立川駅周辺の住みやすさは？治安や口コミ・子育て世帯の住みやすいポイントを解説

駅まわりの発展が目覚ましい立川は、東京都のほぼ中央の西寄りにあり、福生市、日野市、国分寺市などと隣接しています。令和4年10月時点での立川は9万5,725世帯、18万5,565人が住んでいるエリアです。都心へのアクセスはもちろん、観光地で有名な高尾山などにも行きやすい立地です。まずは、立川の環境や住みやすさについてチェックしていきましょう。

出典：立川市役所 「世帯・人口」

立川はJR中央線、青梅線、南武線の3路線が入っており、都内へのアクセスが良好です。新宿駅までは中央線で約24分、東京駅までは約39分、渋谷駅までは乗り換え1回で約35分の所要時間でアクセスできます。さらに、南武線、青梅線は立川が始発となり、朝のラッシュでも快適に通勤、通学が可能です。また、立川は多摩モノレールもあり、サンリオピューロランドから徒歩5分の多摩センター駅などに行けるため、子どもを連れたお出かけ先としてもおすすめです。

立川には数多くの保育園、幼稚園があり、小学校は19校、中学校が9校と教育機関が豊富です。立川図書館、国文学研究資料館などの文化施設も充実しているのが特徴です。また、立川には国営昭和記念公園があり、季節ごとのイベントが豊富に開催されています。夏は花火やプールなどがあり、冬はイルミネーションなど大人も子どもも楽しめる公園です。

フットサルコートや小さい子どもが遊べる遊具が充実したエリア、ボート漕ぎを楽しめる水鳥の池など、1日中いても飽きない大型公園のため、平日休日問わず多くの人でにぎわっています。季節ごとの花も咲き乱れており、ちょっとしたお散歩や軽いジョギングをしながら、さまざまな景色が楽しめる絶好スポットです。

出典：立川市教育委員会 「中学校一覧」

立川は大型商業施設が豊富で、買い物環境が充実しているのが大きな魅力です。駅ビルのエキュート立川、グランデュオ立川、ルミネ立川には、数多くのショップが入っており、ファッションから雑貨、コスメまで何でも揃えられます。エキュート立川は改札内と改札外にショップがあるため、駅を出ずともお買い物を楽しめるのもポイントです。

駅周辺にはフロム中武や立川高島屋S.C.などもあり、日用品からブランドアイテムまでショッピングを思う存分楽しめます。飲食店も豊富で、ファミリーレストランやファーストフード、オシャレなカフェや居酒屋も充実しています。一人でふらっと遊びに行くのはもちろん、友だち同士やカップル、子どもを連れた家族などどんな人でも楽しめる環境です。

立川は交通アクセスがよく都内にも行きやすいエリアですが、それだけで住みやすい場所とはいえません。引っ越し前に、立川の具体的な住みやすいポイントについて把握しておくことが大切です。

引っ越し先の治安を心配する人は多いかと思います。過去5年間における立川の犯罪件数を見てみると、2017年では2,636件だった犯罪件数が2021年には1,366件と大幅に減少しています。また、23区内と比較しても立川は犯罪件数が少ないことがわかります。

出典：警視庁 「立川警察署 犯罪認知状況」

立川駅周辺はショッピング施設が充実しています。ルミネ立川やグランデュオ立川などのショッピングモールがあり、ファッションや雑貨類はもちろん、家電などもそろっています。さらにスーパーマーケットも豊富です。コンビニエンスストアや飲食店も多く、仕事帰りにちょっとした飲み物を買ったり食事をしたりしてから帰宅するなどもできるため、生活における不便さはありません。

立川は交通アクセスがよく買い物環境も充実していますが、子育て世帯の住みやすさはどうでしょうか。

東京都全域で実施している支援として、たとえば育休明け入園予約制度は、育児休暇ののち、子どもが満1歳になってから復職予定の場合、通園する園をあらかじめおさえられるものです。入園時期は通常毎年4月に決まっていますが、この制度を利用すれば、年度の途中でもであっても復職する日から通園が可能となります。

