- 家具家電を購入する場合、2月中旬頃はお得に買うことができる可能性がある
- 準備のコツは「必ず必要なもの」「あると便利なもの」「後から揃えるもの」に分けてリストアップする
- 一人暮らしを始める前に、貯金やレイアウト、掃除のコツを知っておくと生活に役立つ
一人暮らしの魅力
一人暮らしには、実家暮らしでは味わえない魅力があります。何といっても、自分だけの自由時間を持ち、好きなタイミングで食事や入浴ができる自由度の高さは大きなメリットです。人目を気にせず趣味に没頭できることもあり、ストレスがたまりにくくなります。
また、料理・掃除・洗濯といった家事を一人で行わなければならないため、生活力や責任感が身につくのも一人暮らしならではのメリットといえます。
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初めての一人暮らしを始めるまでの流れ
スムーズに一人暮らしを始めるためには、あらかじめ引っ越し先に入居するまでの流れを知っておく必要があります。
入居までの流れ
まずは一人暮らしするための物件を見つけます。理想の部屋を見つけるには、引っ越し予定の2ヶ月ほど前から探し始め、実際に物件を見学しながら検討するとよいでしょう。住みたい物件が見つかったら、生活に必要な家具や家電を購入しておきます。
遅くとも1ヶ月前には入居申し込みを完了させ、引っ越し会社に連絡して引っ越しの手配をします。ガス、電気、水道、インターネットといった生活インフラの使用手続きと、住民票や郵便物の住所変更手続きも忘れずに行ってください。
入居までの流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。
物件探しから契約までの手順
物件探しの際は部屋に求める条件を明確に決めておき、不動産会社に予算や住みたいエリア・間取りなどを伝えながら相談します。相談を踏まえて紹介された候補の部屋を内見し、広さや日当たり、防音性、周囲の環境などを調べることが大切です。
納得のいく部屋が見つかったら、賃貸借契約を結びます。
学生の場合は、学生本人が契約者にはなれないため、父母をはじめとする親族が契約する必要があります。契約者になる人がいない場合は、不動産会社に相談しましょう。
社会人の場合は、年収や勤続年数によっては保証会社にプラスで連帯保証人が必要になるケースもあります。必要に応じて、親族などに相談しましょう。
物件探しについては、以下の記事でも解説しています。
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初めての一人暮らしはいくらあれば生活できる?
一人暮らしを始めるにあたって、必要な費用が気になるところです。一人暮らしを始めるまでにかかる費用は、一般的にいくらくらいなのでしょうか。
一人暮らしにかかる初期費用の目安
賃貸物件に入居する際にかかる主な初期費用には、初月の家賃のほかに担保として支払う敷金と、部屋を貸してもらうお礼として支払う礼金が含まれます。敷金と礼金の額は、どちらも家賃の1~2ヶ月分が目安です。敷金・礼金なしの物件もありますが、退去時にクリーニング費用などが発生する可能性があることに注意してください。
引っ越し費用は運ぶものの数や大きさ、転居先までの距離などに応じて大きく変わります。引っ越し会社の見積もりを内訳まで確認して、想定される費用を細かく把握しましょう。
また、初めて一人暮らしをする場合は、家具・家電の購入費用もかかります。2月中旬ごろから冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジのような必要性の高い家電は、通常よりも価格を抑えたセット売りが出始めるので、時期を見て購入を検討するとよいでしょう。
なお、初期費用等については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
一人暮らしの1ヶ月の生活費の目安
一人暮らしでかかる1ヶ月の生活費の内訳には、家賃や光熱費、通信費、食費、税金・保険料などがあります。単身者向け物件の家賃の目安は、首都圏で6~9万円程度、地方で4~6万円程度です。電気・ガス・水道などの光熱費は1万円程度、スマホや自宅のインターネット環境の利用料は1万~1万5,000円程度です。また、1日3食の食事をとるのであれば、3~4万円程度の食費がかかります。
出典:クラモア 「 一人暮らしにかかる費用はどれくらい?初期費用や家賃相場について解説!」
上記以外にも地域や状況によっても金額は変動しますが、交通費・雑費や医療費などもかかります。これらを合計すると18万円程度かかると予想できるため、急な出費に対応できるよう、予備費が用意できるとさらに安心です。
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一人暮らしにおける生活費については、以下で紹介する記事で節約ポイントなどを解説しているので、参考にしてみてください。
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初めての一人暮らしの部屋の決め方
一人暮らしをするなら、快適に住める理想のお部屋を見つけたいですよね。ここでは、初めて一人暮らしする際の部屋の決め方を解説します。
