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【首都圏】子育て世帯が「住んでよかった街」はどこ?住みやすさの理由も解説

更新日:2022.08.08

【首都圏】子育て世帯が「住んでよかった街」はどこ?住みやすさの理由も解説

子育て世帯の「住んでよかった」という声が多かった東京圏の街と、その理由について紹介します。アクセスや家賃など、家を選ぶ基準はさまざまです。「東京で暮らしたいけど、どこに住むかで迷っている」「子育て制度が充実している地域に住みたい」という方はぜひご一読ください。

  • 文京区は教育機関や大学病院が多く、23区内で犯罪発生が非常に少ない地域
  • ユニークな子育て施策が多い武蔵野市、学校公開をしている江東区も人気
  • 稲城市は地域ぐるみの子育て支援を行っており、品川区は安全な街づくりが進む

もくじ

  1. まずは「住みよさランキング」(全国編)をチェック

    1. 子育て評価偏差値の高い自治体ランキング【全国編】

  2. 東京で子育て世帯が選ぶ街はどこ?

    1. 子育て評価偏差値の高い自治体ランキング【東京圏編】」

  3. 東京の子育て世帯に選ばれる街トップ5

    1. 教育機関が集まり、治安のよさも光る「文京区」

    2. ユニークな子育て施策を展開する「武蔵野市」

    3. 学校公開の機会や学校選択制度を設ける「江東区」

    4. 独自の子育てサポートが充実した「稲城市」

    5. 5つの地域ごとの魅力も満載「品川区」

  4. 子育て世帯が「住んでよかった」と評価する街に住もう!



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交通のアクセスや生活利便性など、住まいを選ぶ条件はライフスタイルなどによっても異なります。育児・子育て世帯の場合は、治安や自治体の支援制度なども気になるのではないでしょうか。ここでは、これから東京への引越しを考えているファミリーに向け、子育て世帯から「住んでよかった」という声が多かった街とその理由をご紹介します。

まずは「住みよさランキング」(全国編)をチェック

まずは「住みよさランキング」(全国編)をチェック

東洋経済『都市データパック』編集部では、全国812市区(千代田区・中央区・港区を除く)を対象にした「住みよさランキング」を毎年発表しています。「安全度」「利便度」「快適度」「富裕度」という4つの視点から、全20指標のデータをもとに各都市を順位づけたもので、「住みやすい街かどうか」を調べるうえで一つの指標となるでしょう。

2022年6月には、「子育て編」として「子育て評価偏差値の高い自治体ランキング」が公開されました。まずは、そのランキング(全国編)で上位になった地域をご紹介します。

子育て評価偏差値の高い自治体ランキング【全国編】

全体順位 市区名 都道府県名 子育て評価偏差値
1 合志市 熊本県 806.42
2 かほく市 石川県 798.08
3 倉吉市 鳥取県 796.40
4 水俣市 熊本県 795.86
5 人吉市 熊本県 792.55
6 印西市 千葉県 792.12
7 白山市 石川県 791.53
8 郡上市 岐阜県 790.34
9 小浜市 福井県 790.02
10 奄美市 鹿児島県 785.69

出典:東洋経済『都市データパック』編集部 「子育て評価偏差値の高い自治体ランキング【全国編】」

子育て評価偏差値とは、子育てで特に重要とされている12指標をピックアップし、算出されたものです。指標には、「医療体制」「治安のよさ」「子連れでも買い物がしやすい店舗の有無」などが含まれています。また、実際に子育て世帯が多く住んでいて、公的補助制度が充実している自治体には2倍の偏差値が付与されています。

上位5市区のうち熊本県の自治体が3つランクインしており、トップは熊本市に隣接する合志市(こうしし)でした。同市は子育て支援日本一のまちづくりを目指し、中学3年生までの医療費を市が負担するなど助成制度も充実。子育て世帯にも人気の街として、人口増加が続いています。

東京で子育て世帯が選ぶ街はどこ?

東京で子育て世帯が選ぶ街はどこ?

ここからは、「子育て評価偏差値の高い自治体ランキング」の東京圏編をもとに、東京都内で子育て世帯から「住んでよかった」と評価されている街を見ていきましょう。

子育て評価偏差値の高い自治体ランキング【東京圏編】

全体順位 東京圏順位 市区名 子育て評価偏差値
141 2 文京区 733.09
220 7 武蔵野市 719.95
392 15 江東区 698.48
436 23 稲城市 693.76
446 24 品川区 692.93

出典:東洋経済『都市データパック』編集部 「子育て評価偏差値の高い自治体ランキング【東京圏】」

東京で子育て世帯に人気が高い街は、文京区という結果になりました。23区内では江東区と品川区も人気です。

東京の子育て世帯に選ばれる街トップ5

東京で子育て世帯が選ぶ街はどこ?

