世帯住宅はデメリットだけでなく、メリットもたくさんあります。
子どもが小さいうちだけでなく、大きくなっても大家族で心を寄せ合いながら過ごせる
これは、何ものにも代えがたい、最大のメリットだと思っています。

いかがでしたか?
これから二世帯住宅を建てる方のお役に立てたなら、嬉しいです。
 



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クラモアROOM公認ライター

Ayaka

“家族が帰りたくなるお家つくり”を目指し、忙しくても隙間時間やほったら家事でおうちを綺麗に保つ方法を発信。 時短家事コーディネーター、整理収納アドバイザー、お掃除スペシャリストとして多数書籍やメディアに出演歴あり。

書籍『時間もお金もかけないほったら家事』

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