初めての一人暮らしで部屋を決めるポイント
一人暮らしのための部屋を選ぶ際は、まず家賃の上限額を決めておくことが重要です。過度な負担がかからないよう、手取り収入の3分の1を目安に上限設定することをおすすめします。
周辺環境・設備・間取りなど、部屋に求める条件はさまざまですが、条件の優先度を決めておくことも大切です。引っ越し先でのライフスタイルに合わせて、絶対に必要な条件、あると嬉しい条件に分けて決めると部屋探しが進めやすくなります。
なお、部屋の決め方やポイントについては以下の記事でも詳しく紹介しています。
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おすすめの間取り
一人暮らしにおすすめの間取りは、ワンルーム、1K、1DK、1LDKの4つです。ワンルームは居住スペースが限られるものの、部屋面積が小さいため家賃や光熱費が抑えられ、掃除の手間が比較的かからないというメリットがあります。
一方、1K・1DKは部屋とキッチンが扉や壁でスペースが分けられているケースが多いです。また、1LDKはリビングとは別に部屋が1つあるため、食事と睡眠の用途によって使い分けられるのが魅力です。家賃は上がりますが、メリハリのある生活をしたい人には最適です。
一人暮らしにおすすめの間取りについて以下の記事でも解説しているので、ご覧ください。
物件選びで失敗しないためのコツ
たとえば、日中に内見して気に入った物件に住んでみたら、夜は周辺が騒がしく後悔してしまうという失敗談がよくあります。昼と夜とで雰囲気がガラッと変わる地域もあるため、できる限り時間帯ごとに周辺環境をチェックすることがおすすめです。
また、1階の部屋に入居したら、同じ目線の高さで行き来する通行人が気になってストレスがたまってしまうケースもあります。とくに女性は、防犯面を考えても2階以上のお部屋を選ぶことをおすすめします。
交通や買い物の利便性だけでなく、防音や防犯、家賃といったさまざまな観点から快適な暮らしができるかどうかイメージすることで、物件選びに失敗しにくくなるでしょう。
以下の記事で物件選びの失敗談を紹介しているので、参考にしてみてください。
初めての一人暮らしで最初に揃えておくべきものは?
備えあれば患いなしとはいうものの、予算や配置スペースの問題で一人暮らしに必要なすべてのものを用意するのは困難です。必ず揃えておくべきものと、あると便利なものがあることを意識しておくと、取捨選択する際に役立ちます。
一人暮らしで「必要なものリスト」の作り方
一人暮らしで必要なものを把握するには、チェックリストを作っておくと便利です。必要性の高さに応じて「初日から必要になるもの」「あると便利なもの」「徐々に揃えればよいもの」に分けてリストアップすると、優先して用意すべきものがわかりやすくなります。
初日から必要なもののなかでも、食事と睡眠に使う家具や家電は最初に用意しておきたいところです。必要なものリストの作り方については、以下の記事で詳しく紹介しています。
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家電の選び方
家電選びのポイントは、置き場所の広さに合ったサイズを探すことです。内見の際に空きスペースや搬入経路のサイズを測っておくと、部屋に運び込んで置けるサイズであるか確かめられます。同じ家電でも機能性は幅広いため、コスト節約や時間短縮など、使用目的をはっきりさせておくことも重要です。
一人暮らしにおすすめの家電や選び方については、以下で紹介する記事で詳しく解説しています。
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初めての一人暮らしに必要な手続きとやること
続いて、初めての一人暮らしで必要な手続きとやることを、引越しの前と後で分けて解説します。
引越し前に必要な手続きとやること
一人暮らしする物件が決まり賃貸借契約を結んだ後は、現在住んでいる地域の市役所や区役所に転出届を提出し、転出証明書を発行してもらわなければいけません。手続きは引っ越し日の2週間前から行えます。
電気、ガス、水道といった生活インフラの開通手続きも、電話やWebから行う必要があります。とくに電気は初日から使えるよう、引っ越しの1週間前までに手続きを済ませておくと安心です。インターネット回線は、引っ越し先のネット環境によって利用開始できるタイミングが異なるため、入居日が決まったらすぐに契約することをおすすめします。
また、旧住所あての郵便物を新居に転送するための手続きも不可欠です。郵便局のホームページから簡単に申し込めますが、転送開始まで1週間ほどかかる場合があるため、早めに済ませておくとよいでしょう。
以下の記事で引っ越し前に必要な手続きについて紹介しているので、参考にしてみてください。
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引越し後に必要な手続きとやること
引っ越し後は、まず転入届を引っ越し先の役所に提出します。提出期限は、引っ越し前に行った転出手続きから2週間以内です。