さらに、立川市独自の支援としては延長保育を実施しており、仕事の都合でどうしても定時お迎えが出来ない保護者を助けてくれます。延長保育は帰宅の時間だけではなく、朝の預ける時間も早めることが可能です。最長で20時まで預かってもらえますが、利用する場合は延長料金もかかるため、事前に施設へ問い合わせておきましょう。

出典：立川市役所「延長保育について」

立川には、総合病院、災害医療センターなどが近くにあり、何かあってもすぐに対応してもらえるため安心できるエリアです。大きな病院は救急搬送の受け入れもあり、急に子どもの体調が崩れてしまった、深夜に熱性けいれんが起きたなど、急な事態にも迅速に処置してもらえます。小さな子どもがいる家庭では、もしもの場合の準備はとても大切です。さらに、立川駅前には小児科だけでなく、婦人科や歯科医院なども充実しています。

立川の代表的なお出かけスポットの昭和記念公園は、小さな子どもでも楽しめる自然豊かな公園です。ほかにも、オニの顔がモチーフの滑り台があることから通称オニ公園と呼ばれている錦第二公園、諏訪神社のすぐ近くに位置する諏訪の森公園など、遊べるスポットが充実しています。

2020年にオープンした複合商業施設グリーンスプリングスでは、大迫力の恐竜が登場するイベントが時折催されています。また、立川高島屋S.C.内にある屋内施設の「屋内・冒険の島 ドコドコ」は、6ヶ月から12歳の子どもが遊べる人気スポットです。このように、飽きずにいつでも遊べるスポットが充実している立川は、ファミリー層におすすめできます。

新しい生活をするうえで最も重要となるのが家賃です。賃貸物件の家賃相場、中古マンション、一戸建ての購入相場について詳しく見ていきましょう。

出典：ピタットハウス 「JR中央本線の家賃相場から物件を探す」
※2022年11月14日現在

まずは賃貸物件の家賃相場についてです。立川エリアの家賃相場の目安は、ワンルーム・1K・1DKで6.9万円、1LDK・2K・2DKで12.4万円となっています。駅から離れた場所であれば、より安い物件を見つけることができます。立川は駅から少し距離があると駅周辺の喧騒から離れ、静かで落ち着いた雰囲気となるため、ファミリー層は少し離れた場所の方がおすすめです。

直近2年以内に行われた中古マンションなどの不動産取引価格情報によると、立川駅徒歩10分、平成20年前後に建築された50～65㎡の2LDKのマンションは4,500万円前後で取引されています。
➡【最新】クラモアで立川駅周辺のマンション相場を見る

出典：国土交通省 不動産情報ライブラリ 「不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード」
※2022年11月14日時点

立川市の一戸建て（一軒家）は築年数が古い戸建ての取引事例が少なく、令和に建築された一戸建ての取引が多く見受けられます。直近2年以内に行われた土地と建物の不動産取引情報によると、駅徒歩10分ほどにある柴崎町では令和3～4年に建てられた戸建（土地面積65㎡、延べ床面積110㎡）が6,700万円、令和3年に建てられた戸建（土地面積55㎡、延床面積70㎡）が3,900万円で取引されています。

出典：国土交通省 不動産情報ライブラリ 「不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード」
※2022年11月14日時点

交通アクセスが良く買い物環境が充実している立川は、国営昭和記念公園やグリーンスプリングスなど、子どもと一緒に楽しめるスポットも豊富にあります。子育て支援も手厚いため、これから育児をスタートさせる方にとっても住みやすいエリアです。東京都下にありながら、都内の繁華街に負けないほどの活気にあふれているのも特徴です。

立川への引っ越しを検討されている方は、ぜひこの記事の情報を参考のうえ下記よりお気軽にご相談ください。

※記事内における料金や所要時間などは、あくまでも目安です。（2022年11月現在）
 

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