中野駅周辺の住みやすさは？治安や口コミ・子育て環境などファミリーの住み心地を解説

中野区は東京の西部に位置しており、新宿、杉並、練馬、渋谷が隣接している都市です。2022年時点の中野区における世帯数は、1月で20万6,061世帯、10月には20万9,453世帯と増加傾向になっています。中野駅の周辺環境について、詳しく見ていきましょう。

出典：中野区役所 「中野区役所 「2022年の毎月の世帯と人口」

中野駅は、JR中央線、JR総武線、東京メトロ東西線の3路線が利用できます。新宿駅や東京駅までは乗り換えなし、渋谷駅や池袋駅は乗り換えをしても30分以内で到着できるため、アクセスが良好です。中央線や総武線は24時以降も終電があり、東京メトロ東西線も日付がかわる間際まで電車が運行しています。

中野区には、認可、無認可などさまざまな保育施設が100校を越えています。また、区立幼稚園が2園、区立小学校が21校、区立中学校が9校あります。さらに中野区には多くの公園があり、運動目的の人や子どもを連れて遊びたい人など、さまざまな人が訪れます。中野区立平和の森公園には、スポーツが楽しめる運動広場や区内で唯一のドッグランがあります。水遊び場やアスレチック遊具なども豊富です。

中野区立図書館は中野駅から徒歩7分の場所に位置し、150席ほどの閲覧席がある大型図書館です。また、劇場MOMO、テアトルBONBON、劇場HOPEなどの劇場や文化施設もあり、子どもだけでなく大人も楽しめる娯楽施設が充実しています。

出典：中野区役所 「区立小・中学校、幼稚園一覧」

中野区の商業施設といえば、1966年に開業した歴史ある中野ブロードウェイです。サブカルチャーの聖地として知られる中野区の代表的施設といえます。フィギュアやゲーム、トレーディングカードなど貴重なアイテムの品ぞろえがよく、わざわざ足を運ぶ人も多いです。中野ブロードウェイはリラクゼーションやストレッチ専門店などの健康、美容関連のショップやファッション、不動産などさまざまなジャンルの店舗も並んでいます。


また、中野セントラルパークには数多くのレストランがあり、中野四季の森公園で楽しんだ後に休憩しながら食事を楽しめます。駅周辺には飲食店やコンビニエンスストアなどもそろっていますので、買い物環境は十分すぎるほど充実しているエリアです。

中野駅周辺はファミリー層に対する住みやすさはどうなのでしょうか。続いては、子育てに対する支援や子どもがいる家庭の買い物環境について紹介します。

中野区は、子育て支援が手厚いエリアという特徴があります。子育て中の人に向けた中野区子育て応援サイト 子育てナビでは、東京や中野区の子育て支援についての情報を掲載しています。子育て支援ハンドブックおひるねには、妊娠・出産からお子さまの中学校卒業までの期間における支援サービスや子育て情報が豊富に掲載されており、出産前から役立てることができます。

さらに、中野区では幼稚園やこども園などに通う3歳から5歳の子ども、非課税世帯の0歳から2歳の子どもが対象の保育料無償化を実施しています。認可保育所、認定こども園、幼稚園などの施設に無償で通えますので、豊富な選択肢のなかから選べるのもポイントです。

出典：中野区役所 「幼児教育・保育の無償化」

生活用品や服飾品のショッピングは、二人暮らしと子育て世帯では買い物の内容が大きく異なります。中野駅周辺はおしゃれな子ども服のショップが立ち並び、ベビー用品なども充実しているため、出産準備もしやすいのが特徴です。さらに、子どもを連れて食事を楽しめるお店も揃っています。

テラス席で子どもとの食事が楽しめるグッドモーニングカフェや、キッズメニューも提供しているジェイエスパンケーキカフェが中野セントラルパーク内にあります。

そのほか、中野サンモール商店街のように賑わいを見せる商店街もあるため、買い物は存分に楽しむことができるでしょう。

中野区の犯罪率は年々減少傾向となっており、ひったくりや侵入窃盗といった刑法犯の認知件数は、2011年には4,550件発生していたのに対し、2021年は1,843件となっており、10年の間に2.5割近く減っています。さらに2022年では1,423件まで減少しているのも、中野区での治安がよくなっていることが見て取れます。

出典：警視庁 「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」

ここからは、中野区の賃料や購入に関する相場について見ていきましょう。

出典：ピタットハウス 「JR中央本線の家賃相場から探す」
※2022年10月24日現在

中野駅周辺の賃料相場は、ワンルーム・1K・1DKで10.4万円、1LDK・2K・2DKで15.8万円です。ほかの区と比較してみると、新宿駅や渋谷駅よりも安く、練馬駅よりは高い賃料相場となります。際立って安いエリアとはいえませんが、都内の繁華街と比べると住みやすい賃料となっています。ファミリー層の場合はリビングなしで部屋数が多い方が家賃は安い傾向になります。

直近2年以内に行われた中古マンションなどの不動産取引価格情報によると、平成29年築の2LDK・徒歩6分で8,000万円前後で取引されています。また昭和41年に建築されたマンションがリノベーションされて販売されている事例が多数見受けられました。
➡【最新】クラモアで中野駅周辺のマンション相場を見る

出典：国土交通省 不動産情報ライブラリ 「不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード」
※2022年10月24日時点

直近2年以内に行われた土地と建物の不動産取引情報によると、中野区の一戸建ての相場はおよそ9,117万円です。さらに、昭和に建築された住宅の相場は4,000万円程。

中野区の一戸建ては、面積や取引金額に大きな差があり、建築年が古いから安い、新しければ高いということにはなりません。

出典：国土交通省 不動産情報ライブラリ 「不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード」
※2022年10月24日時点

交通アクセスがよく商業施設が充実している中野駅ですが、なかには住みにくいと感じてしまう人もいます。その主な理由は、やはり家賃が高い傾向にある点です。アクセスの利便性や買い物環境の充実度、子育て制度の手厚さという点において住みやすさは十分ですが、家賃は決して安くありません。

中野駅周辺は、大きな公園やベビー用品、キッズアイテムの取り扱いのあるショップが豊富にあるため、子育て世帯にもおすすめのエリアです。中野サンモール商店街などの商店街では、家族で買い物を楽しむこともできます。交通アクセスがよく通勤もしやすい中野駅周辺で、新しい生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか。

中野エリアへの引っ越しを検討している方は、下記よりお気軽にご相談ください。

※記事内における料金や所要時間などは、あくまでも目安です。（2022年10月現在）
 

※2023/4/1～2024/3/31お客様アンケート集計結果

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