運転免許証、銀行、保険・年金、スマホなどに登録していた住所の変更も忘れてはいけません。免許の効力やサービスを継続させるには、早めの対応が肝心です。銀行やスマホ、保険の住所変更はインターネットでもできますが、免許証は警察署や運転免許センターで手続きする必要があります。
以下の記事で引っ越し後に必要なやることリストを紹介しているので、参考にしてみてください。
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【社会人・学生別】初めての一人暮らしのポイント
初めての一人暮らしとなると、不安はつきものです。ここでは、社会人と学生が初めての一人暮らしをする際のポイントをそれぞれ紹介します。
社会人の場合
社会人の場合、部屋の間取りは生活リズムが整いやすい1K~1DKが最適、1LDKだと快適です。また、職場から近すぎず、プライベートとのオンオフが切り替えやすい、通勤時間が30分~1時間以内の場所にある物件が人気を集めています。電子レンジや乾燥機付き洗濯機など、時短に役立つ家電を用意するのも一人暮らしを快適にするポイントです。
社会人の一人暮らしのポイントは以下の記事で紹介しているので、ご一読ください。
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学生の場合
学生の場合は、家賃が抑えられるワンルームか1Kがおすすめです。6畳でも一人暮らしをするには十分な広さですが、定期的に友人を招き入れるのであれば8~10畳の部屋が適しています。学校から30分圏内で、電車通学での乗り換えが少なく済む地域に住むと、ストレスがたまりにくいでしょう。
なお、学生の一人暮らしについては、以下の記事で流れやポイントを解説しています。
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初めての一人暮らしで知っておくと便利なこと
貯金や部屋のレイアウト、掃除について、初めての一人暮らしで役立つことを押さえておけば、さらに快適な暮らしが期待できます。
貯金
一人暮らしでの家計のやりくりは大変ですが、将来や急な出費に備えて貯金しておくに越したことはありません。効率よく貯金するには、貯金専用の口座を開設し、給与の10%は貯金するなど具体的で継続しやすい目標を決めることが大切です。つい無駄遣いしてしまう人は、自動積立の定期預金を利用するのもひとつの手段です。
また、月々の出費を把握して見直すと、節約分を貯金に回せます。比較的抑えやすいスマホ料金や光熱費といった固定費から先に見直し、限界を感じたら食費や日用品費といった変動費の節約を考えるのがコツです。
貯金については以下の記事を参考にしてみてください。
レイアウトのコツ
一人暮らし物件はスペースが限られるため、レイアウトの工夫が必要です。収納スペースや壁面を活用して床になるべくものを置かないようにし、移動経路を確保しましょう。
暮らしやすい空間をつくるには、実用性だけでなく見栄えも大切です。背が低く高さの揃った家具を並べたり、インテリアを同系色に統一したりすることですっきりした印象になり、部屋を広く見せられます。
部屋を広く見せるコツやインテリア術について以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
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掃除
毎日使う玄関やリビングは、掃除の順番が肝心です。最初にホコリや砂がたまりやすい場所の汚れを落としてから、床や土間をホウキや掃除機、水拭きで掃除すると効率的にきれいにできます。
トイレや風呂場、キッチンといったカビ・雑菌が繁殖しやすい水回りは、高頻度で掃除する必要があります。それぞれ専用の洗剤とブラシ・スポンジを使って、清潔感を保ちましょう。
掃除方法については以下の記事で詳しく解説しています。
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初めての一人暮らしを楽しむコツ
いかに自由度の高い一人暮らしでも、楽しめなければ長続きしません。一人暮らしの障害となる大きな要因のひとつが孤独感なので、なるべく友人や家族とコミュニケーションを取ることは有意義といえます。趣味やSNSで寂しさを紛らわせるのもよいかもしれません。
部屋で最大限リラックスするために、家事を助けてくれる家電を利用したり、好みのインテリアや音楽、香りに囲まれた空間をつくったりすることも有効です。
これから初めて一人暮らしをするという方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
一人暮らしには自分だけの時間が過ごせるという大きな魅力がありますが、準備を怠ると失敗してしまうこともあり得ます。失敗を避けるためには、物件探しから入居までの流れをしっかり把握し、転出・転入届や生活インフラの開通をはじめとする必要な手続きを忘れず行うことが最重要です。自分のライフスタイルや予算に合った部屋や家電を選べば、一人暮らしをより満喫できるでしょう。
これから一人暮らしを検討している方は、下記よりお気軽にお問合せください。
※記事内における料金や所要時間等は、あくまでも目安です。(2023年3月現在)
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