東京都内でTOP5に入った自治体の特徴をご紹介します。

教育機関が集まり、治安のよさも光る「文京区」

都心3区(千代田区・中央区・港区)のやや北西に位置する文京区。主な駅としては、飯田橋駅や御茶ノ水駅、春日駅、茗荷谷駅などがあります。東京大学、お茶の水女子大学、順天堂大学、東洋大学など教育機関が多く置かれているのが特徴です。小石川後楽園や六義園などの文化財庭園もあり、緑にも恵まれています。

また、東京大学医学部付属病院をはじめ、大学病院も多く集まっています。子育て世帯を支援する「文京区子育てサポーター認定制度」を創設するなど、地域ぐるみで育児・子育てをバックアップする体制が整っています。文京区で2021年に発生した犯罪件数は808件。23区内では犯罪発生が非常に少ない地域で、圧倒的な治安のよさも、「住んでよかった」と評価される理由になっています。

出典:警視庁 「令和3年 区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」

文京区でおすすめの賃貸物件一覧
文京区でおすすめの購入マンション一覧
文京区でおすすめの戸建て物件一覧

ユニークな子育て施策を展開する「武蔵野市」

武蔵野市は23区のすぐ西側、東京都のほぼ中央に位置する自治体です。市内にはJR中央線が走り、吉祥寺駅、三鷹駅、武蔵境駅という3つの駅を中心に経済圏が分かれています。市内には事業家や芸術家、学者なども多く、市民意識が高いことも特徴。堅固な財政基盤をもとにした、ユニークな行政施策が多いことでも知られています。

武蔵野市立0123吉祥寺や武蔵野市立0123はらっぱは、0歳から3歳の子どもやその保護者が遊んだり学習したりできる子育て施設。このような親子で自由に来館できる場所を設け、親同士の交流を促進しています。また、市立小学校5年生と市立中学校1年生を対象に、自然豊かな農山漁村で長期宿泊を行うセカンドスクールも実施され、この施策は2015年度にグッドデザイン賞を受賞しました。

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学校公開の機会や学校選択制度を設ける「江東区」

東京都の東南端に位置し、南側は東京湾に面した江東区。地下鉄やモノレールも走っており、主な駅には清澄白河駅、木場駅、新木場駅などがあります。区内には大規模公園やバーベキュー場など、広大な土地を活かした野外施設も充実しており、休日になると多くのファミリーで賑わいます。隅田川や大横川などが流れており、水辺の景観に親しめる場所が整備されているのも特徴です。

子育てサポートでは、子ども家庭支援センター「みずべ」が区内8ヶ所で運営されており、親子で遊べる季節のイベントや一時保育などを行っています。また、就学後のサポートとして、小・中学校の学校公開も実施。教育内容を保護者や地域住民に向けて公開しているため、学校選びの際も安心です。さらに学校選択制度も設けており、小中学校に新1年生として入学する際にそれぞれ1回、指定校以外の学校を希望することも可能です。

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独自の子育てサポートが充実した「稲城市」

南多摩地区の東端にある稲城市は、府中市や調布市、神奈川県川崎市と接している自治体です。市内には京王線とJR南武線が走っており、京王よみうりランド駅や稲城駅、南多摩駅などが利用できます。新宿駅から25分ほどの場所にありながら豊かな自然が残っており、フルーツの栽培も盛んです。サイクリストの聖地とされる南多摩尾根幹線道路などもあり、自転車好きの方も多く訪れます。

子育て支援関連では、2021年4月から2025年3月まで、1歳の誕生日を迎えた子どもがいる家庭を対象に育児アンケートを実施しています。回答した家庭にはこども商品券1万円分を配布するなど、独自の制度を導入。また、中高生の居場所づくりの一環としていなぎFFネットワークを運営するなど、地域ぐるみの子育て支援を行っています。

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5つの地域ごとの魅力も満載「品川区」

交通の要衝として古くから栄えてきた品川区は、新幹線が停車するJR品川駅(港区)や空の玄関口である羽田空港(大田区)にも近接する自治体です。品川地区、大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区という5つのエリアに分かれており、地区ごとに特徴があるのも魅力。特に荏原地区・八潮地区は子どもから高齢者まで暮らしやすい、安全な街づくりが進んでいます。

品川区も、治安がよいことで知られる地域です(2021年の犯罪発生率は23区内で5番目)。子育て世帯も多く、区内には保健師や保育士などの資格を持った「子育てネウボラ相談員」もいます。そのため、ちょっとした子育て中の悩みも気軽に相談できるでしょう。また、子育て応援サイト「しながわパパママ応援サイト」も公開されており、区内の子育て情報を簡単にチェックできます。

出典:警視庁 「令和3年 区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」

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子育て世帯が「住んでよかった」と評価する街に住もう!

育児・子育て世帯の家探しでは、交通アクセスや利便性だけでなく、治安などの安全面も考慮したいところです。子育て支援制度が充実した自治体であれば、より安心して暮らせます。

育児・子育て環境が整った東京の自治体を探している方は、以下の窓口からお気軽にご相談ください。あなたの理想の住まい探しを、お手伝いさせていただきます。
 



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